リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐   作:自分不器用ですから

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こちらに初めて流れ着いた不器用な男でございます。ごきげんよう、わたしです。お初にお目にかかります(゜レ゜)pixivなどで活動しておりますがこちらにもお邪魔させていただきます。
そしてわたしの前書きはお弁当のバランのようなもの。


第一章~物語の始まり、異世界ヴァンクエット~
第1話


佳輔

「はぁ~~~ぁ・・・、くそ眠い」

 

1人の青年。白シャツに錨に戦艦マークをあしらった白のジャケットと黒ズボン、咥えタバコに腰には蒼い持ち手にサクラを象った鍔の刀を携えている。

今作の主人公である『高町 佳輔』。

 

大和

「もう少しは言葉遣いは丁寧にしたらいかがですか。世界の英雄の口調じゃありませんよ」

 

ポニーテールに青年より高い背。そして赤い傘と白と赤を基調とした制服姿、首元に菊の紋を象った武具をつけた女性は実は只の女性ではなく、戦艦の力をその身に宿し、武を振るう艦娘と呼ばれる存在で決戦最終兵器艦と呼ばれた『大和型一番艦・戦艦大和』だ。

 

佳輔

「あのな、昨日一昨日とディザスターショッカーの奴らの支部潰すのに奔走してたんだぞ。

 お蔭でイオナまでナノマテリアル使いすぎて完全爆睡中だ」

 

彼の言うイオナとは腰に下げている剣の事で彼が子供の頃に手に入れた後から知った名前なのだが『ユニオンコア』と呼ばれるイオナの中枢ユニットを手に入れた事から始まる。

それから彼と共に行動しているのだが彼の力となるために剣の形状を取っていてこの状態の時は『蒼鋼剣・イオナ』と呼ばれる。

しかし本来の彼女は銀髪のロングヘアーが特徴的な西洋人形のような可愛らしい外見をしている、これも『メンタルモデル』と呼ばれる人間型インターフェイスである。

実際、彼女もタイプ的に言えば艦娘なのだが未来のテクノロジーによって生まれた存在であり、大和とは違った存在。もちろん彼女にも艦形態はあり、それにもなれる。

 

大和

「でも佳輔さんとデルタコアで繋がっている分、負担は通常より軽いんですよね?」

 

佳輔

「まぁな。俺にも学園で手に入れたスキルがこんな形で役に立つとは思わなかったけどよ」

 

彼が通っていたこの世界の学園では生徒にはそれぞれ『スキル』と呼ばれる特質能力が与えられるのだが資質が高ければ多くのスキルを取得することもできる。

イオナに搭載されている桁違いの演算能力を有する『デルタコア』。本来であればイオナには搭載できないものなのだが彼のスキル『加速(アクセラレート)演算(オペレーション)』のお陰でデルタコアの膨大な演算処理能力をフルに活用する事で円滑なナノマテリアル操作が可能になっている。

 

佳輔

「元は互いに自分の世界から外れた者同士。どうなる事かと思ったがまぁ・・・なんだかん

だでここまでやってきちまったなぁ~。今更感が半端ないけどさ」

 

大和

「そうですねぇ~・・・わたしもあなたの旗艦を務めてからもう何年経ったか。思い出すこ

 とすべて懐かしく思ってしまいます。最初なあんなに小さかったのにな~」

 

そういって佳輔の頭を撫でる大和。佳輔も身長は高い方なのだが和をかけて大和が長身なので昔ほどでは何にしろ、まだ頭に手をのせられてしまう。

 

飛龍

「佳輔~~~♪」

 

佳輔

「ん?あぁ、飛龍か。おは―――よぅんぐ!?」

 

いきなり抱き着かれて胸に顔を埋められ、必死に抵抗して顔から引きはがす。

 

佳輔

「アホか!?窒息するは!!」

 

飛龍

「えぇ~、弟に対する姉のよくあるスキンシップじゃん」

 

佳輔

「自重しろ、自重。会うたびにフライングタックルされたら体力もたんは」

 

彼女の名前は『飛龍型一番艦正規空母・飛龍』だ。彼がこの世界に来た時、学園の理事長が身寄りがない彼のために家族代わりとして姉役を頼んだ艦娘だ。

当初は頼まれたからだが今では本当の姉のように接している。しかし行動が妙に天然すぎる時があり、それに何度も頭を悩ませているらしい。

 

佳輔

「んっ?通信?誰だ」

 

持っていた仲間が作った通信機に通信が入って出てみると聞きなれた声だった。

 

フレン

「すまない、佳輔。結界外域で魔物の群れが現れたんだ、応援を頼めるかい?」

 

彼の名前は『フレン・シーフォ』。彼とはクラスメイトで親友。今現在は騎士団において分隊の隊長を務めているが次期騎士団長の期待もある。

 

佳輔

「まったく休む暇も無いってかよ。飛龍、一航戦と二航戦は外壁上、三航戦と五航戦は戦地  

 の負傷者を救助しつつ、各部隊支援。四航戦はゲート前に合流させてくれ」

 

飛龍

「了解。任せて、皆、頼んだわよ!」

 

そういって弓を空に数本打つとそこから艦載機が発進し、各地に散っていった。そして自身も数基の艦載機を利用して飛翔し、持ち場へと急ぐ。

 

佳輔

「さてとお仕事の時間だ、頼むぜ、大和」

 

大和

「仰せのままに」

 

 

 

 

 

 

 

 

フレン

「フレン小隊、前進!」

 

外壁外ではフレン率いるフレン隊ともう一人の騎士が率いる分隊が魔物に応戦していた。

 

エミリア

「ここで止めるわよ!騎士団分隊、前進!」

 

女性の方は『エミリア・ユスティーナ』。彼女も別世界の人間であったがある理由からこの世界へとやってきていつの間にやら居ついてしまった。

騎士の姿をしているがヘルプのようなもので実際はテレフォンセンターの案内係をしている唯のOLなのだが天使と人間のハーフで法術と聖法気と呼ばれるこの世界にない力を行使して戦う。戦闘能力も極めて高い。

 

エミリア

「はい、フレン。臨時騎士隊長・エミリアが援護に来たわよ?」

 

フレン

「助かるよ、まだまだ敵の数も多い。艦娘隊の援護が来るまで持ち堪えられれば」

 

その時、上空から急降下してきている魔物がいたが二人の反応は遅れていた。

 

ユーリ

「蒼破刃!」

 

現れたのは白い持ち手の刀を持った黒髪ロングヘアーの青年で彼は『ユーリ・ローウェル』。

皮肉屋で飄々とした性格ではあるが本質を見抜く目や剣術も長けている。

フレンと佳輔のクラスメイトの一人で街ではなんでも屋をやって生計を立てている。

 

フレン

「助かったよ、ユーリ」

 

ユーリ

「さて俺らも行くとしますか?ようやくこっちも本腰だしな?」

 

するとエンジン音と共に影が映り、上を見上げると無数の艦載機が旋回しており、魔物達目掛けて爆撃を開始する。

見ると外壁の上で艦娘の『赤城型一番艦正規空母・赤城』と『加賀型一番艦正規空母・加賀』の2人がさらに『飛龍型一番艦正規空母・飛龍』『蒼龍型一番艦正規空母・蒼龍』の4人がそして裏からは四航戦の『伊勢型一番艦航空戦艦・伊勢』と『伊勢型二番艦航空戦艦・日向』が航空爆撃と砲撃の攻撃を綺麗な面攻撃で扇状に展開して魔物を爆撃していく。

 

佳輔

「まったくまぁ、この時期になると凝りもせずに現れやがって。学習しないねぇ~?」

 

佳輔達の部隊も到着してイオナではなく、右足のホルダーに入れていた伸縮型の簡易剣を取り出して一気に敵陣へ切り込んでいく。

 

大和

「装備換装、副砲連撃形態!」

 

首の菊の紋章が光ると同時に大和の体に戦艦武装が装着され、副砲をメインにして機動性を重視した形態を取って佳輔の裏を追走し、援護しながら大和も切り込む。

 

フレン・ユーリ・佳輔

「魔神剣!」「蒼破刃!」「烈牙!」

 

合流すると同時に前方から迫ってきた魔物の小隊に地を這う斬撃、蒼い波動に地を駆けていく閃光を放ち、一転に集中させて爆発を引き起こした。

 

大和

「装備換装・超弩級砲撃形態!」

 

そして敵地中心にやってきた大和は本職の戦艦火力に換装して砲雷撃戦を開始する。

 

エミリア

「瞬光炎斬!」

 

フレン

「剛・紅蓮剣!」

 

ユーリ

「爆砕斬!」

 

炎熱系斬撃を重ねて巨大な爆炎で前方一帯を焼き払う。

 

佳輔

「火炎の帝王 地の底より舞い戻れ イラプション!」

 

地面が抉れてそこからマグマのエネルギーが吹き出し、魔物達を焼き払っていく。さらに前から襲ってくる魔物にたいして即座に魔法を繰り出す。

 

佳輔

「誘惑の罠張り巡らし 我が懐中へ トラクタービーム!」

 

円形の陣が現れてそれに入った魔物はそのまま身動きもとれずに浮遊し、地に落とされた。

 

佳輔

「日向、伊勢、大和!斉射!」

 

日向・伊勢・大和

「「「了解!」」」

 

集中爆撃で一気に撃破したのだがさらに通信が入る。

 

赤城

(高町司令!下町街の入り口付近にも魔物が現れました、こちらにも援護を!)

 

佳輔

「ちッ!次から次へと!大和、伊勢の2人は下町街の方へ、赤城!加賀をそっちに回してく 

 れ、それと飛龍の奴に貴族街の入り口も確認させてきてくれ!」

 

赤城

(了解!)

 

戦力を分散して事態に対処しつつ、自らも事態の収拾のために奮迅する。

 

ユーリ

「おい、この数、もしかして親玉が来てんじゃねぇのか?あれが来てたらこの数も頷けるぜ」

 

フレン

「巨大魔物(ギガントモンスター)か」

 

エミリア

「ここ数年、姿を現さなかったけど今頃になって来たっていうの?」

 

佳輔

「なら頭を取った方が手っ取り早いな。伊勢、日向、偵察機を飛ばして巨大魔物の姿を探し

てくれ。その後は正確な位置を大和に、大和、遠距離砲撃頼むぞ」

 

大和

「お任せを」

 

そういって再び気を引き締めて剣を構えなおす。

 

佳輔

「たくっ、うちの寝坊助もまだ起きねぇか。まぁ、修業には丁度いいかね」

 

エミリア

「こういう非常事態を修業に使わないでくれる?必死なこっちが悲惨になる、わッ!」

 

佳輔

「鍛えてりゃ、これくらいの余裕も出てくるもんだ、ぜッ!」

 

向かってくる敵を斬り伏せながら愚痴の言い合いをして索敵が成功するのを待つ。

 

イオナ

(・・・んぅ~・・・ん~?はわわぁぁ~~~~・・・よく寝た。ぐっすり)

佳輔

「起きたか、寝坊助?ちょいと今、色々立て込んでるんで」

イオナ

(皆まで言わなくてもいい。ぐっすり全開、戦闘、いつでも合点!)

 

すると腰に下げていた蒼鋼剣の留め金が外れて使用OKの状態になった。

 

佳輔

「そんじゃ一丁、いってみるか、イオナ!!」

イオナ

(マテリアルジャケット展開。蒼鋼剣・イオナ、モードリリース)

 

佳輔・イオナ

「変身!」(いつでも合点!)

 

凄まじい蒼い閃光に包まれ、光へと消えていく2人。

次回、蒼鋼剣・イオナの力がベールを脱ぐ。お楽しみに!

 

 

 




こんな感じのごった煮ですが今後ともよろしくお願いいたします。
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