では、どうぞお楽しみください。
翌日……
ブラックマーケットは快晴であり、雲も多少ある程度で心地よい陽気となっている。
住人たちはいつも通りに各々のことをするために歩いている。
そんな中、マリーンたちは便利屋68の事務所のビルの近くにある広場で準備を行っていた。
襲撃を行うために待機していたマリーンたちは分隊ごとに点呼をとり装備の点検などをしている。
巡回班と監視班のマリーンたちは変化がないかビルを注視している。
筆頭中隊
指揮所にいる
一方、便利屋68の4人は事務所の中にあった荷物をバックなどに詰める作業を行っていた。
必要なもの、いらないものなどに仕分けて極力荷物が多くならないようにしている。
「荷物はまとまったかしら?」
「ある程度はまとまったよ、社長」
「こっちはOKだよ♪」
「わ、私も大丈夫です……」
「そう、なら良かったわ。作戦の方は大丈夫かしら?」
「そっちはOK、いつでもやれるね」
「派手にいけるよ♪」
「しっかりと準備しました……」
荷物をまとめながら4人は談笑している。
しばらく作業をしていると荷物がまとまりいつでも事務所から出れるようになった。
作戦の要である物の準備も整っており最終確認も済んでいる。
4人は忘れ物がないかを確認して事務所から出る。
監視班のマリーンが便利屋68の4人組が事務所から出てくるのを確認し、指揮所に事務所が空いたことを伝える。
報告を受けた指揮所は襲撃を行う第3
第3
アルファチーム、ブラボーチーム両方ともが事務所のあるビルの玄関に到着し、指揮所からの報告を待つ。
指揮所からチームに突入開始の合図が出され、ブラボーチームが玄関を開けて中に入る。
中に入ったブラボーチームの足音が誰もいないビルの中に響き渡る…
続いてアルファチームもビルの中に入りボルトライフルを構えながらしゃがむ。
アルファリーダーがブラボーリーダーに事務所に突入するように手で合図を出す。
ブラボーチームが階段に向けて歩き出し、ボルトライフルの安全装置を解除する。
階段を上がり事務所の扉の前にブラボーチームの5人が到着する。
ブラボーリーダーはブラボー2に扉を開けるように指示を出す。
ブラボー2は扉に手をかけ、ボルトライフルを左手に持ちながらゆっくりと開ける。
扉が開ききり、中にブラボーチームが突入すると先程まで便利屋68の4人がいたとは思えないほど部屋が片付けられていた。
ブラボーチームは不審に思い、それぞれ気になった箇所を見に行く。
ブラボーリーダーはアルファリーダーに通信を行い本当にここが事務所なのかと聞いている。
ブラボーチームが事務所の中を捜索している中、アルファチームもどういうことかと相談をしている。
「事務所とは思えないほど物が無かった……か」
「どういうことでしょうか…?」
「分からん……ただ何かおかしい…」
「ブラボーチームは捜索を継続しているようですがどうされますか?」
「そのまま継続……いや待て。もしや……!!」
「ど、どうされましたか……!?」
「急いでブラボーチームを下がらせろ!これは………罠だ!!!」
その頃、事務所のあるビルの反対側に立っているビルの屋上に4人組の姿があった。
その内の一人が起爆装置を持っており、いつでも起動できるように待機していた。
そんな中、事務所の中ではブラボーチームが突然の通信に困惑している様子が見て取れる。
先頭に立っていた金の装飾が施された角が生えた少女が起爆装置を持っていた少女に起爆させるように指示を出す。
指示を受けた少女は起爆装置をカチッと押し込んだ。
そして……轟音がブラックマーケットに響き渡った。
ビルの窓が爆風で吹き飛び、ビルそのものが揺れ、黒煙が吹き出した。
中にいたアルファチームは突然の事態に驚き、急いでビルから脱出する。
アルファチームが脱出した直後、ビルが音を立てて崩れたのだ。
監視班や巡回班も突然の爆音とビルの倒壊に驚き指揮所へ指示を仰ぐ。
指揮所では何が起きたかの情報を調べていると共にアルファチームと巡回班にブラボーチームの救出するように指示を出している。
また、筆頭中隊
便利屋68の4人はあまりの惨状に開いた口が塞がらず、どういうことかと考えている。
その足元では、アルファチームが巡回班のマリーンと共にブラボーチーム救出に向かっているのが見える。
筆頭中隊
アルファチームが瓦礫をどかしていくとブラボーチームのマリーンたちが出てきた。
段々と救助されていき4人は多少傷を負った状態で救助されたが、ブラボー2はレンズに破片が突き刺さっていた。
筆頭中隊
そのままプロゲノイド腺の摘出に取り掛かる中、その他のマリーンたちは武器を構えて周囲を警戒し始めた。
指揮所では損害の内訳が判明し、マリーンが一人死亡したことを中隊に報告している。
便利屋68の4人は自分たちがやったことに恐怖し、足早にその場を立ち去った……
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