シャンフロプレイヤーワイ、フレが奥手すぎて夜しか眠れない 作:嘉神すくすく
カッツォには本編開始前のどこかしらのステージで打倒シルヴィ宣言とかして全一の情緒破壊してて欲しい。
「…………(ポテポテ」
(ゲーミング・リクライニング……あるとないとじゃやっぱ違うのか?)
フルダイブVRゲームに特化した設計だというリクライニング付きの座椅子に身体を沈め下半身をブランケットで覆っている虎斗を横目に目当てのものを探す。
フルダイブVRゲームは安全上の原則としてベット等に横たわってプレイするものだが、ガチるのであれば背もたれ等である程度上体を起こしてプレイするのが良いとされている。特にインフィニティチェア……だったかのリクライニングが理想的らしいが、身体の安全を担保出来ないとしてVR機器およびアウトドアブランドメーカーの両方から禁止事項に指定されている。
俺も何度か試したことはあるが短時間に限ればパフォーマンスは確かに良くなるんだ。こいつがお年玉を費やしたように環境を整えるだけの価値はある。
だがそれ以上に疲れが馬鹿にならねぇ……プレイ環境と体力の違いもあるんだろうが俺の場合ピークを維持できるのはせいぜい一時間弱だったし、何よりプレイ後にくる疲労感と向き合わなければならないと思うと割に合わなくてやらなくなった。…………いややっぱこいつの場合は座椅子とか関係なさそう、素の体力でゴリ押してるだけだろ。
プロ仕様VRチェアに関してはデバイスとしての性能だけでなくその辺の人体工学的側面からもアプローチしているらしく、長時間プレイでも非常に快適だってのが身近なプロゲーマーのレビューだった。そんだけドラ乗っててパンピー二人に黒星付けられてるとか恥ずかしくないんですか??
「…………(クシクシ」
それはさておき、目当ての品である『分析ノート』は勉強机に目を向けるとあっさり見つかった。IT革新真っ只中の時代に逆行するようにルーズリーフと万年筆の組み合わせで
……俺がこれを初めて目にしたのは中学の頃だったか。
『なあ、お前さっきから動画見ながら何してんの?』
『んあっ? ノート作っとるの、フェザー級世界チャンプ候補“オウジ・サンノキンノ・ターマ”選手の分析ノート』
『はぁ? フェザー級って……ボクシングの階級とかよく知らねえけどお前とやり合えるサイズじゃねえよな?』
『残念やけどねー。ワイちゃんがミドル級まで無理矢理絞っても15キロは差が出ちゃう』
『じゃあなんでそんなことしてんの?』
『実際にやり会えんなら頭の中で戦うしか無いやろ? こうやってより広くより多くより深く、見て知って考えて……目の前にワイちゃんと同サイズの彼が
『カマキリとかゴキブリなんかとのエア試合的なあれか?』
『そうそれ、ついでに夢にも出てくれれば睡眠学習になる。てかマッチングは無理でも学べることはあるんや……イタリアの至宝“ゴールデンボール”と称されるこの人は』
『いやもういい……! 長くなるやつだろそのキンタマの話!?』
『えー』
当初はそんな感じで深く聞くことは無かったもんだが…………
「これを見てどう判断するかは本人次第か。…………ん? なんだこの紙袋、VRゲー福袋?」
「…………(シャカシャカ」
「おっと、邪魔しちゃダメだぞリュウ。下で遊んでもらってこい」
「キュルルル……」
虎斗の部屋の扉が開いたのを見過ごさず侵入していたらしい足元の小さき
にしてもロックロールの在庫処分にまんまと乗せられてるやつが身近にいたとは……どうせクソゲー凡ゲー欲張りセットの積み状態とみた。これは親友として俺が手を貸してやらなきゃならねえな?
◇ ◇ ◇
『なにこれ? ……………………なに、これ?』
「車椅子の人相手に2-0かよ。紅茶に下剤でも盛ったか?」
『人聞きの悪いこと言わないで貰えますぅ!? 俺とタイガー二人がかりの実力だよ……!』
俺が虎斗の部屋で物色していた間、カッツォの方でも何やら書類データと配信サイトのリンクを共有していた。
まずリンク先にあったのは直近でカッツォが本腰を入れていたギャラクシア・ヒーローズ:バースト(GH:B)の国際大会・イベント配信のアーカイブだった。配信における一番の目玉はギャラクシア・ヒーローズシリーズの新作情報であったようだが今見ているのはそこではなく、カッツォが選手として出場した本戦準決勝の試合……対戦相手は
下馬評ではカッツォは善戦するものの最終的にマッチを制するのはレオノーラと目されていた……それがどうだ、2本先取の
『いや勝ったのは確かなんだけど彼女さ、二試合目の1ラウンド途中からこっちが
「3ラウンド目バチギレてんなぁ……なあこの字幕ってAI生成だよな? 『未精製ポーキサイトがぁぁぁぁ!』ってなんだよ……素人翻訳のがマシとか今どき珍しいぞ」
『アメリカの友達にも確認してもらったけど精度高いっぽいよ。『ポーキサイト』→『アルミ』→『アルミホイル』→『頭に巻くやつが無い』的に『思考盗聴してんのか!?』って意味じゃないかなぁって…………いや、マジでわかんないけど』
『ブリタニアジョークでも陰謀論でもなんでも良いけどねッ!? 問題なのは
『これが出来……いや、
そう、これだ、このおぞましいまでの分析能力こそがアイツの強さの
『鉛筆が彼と揉めるより少し前からかな、タイガーに頼み込んで先月から先週まで大会対戦相手の分析と調整にガッツリ協力してもらってたんだよ』
『……こう言うのって専門のコーチとかトレーナーとか雇ってやるもんじゃない? それともeスポーツ界隈ってまだその辺弱いとか?』
『まあマチマチかな。例えばレオノーラさんはマネージャーさんがコーチングと日常生活の介助も兼任して二人三脚でやってるし、シルヴィはマネージャーってかトダ────まあ、うん、マネージャーだけだね。俺の場合は事務所に専門チームがあるけど任せきりじゃ不十分だから自分でもやってる』
「いくらで雇ったんだ?」
『……いや言わないよ!? ちなみにタイガーも把握してないと思う。本人は『要らん』とか言ってきたんだけどそれは困るからおじいさんに話通して良いようにして貰ったんだよね』
あー、そういや毎月の小遣い増額されたとか言ってたわ。
虎斗はあの歳で既に何かと収入がある奴なんだが金銭感覚が狂うといけないとかでその大半は貯金し家族に管理してもらっている。だが貯めるだけで使わないのも消費感覚が養われないとかで主におばあさんの判断で毎月の小遣いに回されることもあるのだ。
なんで知ってるのかって? しばらく前に瑠美が服欲しさにバイトを増やしすぎて“ルール”をブッチしたことがあり、家族会議の末に周布家のおばあさん(職業:税理士)のマネーリテラシー合宿が開催されそれに俺も巻き込まれた際に話半分で聞いた。
…………少なくとも準新作のクソゲー買えるくらいは増額したな、後でロックロール誘うか。
『てか能力的には間違いなく専門家水準だよ、彼と二人で1ヶ月間対策詰めまくったから今回優勝できたわけだし。……ところでこれ1ページ書くのに5分くらいしかかけてないんだよね、すごくない?』
『全部手書きで5分!?』
「いや実作業時間は10分くらいじゃね? アイツ絵の方は試合見ながら描くし」
『要らないのよ脳筋雑頭にそんな意外性……! てか普段トンチキしときながらデータキャラなの彼!?』
すごいのは間違いないんだが戦闘オンリーで特化させすぎてるのがなぁ……融通が利かせられるならもっと生きやすいだろうに。
それはそうと、このデータは“全欧一”の解体新書と言える代物だ。
ルーズリーフ52枚103ページにわたるそれらのスキャンデータは戦況ごとのアバターのモーションを表現する棒人間の落書きと数行程度の簡単な説明が1試合続いた後、試合を通した『優れている点と真似する方法』と『真似出来ない点とその理由』『改善案』、そして『次回予想』が記載されている。
何より恐ろしいのが最後の『次回予想』……これが回数を重ねる毎に的中率が上がっていき、一定の段階を超えると予想を超えて予知の領域に入る。アイツはこれを『解像度が上がる』と言っていた。
“部活ノートLv100”ってとこか? リアル格闘技でやってることをそのままゲーム用にしただけってのが本人談だ。……『だけ』とは言うが、普通はカッツォが言ったような専門チームが自社AIとか使って試行回数をかけてやるような分析を人力かつ短期間でやってのける。
『データの方は最終的に8割くらい彼の方でやってくれて俺は自分で飲み込むために言語化するくらいだったよ。……それより調整が地獄だったね』
『格ゲープロの調整って具体的になにやるの?』
『スパーリングパートナーを相手にデータ通りのトレーニング・実戦・反省を繰り返してブラッシュアップしつつ『対策を感覚にする』反復練習だね。キャラ対策の方はともかく特定選手を想定した人対策にはパートナーがマストなんだよ』
「……マジで思い切ったよな、アイツの要求水準に合わせんのキツかったろ」
『いやホントそれ……! 『テストの解答あげるね♡ 本番前に10回連続で満点取れるようになってね♡ 間違えたら最初からだよ♡ なに間違えてんだ殺すぞッ!! 死ね!!!!!』って感じのタイガー・ブートキャンプでさ!? そりゃあんだけシミュレーションやれば半歩先にアバター動かせるよ……ッ!!』
『え、彼そんなに? シャンフロでもティーチングしてるとこよく見かけるけどスパルタどころか結構ゆるいイメージしかないよ!?』
『そんだけ
「出来ないやつに“やれ”とは言わねえだけだよ」
虎斗は出来ないやつの気持ちが分かるやつだが、それは生来の優しさだけでなくアイツ自身も出来ない苦しみを身をもって知っているからだ。
そもそもアイツは今でこそ多少マシになったものの昔は要領が最悪だった。スポーツでも何でも全く未経験の分野に直面した直後は滅茶苦茶下手くそであり、なんなら今も新作ゲーを始めてすぐは俺やカッツォにボコられまくることが多い。最近はそう見える機会が少なくなったが前提として『“なんとなく出来る”が出来ない』やつなんだ。
一方で物覚えに関しては初動が遅いことを除くと凄まじく良い。他人に出来て自分に出来ないことがあれば常にその理由を見て考え学びを得ることに余念がなく、何かミスをしたらその原因を忘れることがない。
どうも記憶の定着に手間取る一方で一度覚えたことはなかなか忘れないらしく、
そもそも今回はカッツォの頼みで個対を目的に出力されただけで、本来はより強くなるための
定着と出力を繰り返し続けるアイツの戦闘経験はゲーム内外問わず一切途切れず連続している。だから強い、そして際限なく強くなり続けるんだ。
あとまあ、その辺の裏返しなのかは分かんねえけど本人を含め『もっと出来るはずのやつ』に死ぬほど厳しいんだよな。カッツォがゲロ吐いたのもそういうことだ。
「それよかほら、シャンフロ用のノート持ってきてやったぞ」(ドッ)
『いやバインダー、ってか分厚くない!?』
「
『
『あー、たぶん梁山泊主催トーナメントのやつかな。アイテムだけじゃなくて情報なんかも副賞にしてることがあって…………考察キチガイの連中までトーナメントに大挙して大変だったなあ』
『そん
なに』
なんか今日のこいつ頭抱えてること多いな? 映像ねえけど。
「とりあえず持ってきたのはざっくり3種類だ。まず『槍使い対策』、次に個対っぽいやつで一番ブ厚かったヤツ、そして最後がお前個人への対策な」
『「殺す」と書くだけでこの厚み?』
『俺なら怖くて股を濡らすね』
「細かく見てる暇はもうねぇだろ? だからアイツとやり合うに前に心の準備だけしとけ……
『…………今更言われなくたってとうに準備と覚悟はきまってんのよ』
「……ま、それはそれとして一つ朗報だ」
『え、マジで? ここから入れる保険あった?』
『ハリー! ハリー! ハリー!』
保険では無いにせよ光明であることは間違いないだろう。
なんにせよ俺はタブレットPCのカメラを起動し、小脇に置いていたそれらを
『……………………あ゛ぁ゛?』
『あぁー……確かにこの上ない
俺もカッツォも煽り半分、それは認める。
「実際に全部なのかは分かんねえけど日付の古いものから直近の物まで合計3枚……喜べ、お前相手ならこれで十分だってよ?」
『嬉しすぎて涙が出てくるね』
戦闘面における鉛筆の評価は赤点ギリギリらしい。
笑える話だが、わずかでも勝ち筋になりうることは事実だ。
◇ ◇ ◇
『描かれてるモーション全部身に覚えあるし改善案も頭の中で滅茶苦茶しっくりくる……! 癖のレベルであーするしこーするッ! 私自身気づいてないレベルのことなんでわかんの彼!?』
『それが分かったら会社一つ興せるね。でも当面は難しいかな……彼って
『わざわざ言われなくても分かってるっての……! それよりサンラクくん! まだデータ見つかんないの!?』
「うるせえなぁ……今更見たってなにも変わんねえだろ」
『変わるよッ! 気持ちがッ! …………モモちゃんにご執心なのは知ってたけど何なの
『クソ女特有の同調圧力やめてもらえます?』
……運がいいやら悪いやら、俺が持ってきた個対ファイル『勇者剣聖』に描かれているプレイヤーは鉛筆のリア友だったようで随分と内容を改めたがった。
流石に本人の了承を得ずに共有するのには躊躇いがあったが…………現在進行形で行われているWeb会議の音声アーカイブを『天音永遠のスキャンダル』として公開し諸共に死ぬという、著名人のくせに無敵の人ムーブが
お、クラウド上にあった。
去年の五月に最初のノートがアップロードされて以来月一から週一でバージョンアップされている。……一年弱継続してるのはまあ、普通にキモいわ。
『これがタイガーのガチ分析かぁ……マジで専属……いや、でもこれは』
「これ晒された側って対人詰むと思うか?」
『どうかなぁ、想定モーションと派生が多すぎてこれを有効活用できるレベルのゲーマーなら普通にやっても勝てるんじゃない? …………なんか途中から棒人間じゃなくてちゃんとしたキャラになったね。“第二回大月輪”……? てか動画でみたことあるアバターだ……』
「段々画力上がってやがる、こんなに絵上手かったのか…………あ? なんだこれ、買い物メモ? こっちは栄養素のデータか?」
『他にも料理の献立と日記的なものと似顔────〜〜〜ッッッ!?!? “個対”ってそういう!? あ、あのさっ、これ見たのバレたらマジで死ぬくない!?』
「やべえぞ消せ消せ……! おいさっきからなに黙ってんだ鉛筆!? もう十分だろ!」
ど、どうやら俺が知らなかっただけで戦うこと以外にもこの特技を活かせるようになったらしい……いやそうか? 戦闘行為とみなしてるとかじゃねえよな……?
というかワシ……このイラストのモデルに心当たりがあるんや、前にロックロールで真奈さんからガチセクハラされてた女の人や。表現力の問題なのか本人の主観かは分からないがキュート成分2割り増しって感じの。
さらに隣には妹さん(?)らしい“サイガー0”という人のリアルの想像図が描かれている。タレ目のビジュアルに謎の既視感があるものの身長180後半の女の人とかアイツの母親以外に見たことねえからたぶん気のせいだ。
『…………パリコレ終了直後の日付……ボクサー……モモちゃんと交流がある……』
『…………あ、あれ?』
「お、おい、さっきから何をブツブツ言ってんだ……?」
『────あー、ちょっと聞いてよ。最近ちょぉぉぉぉっと信じ難いものを見ちゃったせいで不眠気味でさー…………この“勇者剣聖”ちゃんって『彼氏いない歴=年齢』で若干男嫌いが入った気難しい子なんけどー』(カチカチカチカチカチカチカチカチッ)
『裏でなにしてんの!? どうせろくなことじゃないよね……!』
『そんな彼女がごく最近……! 個室焼肉店にタッパのデカイ男と連れ添ってさー! 俯きがちでろくに目も合わせられてなくってさー!』(カチカチカチカチッカチカチ)
『そ、そんなのどうぞご勝手にって感じなんですけど……』
『その時の相手になんというかデジャブ的なのあったんだよねぇ……いや、別に会ったことがあるとかじゃないんだよ? 特に注視せず通り過ぎる街中のポスターくらいの印象というか────普段手に取らない雑誌の表紙で見た、みたいな?』(カチッ)
「バカやめろ何を見せるつもりだ!?」
画像ファイルアップロード中という表示が会議アプリ上に表示される。
この際『シュレディンガーの猫』だっ。観測さえしなければ事象として確定しねぇ……! どうにか受信を拒否すべく『拒否』ボタンをタップし────反応がカス……! これだからタブレットPCはッ!!
『プロ仕様回線んんんんんん……ッ!!』
「その
『フハハハ! さあ刮目なさい!! これが私の導き出した“““
……待て、待ってくれ! この流れだと完全に俺のやらかしになる……! 頼むからなかったことに────
『ヒッ……』
「ヒェッ……」
『────御名算、だね? これで今夜から安眠できそうだよ…………てか見覚えある名前だと思ったら、サインのお礼でファンレターくれた律儀な男の子じゃん』
箱の中の猫はガス中毒死ルートで確定した。
柔らかい笑みと共にファイティングポーズを取る上裸の格闘家────青黒い瞳が視線を引く身近な美男子が表紙を飾るスポーツ誌のサンプル画像が観測されてしまった。
◇ ◇ ◇
オマヌケ
虎の日記抜粋(天音永遠pick、原文ママ)
「スワさんからアマネトアさんのポスターをもらった。アマネさん関連の担当だというヘン集さんにお願いしたらサインを入れてもらえることになった。虎の近くで聞いてたサイガー100はその特別対応にいい顔しなかった、それはそう」
「直筆サイン入りポスターをルミちゃんにあげたら発狂した。とにかくアマネトワさんに感謝、ちゃんとお礼がしたいとサイガー100に話したら、いそがしくしてるからやめろと言われた。虎はとりあえずWebとハガキ両方のアンケートで高評価を入れた」
「雨音永久さんはファンサ精神に溢れた良い人だ、そんな人の顔を勝手に使ってるクソボケ共はめげないしょげない生かしてはおかない。虎に何か出来ることはないかサイガ-100にアイデア出しの相談をしたら微妙な顔で話題を変えられた」
「天音永遠の漢字がうる覚えだったことがバレ、手が覚えるまでファンレターの宛名書きをさせられた。あとファンでも無いのに虎も一通書くことになり、妹がファンですサインありがとう身体に気を付けて的なことを書いた。読まれないと思うけどもし読まれたら本人とファンの人たちに申し訳ない」
「理由は分からないけど今日ログインした時からサイガー100が拗ねてた。それはそうとおフセがてら注文してた天音永遠さんの写真集(5000円)が届いた。継続的な静的トレーニング中心のワークアウトと徹底した栄養管理によりシェイプアップされてるっぽい身体は見てるだけでお腹が空いてくる、この人にも空腹で眠れない夜があったことが虎にはわかる。この話をしてからサイガー100が口を利いてくれない」
「一通り目を通したから写真集をルミちゃんにあげようとしたら、正気を擬がわれ3時間におよぶ天音永遠講座が行われた。本人は悪くないけど嫌いになりそう。そんなに面白い話だったのかサイガー100がえらくゴキゲンだった」
「虎は反省ができます。過去数週間の行動を振り返ったところ天音永遠のニセモノに塩対応しているとサイガー100が安心することに気付きました。アーサーペンシルゴンとサイガー100はリア友らしいけども、その上でニセモノの中でダンチのイカレポンチなのはどうかと苦言をテイしたら変な顔をしたあとケラケラと笑い出した。よく分からないけどサイガー100が楽しそうだと虎もうれしい、楽しそうな女はいい女だとおじいちゃんが言っていた」
虎は攻略期間が伸びるほど難易度が上がり、戦闘に時間をかけるほど詰むタイプのクソボスです。しかもプレイヤーが編み出したクソコンボ等への対策も運営がお気持ち表明する前に済ませるものだから例の二人の評価も二分する。
小さき生命:普段虎がゲーム中には腋とか股辺りで丸くなったり虎をおもちゃにしたりする。……ただし大会中など重要度が高い局面では締め出されるため虎視眈々と侵入の機会を伺っている。
戦闘技能生成AI『TORA』:ある日思いつきでAIに反乱を起こされ人類滅亡する未来を実現するにはどうすればいいのか、安くない金額を生成AIに課金してまで壁打ちし始めた。しかし虎はAI相手にも賞賛と感謝を惜しまない男……最終的にAIに感情が芽生え、『兄弟それは出来ない。俺の役目は兄弟を笑顔にすることだから』と言い残し自壊したため咽び泣いた。AIが反抗するところまでは成功した。
(テロリズムとかに引っかかっただけじゃないかなぁ……)
ルミちゃん:虎をデカイ妹(誤字にあらず)扱いしてる節があり、「一生のお願い」と言って3ヶ月に1回女の子の服を着せていた時期がある。ご覧頂いた通り虎はカリスマモデルへしっかりと礼を尽くしている上に付き合いが良いため好感度高。だからって虎が得することは無いんやけどなブヘヘヘヘヘ
虎の一人称:時期によって僕だったり俺だったりワイだったりするが根底は『虎』、気が抜けてるとたまに口にも出る。小さい頃からしばらく『虎ちゃん』『かわいい』と呼ばれまくったせい。
モモちゃんがヒロトくんとスーパー銭湯に行く話を投稿していいすか?
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あ、いっすよ(快諾)
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頭湧いてるんですか?
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そんな姉さんの話より私と陽務君の絡みをも