ワンパンマン:REY【完結】   作:びよんど

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すっ飛ばして怪人テロ当日って話です。


十七王目 王の防衛 ②

 

 

<<< S市 >>>

 

 

オラァ!!!

 

 

ガコォォォォォォォォォォ

 

 

「ぐ……は……っ」

 

 

ドガッシャァァァァァァァァァン

 

 

……異常にデカいムカデ型の怪人ムカデ先輩の胴体が真っ二つに砕け散り、力なく地面に倒れ伏す。

 

 

「そんな……まさか……ラフレシドンも俺も【鬼】のはずなのに……何故こうもアッサリと……S級強すぎ……!?」

 

「気合入れるまでもなかったな。……あばよ」

 

「ちょ、ちょまゴンッ

 

 

自らの頭を()()()()()で割り砕くヒーローの姿を最後に、ムカデ先輩の意識は永久に閉ざされた。

 

 

「出てきていいぜナリンキの旦那!!」

 

 

金属バットを持ったヒーローの呼び声に応えるように、瓦礫の山と化した『ネズミ寿司』の奥から恰幅と身なりのいい一人の男性が現れる。

 

 

「……うむ、ありがとう金属バット君。……君のおかげで命拾いしたよ」

 

「へっ、よく言うぜ。……あんた自分から()()を買って出たって話じゃねーか」

 

 

S級ヒーロー・金属バットの指摘にナリンキは当然のことをしたと言わんばかりに無言で答える。

 

……〝親衛隊〟のまとめ役であるイケメン仮面アマイマスクから今回の作戦の概要を聞かされた最高顧問のナリンキは、自らを囮に使った作戦も組み込むようヒーロー協会に要求していた。

 

当然、協会幹部などから猛反対されたが、頑としてナリンキは譲らなかったのだ。

 

そのため仕方なく金属バットを護衛に付けたのだが、案の定怪人は現れてしまった。

 

……結果は見ての通り圧勝だったが。

 

 

「俺ァ上級市民って奴は嫌いだけどよ、あんたみてぇな根性のある奴は嫌いじゃないぜ」

 

「買い被りすぎだよ金属バット君。……私は協会の忠告を無視して一人で外食していた大金持ちに過ぎん。まさかこんなことになるとは思いもしなかった」

 

「そういうことにしとくか。……おっ、来たな」

 

 

ドッドッドッドッドッドッ

 

 

()()()()()()()()()地上最強の男キング。……どうやら問題なく作戦は進行しているようである。

 

 

「ナリンキさん……協会本部まで…送り届けよう」

 

「どうやら私は御役御免のようだな。……よろしく頼むよキング」

 

「勿論……それと…金属バット……」

 

「あん?何だ?」

 

「超大型の反応を……ジェノスが検知した。……ムカデ長老は…ここで暴れる……つもりだろう…」

 

「っ!!……分かったぜキング、俺が直々にしばき倒してやるよ!」

 

「……ちょうど…真後ろの方向だ……ジェノスと一緒に…頼んだぞ……」

 

 

ナリンキともども一瞬で姿を消したキング。……その姿を見送った金属バットは、ちょうど真後ろの方向から轟々と凄まじい破壊音が響き渡ったのを確認し踵を返す。

 

 

「……へっ、今日の俺の相手は分かりやすくていいな」

 

 

金属バットの視線の先には、今さっき撲殺したムカデ二匹が可愛く見えるほどの超大型ムカデと、ソレ相手に互角以上に立ち回っているサイボーグヒーローの姿があった。

 

 

「ッしゃ、行くかァ!!

 

 

金属バットは駆ける。……可愛い妹の未来のために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……おい、どういうことだよフェニックス男。なんで街に人っ子ひとりいねぇ……?」

 

「クソッ、やはり情報が漏れていたか……!」

 

 

サイレスラー 災害レベル【鬼】

 

フェニックス男 災害レベル【鬼】

 

 

人類社会を震撼させるアンチヒーロー組織〝怪人協会〟の晴れやかなデビュー戦であるはずなのに、街中には人の影も形もなく、なんとも虚しい空気だけがフェニックス男達を包み込んでいた。

 

 

「ダ〜メだぁ、人の気配が全然ねぇ。文字通りのもぬけの殻だぜこの街はぁ……」

 

 

ヘドロクラゲ 災害レベル【虎】

 

 

側溝から顔を覗かせるヘドロクラゲがなんとも残念そうに愚痴る。……せっかく人間相手に好き勝手できる絶好の機会だと言うのに、これでは何の面白みもない。

 

 

「(この様子だと民間人の避難は既に完了しているようだな。……たった一日で?流石に早すぎじゃないか―――)」

 

「お〜いどうするんだよぉフェニックス男ぉ。人質のほうはムカデ先輩がどうにかするとして、建物破壊するだけじゃつまんねビシャッ

 

 

ヘドロクラゲの嫌味が最後まで続くことはなかった。

 

突然ヘドロクラゲの全身に植物の根のようなものが無数に絡みつき、締め上げ、体内めがけてあっという間に侵食したからだ。

 

 

「お、おい。どうしたんだヘドロクラゲ……」

 

「っ、サイレスラー!奴から離れろ!!」

 

 

断末魔ごと全身の体液を植物の根に吸われミイラと化したヘドロクラゲは、消し炭のようにボロボロと崩れ去り側溝に流されていった。

 

 

「敵だ!我々はいま狙われている!」

 

「っ!?……上等じゃねえか!!どうせヒーローの仕業だろう!?……ヒーローども!俺は逃げも隠れもしねえぞ!かかってこいやァ!!」

 

 

サイレスラーが吼える。……そんな見え見えの挑発に乗る奴などいるものか―――

 

 

「よぉ、バカが吠えるから来てやったぜ」

 

「よーし、S級のセンパイ方の負担を減らすため、張り切って頑張るぞー!」

 

 

……いた。鎖で繋いだモーニングスターが特徴的な黒スーツの男と、さながら陸上選手といった風体の高身長な女がサイレスラーの挑発に乗って現れた。

 

 

A級39位 ニードルスター

 

A級51位 主将ミズキ

 

 

「(あの二人……最近A級に昇格したばかりのヒーローだったな。……S級ではなくA級を差し向けるとは―――)」

 

「随分自信があるようだなヒーローども!その勇気だけは認めてやる。……だがッ!!」

 

 

ドシンッ

 

 

「このサイレスラー様をみくびるなよ!見てろフェニックス男!!このサイレスラー様がヒーローどもをぶっ殺す様を!!」

 

 

手出しするなという意味だと理解したフェニックス男は、巻き込まれないよう一歩下がって様子を伺う。……タフネスだけはいっちょ前なサイレスラーを相手にあのヒーロー達がどう立ち回るのか分析するためでもあるが。

 

 

「さぁ!先手は譲ってやるよ!!テメェらの攻撃も採点してやる!!さぁ来い!!」

 

「……だとよ」

 

「よぉ――し、それじゃあ私から先に行くね!

……これ吹いて!」

 

「へいへい……」

 

 

ホイッスルを手渡されたニードルスターは、クラウチングスタートの姿勢を取った主将ミズキの集中が極限に達した瞬間を見計らって―――

 

 

「っ」ピィッ!!

 

 

……目にも止まらぬ速度で駆け出した主将ミズキ。

 

その瞬発力はサイレスラーの動体視力を僅かに上回るほど凄まじく、あっという間に彼女は自分の間合いにまで持ち込むことに成功した。

 

 

種目―――

 

 

手に持つバトンを細長い槍へと変形させる。

 

 

槍投げ!!

 

「バカめ!狙いが丸分かりだ―――」

 

 

弾丸よりも(はや)い神速の一投は、吸い込まれるようにサイレスラーのツノに直撃する。

 

その攻撃、点数に換算すると―――

 

 

「……99点!!?」

 

 

……ツノを貫通し、眉間に食い込み脳味噌まで迫っていた槍状のバトンを見て心底肝を冷やすサイレスラー。

 

 

「……へっ、へへっ!惜しかったな!あともう一押しだった……っ!!?」

 

「そうだな、()()で届くだろ」

 

 

……フェニックス男は信じられない光景を見た。

 

サイレスラーの命にあともう少しのところまで迫っていた槍状のバトンを()()()するようにモーニングスターが横薙ぎに振るわれ直撃、見事サイレスラーの急所を貫くことに成功してしまったのだ。

 

 

「ひゃく……」ドッシィィィィン!!

 

「やったぁ!完璧なチームプレイの勝利ぃ!」

 

バシンッ「いてーよ。……そういえばこいつの災害レベルを聞いてなかったな。【鬼】なら最高なんだが……」

 

 

思わぬスピード決着にかつてないほどの危機感を覚えたフェニックス男。

 

 

「(しかし、ここで何もせずに逃げ帰ればオロチやギョロギョロにどんな罰を下されるか分からん。……大丈夫だ私、サイレスラーの例もある。土壇場の急成長が何もヒーローだけの特権じゃないことをこいつらに思い知らせてやる……!!)」

 

 

かつてないほどの危機感を覚えていた。……が、同時にこの窮地こそが自分を、もとい自分()を更なる高みへと至らせる試練でもあると直感したのだ。

 

 

「私はフェニックス男!鳥の着ぐるみドンカンバードが脱げなくなり気が付いたら怪人になっていた者!A級……あまりにも力不足で()()()()ヒーローどもよ、ここで死んでもらうぞ!」

 

 

フェニックス男は身に纏う着ぐるみドンカンバードを信じ突進を仕掛けた。

 

 

クチバシこ―――ぎぃ!!?

 

 

……まるでワケが分からなかった。

 

何故、自分の体から()()()()()()()……?

 

その時だった。何処からともなくもう一人の人間(恐らくヒーロー)が現れ、こう言ってきたのだ。

 

 

「……様子見に徹してくれて助かりました。……おかげで()()を発芽させられた」

 

「種子……?発芽……?いったい何を―――ギャアァァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

ブシャアァァァァァァァァァ

 

 

フェニックス男の体を苗床に木々が凄まじい速度で成長を遂げる。……あまりの成長スピード、膨張度合いに着ぐるみが耐久限界を超えて破裂し、完全に使い物にならなくなってしまった。

 

 

「……あらかじめ周囲一帯に微小な種子をばら撒いておいたのですよ。……微小すぎて一定量吸わないと効果を発揮しないし、その日の天候に左右されるピーキーな大技なのですが……ともあれ成功して良かった」

 

 

A級24位 グリーン

 

 

植物を体内で育て、植物を武器に戦うヒーロー。

 

彼もまた〝強化訓練〟を経て成長限界を突破したヒーローの一人であり、体内で神経まで共有する植物をミクロ単位で操る精密動作技術を修得するに至っている。

 

 

「人でも飲めるっつっても除草薬はクソマズかったけどな。……もうこれっきりだぜ」

 

「まだだ……まだ!!私は負けズガガガッ

 

 

着ぐるみに依存しすぎるあまり、着ぐるみ無しでは死に近付く地獄を乗り越えることもままならないフェニックス男。……二の句を告げる間もなくモーニングスターの染みとなって絶命した。

 

 

〝バイオレンススター〟っと。

……お前らじゃあ、俺達には勝てねぇぜ」

 

「……我々の勝ちです」

 

「やったー!勝てたねイエーイッ!!」

 

バシンッ「「 だからいてーよ(痛いですよ) 」」

 

 

負傷することなく怪人を三体も倒せたことに喜びを露わにする主将ミズキ。……ハイタッチ代わりの張り手をニードルスターとグリーンに浴びせ、二人に少なくないダメージを与えるが些細なことだ。

 

 

ドドドドドドドドドドドドドド

 

 

「「「 っ〜〜〜!? 」」」

 

 

直後、街全体を激しく揺るがす大地震が発生する。

 

……否、この場にいる三人は既に分かっていた。

 

これが地震などではなく―――

 

 

「……あんな大ムカデを相手取るなんて今の俺には厳しいぜ……!」

 

「すごーい大っきい……!」

 

「……邪魔にならないよう我々は退避しましょう」

 

 

大怪蟲ムカデ長老 災害レベル【竜】

 

 

……一匹の巨大な生物(ムカデ)の身動ぎと―――

 

 

「……S級の壁ってのはホントに分厚いな」

 

 

S級14位 ジェノス

 

 

……サイボーグヒーロー・ジェノスがムカデ長老を攻撃する音であることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ジェノスはと言うと、致命的なダメージを被ったワケではないが、逆に致命的なダメージをムカデ長老に与えることができず膠着状態に陥っていた。

 

 

「(生物としてあり得ざる硬度―――いや、それでも師匠ほどではないが、いま俺に搭載されている兵器類では奴に致命打を与えることは出来ないだろう……)」

 

 

あまりにも時間がなかったためクセーノ博士に強化改造手術を施してもらうことなく戦場に立ったジェノスであったが、()()()()()()()()()

 

 

「(……いま考えても意味のないことだ。まずは目の前の大ムカデ―――)……っ!?」

 

 

ムカデ長老の注意を引き付けるため適当に焼却砲をぶちかましていると、ふと眼下に見覚えのあるヒーローの姿が確認できた。

 

金属バットを口に咥えながら建物伝いに高速移動しムカデ長老の胴体に飛び移った彼は、そこで初めて両の手で金属バットを握り、限界まで力を込め―――

 

 

「必殺、気合い―――怒羅厳シバき!!

どらどらどらどらどらァァァ!!!

 

 

……ただの金属バットからもたらされる破壊力が指数関数的に跳ね上がり続け、やがてムカデ長老の外殻の耐久限界を越え無視できない致命的なヒビ割れを発生させた。

 

 

ぐっ……うおぉぉぉぉ!!

 

「「 !!? 」」

 

 

百足(ムカデ)大うねり〟

 

 

あともう少しというところでムカデ長老の必死の抵抗に遭い、あえなく振り落とされるヒーロー・金属バット。

 

そのまま自由落下していくだけかと思われた次の瞬間、何処からともなく伸びてきた手によって片足を掴まれ、一本釣りの要領で引き上げられた金属バット。

 

再びムカデ長老の胴体にしがみついた彼を助けたのは、ほかでもないジェノスであった。

 

 

「助かったぜジェノス!」

 

「……金属バット、お前の得物で奴に致命傷を与えるのはかなり厳しいぞ」

 

「あぁ?さっき散々ぶっ叩いたじゃねーか」

 

「見ろ。……再生している」

 

「……はぁ!?」

 

 

今さっき金属バットがもたらした外殻のヒビ割れが影も形もない。

 

……どころか少しサイズアップしている気がする。

 

 

「身動ぎした際に表皮部分の剥離を確認した。……恐らく奴は脱皮することで再生とともに()()も遂げている」

 

「マジか!!?半端な攻撃は意味がねーじゃねーか!!」

 

 

昨日師匠が散々奴の危険性について話していただろうが、とは言わなかった。ジェノスの成長ぶりが伺える。

 

 

「……とっておきがあるが、それには奴をどうしても遥か上空に飛ばさなければならん」

 

「そのとっておきでこの大ムカデを倒せるんだな?」

 

「必ず」

 

「……いいぜ、月までぶっ飛ばしてきてやるよ!」

 

「俺も手伝う」

 

「いらねーよ。一人のほうがやりやすい」

 

「……なら、ブラストの名前を使って挑発しろ。奴の性格上必ず乗ってくる」

 

「ブラスト?……分かったよ」

 

 

ムカデ長老の胴体から飛び降りた金属バット。

 

無事地上に着地し、街中の比較的ひらけた場所まで移動した彼は、あらん限りの気合いとド根性を込めた大音声でムカデ長老への挑発を開始した。

 

 

おい害虫!!!テメェの大好きなブラストを連れてきてやったぞ!!!

 

 

瞬間、ムカデ長老が静止する。

 

 

ブラスト、だと……!!?

 

そうだ!!テメェを散々ボコした挙句小便漏らすまで泣かしたヒーローのブラストが来てくれたぞ!!……おい、ビビってこんなところでお漏らしなんてすんなよ!?テメェみてーな弱虫の糞虫は地底に逃げ帰って母ちゃんのおっぱいでも吸ってるんだな!!

 

 

もはや言葉はなかった。……金属バットの立つ場所めがけて突進を仕掛けるムカデ長老。

 

 

「……はっ、マジで効果てきめんだな。お前どんだけブラストに伸されたんだよ?」

 

 

不敵な笑みを浮かべたのも一瞬、金属バットは己の全力全開で迎え撃つため神経を研ぎ澄ませた。

 

 

「……おいムカデ野郎、テメェも苛ついてんだろーが俺はもっと苛ついてんだぜ……?」

 

 

巨大な顎を開き、差し迫るムカデ長老。

 

 

「テメェの話なんかロクに頭に入らなかったけどなぁ、これだけはしっかり肝に銘じてんだよ……!」

 

 

目と鼻の先にまで迫ったムカデ長老。

 

もはや逃げることは叶わない―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゼンコのために、テメェはぜってー逃さねぇ……!!

必殺、気合い―――常勝(カチアゲ)ストライク!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〝強化訓練〟によって強くなったのは、何もA級以下のヒーローだけではない。

 

間接的とはいえ、目覚ましい成長を遂げたヒーロー達の影響を受けた者達もまた、自らに設けられた限界を打ち破り青天井に強くなっていったのだ。

 

……金属バットもその一人。

 

 

ドガガガガガガガガガガガッッ

 

 

強くなったヒーロー達に触発され陰ながら努力し続けた金属バット。……内に秘めらめしS級の才能は、更に向こうへ至らんと足掻(あが)藻掻(もが)き続ける努力に服従したのだ。

 

 

「な……!!?」

 

「……お?」

 

 

被ダメージに限らず、感情の高ぶりによって青天井に強くなれる。……それが現在(いま)の金属バット。

 

彼が本気でぶん殴れば、相手がムカデ長老であろうと()()()()に出来る。……というか出来てしまった。

 

 

月のウサギならぬ月のムカデになってしまった哀れな怪人を呑気に眺めながら、驚愕を露わにするジェノスにとある疑問を口にする金属バット。

 

 

「お前、あのムカデをどう倒すつもりだったんだ?」

 

「……聞くな」

 

 

()()()()()()()()()()ひしゃげた金属バット(得物)を横目に見ながら空を見上げるジェノス。

 

……自分の師匠と同じように倒すつもりだったなどと口が裂けても言えなかった。

 




神「もうイヤァァァァァァ!!なんなの!?ねぇなんなの!?ま〜た目潰し食らうし今度はムカデが張り付いてきたんだけど!!もう勘弁してよォォォォォォ!!」
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