リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐   作:自分不器用ですから

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ヴァンクエットは多種多彩な国や大陸からの人が集う場所。ゆえに騒ぎもよく起きてそれに毎度のこと巻き込まれる不幸体質な男もいたりして・・・・?


第十六話~欧州筆頭・戦艦筆頭と共闘?~

佳輔

「暗黒騎士『ディスペア』に・・・それに誑かされた犯罪者ザギ、あの前に監獄の方から数

人の犯罪者が失踪した事を考えるとこいつがヤマってわけか」

 

あくる日、佳輔は騒ぎの現場にいた吹雪から報告を受けていた。

 

吹雪

「それと怪人に変化した後、襲撃者の大剣に吸収されてそれを騎士は最強の力を手に入れ

るためにやっていると言っていました。人外の者を吸収すると」

 

佳輔

「確か・・・ザギの使ったのはガイアメモリというアイテムだな。前に戦った時にそんな装

備書類の中で見た事がある、怪人に変化すれば人外でそれが吸収できると」

 

龍田

「でも何でその暗黒騎士はすぐに吸収しなかったのかしら?おかしいわね~・・・」

 

佳輔

「それらのアイテムは人の体組織を怪人のモノに変えるには時間がかかる。だがザギの食

ったその果実ってのは即効性があるみたいだな。犯罪者だけを拉致したのを見ると精神

的にどす黒い方が力としては吸収するのにいいのか」

 

謎は多いモノのその中で推理できる部分を考えていた。

 

龍田

「たぶん、それを間違った方法で使用させ、怪人化させて戦わせて完全に人を外れたところ

 でその力を吸い取るのが目的なのかしらね。もしかすると弱らせてからではないと吸収

出来ないのかも・・マギカちゃん達が撃破してからというのも理由かも」

 

佳輔

「龍田、しいな達、暗部組に調査を頼んでくれ。あいつらの人外を感知する能力はこういう

時こそ頼りになる。それと『あいつ』の修理は済んでいるか?」

 

龍田

「あの子の修理もほとんど終わってるよ~?大戦でボロボロだったけど今はリハビリ運転

しながらいつでも乗せて走れるようにしてるからね」

 

佳輔

「正体不明の相手だ、こっちも準備を整えておくに越したことはないからな。吹雪も報告ご

苦労だった。今回は大変だったな?」

 

吹雪

「いえ、紘太さん達のおかげですからわたしは何も(汗。)」

 

ここで佳輔からいきな計らいがあった。

 

佳輔

「今回はそいつらへの謝礼も込めて間宮さんに特製アイスを頼んでおいたからこれを持っ

て行け。ちゃんと保冷材も入れてもらったから鎮守府につくまで持つだろう」

 

吹雪

「は、はい!ありがとうございます、高町総督!」

 

だがこれに妙な表情の佳輔が注意を促した。

 

佳輔

「というかな、一々、俺のところに報告しなくてもいいんだぞ。ていうか、それは多聞の爺

に言うもんだぞ。俺が総督してたのは大戦の時までなんだからよ・・・(汗。)」

 

未だに艦娘達は佳輔を『総督』と呼んでいるのだが実際は『総督』についているのは佳輔の師匠でもあり、喧嘩相手のような人である『山口 多聞』で大戦時は佳輔が名乗っていたものの今現在は多聞に渡したはずなのだが未だに総督は彼なのである。

 

吹雪

「といってもほとんどの艦娘が高町総督を総督と思っていますよ?多聞総督も確かにそう

ですけど大戦から率いているあなたを皆、敬意を払ってるんですよ」

 

龍田

「でも佳輔ちゃんはそういうの苦手だからやめろ~って皆にも言ってるんだけどね~、ね

ぇ~、佳輔総督さ~ん♪」

 

佳輔

「お前はあれか・・・Sッ気を隠す気もゼロかい」

 

吹雪

「龍田さんも総督も相変わらずみたいですね・・・(汗。)」

 

佳輔

「何はともあれご苦労だった、もう下がってもいいぞ。気を付けて帰れよ?」

 

吹雪

「あっ、総督、これをどうぞ」

 

そういって持ってきたのは彼の好きなシロップサイダーでキンキンに冷えていた。

 

佳輔

「どうしたんだ?これ」

 

吹雪

「いえ、この間、北上さんが総督の帰りがずっと遅くて疲れてるみたいだからなんかいいの

ないかな~って言っていたので龍驤さんのお店のシロップサイダーが好きって聞きまし

たので。疲れた時は甘いモノって言いますし」

 

どうやら他の仲間うちからみても見るからに疲れていたようで心配されていたようだ。

 

龍田

「前に比べて治安もよくなったんだし、一度、まとめて休暇を取ったらどうかしら~?」

 

佳輔

「最近は母さんからも休めと言われてるが・・・少し休暇でもとるか、んっ、美味い」

 

いつもの味のいいシロップとキンキンに冷えたサイダーがとても体に染みた。

 

佳輔

「サイダーありがとよ、他の皆にもよろしく言っておいてくれ」

 

吹雪

「はっ、失礼いたします」

 

それからアイスを受け取った吹雪は部屋を出て行った。とりあえず椅子に深く座った佳輔はため息を吐きながら煙管に火をつけ、煙をくぐらせる。

 

佳輔

「次から次へと問題が山住になるもんだな・・・また厄介事になりそうだ。頼りにしてるぜ、

龍田?お前の策は未だに当てにせざる得ない時があるしな」

 

龍田

「あなたの仰せのままに~。軍師としての鍛錬は欠かさずやっているもの、旗艦は降りたけ

ど佳輔ちゃんの右腕を降りたわけじゃないものね~」

 

彼女より性能や強さのある艦娘は多いが戦いや政治的な流れを踏むさいには龍田以上に頼る人物はいなく、彼女自身も海外や他国情勢を把握し、戦術の勤勉さも以前にも増して多種多彩になって以前以上に彼の右腕として手腕を振るっている。

 

佳輔

「とりあえず書類はだいたい片付けたし、街の依頼を片付けるとするか。今日は俺のフォロ

ーを頼むぞ、龍田」

 

龍田

「はい、は~い。やった~、佳輔ちゃんとデートだ~♪」

 

佳輔

「デートじゃなくて依頼だ、依頼。つうか、引っ付くな!押し付けるな!」

 

いつもの感じで本部から出た2人だったのだがいきなり目の前に高速でやってきて急ブレーキをかけて止まる人物が現れてみてみると懐かしい人物だった。

 

榛名

「た、高町くん!」

 

佳輔

「あ?榛名じゃないか、珍しいな、ヴァンクエットに来るなんて。ジパングからこっちまで

かなりの距離だろうに」

 

彼女の名前は『金剛型高速戦艦3番艦・榛名』で佳輔とは中等部時代の同級生。艦娘でありながらも一般との交流を深めていこうと榛名が第一号として人の学校に転校したのだ。

性格は礼儀正しく、ほとんどの人に目上としての丁寧語で接するが同級生などにはフランクな話し方だったり普段は見せないくだけた感じを出すこともある。

 

榛名

「お願いします、高町くん!金剛お姉様と正宗さんを止めてください!?」

 

佳輔

「・・・・?どういう―――」

 

刹那、轟く轟音と爆音とノリノリな雄叫び。

 

??

「Are you ready guys!」

 

??・野郎共

「「YhAAAAAッッ!!!」」

 

そして轟音と共に見えてきたのは三日月の兜飾りに青の羽織と黒の鎧に6爪の刀、そして眼帯の男がバイクのマフラーのようなモノをつけた馬に跨り、さらにその後ろには榛名と同じ巫女服にスカート姿で茶髪のロングヘアーの女性が乗っていた。

さらには裏からごつい顔つきの野郎共が馬に乗りながらこちらに爆走してきていた。

 

佳輔

「危ねッ!?」

 

龍田

「ほっ」

 

榛名

「きゃっ!?」

 

龍田は軽々と避けて佳輔は榛名をかばいながら暴走集団の突進をかわした。

 

正宗

「H、HAッー!!よう、高町 佳輔~、ちぃ~と邪魔するぜ~?」

 

現れたのはヴァンクエットが統治する国に隣接するジパングと呼ばれる国の1つを治める佳輔の世界では戦国武将と呼ばれ、歴史上の人物で教科書に載っていた人物達が暮らしている国なのだ、だが1つ違うのは武将達がある意味、万国ビックリショーな人間だ。

ちなみに彼は『独眼竜 欧州筆頭・伊達政宗』。

眼帯に英語を使いこなし、馬をハーレーのように乗り、その腰には代名詞でもある六爪の刀が携えられており、つねにテンションが高い。

 

金剛

「He-y、佳輔!相変わらずやる気ないFaceネー!」

 

後ろに乗っているのは元はこのヴァンクエットに住んでいたが大戦のおりに助けられてジパングへと移住した艦娘『金剛型一番艦高速戦艦・金剛』だ。

 

佳輔

「おい、こら、正宗!こいつはどういう事だ、人の街で何騒ぎ起こしてやがるんだ」

 

正宗

「ちぃ~とばかし、真田 幸村と勝負中でな。このヴァンクエットの城の頂上にある守護の

御剣に先に到着した方が勝ちってよ」

 

佳輔

「あほかッ!?てめぇ、他の国の象徴に何の許可も無く、いけるわけねぇだろうが!」

 

?????

「はっはっは、構わないさ。若い者達がしのぎを削り、成長しようというのはいい事だ」

 

そういって現れたのはなんと驚きの人物だった。

 

龍田

「あら、ウッドロウ王、ご機嫌よう」

 

そう、何を隠そうこの人物こそがこのヴァンクエットを統治する国王『ウッドロウ・ケルヴィン』。賢王の名を持ち、カリスマ性もあり国民からも絶大な信頼を置かれている王なのだが人付き合いもよくお忍びで街などに繰り出して佳輔の万屋稼業を手伝って近い立場から自分の国や街をしっかりと導いて行くなど行動力もある王である。

 

佳輔

「おい、ウッドロウ!何を勝手な事言ってやがる、こいつらに勝負なんてやらせたら間違い

なく守護の御剣の場所なんざぶっ壊されるぞ!?」

 

ウッドロウ

「すまないがもう行ってしまったぞ?」

 

佳輔

「おぉぉおおい!!」

 

すでに馬を爆走させてヴァンクエットの最端に位置する城の天辺にあるこの都市の象徴となっている彫像『守護の御剣』と呼ばれる天使の羽をあしらい、宝玉と剣を模した造形物なのだがそこはそれなりに広いスペースもあって彼が危惧しているのはそれだ。

 

佳輔

「大体、上に行ったら間違いなくあいつらやり合う気だぞ、間違いねぇぞ・・・」

 

榛名

「あ、あの~・・・高町くん?」

 

佳輔

「お前な、もう少しお前の愚姉の手綱を引いてお・・・ってなんだよ、榛名、黙って?」

 

龍田

「佳輔ちゃ~ん?」

 

佳輔

「あ?」

 

龍田

「いけないお手手ね~?」

 

佳輔

「・・・・・」

 

手を見つめてみるとしっかりと鷲掴みにしていた。榛名の胸を。

 

榛名

「た、高町くんの変態ッ!!?」

 

炸裂する全砲門。

 

佳輔

「どわああああああ!?!?ぐへっ!?うげっ!?ぐほっ・・・!?」

 

おもいっきり全砲門全弾命中を喰らって吹き飛ばされてボールのように跳ねて転がる。

 

榛名

「た、高町くんは昔っからわたしの胸を鷲掴みにしてぇ!?エッチ!変態!?」

 

佳輔

「あほか!?昔のも全部、お前の厄介事か、他の奴の悪ふざけだろうが!?」

 

榛名

「水泳の授業の時だってわたしを押し倒してむ、胸に飛び込んできました!?水着まで脱

がせてわたしを辱めたじゃないですかー!?」

 

佳輔

「あれはユーリの野郎に突き飛ばされたんだよ!?てか半裸になったのはお前がパニクッ

 て暴れたのが原因だろうが、全部俺のせいにするんじゃねぇよ!」

 

ティアラ

「け、佳輔さぁぁ・・・ん?」

 

佳輔

「はっ?」

 

その声に裏を振り向いてみるとフェーリーを構えて怒りに震えているティアラ。

 

ティアラ

「あ・・あなた、わたしだけでは飽き足らず他の女性にまで恥辱の数々を・・・!」

 

佳輔

「待てッ!!俺はお前に何かした覚えはねぇえっつうの!!」

 

無自覚と言うのはなかなかに厄介である。

 

ティアラ

「したでしょ!?あなた、わたしの入浴中に飛び込んできてわ・・わたしの胸を揉みしだいて挙句に人のあられもない姿をぉぉ~~~・・・」

 

佳輔

「ふざけんな!?あれもハーラーの野郎が実験手伝えって言ってそれに巻き込まれて吹き

飛ばされたんだろうが!?

 

榛名

「高町くぅぅぅ~~~ん!!(怒。)見損ないました!!」

 

ティアラ

「覚悟しなさい、この・・・女の敵!!!」

 

佳輔

「ちょっ、待―――」

 

その日、とんでもない爆発音と男の常軌を逸した断末魔が響いたとか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてここは吹雪達のいる鎮守府。

皆に間宮アイスを配り終えて吹雪も紘太達と一緒にベンチに座ってアイスを頬張っていた。

 

吹雪

「ふふっ、貴虎さんも間宮さんのアイスは気に入ったみたいですね」

 

なんだかんだ言ってこの間宮アイスは気に入ったようでこちらの仕事の手伝いで肉体労働から鎮守府の資材管理のシステムや戦闘では技術指南などを終えた後にはこの間宮アイスをこちらで稼いだ給料で必ずと言っていいほど頼んでいた。

 

紘太

「でも以外だったな、貴虎が甘いモノ好きとはさ」

 

貴虎

「なんでも良いというわけではない。本物の仕事をするモノだけを気に入っている」

 

吹雪

「じゃ、間宮さんに言っておきますね。貴虎さんがあなたの仕事は本物だ~って♪」

 

貴虎

「余計な事は言わないでい―――んっ?」

 

突如として爆音が聞こえてきて何かと視線を向けた先に目の前には土煙の塊が迫る。

 

一同

「!?」

 

次の瞬間には目の前は土煙に覆われていてベンチ事、3人揃ってなぎ倒されていた。

 

紘太

「な、なんなんだ!?」

 

吹雪

「さっきちらっと見えたあの兜飾り・・・たぶん、正宗さんかと・・・」

 

貴虎

「正宗・・・?」

 

その人物について吹雪が説明するのだがここで紘太がある事に気づいて叫んだ。

 

紘太

「あぁ~~!?!俺のアイスがぁぁぁあああああ~~~~~!?」

 

仕事の後の楽しみである間宮のアイスは見事に土にかえっていた。

 

紘太

「おい、まて!俺の間宮アイス、弁償してけ!!逃がさねぇぞ!!」

 

そういって逃げていった暴走馬集団を大急ぎで追撃する。さらには貴虎も被害にあったようで頭にはアイスがべちゃ~と引っ付いてベトベトになっていた。

ゆっくりと立ち上がった貴虎は変身用ではないロックシードを取り出した。

 

<ダンデライナー!>

 

放り投げたロックシードが展開され、現れたのは後輪・マインホイールのみが備わったホバーバイク型のビークルが現れてそれに乗り込んだ。

 

貴虎

「この仕事に関しての傍若無人な愚行・・・許せん・・・」

 

そういうと無言でダンデライナーを発進させて正宗達を追撃しにいった。

 

吹雪

「た、大変なことに~・・・(汗。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??

「ぬぅぅぅおおおおお!!!!!だ~て~ま~さ~む~ねぇぇええ!!!」

 

そしてもう1人、ヴァンクエットを爆走している若者が一人。赤を基調としたジャケットに鎧と長い鉢巻、そして両手には二槍を携えた男こそ、正宗が言っていた勝負相手であり彼にとっては永遠のライバル『真田 幸村』である。

 

??

「真田 幸村!!少しは落ち着け!というより他国に不法入国をするな!?」

 

さらにそれを追随するのはオールバック長襟の茶色のロングジャケットに白のズボンと黒の胸当てをつけ、腰には二刀を引っ提げているのは伊達政宗の右眼と呼ばれる欧州のもう1人の龍『片倉 小十郎』だ。

 

幸村

「とはいえ、こうも出遅れては急がぬわけにもいきませぬぞ!!ぬぉぉおお!!!」

 

小十郎

「正宗様の悪い癖がでたせいでこの騒ぎとは・・・。もう少し落ち着きを持てねぇものか」

 

家臣としての切実な悩みを呟きながらも追走すると前にようやく正宗が見えてきた。

 

幸村

「正宗殿!!ようやく追いつきましたぞ!!」

 

正宗

「♪~、待ちくたびれたぜ、真田 幸村。さぁ、こっからが本番だぜ?」

 

金剛

「He~y、筆頭!もっともっとHurry upネ!」

 

正宗

「Ha、HAッ!!OK、振り落とされんなよ、金剛」

 

さらにスピードを上げる正宗に幸村と小十郎も猛追撃をかける。

 

小十郎

「2人共、これ以上は街に迷惑がかかりますぞ!!」

 

しかしさらにここで事態がややこしい事になってきたようである。

 

紘太

「待ちやがれッ!!人のアイスを台無しにしやがって弁償しろぉッ!!」

 

貴虎

「貴様ら、待て!」

 

追ってきたのはダンデライナーに乗った貴虎とロックビークルというバイクに乗っておいかけてきた紘太の2人でさらにはその後ろからは榛名と彼女の艤装に乗っておいかけてきたティアラの2人でいつの間にか大人数の大レースになっていた。

 

榛名

「金剛お姉様!正宗様達も!あなた方のせいで高町くんまで犠牲になったのですよ!もう

勝手は!榛名が!許しません!!」

 

ティアラ

「(いえ・・・とどめをさしたのはどちらかというと榛名さんでは・・・?)」

 

正宗

「HA―HAッ!いいね、いいね~!楽しくなってきたぜ~!!」

 

そのまま街中を荒らしまわりながらの大レースは白熱していく。

 

とあるファミレス。

 

北上

「いらっしゃいませ~♪んっ?大井っち、なんか聞こえない?」

 

大井

「えっ?あっ、そういえばさっきから地響きが・・・」

 

次の瞬間。

 

金剛

「バーニングラーーーーブ!!!」

 

正宗

「HAッ!」

 

壁をぶち破って馬に乗った金剛と隻眼の男が店をそのまま突っ切っていき、さらに後続の馬やらバイクが通り過ぎていく。

 

榛名

「すいません、お二人共!失礼いたします!!」

 

北上

「ちょっと待てぇぇえええ!!!店壊して逃げるな!弁償してけ、弁償――!!」

 

そしてとある売店付キャンピングカー店。

 

龍驤

「今日はちょいと暇やな~・・・まぁ、たまにはええか」

 

「先輩―!お茶かってきま―――あ、危ないですぅぅう!?」

 

龍驤

「へっ?」

 

幸村

「ぬぅぅうおおおおおおお!!!燃えたぎるぅぅうう!!!!」

 

正宗

「うぅぅおおおおらああああ!!!」

 

金剛

「なんか暑苦しいデース」

 

爆炎の二槍を振り回しながら正宗と乱撃を繰り広げながらその大爆走に龍驤が巻込まれる。

 

龍驤

「うぎゃあああああああああああああああ?!??!?」

 

そして土煙が過ぎ去ったあとにはまな板になったまな板・・・・あれ?同じじゃね?

 

龍驤

「死にさらせぇッ!?!?」

 

この文章は全機爆掃されました。そして別の病院傍の公園では。

 

霧島

「ふぅ~・・・仕事終わりの珈琲はいいものですね~。というより佳輔君の大怪我はなんな

のかしら。どう考えても砲撃痕が残ってい―――あら?何かし―――」

 

気づいた時には土煙の中でその衝撃のせいで紅茶を頭から浴びた上に置いておいた書類なども見るも無残に散らばってバラバラにされてしまっていた。

 

ティアラ

「お待ちなさい!そこの熱血漢共!!」

 

榛名

「勝手は榛名が許しません!絶対に許さないったら許しません!!」

 

そんな声が聞こえてゆっくりと立ち上がる霧島。その口元には笑みが浮かんでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正宗

「Haッ!!」

 

そして場所は変わって守護の御剣に行くための橋で上がってはいたがそこを全速力で突っ込み、馬を飛翔させて向こう側の建物へと移る。

 

幸村

「負けるかぁッ!!はぁッ!!」

 

さらに正宗が続く。

 

紘太

「逃がさねぇッ!!」

 

小十郎

「待てと言っているのがわからぬのですか、正む―――なっ」

 

飛ぼうとした小十郎がいきなり何かに頭を踏まれて見上げてみると靡くスカートと黒髪とストライプ模様の三角形。

 

小十郎

「ぶほぉぉわぁぁぁっ!?!って――――ぬああああああああああああ!!!!」

 

どうやら榛名に足場にされて飛びきる前にそのまま真下にある落下防止用の魔法陣へと落ちて行ってしまい、小十郎はその足踏みのダメージと見えてしまったストライプ模様の兵器による精神的ダメージによって落下してしていった。

 

貴虎

「止まれッ!!」

 

ダンデライナーに搭載されている前方の砲門から光線を発射して正宗達を足止めした。

 

正宗

「どうやらまずはここでケリをつけねぇといけねぇみたいだな?」

 

紘太

「上等だ!人のアイスを台無しにしやがって・・・ぜってぇ、許さねぇ!!」

 

そういってロックシードを取り出す紘太。

 

幸村

「正宗との勝負を邪魔するとは許せぬ!しかし勝負を売られたというのであればこちらと

て望むところ!!いざ尋常に勝負!!」

 

貴虎

「覚悟はいいだろうな、伊達 正宗」

 

正宗

「いいぜ、かかってきな?」

 

<オレンジ!><メロン!>

紘太・貴虎

「「変身ッ!」」

 

変身ポーズをとりながら勢いよくロックシードをベルトに装着する。

 

紘太

「おらッ!!」

<ロックオン!><ロックオン!>

 

そして2人同時にカッティングブレードを降ろすと機械音が響き渡る。

 

<<ソイヤッ!>>

<オレンジアームズ!花道・オン・ステージ!>

<メロンアームズ!天下・御免!>

 

正宗

「欧州筆頭・・・伊達 正宗!馳せて参る・・・!!」

 

幸村

「天!破!絶!槍ッ!!真田 幸村、いざ全力で参る!!」

 

金剛

「撃ちます!FIRE~!」

 

だがしかしここですべてを破壊する破壊神が降臨した。

 

佳輔・霧島・小十郎

「「おのれらああああああああああああああ!!!!!」」

 

そういって飛来してきたのは前進から赤いオーラを放出した佳輔と霧島の2人で霧島はなぜかいつもの艤装ではなく、よく見てみると大和の艤装を無理やり自分の艤装に増設した特別製にしており、佳輔も大剣二刀を携えて眼光もオーラも紅く燃え上がっていた。

さらにはいつもビシッと決まっているオールバックが崩れてさらには全身から凄まじい稲妻が迸り、完全に目がすわって刀を引きずって現れたのは小十郎だった。

 

龍田

「あらあら~。心配で来てみたらやっぱり手遅れだったわね~」

 

金剛

「H、He――y!龍田、あれってまさか・・・」

 

金剛が言っているのは佳輔が纏っている赤いオーラの事である。

 

龍田

「禁じ手で封じていた鬼神化が発動しちゃったみたいね~。しかも怒り爆発でほとんどノ

ーリスクな状態で。怪我の光明かしら~♪」

 

ティアラ

「お待ちになって!?あの技って身体と精神に負荷が掛かり過ぎるからやめてた技じゃ」

 

鎧武

「おい、待て!?なんか物凄く使うのがリスク高そうな技、簡単に使えていいのか!?」

 

榛名

「というより何で霧島までその鬼神化形態に!?」

 

佳輔

「忘れたのか・・・・?俺にはユニゾン超重弾があるのを。あれを使えば俺とユニゾンした

艦娘は同じ能力が使えるんだよ、覚悟しろよ、この雑兵共がぁぁあッ!!」

 

霧島

「とりあえず皆さんに迷惑をかけたお姉様含めて・・・」

 

そういってにっこりとした笑みが一度ひいて眼鏡を外すとその眼光が開かれる。

 

霧島

「マイクチェックの時間だ、ゴラァアアアア!!!」

 

正宗

「お、おい、小十郎。随分といいテンションじゃねぇか」

 

小十郎

「最早、何もいう事はねぇ・・ただ1つ」

 

そういって髪をかき上げる仕草をすると刀を構える。

 

小十郎

「切れちまったぜ・・・聞こえちまったよ、尾の切れる音がな・・・・」

 

そして逆光により正宗達を包むように3つの影が怪しく禍禍しく伸びる。

 

幸村

「こ、これは・・・世に言う巻きこまれと言うモノで――――」

 

無情にも響く処刑宣言。

 

佳輔・霧島・小十郎

「「「レッツ・パァァアアアアリィィイイイイイイイイイイイ!!!!!!」」」

 

その日、守護の御剣から悪が滅び、天に還った断末魔が聞こえたとか、何とか。

 

 

 

 

 

 





次回のリリマギHERO大戦は・・・・


「なんだラピード、どうかしたのか?」

「ワンッ!」

「色々、助けてもらってるんだ、俺も手伝うぜ」

「あのバカ、また随分と厄介な事に首ツッコみやがったな・・・?」

「彼の厄介事を招くのはいつもの事でしょ?」

「な、なんで僕まで・・・」

「目の前にいたから」

「蒼破ッ!」

「おい、人を呼び出しておいて自分は綺麗なお姫さんとデートか、おい」

「これがデートに見えるかよ?」

「悪いがその姫君と宝剣をわたしてもらおうか」

「お前・・・人じゃないな?」

「我は負を司る虚ろな導き手・・この子の負の感情に同調した世界樹の一片」

「やれるもんならやってみろ」

「こっちも少し本気でいくぜ?」【チェリーエナジー】

「「変身ッ!」」

「変身」



次回、~新たな戦士・ソウルライダーと真のHERO共闘~
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