キングと呼ばれる男だって人を鼓舞するよって話です。
すみません。前編後編とかって言っちゃいましたけど、こんな感じで小出しにしていきます。
ダラダラ続けるつもりはありませんのでご安心を。
<<< Z市 >>>
「……でけぇ」
「……こりゃ駄目だな」
「死ぬ前に彼女欲しかったなぁ……」
<<< J市 >>>
「避難?馬〜鹿ね〜。一匹も逃がすワケないでしょ。私の兵を殺した分は一億倍にして返すわよぉ。……あなた達随分しぶといわねぇ。もう死んで構わないわよ?」
「ハァ…ハァ…イナズマックス!!まだまだいけるかァ!?」
「ハァ、ハァ、ハァ……おうスティンガー!……あんまり乗り気じゃねぇが……!」
<<< Z市 >>>
〝巨大隕石〟という正真正銘の大災害を前に生存を諦める者が多い中、S級に君臨する三名のヒーローはその落下予測地点を目指して大急ぎで駆け出していた。
S級3位 シルバーファング
S級17位 ジェノス
そして―――……S級6位 キング
三名の目的はただ一つ、巨大隕石の破壊である。
J市の怪人被害も気掛かりだが、目の前の問題をおざなりにしていいはずもない。……J市に一瞬で移動できる方法もあるため尚更だ。
「……このまま放置すればZ市だけではない、周辺の街も壊滅します。……師匠」
「……こどもの家も、ね」
「やれやれ、守らねばならんものが多すぎるのぉ」
シルバーファングの言う通りだ。罪のない民間人もだが、この街の近くには恩人が勤める児童養護施設がある。
キングは怒っていた。
身寄りのない子供達の最後の拠り所をブチ壊そうとする
「……ジェノス。俺いま結構イライラしてるんだよね」
「っ、師匠……!」
「……いま起こっている非常事態は
「……ほぉ、そいつはまた……。キング、その心は?」
「……何か確かな証拠があるワケじゃない。……あくまで俺の直感に過ぎない。だが!
「「 っっっ!!? 」」
「(そもそもからしておかしいんだ。俺という異分子が混ざったことで原作から乖離したことは認める。……にしたって巨大隕石と深海王が同時に襲ってくるのはちょっとおかしい。下手すると地球をぶっ壊しかねない隕石が落ちてきているのに深海から来た人類の天敵がそれを認識していなかったのか?という疑問が生まれる。マンガで読んだ深海王は残虐ではあったがバカじゃなかったと思う。
地球がぶっ壊れるにしろ人類だけが滅びるにしろ深海で大人しくその時を待っていたほうが賢明じゃないかなんて考えてしまう。まるで
かぶりを振るう。今は目の前の
「もうすぐ落下予測地点に着きます。……師匠?」
「……ジェノス、君が隕石を破壊しろ」
「………っ!!」
「これから先、今以上の脅威が人類を襲う。……
「〜〜〜〜はい!!」
向こうが殺る気なら俺も遠慮はしない。
ジェノスが原作で出来なかったことを
それを以て奴に対する宣戦布告とする……!
「君の師匠として、君の不可能の壁をぶっ壊そう」
今回は短く纏めました。
予定としては後三話くらいで九王目にいきたいです。
次回ジェノス君が頑張ります。