楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。 作:夢野いくや
北:「おはようさん。『メモプロ』1期生の『北郷星羅』や。」
白:「ようみんな!『メモプロ』1期生の『白石奨吾』だ。今日もよろしく!」
兎:「みんな元気?『メモプロ』社長、『兎耳山明里』だよ!」
セ:「どうも君たち。『メモプロ』新人の『セラヴィス·アークバルト』だ。」
【おお!4人コラボ!】
【きちゃぁぁぁぁぁぁ!!!】
【なんでこの4人なの?】
兎:「ちょうど事務所にいたメンバーだったんだ。星羅ちゃんとセラヴィス君がはじめましてだったから顔合わせしたんだけど、そのときに星羅ちゃんがコラボしよって誘ってくれて。」
北:「ええやろ。せっかくオフで会ってるわけやしなんもせんと帰るなんてもったいないやん。」
【推しと推しの絡みは尊い】
【星羅ちゃんありがとう!】
【今日は何やるんですか?】
白:「なんか北郷がボードゲーム持ってきてるらしいんだが、俺らも聞かされてねぇんだよ。」
北:「まあまあ、そんなあせんなや。今日持ってきたボードゲームはこれや!」
『僕は何度だって君に愛してると伝える』
兎:「なにこれ?」
北:「ゲームの説明するからちょい待ち。え~と、『貴方たちは同棲を始めて3年たったカップルです。』」
セ:「その設定いります?昨今ではクリスマスに配信しないだけでお気持ちコメント来るらしいのに、カップルとか大丈夫なんでしょうか?」
【ユニコーンは仕方がないの】
【クリスマスぼっちなワイらの為に放送してくれるのは助かってるで】
【俺は一人じゃないんだが?彼女と見てるんだが?】
【妄想はええねん】
北:「ゲームの設定やし大丈夫やろ。ってかゲームの説明中やから黙っとき!続き読むで、『3年たったからといって、愛してる気持ちを伝えないと別れることになるかもしれません。なので今から愛してるを伝えましょう。』
北:「『参加者にはそれぞれ基本となるスターターセットのカードが配られます。カードには【僕が】とか【君を】とか【愛してる】や【大切にするよ】といったよく使うカードが入っています。このカードは毎回使用することができます。』」
北:「『親と子を決め、子は先ほどのスターターセット+ランダムに配られた10枚のカードを組合わせて制限時間の30秒以内に愛してるを伝えるための文章を作ります。』」
北:「『親は子の愛してるの言葉の中で一番響いた言葉を一つ決めます。選ばれた人には1ポイント入ります。この際に最下位の人も決めます。最下位に2回選ばれる度に蛙化現象が発生し1ポイント失います。』」
北:「『親を順番に回していき、3周した時点でゲーム終了です。その時点で一番点数の高い人が優勝となります。』」
【なるほど。難しそうやね】
【合法的に推しの愛してるが聞けるってこと!?】
【セラヴィス様の愛してるお願いします!】
兎:「なるほど...30秒って結構短そうな気がするね。」
セ:「普段から言いなれてると上手いとかあるんでしょうか?」
白:「愛してるなんてほぼほぼ言ったことないぞ!?」
北:「まあ、ええ機会やん。で、一つ注意をせなあかんルールがあるから読むで。『スターターセットのカードを組合わせるだけでも【君を愛してる。君だけを大切にするよ。】のような文章を作ることが出来ます。ただ、同じようなことを言われ続けてもいずれ響かなくなるものです。カードの組み合わせは出来るだけ毎回違った組み合わせにしましょう。同じような言葉を使い続けた場合は、蛙化現象発生としてポイントを失います。』」
セ:「なるほど。毎回違った愛してるの言葉を作る必要があるというわけですね。中々難しそうです。」
兎:「セリフ台本を書くこともある私ならいけるでしょ!」
白:「それフラグじゃね?」
兎:「違うよ!自信あるの!」
北:「明里ちゃんは芸人やな~。」
兎:「だから違うって!」
【兎耳虐あると思います!】
【明里ちゃんの可愛いところ見てみたい~】
セ:「そういやこれって複数人の愛してるの言葉から選ぶことになってますけど、どういう関係なんでしょうね?三角関係どころか四角関係?」
白:「え?俺とセラヴィスも付き合ってる扱いか?マジか...」
兎:「『白×セラ』か『セラ×白』か...」
白:「なんだそれ?」
セ:「白石先輩は知らなくてもいいことですよ。ちょっと変わった業界もあるってことです。」
【薄い本が厚くなる展開】
【腐ってやがる...】
【薙ぎ払え!】
【これって明里ちゃんと星羅ちゃんもカップル?】
【キマシタワー!!】
北:「もうええか?そろそろ始めるで。」
原作を広げて一人でカードパチパチしながら考えてます。
ボードゲームには一緒にやってくれる友達は付いてきてくれないんですよ...