楽しそうかどうかで決める天才、Vtuberになる。   作:夢野いくや

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第一回 パートナー王選手権 2

千:「それじゃあやったことない人のために簡単にルール説明しますね。ゲームのメインは人生ゲームみたいな感じです。サイコロを振って出たマスに移動してそのマスのイベントをこなす。ゲームは合計15ターンで最終的に星を一番多く持っていた人の勝ち。1ターンごとにミニゲームがあって勝つとお金が貰えます。」

 

白:「流石にルールも知らないなんてやつはいねぇだろ。」

 

九:「ルールは知ってますね。やったことないだけで。」

 

花:「...ルールも初めて知った...」

 

白:「瑞樹...」

 

千:「花新發先輩...悲しい人生を歩んできたんですね...」

 

花:「悲しい人生って言うな!これから楽しい人生にするんだから!まずはこのゲームでトップになる!そして晴れて正規にセラヴィスくんの親友となるんだ!」

 

九:「このゲーム一本で決まる感じですか?」

 

白:「いや、一年間通して定期的にイベントを開催しよう。で、最終的に勝利回数が一番多い人が優勝って感じで。」

 

千:「了解です!」

 

九:「そんな長期企画にする感じなんですね。」

 

白:「せっかくだから後輩らと遊ぶ機会を設けたくてな。」

 

花:「そうなるとセラヴィスくんだけハブいてる感じで申し訳ないね。」

 

白:「そっちはそっちでちょっと企画考えてるから大丈夫だ。俺だってセラヴィスだけハブくつもりなんてねぇしな。」

 

【そんな長期企画になるなんて誰も予想だにしてなかったわ】

【まあ、一回で決まるのはちょっとね】

【男同士のわちゃわちゃが長期間見れるなんて...いくら払えばいいんですか!?】

【落ち着いてもろて】

 

千:「じゃあ始めますか。」

 

白:「見てろよ!ミニゲーム全部勝ってやるぜ!」

 

九:「プレイスキルがものを言うミニゲームは負ける要素ありませんね。」

 

花:「絶対勝つ!」

 

 

...

 

 

花:「九藤くん連打早すぎ!」

 

九:「見せちゃいましたね。『九藤名人、魂の16連打』を。」

 

千:「だせぇw」

 

九:「はぁ!?ダサくないんだが!?高橋名人に謝れ!」

 

白:「実際凄いから何も言えん。」

 

 

...

 

 

花:「覚えゲーなら得意だよ!」

 

千:「花新發先輩スゴすぎ!あの30個の場所全部覚えたんですか!?」

 

九:「それに比べて白石先輩は...3個ですか...」

 

白:「いや~たまたま運が悪かったな。」

 

千:「場所覚えるゲームに運も何もないですよ。」

 

 

...

 

 

九:「ふっふっふっ。星まで残り1マス。お金も貯まってるので次に買えちゃいますね。」

 

千:「速攻魔法発動!『入れ換え風船』!このカードはランダムなキャラと自分の場所を入れ換えることが出来るぜ!」

 

九:「な、なにぃ!?」

 

千:「震えて眠れ。ルーレットスタート!」

 

花:「...あっ。」

 

白:「何やってんだよ!?瑞樹と場所入れ換えても意味ねぇじゃねえか!」

 

千:「なんでなんだよぉぉぉぉ!?」

 

 

...

 

 

白:「星まで残り3マス。ここで俺はダブルサイコロを使用!これで2が出る可能性は1と1だ出た場合だけ。つまり確率は1%だ!勝ったな。」

 

花:「盛大なフラグ過ぎる...」

 

千:「頼む!1+1出てくれ!」

 

九:「これ引いたらマジで持ってますよ。」

 

白:「1%なんて引くわけねぇだろ!まず1つ目!...いや、まだだ...次こそ!...どうしてだよぉぉぉ!?!?!?」

 

千:「流石白石先輩...ここで本当に出すとは...」

 

花:「この確率を普段のガチャで出せたらいいのにね。」

 

九:「まあ、下振れなんで普段通りと言えば普段通りなんですけどね。」

 

 

...

 

 

九:「最終ターンか...この勝負は流石に貰いましたね。」

 

花:「くそぉ...流石に星3個差は返せないか...」

 

白:「いいや、まだ試合は終わってないぜ!」

 

千:「そうだぜ!残りの番は俺だけ。そして目の前には逆転マス!あそこに入れば!」

 

白:「いけ!千堂!お前ならいけるぞ!」

 

千:「任せてください!先輩!ここでまず1を...出た!」

 

白:「うおおおぉぉぉ!!!いいぞ千堂!」

 

九:「な、なにぃ!?」

 

千:「そして右と左のキャラの星の数を入れ替える!左には俺!そして、右には九藤お前を出してやるぜ!いっけえぇぇ!『デステニーダイスロール』!!!!」

 

花:「いけぇ!」

 

白:「......何やってんだよぉ!!俺と入れ換えても意味ねぇだろうが!」

 

千:「だって運なんですもん!!!」

 

花:「あ~あ、千堂くんもってないね~。」

 

 

...

 

 

九:「ということで俺の勝ちですね。」

 

千:「くそぉ。最後に九藤と交換できていれば...」

 

花:「まあ、最初の一戦は譲ってあげるよ。先輩の優しさってやつだね。」

 

九:「負け惜しみですか?」

 

花:「次はギャフンと言わせてやるから!」

 

【いや~おもろかったわ!】

【九藤がミニゲーム7割ぐらい勝ってたからな】

【ってかもしかして千堂ミニゲーム一つも勝ててない?】

【そんなことないやろ...いや、勝ったか?】

 

白:「千堂...お前もしかしてミニゲーム勝利数ゼロか?」

 

千:「そんなわけないですよ!え~と...あれ?」

 

【千堂...俺情けねぇよ...】

【経験者でも勝てんもんなやね】

【なんかふらふらしまくってたしな】

 

千:「ということで第一回!パートナー王選手権の勝者は、九藤でした!」

 

九:「イエーイ。」

 

花:「この一勝を喜んでおくといいよ。これが君の最後の勝利になるからね。」

 

白:「とても先輩とは思えねぇよ...」

 

千:「それじゃあ第二回でお会いしましょう!またな!」

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