楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。 作:夢野いくや
「久し振りにアキラと飲みに行ったんだけど、やっぱりプロのバンドマンって大変らしいよ。」
【へ~そうなんだ】
【キラキラしてるだけじゃないんだね】
【プロと飲みに行けるとか裏山】
「まあ、色んな業界のプロの知り合いはいるね。それぞれ色々大変そうだけどね。目立たなくて目立つために苦労したり、目立ちすぎて嫌がらせみたいなのがあったり。こうやって自分のやりたいことやってる方が楽だよ。」
【趣味を仕事にすると趣味が趣味じゃなくなるって言うしね】
【Vtuberも大変なんじゃないの?】
【隣とかお向かいさんの箱は体調崩す人そこそこいるらしいよ】
「まあ、普通の職業よりは多くの人に注目されるしね。そりゃ気分のよくないコメントもそこそこ来るよ。みんなはそういうコメントしないようにしてね。」
【了解】
【任せとけ】
【そういやさっき公式から新人デビューの発表あったよ!】
【マ!?】
「お?やっと発表あったかい?どの程度公開されてる?」
【1ヵ月後に男性ライバー二人がデビュー】
【立ち絵はシルエットやね】
【SNSでちょっとずつ公開していくっぽい】
「まあ、言っても僕も会話したことないしどんな子達なのか知らないんだけどね。」
【早いね~】
【セラヴィスくんがデビューしてもう5ヵ月?早いな~】
【それな年々早くなってる気がするわ】
「それだね。たしか20歳で体感速度的には人生折り返しなんだっけ?じゃあもう既に折り返してたよ。」
【40だからそろそろ棺桶に片足突っ込むかもしれん】
【小学校のとき15分休みにドッジボールしてたのマジで信じられん】
【学校終わって遊びまくって17時とかやったしな。そう思うと体感時間本当に違うんやろな】
「早く感じるのは同じことの繰り返しだかららしいよ。だから体感時間を延ばすには新しいことをどんどんしていくのがいいらしい。僕みたいにね。」
【半年やそこらでだいたいのことマスター出来るのは天才なのよ】
【ものによったら半年掛けてもスタートラインに立てるかどうかやし】
【一緒にせんでもろて】
「やる前に諦めるのはもったいないよ。人生なにごとも挑戦なんだから。」
「でももう5ヵ月か~。あっという間だったね。色んな人とコラボしたし、企画にも参加したし、企画自体も行ったし。次は何をしようかな?やりたいことはいっぱいあるんだ。音楽に声劇、雑談企画やドッキリ企画とかもやってみたいし。」
「後は箱外の人ともコラボしてみたいね。」
【本当にあっという間やったわ】
【まあ、5ヵ月とは思えんぐらい落ち着いてるけど】
【それはデビュー当初からなのよ】
【箱外コラボいいね】
「まあ、とりあえずは新人君達だね。どんな子達なんだろうか?仲良くなれるといいんだけど。」