楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。   作:夢野いくや

42 / 64
第一回メモプロ!ライバー召喚バトル 2

 

セ:「ということで一戦目は僕の勝ちでしたね。」

 

北:「42歩はなんかのバグやろ...」

 

セ:「一歩も家から出なくてもさすがにもう少し歩いてそうですしね。ただ、お二人ともあまりにも歩いて無さすぎるんで、何か体を動かす企画してもいいかもしれませんね。」

 

北:「ええな。赤組白組に分かれて勝負でもするか。」

 

セ:「楽しそうですね。もしくは健康かどうか調べるために人間ドック企画でもしますか?」

 

北:「ええやん!やろやろ!ライバーなんてみんな不健康やろうしな!」

 

セ:「事務所の社員さんとかは会社に所属してるので健康診断受けるのは義務なんでしょうが、僕たちライバーは個人事業主ですからね。自分から行かないと健康診断なんてしませんからね。」

 

北:「ウチ、ライバーやってから一回も行ってないわ。」

 

セ:「行った方がいいと思いますよ。何事も早期発見した方がいいに決まってるので。」

 

北:「おっけ。人間ドック企画考えとくわ。」

 

【ライバーの生活終わってそうやしな】

【家から出ないわ、デリバリーでご飯頼むわ、寝る時間終わってるわでまともな生活してるライバーの方が少ないやろうしな】

【ワイも運動始めるか...30歳になって急にお腹周りが...】

【わかるわ。社会人なって飲み会でビールばっか飲んでたら20kgぐらい増えたわ】

 

セ:「さて、そろそろ次の勝負に移りましょうか。二戦目のお題は『財布の中の現金多いライバー召喚バトル』です。」

 

セ:「昨今、電子マネー決済の普及に伴い現金を持ち歩く機会は減ったと思います。この世間の流れに逆行し、現在の財布の中の現金が多いライバーを召喚できた方が勝ちとなります。」

 

北:「なるほどな。セラヴィスは今財布の中身いくら入ってるんや?」

 

セ:「一応2万円ぐらい入ってますね。入ったお店が現金のみ対応の可能性もあるので一応現金は持ち歩いてます。北郷先輩は?」

 

北:「ウチは6000円ぐらいやな。最近は電子マネー払い増えたけど、まだそこそこ使うしな。」

 

【まだ現金使ってるわ】

【どこでも電子マネー決済してるわ】

【割り勘とかしやすいし重宝してる】

 

セ:「ということで現金が多そうなライバーを召喚してください。先攻後攻どっちにしますか?」

 

北:「先攻や。で、呼ぶライバーは『筒井桃奈』や。お嬢様言葉やしお金持ってるやろ。しかも電子マネー払いして無さそうやし。」

 

セ:「筒井さん選ばれましたか...それじゃあ僕は『兎耳山灯里』さんで。社長なので現金持ってるかなと。」

 

北:「あ~、社長もありなんか。でもこの前電子マネー払いしてるの見たで?」

 

セ:「でも社長なんで一般の人よりは入ってそうな気がしませんか?」

 

北:「そう言われるとそうやな...とりあえずウチの方から通話掛けるわ。」

 

ポッペッポッペポッポ~ポッペッポッペポッポ~

 

筒:「もしもし?どうされましたか?」

 

北:「急に電話してすまんな。桃奈って今いくら持ってる?」

 

筒:「え?急にどうされましたの?...もしかして借金でもされましたか?」

 

北:「ちゃうわ!今セラヴィスの企画で現金ぎょうさん持ってるライバー呼べた方が勝ちって勝負してんねん。」

 

筒:「そういうことですか。えっとですね...今は20万円ですね。」

 

北:「めっちゃ持ってるやん!さすがやな!ありがとさん。」

 

セ:「なんでそんな持ってるんですか?」

 

筒:「今日家賃支払いの為に現金下ろしましたので。普段からここまで入ってるわけではないんですの。」

 

北:「そうやったんか。タイミングよかったわ。出てくれて助かったわ。」

 

筒:「ええ。どういたしまして。それでは。」

 

トゥルン

 

【電子マネーどころか口座引き落としすらしてなかったで...】

【20万はエグいな】

【これは流石に勝ちやろ】

 

北:「今回は流石にもらったやろ。」

 

セ:「いや、兎耳山さんなら50万ぐらい入ってるかも!」

 

北:「何に使うねんそんなに...」

 

セ:「社長なんで。...とりあえず掛けてみますね。」

 

ポッペッポッペポッポ~ポッペッポッペポッポ~

 

兎:「もしもし?二人とも配信中じゃなかった?」

 

セ:「配信中だよ。その配信企画で呼んだ感じ。兎耳山さん、今いくら持ってる?」

 

兎:「配信中になんの質問してんの!?」

 

セ:「ごめんごめん。今企画で財布の中の現金が多いライバーを召喚できた方が勝ちって勝負してるんだ。それで兎耳山の財布の中の現金を教えて欲しいんだ。銀行に預けてる分とかはいらないから。」

 

兎:「なるほど。そういうことね。...あ~セラヴィス君ごめん。負けたわ。」

 

セ:「え?そんな少ないの?」

 

兎:「82円」

 

セ:「少なっ!?ジュースも買えないよそんなんじゃ。」

 

北:「ブワッハッハッハ!幼稚園児のお小遣いよりも少ないでそれ!」

 

兎:「最近は電子マネーばっかだからね!後、明日にお金おろすつもりだったの!」

 

セ:「はぁ~。兎耳山さんのせいで僕の負けか...」

 

兎:「ごめんて!でも私を選んだセラヴィス君が悪いんだから!」

 

セ:「ははは。冗談だから。全然気にしないで。通話出てくれてありがとね。それじゃあまた。」

 

兎:「うん。残りも配信頑張ってね~。」

 

トゥルン

 

【82円は少なすぎるw】

【社長も儲けてるわけじゃないんやな...】

【いや、現金持ってないだけやろ】

 

北:「ということで二つ目のお題はウチの勝ちやな。」

 

セ:「流石に100円もないのは予想外でした...」

 

北:「まあ、今回はしゃあないわ。運がなかったな。」

 

セ:「まあ、これで1対1ですからね。最後のお題で勝った方の勝ちです。」

 

北:「おう。負けへんで!」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。