もし分からなかったらお手数お掛けしますが、名前を調べていただき、見た目などを見ていただければ分かりやすいと思います。
では、どうぞお楽しみください
薄暗い地下通路、頼りない天井のライトが光る中、3人の少女たちと3人の兵士たちが今のキヴォトスに付いて話している。
兵士たちは少女たちが話す内容について質問を混じえながら聞いている。
「とまぁ…こんな感じですかねぇ、今のキヴォトスは」
「マンモス校とかブラックマーケットとか色々ありますよ」
「まぁ私たちはブラックマーケットで活動してるパタパタヘルメット団の一員なんですけどね…あんまり詳しくは知らないです」
「いやいや、参考になったとも。感謝する」
3人の少女たちの説明が終わり、自分たちがどこで活動しているのかも話をして会話は終わった。
隊長らしき人物は3人の話がとても有意義なものだったのか何度も頷き、彼女たちに感謝を述べる。
「あ、もうこんな時間…」
「え?あ、ほんとだ。帰らないとさすがに他の連中に心配される……」
「あのぅ…私たち帰っても大丈夫ですかねぇ…?」
「いいとも、気をつけて帰ってくれたまえ」
「ありがとうございます!」
「では、またどこかで会えたら会いましょう!」
「ほら、急いで帰るよ!」
1人の少女がスマホを見て深夜になってしまっていることに気付き、帰ることを伝えると快く受け入れて貰えたためすぐに地下通路を帰る方向へと進み、その背中は段々と小さくなっていく。
残った兵士の3人はそんな少女たちを見つめていたが少女たちが見えなくなった頃に顔を見合わせたのだ。
「閣下、今の話…どう思われます?」
「嘘ではないだろうなぁ…だが、我々が居た頃とはかなり違っている」
「それではどうされますか?1度戦団長に指示を仰ぎますか?」
「うむ、1度戦団長に相談をしてから今後の行動を決める」
「「はっ!」」
3人は上がってきた地下通路の方に向けて歩き始めた。
3人が進んでいく地下通路は下に行けば行くほど整備された軍事施設へと変わっていき、通路をサーヴィターたちが作業をしながら活動している。
通路の右手側の開いた隔壁の向こうには製造施設やエネルギー施設など数多くの設備が揃っており、なおかつ稼働している。
また、左手側には窓越しに多くのマリーンやサーヴィター、テックプリーストが活動している巨大空間があり、起動したばかりのため点検作業などを行っていた。
そんな中、3人は通路を進み続け、行き止まり、つまり隔壁に閉ざされた場所に辿り着いた。
護衛の2人は近くにある待機場に向けて歩き、盾を地面につけ休めの状態で待機し始めた。
隊長は隔壁の正面に立つ2人の護衛のマリーンの前に行き、声をかける。
「第1中隊長のアインスだ、戦団長に報告がありここに参上した」
「はっ、少々お待ちを…」
「許可がおりました、どうぞお入りください」
「あぁ、ありがとう」
立っていたマリーンが中にいる者と通信を行い、しばらく待ち入る許可がおりたことを隊長に伝えた。
隊長はそれに頷き、隔壁が開くのを待つ。
開閉のアラートが鳴り響き、重い音を立てながら隔壁が上へと開いていく。
その先にあったのは5m程の大きさを誇るリヴァイアサン・ドレッドノートが部屋の中央に鎮座しており、大量のパイプやコードが繋がれている。
その周りをテックプリーストやサーヴィターたちが動き回っている。
隊長はリヴァイアサン・ドレッドノートの正面にある開いた場所に向けて歩き始める。
開いた場所に辿り着き、隊長は右手を胸に当て敬礼を行い報告を始める。
「シュタール閣下、ご報告がございます」
「……なにか分かったのか…?突然の目覚め、施設の稼働、世界の空気の違い……そのことか?」
「そうです、施設の稼働と我々の突然の目覚めはどうやら施設に入り込んだ者たちが封印を解除する物を押したからのようであります。また、空気の違いは我々が活動していた時代からかなり進んでおり、聞き慣れない土地や施設などが存在することが分かりました」
「……そうか…して、アインスよ。我に報告すること以外にも何か聞きたいことが…あるようだが……?」
「はっ…我々のこの世界での身の振り方でございます」
「……変わらぬ……敵となる者、その全てを灰燼と化し、我らが兵士、仲間になる者を助けることは変わらぬ……そして、今の世に我らが再び蘇ったことを知らしめるのだ…!」
「はっ…!ではそのように各中隊長へと伝達を行います」
アインスが戦団長へと報告を行い、この時代での身の振り方を聞いたが、古の時代から変わらず、敵を殲滅し、仲間を助けることを行うことと自分たちが目覚めたことを世界に知らしめることを伝えられた。
アインスは各中隊長に戦団長の言葉を伝えることを報告し、部屋から退席していく…
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