灰を創り出す者と青き青春   作:土門一家

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戦いの描写はとても苦手ですね…
しっかりと表現できているか不安ですが何とか書けました。
では、どうぞお楽しみください


第8話 殲滅

 

 

 

 ヘルメット団の少女たちが各々の武器を盾を構えたマリーンたちに構える。

 中にはオートマタなどもおり、大規模な勢力であることが伺える。

 戦壁分隊(バトルウォール・スカッド)のマリーンたちは互い違いに2列に並びながらシールドを地面に打ち立てる。

 後方のマリーンたちはいつでも動けるように待機している。

 カタフラクティアーマーやタルタロスアーマーのマリーンたちは戦壁分隊(バトルウォール・スカッド)のすぐ後ろでタルタロスアーマーのマリーンがシールドを構えて待機している。

 ドレッドノートは中隊の中央で待機し、アサルトキャノンを構えている。

 マリーンたちの動向を見ていたリーダーの少女は拡声器を構える。

 

「うちらペタペタヘルメット団の実力を見せてやる!そんな粗末な盾で防げると思うなよ!お前ら!攻撃開始!」

「喰らいやがれ!」

「よくも仲間を!」

「攻撃開始」

 

 ヘルメット団の少女たちが持っている武器でマリーンたちに射撃を開始する。

 幾千もの弾丸がマリーンのシールドに降りかかり、甲高い音を立て着弾する。

 着弾した衝撃で砂塵が舞い、マリーンたちの姿が見えなくなる。

 ヘルメット団は1度攻撃を止め、砂塵が晴れるのを待つ。

 しばらく待ち、薄らと砂塵が晴れてきた時、その奥からマリーンたちのレンズの赤い光が影と共に見えた。

 マリーンたちは盾を構えながら前進を開始しており、だんだんとヘルメット団の陣地へと近付いてくる。

 一切音が乱れない重厚な足音を踏み鳴らしながら黒い壁がヘルメット団へ近付いてくる。

 それに恐怖した数人のヘルメット団が逃げようとした瞬間にブリーチャーシールドと共に構えられていたボルトガンで背中を撃ち抜かれる。

 撃ち抜かれた少女たちは吹き飛び、地面に激しく倒れ込む。

 当然、気絶しておりそれを見た他の少女たちはマリーンたちに射撃を開始する。

 弾丸がまたマリーンたちに襲いかかるが離れていたから見えていなかった現実が浮き彫りとなる。

 シールドに着弾した弾丸は傷をつけることなく甲高い音を立てて弾かれ、地面へと落ちていった。

 そんな光景を見て少女たちが唖然としていると戦壁分隊(バトルウォール・スカッド)のマリーンたちが縦に並び後方のマリーンたちが見えるようになった。

 既にヘルメット団とマリーンたちの間の距離は50mほど、突然の陣形変更に少女たちが戸惑っているとマリーンたちの中からカタフラクティアーマーのマリーンやMk.VIアーマー、Mk.VIIアーマーのマリーンが出てきた。

 盾を持ってないマリーンを見たヘルメット団は困惑したが、盾を持ってないならやれると思い射撃を開始する。

 射撃した者の中にはロケットランチャーなどを持った少女もいる。

 銃弾やロケット弾が歩いているカタフラクティアーマーたちに殺到し、当たるかと思われたが突如現れた謎の光の膜で全て弾かれてしまった。

 ロケット弾が当たったカタフラクティアーマーは多少よろめいたがアーマーに傷は無く、他のマリーンたちよりも重い足の歩みを止めることはなかった。

 ヘルメット団の少女たちはあまりの光景に恐怖し、リーダーの少女にどうするのかと叫び始めた。

 そんなことをしていたらすでに目と鼻の先にマリーンたちが迫っており、どうすればいいのか少女たちは分からなくなってしまった。

 

 それを見たカタフラクティアーマーのマリーンたちは持っていたストームボルターを構え、射撃を開始する。

 鉄の暴風とも呼べる弾丸の嵐が少女たちに襲いかかり、反応が遅れた少女たちの体ごと意識を吹き飛ばしていく。

 先頭にいたカタフラクティアーマー5人のストームボルターが薙ぎ払ったのはヘルメット団のほぼ半分。

 一部のオートマタも盾ごと破壊され、沈黙している。

 鉄の暴風の襲撃から生き残った少女たちが顔を上げると銃剣やチェーンソード付きのボルトガンを構えたマリーンたちが突撃してきていた。

 リーダーは後方に待機していた戦車に急いでマリーンたちを倒すように指示を出すが、戦車が前方に出てきた瞬間、突如ミサイルが飛来して戦車を破壊する。

 撃ったのはMk.VIIアーマーのミサイルランチャーを持ったマリーンだ。

 打つ手なしとなった瞬間、マリーンたちがヘルメット団の少女たちに殺到する。

 

「喰らいやがれ!」

「ひゃっはー!まだ獲物はいるぜぇ!」

「逃がすかよォ!」

 

 少女たちに銃剣やチェーンソードを突き刺したり振り下ろしたりしながらマリーンたちは襲いかかり少女たちを吹き飛ばしていく。

 中には銃剣が刺さらないことに首を傾げる者もいるが、あまり気にせず顔を掴んで地面に叩きつけたり、ヘルメットをかち割るようにチェーンソードを振り下ろしたりしている。

 数人の少女たちが反撃で持っている銃を撃つが、マリーンのアーマーに弾かれ逆にボルトガンで体を撃たれ吹き飛ばされてしまった。

 残ったオートマタたちは手足を破壊され、頭をもぎ取られてしまっている。

 リーダーの少女は腰を抜かしてしまい、持っていた武器も足元に落としてしまった。

 自分の目の前に広がる光景があまりにも恐ろしすぎて現実と信じたくなかった。

 すでに他のマリーンたちも戦場におり、ただただ一方的な争いが繰り広げられている。

 そんなリーダーの目の前に装飾が豪華な1人のマリーンが歩いてくる。

 

「お前がこの部隊の隊長か?」

「ひぃ……ぃ……!」

「ふん……喋れなくなったか、哀れなものだ」

「……なんなんだよ……お前らは一体何者なんだよ!?」

「我らはSONS・OF・CINDER戦団の第2副中隊だ、お前らのような我らの敵となる者を排除する者だ」

「クソが……クソがぁ……!」

「お前のそのヘルメットを戦利品とさせてもらおう」

「……は…?待て……!なにするつもりだ!?」

「すぐに終わる」

 

 リーダーへと話しかけていたズィーベンは持っていたボルトガンをリーダーの体に当てて3発撃つ。

 あまりの衝撃に一瞬で意識を刈り取られてしまったリーダーの少女は地面にそのまま倒れてしまった。

 ズィーベンはしゃがみこみ、リーダーのヘルメットを掴み剥ぎ取る。

 剥ぎ取ったヘルメットを傍に来たガーディアンの1人に渡し、ガーディアンはズィーベンのバックパックにあるスパイクへとヘルメットを突き刺す。

 すでに他のマリーンも戦いを終えており、少女たちから剥ぎ取ったヘルメットやオートマタの頭を各々のスパイクや鎖に突き刺したり吊り下げたりしている。

 それを見たズィーベンは戦闘終了の合図を出し、ブラックマーケットに向かうように指示を出す。

 マリーンたちは整列を開始し、戦闘前の状態へと戻りブラックマーケットへと進んでいく……

 

 

 

 




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