ロボアニメ世界に転生したので、最高に気持ち悪い謎の仮面キャラを貫くことにする。 作:聖成 家康
私の歩む軌跡を――すなわち、この物語を見ている者達。
「反逆機兵レギオン」には初見では中々理解し難い設定が数多く存在する上、ファーストシーズンを飛ばし、セカンドシーズンの物語が展開されている。
今回は私が最低限、この物語を見るうえ欠かせない用語を解説することにしよう。
まずは、ファーストシーズン関連用語からである。
・アーク連邦
ものすごく簡潔に言うなれば”宇宙生まれの宇宙育ちの人間で構成された国家の組織”。
樹立の背景には、三百年以上前の地球のエネルギー問題によって宇宙で過ごす人類が増え過ぎた事が背景にある。
宇宙生まれの人間を神格化し、地球の人間を見下す傾向にあった……
これはアーク連邦の中心的存在になっている〈ヴァルーツ一族〉の思想が反映されたもので、例え宇宙に住んでいようと地球生まれの人間は迫害される定めにあった。
ヴァルーツ、というのは今私と行動を共にするミハイル・バジーナの本来の姓になる。
彼女の兄にあたる グラン・ヴァルーツは、アーク連邦の創設者であり、父親であるボレアス・ヴァルーツを殺し《宇宙市民こそが至高の存在である》という思想を広め始め、独裁政治を展開するようになった。
グラン・ヴァルーツの独裁政治は極めて悪逆無道であり、地球市民への弾圧行為や宇宙資源の独占のみならず、戦時中の”クローン技術”の非人道的活用など、挙げればキリがない。
ゲイズチェイサについても解説したいところだが……やめておこう。文字が幾つあっても私の思いが書き綴れない。
・人類地球連盟
ものすごく簡潔に言えば”地球生まれの地球育ちの人間で構成された国家の組織”だ。
西暦末期の国際連合が元になっており、名前の通り地球人類のための組織。
初期こそ、地球のエネルギー問題を解決すべく様々な方法を模索していたが、アーク連邦樹立後、対立関係に陥ってからは軍備増強路線に走らざるを得なくなった。
西暦末期……とあるが、実は反逆機兵レギオン内の紀年法は西暦ではなく”
変わったところで人は変わらぬがな。
エネルギー問題とあるが、宇宙進出より前、西暦末期になるか。その頃、地球上では
すなわち、これまで主としていたエネルギー源が無くなり、地球はパニックに陥っていたのだ。
その問題は一時は、原子力発電を使用することで賄ってはいたが、度重なる気候変動により、津波や豪雨災害が頻発し地球は再びエネルギー危機に陥った。
宇宙進出へ赴く人間がいるのも納得できる惨状だろう。
・ヘヴンダウン戦争
ものすごく簡潔に言えば”宇宙の人間と地球の人間同士のエネルギーをめぐった戦争”とでも言えるか。
発端となったのは発見された宇宙由来の新エネルギー源〈ヒヒイロ鉱石〉に対して、アーク連邦が『宇宙資源の権利は宇宙市民にある』との名目で地球圏への輸出規制を掛けたこと。
血で血を洗う戦争であり、最終的にはアーク連邦の中心的存在であったヴァルーツ一族の支配統制が崩れたことにより、実質的なアーク連邦の敗北により終わった。
ファーストシーズンは、この戦争を通して描かれる物語だ。
だが、ヘヴンダウン戦争というのは終戦後、すなわちセカンドシーズンで明らかになった名称である。
続いてはセカンドシーズン関連用語に移ろう。
・人類結束連盟
ものすごく簡潔に言えば『人類全体を統一するための組織』だ。
統一政府とも呼ばれ、ヘヴンダウン戦争終結後に樹立された組織。地球、宇宙問わず全国家が世界平和実現を目指すために尽力する。
加盟国家の軍事力を放棄され、”結束連盟軍”に集中される。その軍備は最低限であり、環境問題や宇宙関連産業の発展を目指すことを第一目標にしている。
ただ、未だ宇宙や地球に色濃く残る前大戦の思想に触発されたテロ等を隠蔽しており、それに対し独自行動権を有する極秘武装組織《ラウンズ》を所有している。
テロの隠蔽などできるのか……と言う疑念が湧くところだが、この時代は西暦換算で行くと西暦3000年に近い。
私が《ラウンズ》である以上、いずれ見ることになる実情であるから、ここではあまり触れないでおく。
・《ラウンズ》
ものすごく簡潔に言えば『平和な世の中にも関わらず莫大な軍事力を持った上、独自行動権を有する危険な組織』だ。
これは簡潔なのか……いや、私が簡潔と宣言したならば、それは簡潔なのだ。
管轄は人類結束連盟だが、結束連盟から独立した指揮系統を持ち、実質的な独自行動権を持つ。また、人類結束連盟の何倍にも及ぶ過大な戦力を有している。
密かに起こるテロと共に情報は隠蔽されており、テロが明るみに出る前に
その存在は連盟軍の中でも最上位の限られた人間しか知らない。
中心となったのはパシフィクス国家連合(アメリカや日本などの連合国家)。
加盟国から莫大な資金援助を経て、凄まじい技術力を持った組織になった。
また、国民や一般連盟軍人への情報漏洩を防ぐための基地兼セーフティハウスやID偽造の援助など、《ラウンズ》の活動は真実を知る一部の者の支援から成り立っている。
この七年は、まだその事実は明るみに出ていない。
《ラウンズ》……私が所属する組織であり、セカンドシーズンはこの《ラウンズ》の奮闘を描いた物語だ。
《ラウンズ》は円卓を意味する言葉であるがその名の由来は前大戦で活躍し、隠居生活を行っていた軍人をスカウトした部隊であるからに他ならない。前大戦の所属、思想を問わず参加している。
さて……私が歩む世界の背景は、少しばかり理解していただけただろうか?
あえて言うぞ、覚えておくがいい!!
原作の「反逆機兵レギオン」、読んでみたい?
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その旨を良しとする!!(YES)
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私は辞退させてもらう。(NO)