楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。 作:夢野いくや
セ:「どうも。『メモプロ』の『セラヴィス·アークバルト』です。」
西:「こんにちは~。『西園千郷』です。」
南:「...『南雲咲希』。」
セ:「どうしたの?元気ないね?何かあった?話し聞こか?」
南:「なんかあった?じゃねぇよ!なんでホラゲー配信なんだよ!」
セ:「裏で話してた時に花新發先輩とのホラゲー配信の話題になって、僕と西園さんが面白かった。可愛かった。って話をしてた時に南雲さん黙ってたでしょ?それを見て気付いたんだよ。南雲さんホラゲー苦手なんだろうなって。だからホラゲー配信にした。」
南:「ふざけんなよ!」
西:「私も得意ってわけじゃないんだけどね。」
【咲希ちゃんがこんなに喋らないの珍しいw】
【ギャップ萌ですな】
【いいと思います!】
セ:「まあまあ、今回はホラゲーと言ってもストーリーあるやつじゃないから。そんなにめちゃくちゃホラーに重きを置いたやつじゃないしいけると思うよ。」
西:「私、あんまり知らないんだけどどんなゲームなの?」
セ:「今回のゲームはね。三人とも味方で、協力して幽霊や怪物の正体を当てるっていうゲームだね。」
西:「へ~。どうやって当てるの?」
セ:「正体を見破るための補助アイテムがあるからそれを使う感じ。幽霊や怪物それぞれに特徴があるんだ。例えば幽霊が近くにいると気温が下がるんだけど、特定の幽霊の場合は氷点下まで下がる。そこで温度計持っていって氷点下まで下がるのを確認したら氷点下まで下げることが出来る特徴を持った候補に絞られるって感じで、色んなアイテムを駆使して絞り込んでいく感じ。」
西:「なるほど。難しいそうだね。」
セ:「特徴には『一人でいると襲われやすい』や『声をあげると襲われやすい』とかもあるからちょっと危険な行動をしたりする必要もあるね。」
西:「怖そうだけど楽しそうだね。」
セ:「...南雲さん。聞こえてる?」
南:「おう。」
セ:「ちゃんと喋ってよ。」
南:「...じゃあ今日の配信はこの辺で終わろうと思います。ご視聴ありがとうございました。」
セ:「終わらないよ?」
南:「終わらせてくれ!やりたくねぇよ!」
【こんな咲希ちゃん見たことないわw】
【普段強い女の子が時より見せる弱さにぐっと来るんだよな~】
【わかりみのかまたり】
セ:「まあまあ、そんなホラー特化ってわけじゃないから。一回一回もそんなに時間かからないしね。サクッとやろうよ。」
南:「はぁ...仕方ねぇな...」
....
南:「きゃぁぁぁぁ!!!!死ぬ!死ぬ!助けて!助けて!」
セ:「あっ死んだ。」
西:「ああなったら助からないの?」
セ:「ああなったら助からないね。確殺演出だから。」
西:「惜しい人をなくした...」
セ:「南雲さん安らかに...」
【悲鳴助かる】
【咲希ちゃんも女の子だったんだなって再確認できたわ】
...
南:「おい!開けろよ!一人にするなよ!」
セ:「ふふっ。しょうがないでしょ。一人で声をあげて襲われるか確かめないといけないんだから。」
南:「アタシじゃなくてもいいだろ!」
セ:「一番撮れ高がありそうだったから。」
西:「反応が一番可愛いから仕方がないと思うの。」
南:「ふざけんなよ!いつか仕返ししてやるからな!」
...
セ:「ということでやってみてどうだった?」
西:「たのしかったよ。急にこられるから結構びっくりしたし。」
南:「疲れた...もうやらねぇ...」
セ:「次は何しようか?また考えとくね。」
南:「なんでそんな楽しそうなんだよ。」
セ:「楽しいからね。」
西:「そういや、話変わっちゃうんだけど、今度セラヴィス君以外でコラボ対決するんでしょ?楽しそうだね。」
セ:「そうそう。なんか景品は僕らしいよ。」
南:「そうらしいな。なんかウチらの女子グループラインも盛り上がってたわ。」
セ:「え?どうして?」
南:「そこの西園って人は誰×誰がいいだの受けがどっちだのめっちゃ喋ってたぞ。」
西:「わぁぁぁ!!やめてよ!清楚売りしてるんだから!」
南:「一番乗り気だったくせによ。」
【ホラゲー楽しかった!またやってね!】
【千郷ちゃんさぁ~...】
【オクサレ様だったのか】
【よきかな】
セ:「女の子同士で女子会コラボみたいなのはないの?」
南:「今のところは話にあがってねぇな~」
西:「男子コラボが盛り上がったらやるかもね。」
セ:「楽しみに待ってるよ。」