リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐   作:自分不器用ですから

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謎の女襲撃者と戦闘に入った佳輔だったが歴戦の猛者でもある彼をもってしても苦戦を強いられそれどころか段々と押され始めてしまう。
逆転の一手をかけて新たに手に入れたアイテムに勝負を任せる事にしたのだが・・・・?


第十三話~白い月夜と華と喧嘩の拳

佳輔

「んで?てめぇ、何者だ?」

 

?????

「わたしに膝をつかせたら教えてあげてもいいわよ、坊や?」

 

佳輔

「上等だ、膝じゃなくて固い岩盤ベッドに叩き込んでやるよ」

 

そういって互いに空中でぶつかり合う。銃撃を至近距離で撃ち込んでくるがそれを回避しながら蹴りに蹴りを返そうとした瞬間に視界に銃口が入った。

直後に銃撃音が響いて佳輔の体がその場で回転し、女の口元に笑みが浮かぶ。

 

佳輔

「何、余裕みせやがるんだ、おいッ!!」

 

しかしそれは佳輔自身が回転させていただけでそのまま逆足の踵蹴りを放ち、納刀するタイミングを作るとそこから素早く抜刀技を発動する。

 

佳輔

「神速の抜刀、見てみるか?神・燕!」

 

その場で後方宙返りをしながら勢いをつけて抜刀を繰り出し、空を斬り裂く真空刃を発生させて女の髪を少し切る。

 

?????

「へぇ、彼の情報もあながち間違いじゃないかもね。少しは楽しめそうだわ」

 

佳輔

「すぐ余裕なくしてやるさ」

 

?????

「それは楽しみだわッ!ALCRETE!」

 

すると突如、巨大なチェーンソーを生み出してそれを振り下ろしてくる。

その攻撃を蒼鋼剣で防ぐのだが武器の重さと女と思えない怪力で吹き飛ばされて素早く追撃されて回避するが大きく地面が砕け散り、大きく薙ぎ払うがそれも回避する。

 

佳輔・イオナ

「イオナ!反重力フィールド、準備!」(了解、わたしが操作する)

 

フィーバスを抜いて撃ちまくる。さすがにただ打ち込んでいる銃撃など軽々防がれた。

 

?????

「どうしたの、もうお手上―――ッ!」

 

しかし突如として裏から衝撃が来て見てみるとそこに空間を歪めている円状のフィールドがあり、見てみると自分の周りにいくつか展開されていてさらに銃撃を放ってそれを避けるのだがそのフィールドが通過した弾丸の前に出てそれに弾が反射されてまた飛んできた。

 

?????

「なかなか面白い技がつかえるのね、跳弾とは思わなかったわ?」

 

佳輔

「生憎、俺も器用貧乏で色々と浅く広く技やらスキルがあってな、いくぜ?」

イオナ

「銃撃はわたしがやる」

 

するとメンタルモデルのイオナがフィーバスを持って銃撃しながら自ら反重力フィールドを操作して跳弾内に女を拘束するがそれを抜けて襲い掛かる。

 

佳輔

「火炎の帝王 地の底より舞い戻れ イラプション!」

 

しかし詠唱時間を稼ぐには十分で地からマグマの波動が噴出して回避したが巻きこまれてすこし服が焦げる。

 

佳輔

「逃がすかッ!穢れなき汝の清浄を 彼の者に与えん スプラッシュ!」

 

今度は上に魔法陣が現れてそこから凄まじい圧を持った水塊が落下してきてそれに巻き込まれて一瞬、動きが止まってさらにイオナが跳弾を集中させて補助する。

 

佳輔

「ナイスだ、イオナ」〘SWORDWHIP READY?FIRE!〙

 

連結刃形態に切り替えて女に向けて襲い掛からせる。

 

?????

「確かに器用なものね、坊や?ハッ!!」

 

しかしそれを紫の蛇に似せた鞭を取り出して佳輔の連結刃と乱打戦を繰り広げる。しかし佳輔の連結刃の方が弾かれて蛇の頭部を模した部分が牙を突き立てようと襲い掛かるが彼の手にフィーバスをイオナが戻して銃撃でそれを叩き落とし、互いに地面に着地する。

 

佳輔

「あんたも存外、面白い武器使うな。てかあんたが纏ってるそりゃなんだ?随分と恐ろしい

モノを着てるって感じだな・・・そいつから感じる気からするとよ」

 

?????

「なかなか感度もいいのね、段々と燃えてきたわ・・・♪」

 

舌なめずりをしながら笑みを浮かべて構えを取る。

視線も注意も欠いていたわけではなかった。しかし気づくと女の蹴りが目の前に迫っていて反応が遅れた佳輔は完全に防ぐしか無く、しかし今度は真裏にいて背中に手を置かれた。

 

佳輔

「ッ!?」

 

?????

「This take!(これでもくらいな!)」

 

強烈なショットガンの一撃で吹き飛ばされて地面を転がり、立ち上がろうとしたのだが立ち上がれず見てみると自分を何か得体のしれない手が押さえており動けない。

 

?????

「あなたも踊らない?」

 

真上からまさに踊るがの如く銃弾を乱れ打ちし佳輔に弾丸の雨が降り注ぐ。

 

佳輔・イオナ

「イオナ、クラインフィールド!」(合点!)

 

銃弾の雨をクラインフィールドで防ぎきり、さらに押さえつけている得体のしれない何かに対して魔法を発動して薙ぎ払う。

 

佳輔

「聖なる雫よ 降り注ぎ我に力を ホーリィレイン!」

 

天空から光の雫が雨のように降り注いで纏わりつく手を全て消滅させて動けるようになる。

 

?????

「遅いわ、坊や?」

 

佳輔

「なっ・・・ッ!」

 

先ほどのチェーンソーを振りかぶり、その一撃を蒼鋼剣で防いだがそのまま薙ぎ払われて建物に叩き込まれて大きく崩壊し、土煙と暴風が吹き荒れる。

 

?????

「ふぅん~?まぁ、雑魚よりは楽しめたわね。でもお門違いだったわ、残念~」

 

佳輔

「何が、残念だ、おい?」

 

?????

「ッ!」

 

気づいた時には強烈な蹴りと追撃に抜刀術の連打が炸裂する。

 

佳輔

「飛燕連脚!刻まれろ、神烈!!」

 

抜刀直後に嵐のような斬撃の嵐を浴びせかけて最後に強烈な突きで逆に吹き飛ばした。

 

?????

「いいわね、まだまだいけなかったところよ?」

 

そしてまた女は自身の固有能力である力『ウィッチタイム』を発動する。これは自らの意志で操作可能で使用回数限度内なら自分以外の動きを遅くする技なのだ。

だがここで予想していなかった事態が起きる。

 

佳輔

「付き合ってやるよ」〘CAVITATION ACCELE〙

 

腰に据えてあるスタップスイッチを叩いた瞬間に佳輔もウィッチタイムの中に入り込んできて自分と同じ速度で戦い始めたのである。

 

?????

「あなたにもそんな能力あったのねッ!」

 

佳輔

「器用貧乏って言ったろッ!」

 

瓦礫や壊れた街灯が空中で停止する中、光速の中で2人の激しいバトルが繰り広げられる。

そして同時にお互いの高速戦闘能力が切れて元の時間に戻り、瓦礫が落下して土煙があがり互いに同士討ちになって裏に吹き飛んだ。

 

イオナ

(キャピテーションアクセルの動作も問題なし。いつでも使えるよ、圭)

佳輔

「こいつでないと対応できないとはね・・・あれも時間遅延の一種か」

 

すると佳輔の手に解析が終わったあのアイテムが現れてアルペジオドライバーに新たな付属品が現れてイオナが説明を始める。

 

イオナ

(このアイテムにあったデータからドライバーに付属パーツをつけてみた。これでこのア

イテムも使えるようになる、この敵にはどんな手段でも使うべき)

 

佳輔

「頼むぜ、新アイテムちゃんよッ!」【チェリーエナジー!】

イオナ

(錠前を外してセットした後にもう一度、錠前を入れなおす)

 

果物の意匠の部分にあるスイッチを押すと機械音が響いて錠前が解除される。そしてそれを付属パーツのところに入れてイオナの指示通りに錠前をしめなおす。

 

佳輔

「こうか」【ロックオン】

 

そして新たに出来た錨をモチーフにしたブレードでそれを切った。

 

【ソイヤッ!】

 

すると真上にチャックのようなものが現れて空間からさくらんぼの機械塊が現れてそれに向かって変身時の潜水艦が螺旋を描きながらさくらんぼに吸い込まれて融合する。

 

【チェリーエナジーアームズ!

(イオナアームズ 急・速・潜・航!)ジンバー!チェリー!ハハーッ!】

 

佳輔

「な、なんなんだ、こりゃ!?」

イオナ

(やれば分かる。男は度胸)

 

それが頭に設置されてそれがゆっくりと展開されていく。すると戦国武将のような鎧を身にまとい、その手には赤と銀を基調とした中型クラスの弓武器が装備されていた。

 

?????

「新しい力かしら?どんなものか、見せて頂戴?」

 

向かってくる女に向かって応戦しようと踏み込んだ佳輔だがいきなり加速して女より速く一閃をくらわした。どうやら弓型の武器は近接武器としても使えるようだ。

 

イオナ

(その武器はソニックアローって言って引けば無制限に矢を放てるみたい)

佳輔

「早速、実践ってな!」

 

それを引いて放ってみるとエネルギーが収束して鋭くエネルギー矢が射出される。言っていた通りに引いて放つと連射も出来る上に引く時間によって威力も変わるようだ。

加えてどうやら高速化の能力もあるようで常時から速さを武器に戦闘が可能になった。

 

?????

「Let's dance,boy?(わたしと踊らない、坊や?)」

 

佳輔

「遊びは終わりだよ、このスタイリッシュ痴女野郎!」〘CAVITATION ACCEL〙

 

お互い、また超速戦闘空間に突入して激しい乱撃戦を繰り広げる。

 

?????

「(さっきより坊やの速度が上がってる・・・?というよりわたしより速いッ!)」

 

佳輔

「(なんだ、こいつは?これつけたらいきなり力が漲ってきた、いける)」

 

だがそれぞれの銃口と矢じりが眼前に突き付けられたところで互いの能力が切れた。

 

?????

「あら、もうそれは使えないみたいね」

 

佳輔

「それはお前も同じだろ?」

 

刹那。

 

?????・佳輔

「「――――ッ」」

 

至近距離からの射撃をお互いに回避して距離を取った。

 

?????

「これからが本番よ、昇天なさい?"CARR-MMA BOWE- COOW!!」

 

妖艶な踊りの後に女の体を覆っていた物体が身体から離れて地面に禍禍しいオーラを放つ空間を形成するとそこから赤い眼が見開いて咆哮と共にそこから漆黒の龍頭が現れた。

 

佳輔

「なんだ、こいつは!?」

イオナ

(解析してみても不明・・・これこの世のものじゃない)

 

妖艶な笑みを浮かべて召喚した魔界の龍へ命じた。

 

?????

「さぁ、食事の時間よ。たぁ~んとお食べなさい」

 

大気を振るわせるほどの咆哮を上げ乍ら、襲い掛かり、地面だろうが建造物だろうがありとあらゆるものに食らいつき、噛み砕き、獲物目掛けて暴れ続ける魔龍。

弓の一撃や佳輔の術・技などを放ってもまるでビクともしていない。

 

佳輔

「イオナ、強化弾頭魚雷、FIRE!」

イオナ

(了解)

 

空間に特殊な弾頭で強化された貫通力を向上させた魚雷が現れてそれを4発同時発射して動きを止めようと試みたのだがそれを素早い噛みつきで食ってしまった。

 

佳輔

「!」

 

?????

「悪あがきはよしなさい、坊や?終わりよ」

 

だが。

 

龍馬

「おらッ!!!拳砲ォッ!!」

 

激震と共に魔界の龍のドテッ腹が大きく陥没するほどの衝撃が走り、龍が大きく体を仰け反らせるとその視界にあった『紅かった』月ではなく、白い月を背に煌めく二刀を構える1人の長髪の人影が見えてその眼と龍の眼が合った瞬間。

 

??

「神閃・一式」

 

刹那、その姿が消えて疾風と共に龍の裏に現れて体が大きく斬り裂かれた。

 

佳輔

「たくっ、いいところで出てきやがるな、お前らは」

 

??

「久々に鳳翔のところに食べにいったらあなたが帰ってないと言われて探してくるように

言われた。あなたに後でカステラ奢らせていいからって条件で」

 

佳輔

「母さんめ・・・人を出汁に使うとは・・・」

 

龍馬

「まぁ、お蔭で助かったんだからいいじゃねぇか。にしてもあの危ない痴女なんだ?」

 

佳輔

「知るか、俺が聞きたいくらいだ」

 

??

「どちらにせよ、佳輔はわたしが最後まで取っていてあるおかずなのにそれを横取りしよ

うなんて輩・・・・ここで首チョンパにするしかないわ」

 

佳輔

「いや、俺はお前の主食か。なんで食われる前提なの、馬鹿なの、アホなの、死ぬの?」

イオナ

(圭、元からそういうキャラ)

 

?????

「あらあら、随分と怖い女の子ね。女の子が持つような殺気じゃないわ、誰、あなた?」

 

??

「神童・真陰流、神泉 信奈。以後よろしく、しなくてもいいよ、今殺すから」

 

死んだイカのような眼(斬)・・・・赤い髪にそれが生える白のロングコートと腰に交錯されるように二刀ずつ付けている4本の刀を持つ見るからに危ないおん(首チョンパ)。

 

龍馬

「お前って本当に怖ぇな・・・軽く恐ろしい事いったよ、この子」

 

?????

「邪魔が入っちゃったわね、今日はもうここらへんにしておこうかしら」

 

そういってまた女の体に龍が服の一部として戻り、黒づくめの服装に戻った。

 

佳輔

「ざけてんじゃねぇぞ、ここまでやっといて慰謝料の1つもなしか、コラァァッ!!」

 

そういって駆け出して飛び上がり、女に挑みかかる。

 

?????

「そんな分かり切った突撃でやれると―――――ッ?」

 

しかし同時に四方八方からエネルギーの錨が発射されて女の体を雁字搦めにするとさらに畳みかけてイオナが準備しておいた特殊魚雷を発射する。

 

イオナ

(超重力弾頭魚雷、2発精製、発射いつでも合点)

佳輔

「FIRE!」

 

左右は錨による拘束術、さらに上下に重力操作を行える超重弾を応用した魚雷を放って上下からも重力による押さえつけを行って動きを抑制する。

 

?????

「ちょ・・・っとまずいかしらねェ・・・!!!」

 

振り払おうとしたが思ったよりもその束縛力が高かったのか動きが取れなくなっていた。

佳輔

「終わりは、お前だ!」〘《LIMIT FIRE!MIRAGE ASSAULT!》

イオナ

(圭、ドライバーのカッティングブレードを1回倒して!)

佳輔

「こうか!」〘ジンバーチェリースカッシュ!〙

 

それと同時に弓を弾いて放つと女に向けてサクランボの断面図のような赤色と蒼色のエフェクトが交互に伸びてそのまま蹴りの体勢のまま突撃する。

 

信奈

「わたしも殺る」

 

龍馬

「“やる”の文字間違ってっけどぉッ!?まぁ、いいや、俺のもついでにくらえや!」

 

三方向から同時に必殺技を炸裂させる。

 

信奈

「陰流抜刀剣・刀葬剣戟」

 

納刀から体を回転させながら神速の抜刀に己の気と霊力を込めた斬撃波を込めて放ちそれを4連続で重ねて重複させた加速と破壊力を上に放り投げた4本のうち3本を納刀、最後に落ちてきた一刀により牙突でその重ねた斬撃と共に突撃する。

 

龍馬

「漢の一拳!!大地をも砕く!!くらいなッ!!凄拳砲ォォッ!!!」

 

眼に見えるほどの練られた気を片手に気弾として発生させ、それを女に、肉薄させてさらにもう片方の腕にも分けて練った気を込めた拳を気弾に叩き付けて一気に炸裂させる。

 

佳輔

「ハァァア―――、チェイサーッ!!!!!」

 

エフェクトを通り抜け、その力を右足に全て収束させた強化版ミラージュアサルトを放つ。

次の瞬間には大爆発と凄まじい爆風が吹き荒れ、その後に土煙と静寂が戻ってくる。

 

佳輔

「はぁ・・・はぁ・・・、やったか・・・?」

 

信奈

「それフラグ」

 

龍馬

「てめぇは不吉な事言うんじゃねぇよ。それで本当に生きてやがったら―――」

 

?????

「なんなのかしらね~?」

 

佳輔・龍馬・信奈

「「!」」「・・・・?」

 

すると月夜に現れたのはさきほどの女で服がボロボロ、多少の傷もあり、髪がほどけて乱れたようになっているがまだ致命傷というほどまではダメージを受けていなかった。

 

佳輔

「あんだけ食らってもまだピンピンしてやがるのかよ、てめぇは化け物か」

 

?????

「ピンピンはしてないわよ、防御に魔力を割きすぎて服やら傷を治療するのに回せなくな

っただけ。まだ戦えるは戦えるけど・・・そろそろ潮時ね、それじゃね、坊や?」

 

佳輔

「待て、てめぇは何が目的だったんだ、教えていけ、このッ!!」

 

そういってソニックアローの矢を放つがすでに消えていて虚しく通り過ぎて消えた。

 

信奈

「逃げられた」

 

龍馬

「別に今回は追っ払えばよかったんだ、万々歳だろ、てか拳が痺れやがる。あの女の体どう

なってやがんだ?あんな固いモン、ぶん殴ったのなんざ、久しいぜ?」

 

佳輔

「さぁ・・・な。とりあえずは危ない野郎だったってくらいしか分からなかったよ」

 

そういって変身を解いて改めてその機器を手に取って見つめる。

 

佳輔

「今回はこいつがなかったら色々とやばかったかもな・・凄い力だった」

 

このアイテムをつけてから格段に変身形態の能力も上がり、最後のLIMITFIREの破壊力も向上していて無ければさらに苦戦を強いられていたところだろう。

 

龍馬

「にしてもまだまだお前、全盛期に程遠いな~。俺らがこなけりゃやられてたろ」

 

佳輔

「まぁ、あの後に手を残してないわけじゃないが家族に泣かれそうなんで・・・ね」

 

龍馬

「お前・・・間違ってもアレは使うなよ・・・、分かってんだろうな?」

 

佳輔

「分かってるっての、最悪の時だってはな――――うえっ!?」

 

いきなり襟首を引かれて変な声が出た佳輔が裏を見てみると信奈が引っ張っていた。

 

信奈

「お腹空いた。鳳翔の肉じゃが食べにいく」

 

佳輔

「ば・・ちょっ!?襟!襟を引っ張―――ぐ、ぐるしいっつうぅのお!?」

 

そんなことなどお構いなしで引っ張っていく信奈に振り回される佳輔であった。

 

龍馬

「あいつらって緊張感ねぇ~な・・・まぁ、俺の言える事でもねぇか。化けモンクラスがこ

ようが俺らで倒せば問題もないし・・っておい!俺を置いてくな~!鳳翔の肉じゃが俺に

も食わせやがれってんだ~~!!」

 

2人をおいかけて鳳翔の店へと向かう龍馬。

何とか謎の女襲撃者を撃退した佳輔達であったが一体、何が目的だったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??

「あのさ~・・・もう俺は大丈夫だからこれ解いてくれない?」

 

ここはヴァンクエットにある病院の一室。

そこにはベッドに括りつけられた青年とそれを光る眼鏡越しに見つめている女性・・・基艦娘が1人で何やら呆れたような表情をしている。

 

霧島

「あなたね、そんな体ですぐ動こうとするは、暴れるは、こうでもしてないと安静にしない

でしょ?もうしばらくは絶対安静、暴れたら・・・・」

 

そういって砲門を向ける『金剛型戦艦4番艦・霧島』。

彼女はこのヴァンクエット総合病院に大戦後、医師免許を取って入り、艦娘専門の医療技術や精神ケアなど含めた若き名医として働いている。

 

??

「分かった!?分かったからそれはやめてくれ!てか今度はマジで死んじまう!?」

 

??

「言われたとおりに大人しくしていろ、今の俺達ではまともにも戦えない。まずは元の状態

に体も気力も戻すことだけを考えろ」

 

この病院に運ばれた青年と一緒に運ばれた男性でこちらは聞き分けよく安静にしていた。

 

霧島

「ただでさえ、あなた達は空から降ってきたとか変な目撃情報のおかげでこの病院内でも変な意味で有名になってしまってるんですから・・・はぁ・・・(汗。)」

 

??

「(溜息は俺達だっての)はぁ・・・俺達、一体、これからどうなるんだ・・・・?」

 

自分に起きた事が未だに整理できていない青年はこれからの事に頭痛がしながらも監視している鬼にやられたくないので言われたとおりに目を閉じて眠ることにした。

はたしてこの青年と男性の正体は・・・・?

 

 

 






次回予告



「俺は葛葉 紘太。よろしく」

「わたしは吹雪型1番艦駆逐艦・吹雪です、よろしくお願いいたします!」

「どうやらここは俺達の知らない世界らしい、情報を集める必要がある」

「わたし扶桑さん、山城さん姉妹のようになりたいんです、わたしの憧れなんです」

「消え去るがいいわッ!!」

「「きゃぁああ!?」」

「2人はわたしが守るんだからッ!!」

「これからどうすればいいか分からないけど今、お前を助けなきゃならない事くらいは馬鹿な俺だっ て分かる!!」
『オレンジ!』
「変身ッ!」

次回、~天下無敵の侍ライダー、現る~お楽しみに!
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