リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐ 作:自分不器用ですから
さらには主人公が主人公らしからぬ暴挙にでたものだから話はさらにややこしく・・・・。
第五話~フラグは選択し、へし折るもの~
佳輔
「・・・・・・・」
大和
「・・・・・遅いですねぇ」
イオナ
「まだまだ予想の範囲内。出発の時間遅延の許容範囲は3時間。まだ1時間」
ティアラ
「イオナには許容範囲でもお隣の方の許容範囲限界点に来てるようですが?」
佳輔
「やだな~、俺はそんな狭い心の持ち主じゃないぜ?こう、寛大な心をだな・・・」
ゼロス
「ってなんでこっちに銃乱射してんだよ、おい!?」
ロイド
「てか、俺完全に巻きこまれじゃねぇか!?」
にこやかな笑顔で銃撃している佳輔の的になっているのはゼロスとその仲間の『ロイド・アーヴィング』で二刀流剣士で天然で抜けているが、根は真っ直ぐで熱い漢。
佳輔
「うるせぇな、こっちが人待ちしてる時に目の前でうざったいナンパなんぞしおってから
に。目の前にハエとか飛んでたら落としたくなるだろ?それと同じだ」
ゼロス
「俺達、ハエか!?目の上のたん瘤か?!」
ロイド
「あぁ~、確かにハエとか小さい虫が顔の周り飛んでると邪魔くさいよな~!」
大和
「ロイドが安心なおバカクオリティーで安心しました」
ティアラ
「大和さんも随分とひどいことを仰いますのね・・・(汗。)」
本来であればこのまま行ってもよかったのだが彼の『得意先』から情報が入って今からいこうとしている世界にショッカーの反応があってついでに討伐してこい、らしい。
というわけで彼の率いているチーム『神威』のメンバーも召集することになったのだが基本的に普段は全員が自由行動で有事に集まるという事になってしまっているので召集する場合も全員が集まるか分からないし、集まったとしても時間通りにならないのである。
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「あぁぁ~~~ぁ・・・。なんだぁ~、またあのコスプレ野郎共が出たのかい?」
龍馬
「んっ?龍馬が先に来るなんて珍しいな、いつも大和の砲弾起床させないと起きないのに」
龍馬
「おめぇの起こし方は常識知らずって言われる俺でも非常識だぞ、おい」
現れたのは派手な刺繍がされている着物に黒のハーフズボンと下駄を履き、口に草の葉を加えている筋肉質な大柄の男性で名前を『金剛 龍馬』といい、『神威』のメンバー。
肉弾戦を得意としているがほとんどが喧嘩殺法で荒々しい戦い方をする。
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「んぁ?皆、もう集まってたさね?ちょっとお菓子に夢中になってたさな」
佳輔
「つうか、お前は何を呑気にバリボリと煎餅なんて食って―――」
しかし仲間の食べていたのは煎餅などではなかった。
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「ポッキーのサトウキビ味はやっぱり病みつきになるさ~」
佳輔
「どこがポッキーだ!?ただのサトウキビだろうが、生だろうが、まんまだろ!?」
ティアラ
「なんであんな茎を齧ってますの!?というかただのチョコかけた茎ですわよ!?」
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「何いってるさな。どこからどう見てもサトウキビ味のポッキーだろうさね」
佳輔
「どこからどう見てもポッキー風味のサトウキビ生噛りしてるようにしか見えねぇだろう
が!?地球全人類に統計とっても99.9999%、それにしか見えねぇよ!?」
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「0. 11111%はいるだろさ」
大和
「それはあなただけという意味よ・・・神奈・・・・(汗。)」
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「もしかしてわたしって天才♪」
佳輔
「どこがだ!?馬鹿と天才、紙一重の馬鹿だよ!前者でオーバーランした馬鹿だよ!?」
彼女の名前は『乃美斗 神奈』。いつも何かを食べているのだがその食べ物が常軌を逸したメニューが多く、行動が破天荒+無茶苦茶なメンバー内のボケ担当基ボケしかできない。
といったものの携帯している重厚な棍と槍刃を連結させた朱槍を武器にして戦う。
そして特徴的なしゃべり方で語尾に『さね』「さな」「さ」などをつけて話す。
龍馬
「おいおい!!神奈、お前は何やってやがんだよ?」
佳輔
「お前からもいっちょいってやれ。まったくこいつは毎度、毎度―――」
徐に一本のサトウキビを取り出すと懐から取り出したのは・・・・・。
龍馬
「こういうのはみたらしのたれにつけて食うもんだろうが」
佳輔
「端から論点間違ってんだろうがぁぁああああああああ!!!?」
何気に彼は甘いモノ好きでなんでもみたらしのたれをかけて食べる『偏食人間』だ。
ティアラ
「あ、頭が痛くなってきましたわ・・・常識人はいないの・・・?」
大和
「ティアラさん、お、お気を確かに!」
イオナ
「ティアラも非常識。というか毒舌ドSキャラ擬きのドⅯ変態でしょ、ティアラ」
ティアラ
「誰がですか!?誰が!?あっ・・でもその暴言にゾクゾクしてしまいますわ♪」
身もだえ乍ら否定しきれないジレンマに光悦の表情を浮かべて震えていた。
大和
「(あなたもそっち側じゃないですか、ヤダーーーーー!?)」
佳輔
「まともなのいねぇのかよ・・・相も変わらずこのオールボケキャラどもが・・」
大和
「き、気をしっかりもって。佳輔さん」
イオナ
「2人は一般的、よく言えばふつう。悪く言えば特徴なし」
佳輔・大和
「「おい」」
???
「ウェヘヘ♪やっぱり皆の漫才は面白いね~。傍観者が一番、楽しくていいよ」
佳輔
「なんならお前にもろくでもねぇ二つ名つけたろか、おい。てか降りろ、てめぇ!」
というのもいつの間にやら佳輔の頭の上に乗っており、すぐさま抜刀が炸裂するが避けられて彼の前に降り立ったのはピンクのポニーテールに白地に炎を模した刺繍とスカートにスパッツ、そしてチューブトップという露出の多めの服装の女性が現れた。
彼女の名前は『マギカ』。彼女も元はこの世界の人間ではないのだがどこから来たのか分からないのは佳輔と同じだが自分の名前や年齢などの記憶も失っていてマギカという名前は彼女が持っていたカードにあった表記から取っている。
白と黒を基調としたバックル付ベルト『マギカドライバー』と複数の別人物の顔が描かれているカードや武装・技カードを使用して戦う雷達命名曰く『魔法ライダー』だ。
マギカ
「それにしても猫ちゃん捜索がとんだ面倒事になったものだね。お祓いした?」
佳輔
「迷いなく俺のせいか。てかほかの選択肢、分岐なしか、フラグなしか」
マギカ
「ほら、選んだ瞬間、エンドが確定とかよくあるじゃない、ゲームで」
佳輔
「そんなゲーム、ク○ゲーオブザイヤーにでも出品してろ。最優秀賞狙えるぞ」
ティアラ
「一体、何の話をしてますの・・・・?」
佳輔
「ゲームのフラグというのは、最終的に後悔するパターンが多いという話だ」
ティアラ
「そうですか、それには同意イタシマスワ。ええ、ソウデスワ」
イオナ
「もうすでに考えるのを止めたよ」
大和
「色々と疲れてるのよ。少しそっとしておいてあげましょう、そしてわたしも少しそっとし
ておいてください。なんか頭痛がひどくて・・・・」
大和さん、唯一、ツッコみで奮迅できるあなたが轟沈しないでくさい、お願いします。
北上
「おい、こら、龍馬ぁああ!!!金、払え!!つうか、魚雷で撃たれろ!!」
すると突如として北上が飛来してきて対空魚雷を撃ちまくって龍馬を襲撃してきた。
龍馬
「おいぃぃいいい!?!?この魚雷狂女、ナニしやがる!?」
北上
「いい加減にツケ返せって言ってんでしょ!今日という今日は許しませんってね!」
そういうと北上から猛スピードで龍馬が逃げてその場から去って行ってしまう。
佳輔
「おい、ちょっと待て!?これから仕事だ、仕事!!逃げるんじゃねぇ、龍馬!!」
龍馬
「悪いな、恨むならそこの魚雷女を恨め――――・・・・・!!」
最後まで言い切ることなくどこかへと走り去っていき、取り残される佳輔。最終的に?
佳輔
「俺、もう帰って寝る」
大和
「待ちなさい!?いきなり仕事放棄しないでください、あぁ~!?イオナ、寝ないの!」
あれから結局、神奈は腹が減ったと食い直しにいき、挙句、ティアラはイオナの暴言に身悶え乍ら喜び、変態モードに入るはで最早、佳輔の方が仕事を放り投げる始末である。
マギカ
「ウェヘヘ、いじけてる圭ちゃんも面白いねぇ~」
大和
「あなたも楽しんでないでちょっとは事態収拾を手伝ってください!?」
イオナ
「働きたくないでござるぅぅ~~・・・」
大和
「何を世にいう自宅警備員のような事言ってるんです、起きなさい!!」
鳳翔
「やれやれ・・・いつもの事ととは言え、予想通りになっているとはね・・・(汗。)」
こうして現れたのは鳳翔で裏に雷・電姉妹もつれてどうやら様子を見に来たらしい。というより服装がすでに装備換装をした状態なのでどうやらまともに進行していないと思って手伝いにきたようだ。
大和
「ど、どうしましょう、鳳翔さん。佳輔さんのやる気が轟沈しました(泣。)」
鳳翔
「いざという時は一個大隊でも軽々轟沈させられる戦力なのに普段はどうにも締まらない
わね、神威の皆は・・・(汗。)こんな事もあろうかと・・・」
そういって取り出したのは笹の葉に包んであるパックで佳輔に歩み寄った。
鳳翔
「ほら、佳輔。やる気とエネルギー補給に大好きな味噌おにぎりと唐揚げ作ってきてあげた
から食べてやる気だしなさいな。後、ニラ玉のお吸物もあるのよ~?」
そんなこんなで数分後・・・。
佳輔
「よっしゃ、一丁、気合い入れていくか!!!」
ティアラ・マギカ
「「回復、早ッ!?」」
電
「すごく元気になってるのです、お兄さん」
雷
「さすが鳳翔さん特製佳輔専用高速修復材(お弁当)ね!」
大和
「み、見事です、こんな簡単にやる気が戻るなんて・・・!」
鳳翔
「伊達にこの子の母を務めていないわ。この子がどうすれば元気出るのかなんて知り尽く
してるですもの。ご飯のついでに昔みたいに一緒に添い寝したげましょうか?」
佳輔
「一体、いつの話してんだ。子供らの前でやめてくれよ、、母さん(汗。)」
さすがの佳輔も鳳翔にはかなわないらしくいいように操縦されているようである。
ティアラ
「なんだか母親の余裕と貫録を見せられたような気がしますわ・・・」
鳳翔
「ほっほっほ。まだまだそれくらいでは息子は婿には上げられないわねぇ~?」
ティアラ
「!?」
イオナ
「独身生活・・・(ボソッ)」
ティアラ
「何かおっしゃいましたか、イオナさん・・・・?」
イオナ
「何も。圭、準備も人員も整ったことだし、そろそろ出発。遊んでいる間にバンエルティア
号とのリンクも済んでる。発進、いつでも合点」
佳輔
「よし、ちぃ~とばかしメンバー変わったがタマの捜索及びショッカー兵討伐、行くぞ!」
一同
「おぉぉおおおおおーーーーーーーー!!!!!」
こうしてどうにかメンバーも出揃い、異世界への猫探しの旅が始まるのであった。しかしショッカー達の兵もいるとなれば唯で終わるとも思えない、そこは普段通りに振る舞いながらもしっかりと気を引き締める佳輔であった。さて次回へ続く!
今更ながら捕捉しておくと『超重弾』というのは、イオナからナノマテリアルを採取してそれを元に技の術式や装備をデータ化したものを魚雷型端末にしたものです。
ちなみに今現在の佳輔は演算処理能力が全盛期から大幅に落ちているので弱体化してる設定。