楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。 作:夢野いくや
まあ、今までシスター要素なかったからいいか。
これで明里ちゃんの属性は社長だけです。
○筒井視点
「おはようございます、皆様。『メモプロ』2期生、シスター担当の『筒井桃奈(つついももな)』です。迷える子羊に幸あらんことを。」
【さちあら~】
【今日もお美しいです】
【今月もこの時がやってきました!】
「本日は月に一度のお悩み相談会です。今日は2名の方が相談に来てくれています。」
このお悩み相談会は月に一回定期的に開催されている企画で、事前に事務所がお悩みの内容を受け付け、その中から選ばれた人に対して住所等の個人情報を受け取り審査及び面接を通った人のみ来ることができる。
なぜここまでするのかと言うと、お悩みは『あめちゃん』やメールではなく直接演者に対して通話で伝えるからである。
その為、何かあった時にすぐに通話を切れる体制をとり、何か問題があれば訴訟も辞さないため個人情報や人となりを確認している。
「それではまず一人目の方どうぞ~」
「はじめまして、『朧』といいます。私の悩みを聞いてください。私は16歳なのですが、幼馴染みの男の子がいます。元々は仲がいい男友達ぐらいに思っていただけなのですが、中学校に入ったぐらいから凄くかっこよくなって自然と目で追ってしまうようになりました。ただ、その頃から少し疎遠になってしまっていたのですが、同じ高校に進学することになり今は毎日一緒に高校に行っています。彼氏になってほしいなと思うのですが、告白してフラれてしまったら今の関係を続けるのが難しくなると思い後一歩が踏み出せません。どうしたらいいでしょうか?」
きゃぁぁぁぁぁ!!!!
青春!青春ですわぁぁ!!
甘酸っぱい!私にはこういう青春なかったですわ!
【可愛すぎるっ!】
【ワイらにはなかった青春や】
【あの頃に戻りたい...】
【これはお悩み解決してあげようや!】
「わかりますその気持ち。フラれるのが怖くて告白する勇気が出ないのよね?そういうときは成功したときの自分と失敗したときの自分を想像するの。」
「成功したときと失敗したときの自分ですか?」
「そう。まず、告白が成功したときの自分ね。カップルになったとしたら何がしたい?」
「デートがしたいです!今とは違って一緒に手を繋いで遊園地デートしたいです!あ、後は....き、キスもしてみたいですっ!」
いい!いいわぁぁ!!!
初々しい反応!キスがしてみたいとか可愛すぎるっ!!
「そうね。告白が成功したら絶対そういうことは出来るわ。一緒にお昼ごはんを食べたり、帰りに買い食いしたり。少し帰るのが遅くなったら家の前まで送ったりしてくれるかもしれないわね。」
「はいっ!そうなれたらいいな~って思ってます。」
「次に告白が失敗したときね。私の経験から話すのだけど、懸念してる通りフラれた直後は全然話せなくなるしお互いに気まずい感じになるわ。」
「やっぱり...」
「でもね、そういうのはだいたい時が解決してくれるの。1か月もたたないうちに自然と会話できるようになるし、今の私はその人とも連絡を取り合ったりするわ。」
「そうなんですね。」
「だから私の結論から言うわね。告白しなさい!16歳ということは残りの高校生生活は2年しかないの!その時間をカップルとして過ごせないのは絶対にもったいないわ!怖い気持ちもあるだろうけど、当たって砕けろの精神よ!」
「わかりました!ありがとうございます!私、告白します!」
「そうよ。頑張ってね!また結果は『あめちゃん』とかで教えてね。」
「いい結果が出来るように頑張ります!」
そう言って一人目のお悩み相談者は退室する。
【頑張れ若人よ】
【大丈夫!君なら成功するよ】
【なんか今の話聞いて若返った気がする】
【ワイも彼女欲しいな~】
【ここのコメント欄で婚活でもするか?】
【僕ニートですが結婚できますか?】
【まず働いてもろて】
「コメント欄うるさいわよ。若者の恋を応援してあげなさい。...次の方どうぞ~。」
「え~と...聞こえてますか?僕の名前は『シュウト』といいます。」
「聞こえてますよ。あなたのお悩みは何ですか?」
「僕は今年18歳で大学受験を控えています。毎日頑張って勉強をしていて第一志望の大学はこのまま行けばギリギリ受かるかどうかという感じらしいです。無事に合格できればいいのですが、もし落ちた場合浪人するか滑り止めの大学に行くか悩んでます。どうしたらいいでしょうか?」
【わかる!わかるよ...】
【同じ受験生としてその質問気になります】
「なるほどね。わかるわよその気持ち。実は私も浪人生だったの。」
「そうだったんですか?浪人生ってどうでした?」
「浪人生って本当に辛いの。浪人生の行く塾って大学の学費と変わらないぐらい掛かるのね。しかも浪人生をして成績が上がるのって三割ぐらいなの。もう三割は成績そのままで、残りの三割は成績落ちるの。」
「そうなんですか!?大変そうですね...」
「正直大変なんてもんじゃないわよ...親に高いお金出してもらって、成績だって毎回上がるわけじゃないからこの度に落ち込んで...私の意見だけ伝えるなら少し偏差値下がっても現役入学した方がいいと思うわ。いい大学出たからといっていい会社に就職できるとは限らないし。私みたいに学力関係ない仕事につくかもしれないしね。」
「それもそうですね...ありがとうございます。浪人しないと決めたわけではないですが、参考にさせていただきます。」
「一番は志望校に現役合格出来ることだからね。勉強頑張って!」
「ありがとうございます!志望校受かれるように頑張ります!」
そう言って二人目のお悩み相談者も退室した。
「今日は2件とも若い子の相談だったわね。私の回答が正しいってわけではないけれど、参考になって悩みがなくなってくれればそれに超したことはないわ。」
【また悩める子羊を救ってしまった】
【恋愛と受験はね~悩むよね~】
【どっちも20年前の話やわ...】
【おい、涙拭けよ】
【<兎耳山>:ごめん!お悩み相談もう一件あるの!】
【明里ちゃん!?】
【社長?】
「え?もう一件あるんですか?」
なにそれ聞いてない...
カクヨムの近況ノートに筒井桃奈ちゃんのイメージ画像アップロードしました。
筒井桃奈のイメージ - カクヨム https://kakuyomu.jp/users/y_ikuya/news/16818093092808009580
実は筒井桃奈ちゃんだけじゃなくて今のところママ以外は全員カクヨムの近況ノートにイメージ画像アップしています。
多分投稿できない場合とかの連絡やお礼もろもろはカクヨムの方にあげることになると思いますので、もしカクヨムの方で読む習慣のある方いらっしゃったらカクヨムで読んでいただいたけると幸いです。
(ハーメルンの同時投稿は続けますので話を読むだけであれば大丈夫です。ただ、私のメインはカクヨムですのでそちらのフォロー及び★や♡が増えると泣いて喜びます)