魔法科高校のHACHIMAN   作:いろはす@

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最終話:死闘(笑)エクレール vs ハチ

※このエピソードは、一部にRー15相当の内容を含んでおります。予め、ご了承下さい。

 

 

 

 

 

 

~ side 一色愛梨 ~

 

 

「な、なんですの?!この腑抜けた攻撃は?!」

 

 

飛来するしょぼい圧縮空気弾を回避しつつ、彼女は困惑していた。試合開始と同時に敵陣を強襲し、モノリスの陰に潜むディフェンスのヒキタニと交戦状態に入ったまでは良かったのだが・・・

 

 

あまりに素人レベルの反撃に面食らう、エクレール・アイリこと一色愛梨。ふらふらと、やる気が無さそうに飛んで来る空気弾は、確実に彼女の精神をかき乱していた。照準は不正確で、発射速度は遅く威力も弱いと言うのに・・・

 

 

妙なやり辛さを感じ、思わず歯噛みする。ヒキタニなどさっさと片付けて、一条たちの援護にまわるつもりだったのだが・・・これほど手こずるとは、予想外の事態であった。

 

 

・・・まさか決勝戦で、ここまで低レベルな相手と遭遇するなんて・・・おかげですっかり、調子を狂わされてしまいましたわ。いろはも見に来ていると言うのに、こんなにも無様な姿を晒してしまうとは・・・はっ?!ま、まさか・・・これが敵の狙いですの?!

 

 

暫く回避に専念していた彼女は、ある可能性に気付き愕然として足を止めた。いまの状況、相手の思う壺では・・・?おそらく敵の目的は、自分をここに足止めすることだったのだろう。だから敢えて、質の低い攻撃で撹乱してきた・・・ふ、ふふふ・・・なかなかおやりになりますわね。(怒)危うくその術中に嵌まってしまうところでしたわ。ですが、ここまででしてよ!

 

 

美しい顔に不敵な笑みを浮かべた愛梨は、自己加速術式を発動すると一気に近接戦闘の間合いへ飛び込んだ。降り注ぐ雑魚弾幕を躱し、敵モノリスの周囲に展開されていた防御魔法を一撃で切り裂き、飛んで来た空気弾を足場に跳躍、空中で上下逆さまの体勢をとりながら愛用の特化型CADを構える。鍛え上げてきた一連の動作には、些かの狂いもない。あとは必殺の稲妻(エクレール)を放つだけ・・・照準器の向こうにローブ姿の敵を捉えた彼女は、勝利を確信した。

 

 

「これで終わりですわ!」

 

 

だが次の瞬間・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あん♥️」ピクピク

 

 

あってはならない出来事が起きた。苦し紛れに放たれた敵のへなちょこ弾が、愛梨のいけない場所(プライベートゾーン)を直撃したのである。(放送事故)空気弾自体の威力は相変わらずしょぼいものだったが、当たり所は最高(笑)・・・いや最悪だった。全身を駆け抜ける強烈な快感。()()()()()とは比べものにならないその刺激に、花も恥じらう美少女が耐えられるはずもなく・・・

 

 

哀れ、空中で絶頂に達した一色家のご令嬢は盛大にバランスを崩し、自身を撃墜した敵の手中へと堕ちて・・・いや落ちていったのだった。(第一高校反則負け)

 

 

~ side 一色愛梨 out ~

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

~ side 比企谷八幡 ~

 

 

「見せて貰おうか、一色家のご令嬢の性能(実力)とやらを・・・」

 

 

迫り来る三高女子選手(一色の姉ちゃん)の動きに驚愕しつつ、俺は呟いた。あまりに速くて見えないどころか、むしろ残像が見えるまである。プロテクション・スーツも赤系統だし、シャアザクなのかな?(白目)モノリスを盾に圧縮空気弾を撃ちまくるも、まったく当たる気がしない。あの娘、本当に同い年?

 

 

ふっ・・・認めたくはないものだな。圧倒的な実力差というものを。(シャア・ハチナブル少佐)まあ、そりゃそうか。なんせ俺ときたら、対人戦闘は実質これが初めてなのである。デビュー戦の相手が十師族のお嬢様とか、いったいどんな罰ゲームだよ・・・

 

 

やっぱ泣ける。。゚(゚´Д`゚)゚。

 

 

試合開始と同時に接近してきたのは、やはり()()だった。得てして悪い予感は的中するものである。見事なまでのフラグ回収乙。だけど、栗きんとんやカーニバルよりはまだマシか。いや、どっちにしたって俺に勝ち目は無いんだけどね。

 

 

「ええぃ!一色の姉ちゃんは化け物か!」

 

 

腹立ち紛れにCADを振り回すも、相変わらず空気弾は相手に掠りもしない。魔法演算能力の低さにサイオン保有量の少なさ。それに身体能力の低さも相まって、俺の放つ圧縮空気弾は素人レベルのへなちょこ弾だった。しかも照準はめちゃくちゃだし、なんなら威力もお察しのレベルだったりする。(泣)

 

 

でもしょうがないだろ!専業魔法主夫(笑)に、ガチの戦闘能力なんて求められていないんだから!それに俺の主戦場は、キッチンと洗面所とスーパーの特売コーナーなんだよ!(逆ギレ)

 

 

この決勝戦。俺の役目は達也と深雪が三高の男どもを片付けるまで、一色愛梨をここに足止めすることだった。そう、別に彼女を倒す必要はない。しょぼい空気弾でちょっかいをかけつつ、時間稼ぎをすればいいのだ。あれ?これってむしろ俺にぴったりの任務じゃね?(爆)幸い、困惑した様子の一色姉は回避に徹していて、いまのところ積極的に近付いて来る気配はない。ふぅ・・・これなら、そこそこいい勝負が出来そうだな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・などと呑気に考えていた時期が俺にもありました。彼女が突進してくるまでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、こっちの意図を看破したらしい一色姉が、自己加速術式で一気に突撃してきたのだ。いくら達也たちが強かろうが、先にこちらのモノリスを破られてしまえば万事休す、である。いや、諦めるにはまだ早い。味方モノリスの周囲には、強力な防御魔法が展開されているのだから。いかに十師族の彼女とて、そう簡単には・・・

 

 

だがしかし。

 

 

ふぁ?!脱げばおそらく抜群のプロポーションを誇るであろう華奢な身体(推測&妄想)が、軽快な動きで左右に揺れたかと思うと・・・頼みの防御魔法はあっさりと切り裂かれていた。そのまま彼女はぐんぐん加速し、さらに近付いてくる。マジかよ・・・止まるんじゃねえぞ!!(意味不明&錯乱)

 

 

「一撃で・・・一撃で撃破か?!なんということだ!彼女は戦艦並みのビーム砲を持っているというのか?!」

 

 

愕然としながらも、必死にCADのトリガーを引き絞る。もし俺のせいで負けたりしたら、怒りのお兄様指パッチンからの悶絶失神ルート待ったなし。((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブル いや、小町が口を利いてくれなくなる方がもっと怖い。(シスコーン・ハチ)

 

 

味方からのお仕置きに震えている間にもエクレール・アイリの足は止まらず、ついに目の前まで肉薄して来た。そしてあろうことか、俺の放った必殺の空気弾を足場に、空高く跳躍したのである・・・(目が点)

 

 

「俺(の弾)を踏み台にしたぁ?!」

 

 

渾身のネタ発言も何ら効果はなく・・・(あたりまえ)空中で上下逆さまになった彼女は優雅な動作でCADを構えた。その照準は、ぴったりと俺を捉えている。

 

 

「これで終わりですわ!」

 

 

あ、確かにこれヲワタ・・・カモ?(走馬灯)こちらも咄嗟にトリガーを引きはしたものの、狙いをつける暇もなかったし、おそらく当たりはしないだろう・・・見事だ。しかし小娘、自分の力で勝ったのではないぞ!その魔法力のお陰だということを忘れるな!!(ランバ・ハチ大尉)

 

 

そして、永遠にも思われたコンマ何秒かが過ぎた次の瞬間・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あん♥️」ピクピク

 

 

俺が苦し紛れに発射した空気弾が、なんと彼女のいけない場所(プライベートゾーン)を直撃したのである。( ≧∀≦)ノ ワーイ 文字通り、まぐれ当たりと言うか・・・いわゆるビギナーズラックってやつ?(爆)ふぅ・・・これがホントの股間一髪。許してくれ小町、お兄ちゃん、とうとうやっちまったよ・・・(通報案件)

 

 

そして呆然とする俺の腕の中に、一瞬で()()()一色家のご令嬢が落ちて来たのだった・・・親方!空から女の子が?!(すっとぼけ)

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

「うおおおおっ!!あいつ、やりやがったぁぁ!!」

 

 

「きゃー?!クリティカル・ヒットォぉぉ!」(≧▽≦)/

 

 

「最っ低・・・」

 

 

「さすがにエグいな」

 

 

「あははははっ!やっぱ比企谷君、きみって最高だよ!!」

 

 

「はぁ・・・ついにやらかしたわね、おまん谷君・・・」

 

 

「ヒッキー、あたしにも当ててくれないかな・・・」

 

 

「ゆ、由比ヶ浜さん?!」

 

 

「よりによって、お姉ちゃんの()()()を・・・あれ?これってもしかして、せんぱいがお義兄ちゃんになっちゃうかもってこと?」(錯乱&白目)

 

 

「ごみぃちゃん・・・もう小町、恥ずかしすぎてポイント制廃止だよ・・・」

 

 

「ふぉっふぉっふぉっ・・・あとで、いまの録画データを持ってきなさい」

 

 

「か、閣下・・・」(ドン引き)

 

 

一瞬の静寂のあと・・・悲鳴や歓声、怒号が入り乱れる観客席。あの九島老師も大満足のご様子・・・(大団円)大会運営は急遽、全ての中継ドローンをシャットダウンさせたが時すでに遅し。エクレール・アイリの痴態は、その一部始終が8K画質で全国に生放送されたあとであった。一方、フィールドでも状況は似たようなもので・・・

 

 

「お、お兄様、あれは・・・」

 

 

あまりの出来事に、宇宙猫状態の深雪。まあ、ムリもないだろう。お年頃の乙女には、些か刺激が強すぎたようだ。

 

 

「ああ・・・目的のためなら手段を選ばない。お前の実力、しかと見せてもらったぞ、比企谷八幡・・・」

 

 

予想の斜め上を行く八幡の戦い振りに、恐怖する達也。そして彼は思うのだった。もし同じことを深雪にしてみたら、果たして妹はどうなるのだろうか、と。(ムッツーリ・タツヤ&絶対ダメぇ!!)

 

 

「そんな・・・愛梨がモブ谷に・・・僕の分析が外れるなんて・・・」

 

 

「まさか・・・あの愛梨が犯られた、だと?!」(致命的な誤変換)

 

 

さらには衝撃の展開に言葉を失う、プリンス&ジョージ。そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はいま、自陣モノリスの前で空から落ちてきたシータ・・・じゃなくて一色愛梨と対峙していた。

 

 

「えっと・・・大丈夫か?」

 

 

「くっ・・・こ、殺しなさい!」

 

 

頬を赤らめ、屈辱にまみれた表情で俯く一色姉。いまだに全身をぷるぷる震わせている。くっころ、キマシタワ~!とか言ってる場合じゃないよね?これ。(恐怖)

 

 

「あーその・・・なんと言うか、取り敢えず、すマン」

 

 

「・・・ね、狙ったんですの?」ボソッ

 

 

「え?すマンな、声が小さくてよく聞こえないんだが?」(難聴系主人公)

 

 

「だ、だから!狙って撃ったのかと聞いているんですわ!」

 

 

「あ、いや・・・正直、どマン中に当てたのはあれが初めてだ」

 

 

「あなた、さっきからわざと言ってます?」

 

 

ふぅ・・・取り敢えず会話は成立しそうだな・・・(無神経)

 

 

「たかが学校行事だろ?そこまでマジになることはないと思うが?」

 

 

「なっ?!あ、あなたも魔法師志望者の端くれならば、九校戦の持つ意味合いはご存知のはず・・・」

 

 

「いや俺、専業魔法主夫志望なんだけど」(真顔)

 

 

「は?」(宇宙猫)( ゚д゚)ポカーン

 

 

綺麗な顔を驚愕に染め、ポカーンと間の抜けた表情を晒すエクレール・アイリ。どうやら、彼女の辞書に専業魔法主夫などという言葉はなかったらしい。(憤怒)しかし、そこまで驚く進路でもないだろ?受験勉強をして国立魔法大学に行き、養ってくれそうな優秀な女子(お相手)を探すまでがワンセット。うん、なにも問題はない・・・ないよね?(湧き上がる不安)

 

 

「こ、こんな相手にわたくしは負けたんですの・・・?一色家の長女である、このわたくしが・・・」

 

 

目に見えて落ち込む一色の姉ちゃんに、かける言葉などない。十師族としての重責に耐えながら鍛練を重ね、あれだけの技量を発揮した彼女を、俺は素直に尊敬する。きっとその生き方が、彼女にとっての『本物』なのだろう。絶対俺には真似出来ないけど。

 

 

「えーっと・・・まあ、元気出せ」

 

 

「ひゃん?!」

 

 

気付けば俺は、一色愛梨の頭を撫でていた。おっといかん、なぜか同級生相手にお兄ちゃんスキルが発動しちまったぜ・・・

 

 

「ひ、ひとつ伺っても?」

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

内心びくつきながら、彼女の言葉を待つ。頼むから、セクハラだとか言わないでね?

 

 

「その・・・無様に敗れたわたくしを、惨めなやつとは思いませんの?」

 

 

わずかな不安の色を見せて口にする、一色姉。はぁ・・・つまりそう言うことか。プライド、家柄・・・彼女は色んなものを背負いすぎているのだろう。なまじ優秀だからこそ、全てをそつなくこなしてしまい、周囲はさらに期待する。だが、そのスパイラルの果てに待っているのは・・・だから俺は、感じたままを口にした。

 

 

「思うわけないだろ。むしろ、同い年なのにそこまでの技量を身に付けてるなんて、凡人の俺からしたら、さすがのひと言だわ。だから、もっと自信を持っていいんじゃねーの?知らんけど」

 

 

「・・・」(エクレール・アイリ撃墜。識別信号解除)

 

 

最後の方が早口&目逸らしになったことは勘弁してほしい。これ以上は、ぼっちが恥ずか死んでしまう・・・

 

 

あれ?一色姉ちゃんまさかの無反応・・・まあ、そうなるのは分かっていたんだけど、やっぱはちまん、傷付いちゃう・・・いや待て。顔が一層真っ赤になっていらっしゃる。これ、怒りの稲妻(エクレール)を喰らって吹っ飛ばされるパターン?(お約束)

 

 

ところが。

 

 

「・・・わ、わたくしのことはぜひ、愛梨とお呼び下さい!八幡様!」

 

 

がばりと顔を上げ、身を乗り出してくるエクレール。近い近い近い!あと汗が混じって超いい匂い!(超変態)つか、いきなり距離感も言葉遣いもおかしくなったんですけど、このひと。

 

 

「はっ?!も、申し訳ございません。汗まみれのまま、とんだご無礼を・・・その、に、匂いますわよね・・・?」

 

 

すると一転、にわかに頬を染め、申し訳なさそうに身を竦める愛梨。あ、思わず名前呼びしちゃった。てへぺろ (・ωく)

 

 

「いや・・・全然匂うって言うか、全く気にならないと言うか・・・むしろご褒美なまである」

 

 

がはっ?!何を口走ってるんですか八幡様?!(錯乱)しかしこいつ・・・さっきからずっと思ってたんだが口調も仕草も表情も、妹とはずいぶん違うよな・・・ま、あたりまえか。なんたってクロスオーバーなんだから。ボソッ

 

 

「よかった・・・お気遣い、感謝致しますわ・・・さて、そうと決めたからにはこの一色愛梨、全力でご奉仕させて頂きます。だから八幡様・・・」

 

 

俺が一色姉妹のギャップに戸惑っていると・・・勝手に話を進めた彼女は、花のような微笑を浮かべて続けたのだった。

 

 

「責任、取って下さいね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱ妹とおんなじじゃねえか?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、九校戦史上最大の珍事は幕を下ろしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ:Re 入学式の朝】

 

 

「・・・ちゃん!朝だよ!お兄ちゃん!!」

 

 

「んん・・・小町、あと5時間だけ・・・」

 

 

「そんなに待ってたら、入学式終わっちゃうよ?!」

 

 

入学式・・・?その単語に反応して、意識が覚醒し始める。いまは九校戦の真っ最中だ。入学式なんぞを執り行う暇など、あるはずがない。

 

 

「・・・なぁ小町、モノリス・コードの決勝戦はどうなった?」

 

 

「モノリス・コード?しっかりして!ごみぃちゃんが、あんなエリート専用競技に出られる訳ないでしょ。どうせ出たところで、瞬殺されちゃうだけだよ」

 

 

俺の腹の上でこちらを見下ろしながら、さらりと言い放つマイエンジェル小町。そんな彼女は、総武中学の冬服を着ていた。あれ?いまは夏休みだったよな?やはり何かがおかしい・・・

 

 

ようやく違和感を覚え、上半身を起こすと・・・掛け布団の上に女の子座りしている小町と、真っ正面から向き合う体勢になった・・・朝から制服姿の天使がお出迎え。これ、何てエロゲー?(爆)いかに千葉の兄妹とは言え、さすがにこれは色々とマズい気がするのだが・・・寝起きのせいか、いまいち危機感が湧いてこない。ま、いっか。(ダメ!絶対!)

 

 

「お兄ちゃん!寝惚けてないで早く起きて!本当に遅れちゃうよぉ~!」

 

 

すると俺の鈍い反応に焦れたのか、急かすように布団の上で身体を上下に揺らし始める小町。こらこらこら!!そんな動きをされたら、お兄ちゃんのはちまんが起きちゃう・・・?!あふっ。

 

 

そしてまさにその瞬間・・・

 

 

「比企谷君、いつまで待たせるつもりなのかしr・・・ひゃ?!は、はち × こま、キマシタワ~!!じゃなくて、ゆ、由比ヶ浜さん、早く177番通報を・・・!」

 

 

「え?!ひ、ヒッキーが小町ちゃんと対面座位?!」

 

 

聞き覚えのある声に顔を向ければ、部屋の入り口で固まる元奉仕部のふたりと目が合った。なぜか第一高校の制服姿である。あら、おはようさん・・・って、待て待て待てぃ?!?何でお前らが我が家に居る?!YOUは何しに比企谷家へ?あとゆきのん、この状況で天気予報聞いてどうすんのよ?!それにガハマさん、きみはどこでそんな単語を覚えたのかな?(白目 ×2)

 

 

「小町さん!いますぐそこ、私と代わりなさi・・・じゃなくて!禁断谷君!取り敢えず小町さんから離れなさい!!」

 

 

「小町ちゃん!いますぐそこ、私と代わっt・・・じゃなくて!ヒッキー!取り敢えず小町ちゃんから離れて!!」

 

 

「ふたりとも落ち着け。言ってることが支離滅裂だぞ?」

 

 

「「お、お尻?!?」」

 

 

なおも激しく狼狽えるふたりを見ながら、俺は思うのであった。やはり魔法科高校でも俺の青春ラブコメはまちがっているらしい、と・・・(タイトル改変)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり




「あれ?お兄ちゃん、それでモノリス・コードの結果は・・・?」


「お兄ちゃん、勘の良すぎる妹は嫌いだよ・・・」ボソッ


「そんなことより、なぜ部長の私がおまけにしか登場しないのかしら?」
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