リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐   作:自分不器用ですから

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魔物の襲撃を仲間と共に食い止める佳輔。被害が出たモノの収拾に向かうかに思われたのだがそんな時、思わぬ一報がもたらされることになった。


第二話~超重弾

光が収まると同時に佳輔は蒼と銀を基調とした戦闘服を纏い、蒼鋼剣も細身だった刀身が展開して刃が広くなったロングソードのようになり変身が完了した。

イオナと佳輔の初期形態『リインフォースモード』でイオナが強化を施したモノだ。腰のベルトには超高速戦闘『キャビテーション・アクセル』を行うためのタップスイッチと超過力技を発動するための魚雷型端末『超重弾』があり、これを装填して使う。

 

イオナ

(圭、フィーバスを形成するから処理の補助をお願い)

佳輔

「あぁ、ちゃっちゃとやっちまおうか」

 

スキル『加速演算』でイオナの装備精製の処理速度を向上させてその手元にナノマテリアルによって2門バレル式の専用大口径銃『フィーバス』を精製させた。

『収束』『散弾』『銃剣』『殲滅』の4モードがあり、蒼鋼剣と連結もできる。

 

イオナ

(射撃精度はまだ安定してない、でも散弾モードならあまり関係ないかも)

 

開幕からいきなりフィーバスを『散弾』で連射して着弾の間隔をコンパクトにして最大の破壊力を固め、雑兵の一掃にかかる。

 

エミリア

「相変わらずの馬鹿火力ね、あの2人」

 

ユーリ

「まぁ、こっちも楽になるからいいだろ。それより少しでも数減らすぞ?」

 

フレン

「ああ、将を討つのならまずは周りからだ。索敵が終わるまで兵力を削ろう、いくぞ!」

 

さらに赤城が上から敵の配置を見て下にいる伊勢と日向に指示を飛ばす。

 

赤城

(日向と伊勢は左舷の密集地を右舷はわたしが受け持ちます)

 

伊勢

「了解!いくわよ、日向!」

 

日向

「ええ、しっかりと押さえましょう」

 

しかし地上だけではなく、空にまで魔物が現れ始めて赤城の支援爆撃が出来なくなってきて右舷の敵の少しが突破してきて門へと突進して激突し、大きな轟音が響く。

 

佳輔

「チッ!!抜かれたか!」

 

そちらに援護に入ろうとした佳輔を囲むように散っていた魔物が集まってきて妨害される。

 

佳輔

「邪魔するな!こいつら・・・俺が援護に入ろうとした途端に・・・!?」

イオナ

(この魔物達おかしい。多少の統率はあるけど、こんな露骨に道を塞いでくるなんて)

 

エミリア

「蹴散らしてやるわ、荒べ!!瞬光連閃牙!!」

 

独特なステップから斬撃を自らの周囲にまきちらしながら佳輔の援護に入り、イオナが精製で準備していたさらなる武装を展開する。

空間に中型の魚雷が現れてそれを前方に目掛けて発射した。

 

イオナ

(多重散弾魚雷。1番から4番、諸元入力完了。発射、いつでも合点)

佳輔

「前方、敵群。1番から3番、撃てーッ!!」

 

三方向へ発射し、着弾と同時に中から少し小さい炸裂弾がばら撒かれ、それが着弾すると同時にさらに炸裂弾がばら撒かれて3段式散弾爆撃で突破口を開く。

 

フレン

「エミリア、ユーリ!どうにか敵を一か所に集中させよう!伊勢と日向も援護と誘導攻撃

 を頼む!佳輔、集めたら残りの魚雷で一掃するんだ!」

 

佳輔

「分かった。イオナ、残りをいつでも発射可能にしておいてくれ」

イオナ

(了解。残り5番から8番まで精製作業を完了させる)

 

赤城の爆撃でも追いつかなくなり、鋼鉄製の扉にヒビが入り始めた。一度、突破されそこから絨毯爆撃のように魔物群れが突進してきてさすがに亀裂が生じ始めていた。

 

佳輔

「ならこいつだ」

 

そういうと蒼鋼剣の中央のボタンを押し、剣そのものを展開させてそれをフィーバスに設置して大型の銃剣形態に切り替えてバレットケースから超重弾を一発取り出した。

 

イオナ

(超重弾装填・充電完了までアクティブデコイを展開、敵の収拾作業をする)

佳輔

「頼むぜ、超重弾セット」

 

装填口を持ち上げて弾丸をセットし、もう一度、装填口を元にセットすると電子音が響く。

 

<BURST STRIKE STANDBY!>

佳輔・イオナ

「(Ready・・・・!)」

 

そして銃剣を両手で持ち、銃口を向けると引き金を引き、さらに電子音が咆哮を上げる。

 

<"Let's roooock"!!>

 

上空目掛けて引き金を引き、その閃光弾が炸裂し、魔物の群れへと五月雨のように降り注いで扉前の魔物群はどうにか一掃する事が出来た。

 

赤城

「高町提督!ありがとうございます!」

 

佳輔

「おう!」

 

その時、飛龍から通信が入ったがその内容は驚くモノだった。

 

飛龍

(圭!こっちに見た事もない魔物が!?)

佳輔

「どうした、飛龍?何が出たんだ?」

飛龍

(頭部が平原の巨大魔物の特徴があるんだけど二足歩行で機器強化されてる)

イオナ

(機器強化・・・もしかすると博士の仕業かもしれない。それはたぶん怪人)

 

怪人とはディザスターショッカー達の事をいい、博士とはその怪人を作り出すことに関しては天才的な腕を持っている幹部の1人と判明している『死神博士』のことだ。

以前、見つけた彼らの基地で博士の事や怪人の事、そして自分と同じように彼らの敵として戦う戦士達がいる事などすこしではあるが情報を知っていた。

 

佳輔

「つってもこの数じゃ援護にもいけねぇ、ぞっ!」

 

しかし向かってくる敵の群れがなかなか途絶えないためにキリがなくなってくる。

だがその時、目の前が巨大な炎で焼き払われ、さらに地面が針のように隆起して魔物を打ち上げてそのまま向かってくる相手の壁になった。

 

?????

「まったく軍部にまで出動させるとはもう少し尽力してもらいたいものだな。艦隊部は少

 し訛ってきているのではないか?高町 佳輔」

 

佳輔

「その嫌味な癖がなければ素直に礼でも言うんだが言う気が失せるわ」

 

現れたのは黒のロングコートに青の軍服を着た黒の短髪の男性でその手には紋章のようなモノが描かれており、指をすり合わせるようにするとそこから火花が奔って突如、凄まじい大爆発が起きて魔物が焼き払われた。

 

イオナ

(あっ、雨の日無能大佐)

マスタング

「誰が、無能だ!?イオナ、君はいい加減にちゃんと呼べ!マスタングだ、マスタング!」

 

彼は都市・ヴァンクエットの軍部に所属している『ロイ・マスタング』。階級は大佐でさっき彼がやったのは強い摩擦を起こすと火花を発する特殊な手袋によって出した火花を彼を含めた軍部の数人が使う『錬金術』によって火力を跳ね上げ、任意で大爆発や炎を巻き起こすなど火を操る事が出来る。ちなみに彼は『炎の錬金術師』と言われている。

 

???????

「美しき技には美しき肉体が・・・美しき肉体には美しき技が宿る」

 

唸る上腕二頭筋。脈打つ胸筋、引き締まる腹筋。そしてチョビ髭・ちょびカール髪。

 

アームストロング

「みぃぃよぉぉ!!!我がアームストロング家に代々伝わる、芸術的錬金法をッ!!」

 

ボディービルのダブルバイセプスをしながら両目が光っている筋肉達・・・ではなく、軍人は『アレックス・ルイ・アームストロング』。階級は少佐。

その錬金術は『剛腕の錬金術師』と呼ばれ軍隊格闘と豪快かつ強力な物理錬成によるコンビネーション攻撃を得意としている・・・しかし色々とキャラが濃い。

 

マスタング

「ここの雑兵はわたしが焼き払ってやる、お前は少佐と共に貴族街へ迎え」

 

佳輔

「へっ、不意つかれて無能大佐になるなよ?イオナ、ランディングボード」

イオナ

(いつでも合点)

アームストロング

「それでは参ろうかぁッ!ぬぅぅぅううううん!!!!」

 

また両の拳を叩き付けて大きな棘の隆起で道を開き、佳輔の足もとにイオナが彼女の本来の形態である潜水艦を模したサーフボードのようなマシンを精製してそれに少佐も乗せて蒼い粒子を帯にしながら波乗りのように貴族街の門へと急行した。

 

マスタング

「すべてを集めず複数の群れを形成させろ!そこを各個撃破で叩く!航空部隊は左右から

包囲、一定以上、敵陣営を広げさせるな!地上班は撃ち漏らしを叩け!」

 

フレン

「分隊、僕たちは右から!エミリアの分隊は左からだ、ユーリは大佐の援護を」

 

エミリア

「OK。全軍、わたしに続きなさい!」

 

ユーリ

「手袋湿らすなよ、大佐?」

 

マスタング

「お前も少しは減らず口を減らして動いたらどう、だッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、ライディングボードで貴族街門へ向かっていた佳輔と少佐達が門へと到達した。

 

アームストロング

「むぅっ!あれは・・・・!」

イオナ

(生体反応、データと照合。間違いない、登録してある平原の主と一致)

佳輔

「あぁ、あの顔にある傷。前に俺がつけた斬撃痕だ。博士め、魔物まで改造しだしたか」

 

ライディングボードから飛び降りてナノマテリアルに再変換し、門を破壊しようとする怪人に特殊な走法『瞬華』を使って一気に加速し、一閃をみまう。

この走法は足の裏に溜めた気を爆発させて加速する技で空中でも発動可能で変幻自在に加速と減速を繰り返して相手を翻弄する事が出来る。

基本的に佳輔はイオナとの融合によるナノマテリアルの力を使うがヴァンクエットで身に着けた術技も加えたある意味『科学』と『異能』を融合させた戦い方をする。

 

アームストロング

「ぬぅぅんッ!!!」

 

地面に拳を叩き付けた大きな地割れを引き起こし、足元をとり、さらに追い打ち。

 

佳輔

「くらっとけよッ!」

 

フィーバスの『収束』モードで力の拡散を最低限にした収束弾を足に集中させてそのまま転倒させ、超重弾を取り出し、銃剣・フィーバスにセットし、銃口を向ける。

 

佳輔

「超重弾セット」

<BURST FINISH STANDBY!>

佳輔・イオナ

「(Ready・・・・FIRE!)」<"Let's roooock"!!>

 

収束モードにしたことで巨大な球体となって怪人へ直撃するのだがその攻撃に膝をつきつつも耐え忍び、そのまま咆哮と共に消し飛ばした。

 

ブルータル

「グゥ・・・!グゥ・・・!タオス・・タオス・・・オマエハテキ・・・!!」

 

アームストロング

「人語を話すというのか・・・平原の主だった魔物なのか、こいつは」

 

佳輔

「間違いはないだろうがまさか超重弾技を消し飛ばして来るとは思わなかった」

イオナ

(まだ佳輔との加速演算スキルの精度が低い。威力もまだ本調子じゃない)

佳輔

「へいへい、本調子になれなくて悪ぅ~ございましたね。飛龍!援護頼むぞ!」

 

飛龍

「任せなさいって!」

 

航空部隊を発進させて四方八方から機関銃による攻撃と直接魚雷を落としてブルータルの集中力を散漫にさせようと乱れぬ操縦技術を艦載機達も見せる。

 

佳輔

「少佐、いくぜ!爆砕刃!」

 

地面に炎を纏った蒼鋼剣を叩き付けて地面を砕き、岩塊が宙を舞う。

 

アームストロング

「ふんッ!ふッ!ふんッ!ふんッ!!」

 

それを拳で殴りつけるとそれが然も棘付の砲弾となってブルータルの体に鈍い音を立てて直撃し、すこし後ろに後退させるがその口からせり出ている牙に雷撃が収束したかと思うと目の前に雷撃を轟音と共に放出してそれが目の前に直撃し、大爆発を起こした。

 

佳輔

「くっ!?」

イオナ

(問題ない、クラインフィールド展開。損傷は軽微、フィールド、戦闘にも影響無し)

 

さらに猛スピードで突進してきたがそれは回避する。しかしそのまま門へと激突しそうなところで即座にイオナがそれを阻止する。

 

イオナ

(アンカー射出。目標を拘束する)

 

エネルギー体の錨が空間から射出されて複数がブルータルを通過し、巻き取られると体で錨の部分がしっかりと固定されてそれ以上、進めないように拘束に成功した。

ここでようやく頼りになる援軍が到着した。

 

大和

「佳輔さん、イオナ、お待たせしました!」

 

佳輔

「へっ、来たか、大和!よし、一気に決めるぜ、イオナ!」

イオナ

(うん、大和、アルス・ノヴァモードで一気に決める。用意はいい?)

大和

「こう言う時は、あれですか。いつでも合点!です」

 

すると大和が懐から取り出したのは赤い超重弾でそれに念を込めるような仕草をしてから超重弾にあるスイッチを押して声を上げる。

 

大和

「ユニゾン・イン!」

 

そしてそれを佳輔に渡すとそれを銃剣フィーバスにセットし、待機音が響く。

 

<SPECIAL FINISH!!>

 

大和が装備していた戦艦装備がパージして蒼鋼剣がそれにエネルギー体となって突き刺さるとナノマテリアルに包まれ蒼を基調とした巨大な二門バレル式カノン砲に変化し、それが大和と佳輔の前に飛来して大和の手にも色違いのフィーバスが精製されてフィーバスを挿入する事が出来る挿入口に2人が同時にセットすると画面が起動してロックオンカーソルがブルータルをロック、それと同時に誘導ビームが捕捉した。

 

イオナ

(融合シークエンス完了。アルス・ノヴァウェポン【桜花大和砲】、発射、いつでも合点)

佳輔

「いくぜ、大和」

 

大和

「ええ!」

 

そういってお互いに超重弾をセットして発射体勢に入った。

 

佳輔・大和

「超重弾セット!」

<OVER CHARGE!!STANDBY!>

佳輔・大和・イオナ

「「(戦乱一蹴!!桜花大和砲!FIRE!!)」」

<JAAAAACK POT!!!>

 

ブルータル

「ブォォオオォォォォ――――オガァッ!!?」

 

巨大な閃光とその粒子がサクラの花びらのように狂い咲き、舞い乱れながらブルータルに直撃して凄まじいスパークと共にふきとんでそのまま大爆発と共に撃破した。

 

佳輔

「鎧袖一触ってな。おい、大和!勝ちどき、上げろッ!」

 

マテリアルジャケットが解除されてイオナがメンタルモデル状態で現れ横に降り立つ。

 

大和

「勝ちどき号砲、よぉぉーーい!撃てッー!」

イオナ

「完全、勝~~利~~~」

 

空へ向けて勝利の号砲を打ち鳴らすとほかの場所でも鎮静されたのか勝ちどきが上がった。

 

飛龍

「圭~~~!イオナ―!大和さ~~ん!」

 

佳輔

「お~う、そっちも無事―――ごぼぉあっ!?」

 

いきなりスピア並のタックル気味の飛びつけを顔面に受けて一瞬、首からシャレにならない音が鳴り、隣にいたイオナが標的になって離れたがその場で佳輔は悶絶する。

 

飛龍

「イオナも大丈夫だった?怪我してない?あぁ~、髪がボサボサになってるじゃん!」

 

イオナ

「ひりゅ~~~、苦しい~・・・マシュマロ~・・・(汗。)

 

大和

「あわわわっ・・・・佳輔さん、佳輔さん!しっかりしてくださいな!佳輔さ~ん!?」

 

しかし大和の力で上下に揺らされるものだがからさらに首がグワングワンと揺られる。

 

佳輔

「お前もやめぇい!?殺す気かお前らは?!」

 

首がバキバキと音を鳴らしながらもどうにか立ち上がって埃を掃う。

 

佳輔

「まぁ、一件落着・・・っと」

 

この男、『高町 佳輔』。

異世界で生まれこの世界、ヴァンクエットに幼い頃に迷い込み、同じくこの世界に傷つき迷い込んだ鋼の少女『イオナ』と出会う。

それから数多くの経験、困難、仲間と出会い、成長し、唯の少年は世界の英雄となった。

悪の軍団との戦いはその先に待っているまだ見ぬ戦士や仲間達との壮大な戦いの序章に過ぎなかったがまだ彼はそれを知らない、まずは目の前の平和を守り安堵するのだった。

 

 

 

 

 




さらにごった煮感満載になるのでよろしくお願いいたします(゜レ゜)。そして機能を理解してなくて別作品でこれを投稿してしまったのは皆さんとわたしの秘密だ。
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