リリカル&マギカ&HEROS∞MOVIE大戦ヴァンクエット‐宴‐   作:自分不器用ですから

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新たな世界、そこは佳輔が生まれた地球であり、日本の鳴海市だった。そして記憶にある道をたどったそこには変わらぬ我が家、そして本当の家族達との再会があった。
だがそんな再開も早々にショッカー達が襲撃する。


第八話~魔法変身と新鋭潜水艦(人)

〘SEQUENCE COMPLETE!急・速・潜・航!〙

<マギカライド!クリームヒルト!>

 

ティアラ

「変身完了です!」

 

佳輔

「高町 佳輔、推して参る」

 

マギカ

「通りすがりの魔法ライダーだよ、覚えておいて!」

 

マギカは灰色のエフェクト体が四方から集まり、彼女に重なると同時に光を放ち、特殊な言語文字が浮かび上がると発散してその姿が変わる。

ピンクと白を基調としたドレスタイプの服でツインテールに髪型も変わった。

 

イオナ

(ちなみにフィーバスは精製しなくても通常装備になってる。あとは新しい蒼鋼剣だよ)

 

現れた蒼鋼剣は以前より細身になって剣よりかは刀のような刃に変わっていた。

 

イオナ

(これの方が圭には、合うでしょ?前の蒼鋼剣だとやりずらいって言ってたし)

佳輔

「へぇ~、なかなか握りの合う刀だな。それに軽さと斬る音もいい具合だ」

 

鞘から抜いて2,3度、振り抜いて感覚を確かめた後に鞘戻して構えを取る。

 

ティアラ

「佳輔さん、いつの間に居合斬りなどを覚えましたの?」

 

佳輔

「元から俺は抜刀型なんだよ。お前と旅してた頃は前の大戦で大怪我した直後で抜刀する

ために加速する脚力も筋力も衰えてたからやってなかったんだ」

 

本人曰くはここ数年で一番弱っていた頃にあたるらしい。

 

マギカ

「全盛期の圭ちゃんに一歩近づいたね、信奈ちゃんが聞いたら喜ぶだろうね~♪」

 

佳輔

「やめろ、あの戦闘狂女とまたやりあいたくない。てか身が持たん」

 

そして3人がショッカー軍団に応戦を始める。

新たな蒼鋼剣を手に入れた佳輔は抜刀術の要領で納刀と巧みに使い分けながら斬り伏せる。

 

ティアラ

「いきますわ!」<アタックエフェクト フローイングスラッシュ>

 

華麗に舞うような薙刀の連続攻撃からすれ違いざまの一閃をみまう。

 

マギカ

「さていこうかな」

 

腰につけていたカードホルダーを変形させるとそれが銃形態になった。それで遠距離から相手を撃ち、接近させずに応戦しながら近づくと今度はホルダー型の武器『ライドブッカー』を剣形態に変えて次々に薙ぎ払う。

 

マグマ

「高町 佳輔だな、お前の首、打ちとって俺の名を上げさせてらおうか!」

 

佳輔

「こいつ、ドーパント?いや、この妙な気はディザスターモブ化した奴か」

 

ディザスターモブというのは死神博士の開発した新たな怪人でそれほど数は多く無いモノの他の怪人より戦闘能力も高く、あらゆる技術を混ぜ込み、強制的に能力を上げたために予測不能な突然変異を起こす特異体の怪人である。

 

桃子

「あの子・・・一体、何を普段からやってるの?こんな危ないことを」

 

鳳翔

「それがあの子が選んだ道ですから。皆を護るために悪の組織と日夜戦っているのです、そ

れに佳輔があなたの前から居なくなった原因は彼らにもありますから」

 

恭也

「あなたは一体・・・?というより佳輔ともとても親しそうでしたけど」

 

鳳翔

「申し遅れました。わたしは軽空母・鳳翔と申します、あの子が異世界ヴァンクエットに来

てからの母親代わりをさせていただきました」

 

桃子

「えっ、あの子の・・・・・」

 

鳳翔

「・・・・・」

 

美由季

「お母さん・・・」

 

桃子

「うちの子がお世話になりました、ありがとうございます♪」

 

鳳翔

「いえいえ、こちらこそ。色々と助けてもらってまして~♪」

 

ドラゴン

「おい、こら、そこぉッ!!何、ご近所付き合いみたいな平和ボケコントしてやがる!?」

 

竜骨の鎧に龍を模した頭部と強固なボディを持つディザスターモブ『ドラゴン・ゾディアーツ』がいきなり母親懇談会を始めた桃子と鳳翔の2人に即座にツッコみを入れる。

 

マギカ

「ごめんね、ごめんね~!さっさと倒してあげるからさッ!」

 

しかしマギカの斬撃を軽々と受け止めて跳ね返し、銃撃も効果がないようである。

 

マギカ

「随分と固いね、頭も固そうだけど」

 

ドラゴン

「減らず口を!今、嬲り殺しにしてやるからよぉーッ!!」

 

ティアラ

「させませんわ、これを避けれて?」

 

上空に展開した魔法陣を足場に飛び上がり、後方宙返りから下にある魔法陣目掛けて弓矢形態にしたフェーリーで矢を放ち、魔法陣から大量の魔法の矢を振らせて攻撃する。

体中から火花を散らして全弾命中したのだがやはり効果的なダメージではない。

 

ドラゴン

「そんな蚊みてぇな攻撃が効くわけね―――どわっ!!?」

 

しかし爆音と共にドラゴンが吹き飛ばされて見てみると大和の大砲が火を噴いていた。

 

ドラゴン

「やってくれるじゃねぇか。さっきのはちょいと痛かったぜ!」

 

大和

「わたしの砲撃を受けてもダメージが薄いの?なんて装甲・・・!」

 

マギカ

「ならこれかな」<マギカライド!オフィーリア!>

 

するとマギカが別のカードを取り出してそれをドライバーにセットし、マギカライドするとまた灰色のエフェクトに包まれ別の文字が浮かび上がって発散すると何と赤い髪に赤を基調とした上着と黒のスカートに武器が今度は槍へと変わった。

 

ティアラ

「す、姿が変わりましたわ!?」

 

マギカ

「これがわたしの能力。何でか分からないけどこのカードに移ってる子に変身できるんだ

よね。昔の記憶がないのに変身すると何だか戦い方だけは思い出して、さッ!」

 

今度は強烈な突きを繰り出すとこの一撃はドラゴンの装甲にもダメージを与えられた。

 

マグマ

「くらえ!」

 

マグマドーパントはというと背中の溶岩から灼熱のマグマの触手を出して鞭のように唸らせて佳輔に襲い掛かる。

上手く弾きかえし、動き回りながら攻撃を捌いて次の一手を思案する。

 

イオナ

(圭、この超重弾がいい。スロットに入れて上部のスイッチで起動する)

佳輔

「わかった」〘SWORDWHIP READY?FIRE!〙

 

すると魚雷の発射音のような音の後にドライバーからエネルギー魚雷が発射されて蒼鋼剣に命中すると剣が変形して刃の幅が広くなり、そこに亀裂のようなモノが出来ていた。

 

佳輔

「さっきの言葉の通りにいけば、こうかッ!!」

 

そういって剣を振るうとイメージ通りに剣が分裂して伸縮し、鞭のように唸りを上げてマグマの灼熱の触手を切断して逆に押し込み、ダメージを与える。

その場で舞うような動きから休みなく連結刃の連撃を入れ、刃を相手の体に巻き付けると今度はそのまま力任せに振り回して地面に叩き付けた。

 

イオナ

(次はこれ)

佳輔

「おう」〘BASTARDSWORD READY?FIRE!〙

 

今度はエネルギー魚雷が剣に装填されて巨大な両手持ちの大剣に変わって振りかぶる。

 

佳輔

「ハッ!」

 

横薙ぎから踏み込んで上段から渾身の斬撃を放ち、それをマグマも受け止めるが地面が大きく砕けて足が地面に自分の熱もあってめり込んでしまった。

 

佳輔

「それで済むか。裂空斬!爆砕斬!旋桜華!」

 

振り抜いた反動を利用してその場で高速回転しながらの回転斬りにそこから地を砕く渾身の一撃から体前進を使って横回転し、大剣を振り回して周囲の戦闘員ごと薙ぎ払う。

 

佳輔

「マギカ!」

 

マギカ

「OK!」

 

そういってバック転しながらそれぞれ位置を変えて戦う相手をスイッチする。

 

佳輔

「そんなに響く攻撃がいいなら・・・ッ!」〘ATTACK EFFECT STRONGSLASH!〙

 

マギカ

「こっちの防御力なら」<アッタクライド!!鉄砕鞭!>

 

ドラゴン・マグマ

「「なにッ!?」」

 

佳輔・マギカ

「これでもくらえッ!」「楽勝ッ!」

 

大剣にエネルギーが充電されてそれを突きの要領で繰り出すとそのままエネルギー刃がドラゴンを貫いて薙ぎ払い、さらにマギカも槍を振り回し、体全身を利用した強烈な連結槍のラッシュをみまい、吹き飛ばす。

 

ドラゴン

「くそがッ!やってくれ・・・―――ッ!」

 

マグマ

「これは・・・!」

 

いつの間にか自分たちの周りを水のフィールドが覆い、空中にはティアラがいた。

 

ティアラ

「水の力、受けてみなさい!メイルシュトローム!」

 

大量の水圧の塊を放出して2体を一気に圧殺するかの力が解放され火花を体から散らす。

 

ドラゴン

「ぐぅぅ・・・・!!この程度で!」

 

マグマ

「ぐあああああぁあッ!?あの女、水の力を!」

 

属性的にマグマには大ダメージを与えたようだがやはり装甲に比重を置いているドラゴンには蓄積ダメージは通っているようだがまだ耐えている。

 

マギカ

「悪いけどあなただけでも倒させてもらうよ」<マギカライド!クリームヒルト!>

 

元の形態に戻って今の形態の紋章が描かれた金縁のカードを取り出す。

 

<ファイナルアタックライド!ク・ク・ク・クリームヒルト!>

マギカ

「ハッ!」

 

飛び上がると同時に目の前にさっきマギカライドした必殺技カードと同じホログラムカードが現れてそれがマグマをロックし、その中を通過しながらエネルギーを右足にためてそのまま叩き込む必殺技『ディメンションキック』が炸裂し、マグマが木の葉のように吹き飛ばされて何とか立ち上がるが容赦はしない。

 

大和

「敵艦捕捉、全主砲!薙ぎ払え!!」

 

マグマ

「ぐあぁああああああああ―――がッ!?」

 

そこに大和の主砲の一斉掃射が直撃してさらにふきとび、スパークしながら爆散する。

 

ティアラ

「覚悟なさい、後はあなただけですわよ?」

 

ドラゴン

「甘く見るなよ、俺達はディザスターモブとして生まれ変わったが元の能力も使えるんだ

 よ・・・超、新星!!」

 

するとドラゴンの体にうお座が浮かび上がり、その姿が魚の鱗や鰭をモチーフにした鎧と姿そして扇子を模した武器を持ったゾディアーツ『ピスケス』へと変貌する。

 

ピスケス

「どこから来るかわからない恐怖を味わって死ぬがいいぜ!!」

 

そういうと地面に飛び込み、そのまま消えてしまった。

 

ティアラ

「まさか地面に潜った?―――くっ!」

 

突如として裏から攻撃をくらったティアラが前のめりに倒れて体勢を整えるのだが裏には誰もいない。だが今度は真横から現れて防いだが吹き飛ばされる。

 

桃子・恭也・美由季・士郎

「「「きゃ!?・うお!・きゃぁ?!・なっ!」」」」

 

今度は桃子達に襲い掛かってきたのだが雷と電の2人がぎりぎりで庇い、事なきを得た。

 

「あいつ、地面の中に潜ってる!魚みたいに!」

 

ピスケス

「どうだ!俺の姿を認識できまい!さぁ、たっぷりと甚振って―――ぐおっ!?」

 

攻撃を仕掛けようとしたピスケスだが軽々と佳輔に迎撃され、また地面に潜る。

 

ピスケス

「まぐれは一度だ!二度目は―――」

 

佳輔

「てめぇよ・・・」

 

しかし軽々と地面に踵落としで叩き潰されてそのまま大剣でゴルフの要領でぶっ飛ばされて電柱に激突して地面を転がり、驚きの声を上げ乍ら顔を上げると天使のような極悪非道な悪魔の顔をして巨大な大砲を両肩に抱えた佳輔が立っていた。

 

ピスケス

「お、俺の能力を軽々とお前はなぜ、場所が―――」

 

佳輔

「あぁ?何も聞こえねぇな、なんだって~?」

 

三式弾はいりまーす。

 

ピスケス

「お前は―――」

 

佳輔

「聞こえねぇ、っつんってんだろ!!もっと腹から声だせぇッ!!!」

 

徹甲弾はいりまーす。

 

ピスケス

「きけ―――」

 

佳輔

「なーーんも聞こえねぇ!!てか聞く気もねぇ!!てめぇ、人の家族に手出し寄ってから

 どう落とし前つけるんじゃ、あぁぁああん!!!?」

 

マギカ

「圭ちゃーん、ちょっとキャラが崩壊してるよー?キャラがぶれてるよー?」

 

ティアラ

「あなたはどこの族ですか・・・」

 

佳輔

「おい、大和!!ありったけの三式弾と九一式徹甲弾持って来い!?このあほんだらに鱈

腹食わせてやる!!ついでに大和砲も喜んでー♪だそうだ!!あいつのいる一帯更地に

して塵も残さず粉砕・玉砕・塵滅確定だ、ゴラアアアア!!」

 

大和

「いや、何いきなりとんでもない事言ってるの!?あなた英雄!それ悪者の台詞!?」

 

勝てば正義なのだぁ!!などと叫びながら一向に爆撃の手は休まらない。

 

鳳翔

「いや、佳輔。こんなところでそんな爆薬使ったら吹き飛んじゃうから、街とか人とかこの子達の服とかその他もろもろが。やぁ~ん♪なことになっちゃうから」

 

一体、何の話をしているんですか、鳳翔さん。

 

大和

「いや、なんでどんどん規模が小さくなってるんですか!?てか脱げる前提!?」

 

佳輔

「そうか、そうか!!そんなに脱げたいのか?お望み通りに脱ぎやがれぇッ!!」

 

そういいつつさらに火力を加えてピスケス単体に絨毯爆撃を敢行している佳輔。

 

ピスケス

「いや!?俺、服着てねぇから!?これそう見えるけどアーマーだから!?てか俺の話というか台詞を少しはいわせ―――ぎゃぁあ?!だから――があああ!?」

 

佳輔

「台詞ってなんだぁ・・・?」

 

桃子

「あなたぁぁああ!?佳輔が、佳輔が、おかしくなっちゃってるぅぅ!?」

 

士郎

「落ち着け、桃子!?あれだ、戦いで少し気をやられただけだ!気をしっかりもて!」

 

「でもあれが佳輔の平常運転のような気もするけど」

 

「はいなのです」

 

身もふたもない事をさらっと言ってしまう姉妹2人に息子の崩壊っぽりに最早、パニック

障害を引き起こしそうな勢いで動揺を見せている桃子となだめる家族達。

 

イオナ

(このままだと収拾がつかなくなりそうだがから決めるよ、圭)

佳輔

「まだやりたりないんだがしゃあねぇな」

 

すると取り出されたのはキックにオーラを付け加えたマークのある金縁の超重弾だった。

 

佳輔

「超重弾セット」《LIMIT FIRE!MIRAGE ASSAULT!》

 

佳輔・イオナ

「一気に決めるぜ、イオナ!」(いつでも合点!一瞬で終わらせる)

 

佳輔の足もとに蒼のオーラが放出されそれが潜水艦伊401のエネルギー体が現れてそこから魚雷エフェクトを発射し、それを追随するように佳輔とエネルギー体の潜水艦が駆け抜けて魚雷エフェクトが次々に命中して動きを完全に止めたところに突撃した。

 

佳輔

「ハァァア!チェイサーッ!!!」

 

直撃する直前に潜水艦のエネルギーが右足に全て収束し、破壊力を高めた跳び蹴りが炸裂し、ピスケスを蹴り貫いて消滅させて地面を滑りながら急停止する。

 

佳輔

「鎧袖一触、敵じゃねぇ。おい、大和!勝ちどき上げろ!」

 

大和

「勝利の号砲!よぉぉーーーい!撃てッーー!!」

 

イオナ

「大~勝~利~!グッ(b)」

 

一同

「Good♪(d)」

 

大和の勝利の勝ちどき号砲が高々と鳴り響きイオナと佳輔がサムズアップするとそれにこたえるように鳳翔達もサムズアップと笑みで答えた。

 

佳輔

「よぉ」

 

桃子達に声をかけるとゆっくりと振り返った。

 

佳輔

「怪我はねぇかよ?」

 

成長した姿で不敵で自信に満ちた笑みを浮かべてしっかりと成長した姿を見せてやっと帰ってきた家族の一員に何をいうわけでもなくそのまま抱き着いて立派になった事とまた家族がそろったこととの喜びが弾けたようだった。

運命的な神様の悪戯で思いがけず家族との再会を果たしてその顔はどこか嬉しそうだ。

さて次回へ続く!続くッたら~、続く!

 

 




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