聖刃コネクト!   作:BREAKERZ

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明かされる真実 忘れられた王女‹ロストプリンセス›・ペコリーヌの正体

ーユウキsideー

 

「さぁさぁ! どうぞ、召し上がって下さ〜い♪」

 

あの激動の連続が起こった翌日の朝。

いつの間にか【サレンディア救護院】にペコリーヌと共に戻っていたユウキは、目を覚ますと色々と混乱していたスズメと、ユウキの側から離れようとしないコッコロにある程度の事情を話そうとしていると、朝市で食材を買ってきたペコリーヌが、(珍しく)マトモな料理を作ってテーブルに並べた。

朝っぱらから虫料理や魔物料理のようなゲテモノ系を出さないのはありがたい。

 

「い、いただきます・・・・。すみません、お客様に料理せてしまって」

 

「いえいえ〜、私料理が大好きなので! 昨晩は、うっかり泊めてもらっちゃいましたからね。宿賃の代わりとして、ご馳走させて下さい♪」

 

スズメら料理下手なのか、塩と砂糖を間違えたり、何故か山盛りの料理ができたり、鍋を爆発させたり溶かしたりと、ドジなのかどうか分からない珍事が起こしてしまうのだ。

 

「皆さんも、どうぞ遠慮なく! えへへ、お口に合えば良いんですけど・・・・♪」

 

「はぅ、いただきます・・・・」

 

ペコリーヌに勧められ、ユウキとコッコロとスズメ、アヤネとクルミや他の子供達もご飯を食べた。

 

「あっ、美味しい・・・・♪」

 

「モグモグ。ーーーーうん、中々のお味。スズメの作る料理より、ずっと上等」

 

「うう。まぁ子供達が喜んでくれるなら、ソレが何よりですけど」

 

クルミとアヤネは笑みを浮かべ、他の子供達にも高評だが、立つ瀬が無いスズメはショボンっと肩を落とした。

 

「私もいつまでも料理下手なのはどうかと思って、頑張ってるんですよ?」

 

「味は良くなってるんだよ、スズメの料理も。ただかなり頻繁に卵の殻が混ざるから、ソレがちょっとね〜・・・・? あっ、コッコロ。お茶のおかわりいる?」

 

「恐縮です。ありがとうございます、アヤネ様」

 

「『様』は禁止〜。同じ【サレンディア救護院】で暮らしてるんだから、もう『家族』でしょ。『アヤネお姉ちゃん』、って呼んでいいよ♪」

 

「あはは。すみません、いつまでも余所余所しくて・・・・♪」

 

「良いけどね。ウチではコッコロが最年少なんだから、もっと甘えん坊でも良いんだよ」

 

【サレンディア救護院】の『家族』として、『お姉ちゃん』と呼んで貰おうとするアヤネ(14歳)。最年少のコッコロ(11歳)も受け入れつつあるようである。

すると、アヤネはクルミ(12歳)に同意を求める。

 

「ね〜、クルミ♪」

 

「うん・・・・。コッコロちゃん、ゆで卵の殻を剥いてあげる・・・・♪」

 

「あはは。コッコロちゃん、何だか皆に愛されちゃっねますね〜♪」

 

「お恥ずかしい・・・・////」

 

普段の【美食殿】でのギルド活動では、冷静かつしっかり者なユウキ大好きのコッコロも、この【サレンディア救護院】では最年少として可愛がられているようである。

 

「【サレンディア救護院】の皆様は、居候のわたくし達に好意的に接してくださっていて・・・・大変、有り難いです。ソレは、兎も角。ペコリーヌ様は、何故救護院に? どうも、聞く限りでは、主様と共に、何か途方もない事件に巻き込まれたようですけど」

 

そしてコッコロは、改めてペコリーヌがいる事を聞いてきた。コッコロは昨日、『気になる事』があったので、遠方にある神殿に行き、『アメス様』の託宣を受けていたのだ。

 

「ソレで昨夜、諸用を片付けて・・・・帰ってきたら、主様がペコリーヌ様と同衾されていたのです。正直、超ビックリしました。折角久方ぶりに、主様の体温を感じながら眠ろうと思ったのに・・・・主様と、2人だけで寝たかったのに」

 

「イヤだから・・・・嫁入り前の女の子が、あんまり気軽に男の人のベッドに潜り込んじゃ駄目ですよ? ホントに、『良からぬ事故』が起きてからでは遅いんですよ?」

 

「『事故』って? 私やクルミも、怖い夢を見た時とかお兄ちゃんと一緒に寝てるよ?」

 

「だ、駄目でしたか・・・・? お兄ちゃんに抱っこして貰うと、グッスリ熟睡できるんですぅ・・・・♪」

 

心底残念そうに顔を伏せるコッコロに、スズメが前にも言った苦言を発するが、既にアヤネとクルミもユウキと時々一緒に寝ている事を暴露した。

 

「ユウキさん・・・・風紀が乱れるので、あんまり女の子達と仲良くし過ぎないで下さいね? 何か『良からぬ事』があったら、普通に追い出しますよ?」

 

半眼のジト目になったスズメが、釘を刺すようにユウキに言った。

 

「ふふ。スズメ様も、羨ましいならご一緒に寝ればよろしいかと・・・・♪」

 

「いやいやっ? 別に羨ましくないですからっ! 私はもう誰かに甘えん坊さんする程、お子様ではありませんし!」

 

コッコロの言葉にそう反論して身体をのけ反り、15歳にしては見事に実った大きな胸元を張るスズメ。

 

「ふふ。『大人』でも、誰かに甘えたい夜はあるでしょう。とは言え、失敬。話が盛大にズレておりましたね。どうしてペコリーヌ様は、主様と一緒に寝ておられたのですか?」

 

脱線していた話を元に戻すと、朝から結構食べていたペコリーヌも漸く話を切り出す。

 

「いや〜。私もユウキくんと同じベッドで寝ちゃったのは、不本意なんですけど・・・・う~ん? 何か、ちょっと記憶が飛んでるんですよね。んっと。昨日、山の中でこんな出来事があって・・・・」

 

そしてペコリーヌは、昨日の出来事を話した。

ユウキと山の中で出会い、魔物に襲われている【牧場‹エリザベスパーク›】を守る為に戦い、その最中、ユウキは『風の聖剣 風双剣翠風』を手に入れ、〈仮面ライダー剣斬〉となり、以前遭遇した『サンショウウオメギド』を撃破し、『ハンザキサンショウ王アルターライドブック』を回収した事。

ペコリーヌは魔物を操っている犯人を探す中、クリスティーナと遭遇し、戦闘をしていた事。

ユウキは牧場の皆と避難した後、ペコリーヌを探しに行った矢先、キャルと出会って一緒に魔物を撃退した後、奇妙な人物に空間跳躍で跳ばされ、その人物が持っていた『闇の聖剣 闇黒剣月闇』と、その人物が変身した〈仮面ライダーカリバー〉に完膚無く倒され、その人物に空間跳躍をされて、ペコリーヌとクリスティーナの近くに跳ばされた事。

ペコリーヌと合流した後、以前出会ったムイミと、ムイミの連れらしい『ラジラジ』と言う男性に出会った矢先、その奇妙な人物が現れて『大量破壊魔法』を放たれ、絶対絶命のピンチに陥った事を話した。

 

「ーーーーよくぞご無事でした、お二人共」

 

「あぁ・・・・昨夜、大爆発が起きたんですよね。お嬢様はソレで心配して、現地へ向かっちゃったんですよ。すぐにユウキさんの無事を、お嬢様に通信魔法で伝えなくちゃ」

 

「そうですね。ちゃんと連絡して、安心させてあげて下さい」

 

コッコロは2人の無事を安堵し、スズメも食事を終えたら通信魔法でサレンに報告する事を言うと、ペコリーヌは首を傾げた。

 

「・・・・しかし、私達は何で助かったんですかね?」

 

「いやペコリーヌ様にソレを聞かれても、お返事のしようがないのですが」

 

“実際、不思議だよね”

 

風双剣翠風を子供達に見せていたユウキも、訝しそうな顔をしていた。間違いなく『死』を覚悟したのに、こうして自分は生きている。

 

「あぁ、主様も・・・・自分達がどうやって助かったのか、分からないのですか?」

 

“うん。何か、クリスティーナさんやムイミちゃんの他に、『ラジラジ』って不思議な男の人と、【ラビリンス】のリーダーっぽい、『ラビリスタ』って人がいたけど・・・・”

 

「その中の誰か、或いは何人もが協力して、『大量破壊魔法』。防いだんだと思いますけど」

 

「いやでも、防げるものなんですか? 戦略級の大量破壊魔法と言うと、1つの町ぐらい吹っ飛ぶ威力だと思いますけど・・・・?」

 

2人の話に、スズメが顔を青ざめながら、今日の新聞を持ってきて一面の記事を見せた。

 

「実際・・・・山が幾つも消し飛んで地形が変わっちゃってますよ。そんなものが直撃したら、普通は人間なんか跡形も残りませんよね?」

 

「う~ん。魔法を放った張本人も、自信満々でしたから・・・・まさか防がれたり回避されたりするとは、思ってなかった筈ですけどね」

 

“僕達を殺る気も充分あったしね。気紛れに見逃した、って事はないね”

 

「ソコまで、甘い相手では無い筈です。一切の『防御』も『逃亡』も許さずに、着実に私達を殲滅するつもりだった筈ですよ」

 

「なぜ、そのような・・・・。その主様達。始末しようとした人物は、何者なのでございますか? どうもペコリーヌ様とは、因縁がおありのようですけれど」

 

珍しく険しい表情でその人物の事を話すペコリーヌを、コッコロは訝しそうに見て問い掛ける。

 

「わたくし達に話せる事なら、事情を明かして下さいませんか。少なくとも主様は、『闇の聖剣』をその人物が所持しているようであり、無関係と言う訳ではございませんし。さらに危うく命を落としかけたのです。『知る権利』が、あると思いますけれど」

 

「う~ん、そうですね・・・・。アナタ達を私の事情に巻き込むのはどうかと思って、内緒にしてましたけど。既に、ガッツリ深入りしちゃってますもんね。ソレでも黙りを決め込むのは、不誠実ですよね」

 

コッコロの視線を受けて、ペコリーヌも難しげな顔をしてから、観念したように話し出した。

 

「分かりました。私が話せる範囲で、ご説明しますよ。食べながらで構いませんので、聞いて下さいね」

 

そしてペコリーヌは姿勢を正して、真面目な顔で口を開いた。

 

「私の本名は、『ユースティアナ・フォン・アストライア』と言います。この〈ランドソル〉を統べる王族の、長女として出生しました」

 

“綺麗な名前だね”

 

「わっ、ありがとうございます。ユウキくんって、良く褒めてくれますよね。嬉しいけど、真顔で不意に褒められるとドキッとしちゃいます。ヤバいですね・・・・♪ あっ、でも、呼び難かったら、今まで通りペコリーヌちゃんって呼んで下さいね♪」

 

スズメが一瞬だけ思考停止になると、ユウキが本心から本名を褒めると、ユースティアナは照れ臭そうな顔でお礼を言った。

 

「えっ、えっ? 『王族の長女』って、つまりこの国のお姫様・・・・?」

 

ソレを理解すると、スズメは目を見開いて驚き、

 

「ひぇえっ? ソレはまた、あのうそのう? ず、随分不躾な態度を取っておりました! 平にご容赦を・・・・!」

 

「あはは。スズメ、何をテンパってるの? 面白〜い♪」

 

恐れ入ってテーブルに手をついて、ユースティアナに向けて頭を下げるスズメを見て、アヤネがカラカラと笑った。

 

「いやいやっ! 恐れ入るしかないじゃないですか! この国では、伝統的にお姫様が君主になるから・・・・つまりこの御方が、我が国で1番偉い人なんですよっ? そ、そんな人に、朝っぱらから料理をさせちゃって・・・・!?」

 

「アハハ。あんまり畏まらないで下さいね。私自身は、至って普通の女の子ですから。今まで通り、『流れ者のペコリーヌ』として接してくれたら嬉しいです」

 

恐れ多い事をしてしまったと、スズメはまたも頭を下げるが、ユースティアナ、否、ペコリーヌは明るく笑っていた。

 

「んん? しかしペコリーヌ様・・・・とお呼びしますね。ソチラの方が馴染み深いので。疑問なのですが、何故そんな貴い身分の方が流浪の身に?」

 

「と言うか・・・・ウチのお嬢様も王宮勤めだったので、私も『貴族名鑑』に目を通した事があるんですけど。だからお姫様なら、一目見たら分かる筈なんですよ」

 

『貴族名鑑』とは、王族を含めた貴族の顔写真に詳細なプロフィールが掲載された、貴族に仕える人間達が目を通して置かなければならない書物である。

 

「でも、すぐにそうだと気づけなかったです。えっと。もしかして、魔法で顔を変えたりされてます? そう言う、高等魔法があった筈です。要人警護の現場なんかで、限定的に使われるんですけど・・・・?」

 

「いえ、コレが私の『素顔』ですよ。何と言いますか、ややこしい事情があるんですよね」

 

スズメの問いに、ペコリーヌは困った顔を浮かべるが、ソコで助け舟を出したのは意外にも、アヤネであった。

 

「んん、待って? 私のおウチも貴族だから知ってるけど、この国の王様って獣人‹ビースト›じゃなかった? 代々、獣人‹ビースト›を弾圧しているのに君主も獣人‹ビースト›で・・・・パパとママがそんな話をしてたから、変だな〜って思ってたんだけど。だって、同じ種族なのに差別してるんでしょ? 自分の首を絞めてるよね、おかしいよ」

 

そう。〈ランドソル〉の王族は代々人族‹ヒューマン›なのであり、あの時ユウキが相対したユースティアナは紛れも無く、“白い狐の獣人‹ビースト›であったのだ”。

 

「何故かパパとママは、何の『疑問』も抱いてなかったみたいなんだけど」

 

「はい。ソレについては不思議なモノで、あまり誰も『疑問』を抱いてないみたいです。多分何らかの『魔法』とかによって、皆の思考が逸らされてるんだと思いますよ」

 

ペコリーヌはアヤネの言葉に頷くと、再び顔を引き締めて声を発する。

 

 

 

 

「率直に言います。今この国の君主とされている人物は、王族を騙る『偽者』です。私はその人物に『名前』を、『立場』を、“全て奪われてしまったんです”」

 

 

 

 

その言葉に首を傾げたのは、コッコロであった。

 

「『奪われる』、と言うと? そんな事、可能なのでございますか? あのう・・・・別にペコリーヌ様の言い分。、疑う訳では無いのですけど」

 

コッコロの『疑問』も尤もである。『名前』も『立場』も奪う等、どう言う意味なのかと問いかけるのも当然である。

 

「いえ、当然の『疑問』だと思います。私にも、『理屈』は良く分からないんですけど。ある日、“突然そう言う事になってたんです”」

 

困り顔になりながらも肯定するペコリーヌは、詳細に話した。

 

「私は『王族の伝統』として、『全国各地で武者修行』をしていました。ソレが、王位を継承する為に必須の『儀式』なんです。けれど、無事に武者修行を終えて王宮に戻ってきたら、“皆が私の事を忘れていたんです”」

 

説明しながら、ペコリーヌは辛そうに表情を曇らせる。

 

「父上も母上も、長く仕えてくれた家臣も使用人も・・・・皆、私が誰だか分からないみたいでした。そして、私の代わりに・・・・『ユースティアナ』と名乗る謎の人物を、『お姫様』として扱っていたんです」

 

“『ユースティアナ』って・・・・”

 

ユウキの脳裏に、闇黒剣月闇を携えた氷よりも冷酷な視線をしたあの獣人‹ビースト›の事を聞くと、ペコリーヌはコクリと頷いた。

 

「そうですよ、ユウキくん。私達に戦略級の大量破壊魔法を放ってきた、あの白い狐っぽい獣人‹ビースト›・・・・アレが私から全てを奪った、『偽者のプリンセス』です、アイツは、私に成り代わって・・・・入れ替わって、お姫様ぶって堂々と君臨してるんです。正体も、その『目的』も何もかも分かりません。ユウキくんは、アイツと何か喋ったんですよね? 後で、詳しく内容を教えて下さい。もしかしたら、アイツは私達の共通の・・・・最悪の敵かも知れないです」

 

いつになく真剣な表情のペコリーヌに、ユウキはコクリと頷いた。ペコリーヌも、最初は自分の武者修行が足りないから、皆冗談を言っていると思っていたがソレも違い、もしかしたら、自分の方がおかしいんじゃないかと頭が変になりそうだったと伝えた。

 

「『ユースティアナ』は、私の名前です。父上と母上が愛情を込めて、異国の旧い女神の名前を付けてくれたんです。そんな事を語りながら頭を撫でてくれた、父上の手のひらの感触も、母上の、優しい笑顔も・・・・・覚えています。でも。ソレも全部、奪われちゃったんです」

 

ペコリーヌは悲しそうに目を伏せる。

 

「父上も母上も、皆々、私の事を忘れて・・・・寧ろ、私を偽者だって言って・・・・衛兵に取り押さえさせようとして、指名手配まてして。辛かった・・・・こんなの嘘だって、冗談だって、悪夢だって。そう思いたかったし、人に打ち明けた事もありますけど。皆、誰一人信じてくれなくって」

 

顔を俯かせ、手が震えている。恐らく、言葉以上に辛かったのであろう。自分が忘れ去られ、全てを奪われ、筆舌に尽くしがたい孤独感と恐怖がソコにあったのだろう。

そして、惰性的に武者修行を続けていく内に、ユウキとコッコロ、キャルにユイと出逢ったと説明した。

 

「嬉しかった、幸せでした・・・・。笑顔だ会話して、一緒に食卓を囲んで、そんなのは久しぶりでしたから」

 

ソコで漸く笑顔を見せると、顔を引き締める。

 

「でも。もう、終わりにしなくちゃ駄目ですよね。あのユースティアナの偽者は、明確に私を狙っています。多分『本物』である私の存在は、アイツにとっては目障りなんでしょう。だから。私のせいで危険な出来事に巻き込んじゃう前に、サヨナラしなくちゃ駄目なんです。アナタ達と過ごす日常が、キラキラ輝いていて幸せだったからこそ。私は、アナタ達まで奪われて、失ってしまう事に耐えられない。だからーーーー」

 

“あのユースティアナの偽者さんは、『闇の聖剣 闇黒剣月闇』を所持しているし、僕の持つ『聖剣』も狙っている”

 

「えっ・・・・?」

 

“僕もユースティアナの偽者さんの『標的』にされているのなら、『無関係』って訳にはいかないよ”

 

ペコリーヌが皆から離れようと言う前に、ユウキは自分も関係者であると告げた。

 

「そうですよペコリーヌ様。主様は『聖剣の回収』が目的ならば、その偽者とやらの所持している『闇の聖剣』を取り戻さねばなりません。勿論、主様が行くのであれば、わたくしもご一緒致します。ですから、お一人で行くだなんて言わないで下さいまし」

 

「コッコロちゃん・・・・」

 

「えっとえっと・・・・と、取り敢えず、今はお腹いっぱいにして、お嬢様に無事に報告と、牧場の皆さんの安否を確認すべきじゃないでしょうか?」

 

“そうだね。それじゃ今はーーーー”

 

「はい。ご飯に致しましょう」

 

スズメの意見に頷いて、ユウキ達は朝食に戻った。




今年の最後に、ペコリーヌの正体を明かせて良かったです。
では皆さん、良いお年を♪
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