カスな自分を、突然殺して、異世界に転送させたる!   作:バク・ハンマー少佐

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2話

「な、なんやこのザ・異世界って感じの世界は……」

 

なんで日本の創作物のナーロッパと同じような見た目の世界なんやろなぁ……

なんかやけに都合が良いよなって思う今日このごろ。

まぁベルセルクみたいなダークファンタジーじゃないだけマシや!

うん、やっぱり異世界はハイファンタジー、はっきりわかんだね。

 

「いやしかし見事な建物やな、石造りってガチな奴をみれるなんて、オレ感激……」

 

ヨーロッパに行ったことはないから実物とは比べられないが、それでも立派とわかるくらいには立派な建物がどーんと並んでいたし、街の奥に城とかもあった。

俺のいる場所は……な、なんて言えばいいんやここは……こう……ディズニーランドのシンデレラ城前から城を取り除いた感じの場所なんだな。

 

こういう系は大体酒場に入るのがお約束なんだけど俺って未成年だから入れない可能性がありますねクォレハ。

ちなみにこういう酒場はバーじゃなくてパブの方だからな!間違える人が多いから言っておくぞ。

マジで数年前まで俺はそう思ってた。

 

「あっ、せや俺カネとかないやん、どしたらええん?」

 

ちなみに服は異世界に馴染むようにスターターパック的なヤツなんだろうがしっかり着替えさせられてた。

昔の服だから肌触りが悪そうだと思ったら結構上質で、きもちがいい。

あー、裏地のモコモコが温かいんじゃあ^〜

 

しかしカネは無いって舐めてんのかゴラァッ、今どき大体のゲームでも新規ユーザーにおカネ配るんはやるぞ!?

さ、さすがに無一文は無理があると思うんだ。

服は至急してカネは配りませんはさすがに何かの不備を疑いますよ、これはね。

 

「あ」

 

ケツポケットを漁ってたら大粒の宝石がいくつかでてきたぁ!

杞憂杞憂!やっぱ神っスわー、最初から信じてました、本当です、ウソジャナイヨーハイ。

 

「鑑定所はどこだっ、今すぐカネに変えてやるぞい!」

 

街の看板の文字も、歩く人の言葉も理解できる!

さすがに言語の壁は破ってもらわないとガチで詰むから助かったよ、しかしやけに都合が良すぎるような気がする……まるで創作物みたいな……

あ、あかんこれ以上考え始めると自己崩壊を起こしてしまいそうな気がする。 

しばらく周りをうろつくとあった。

 

「すいませーん」

 

「はい、いらっしゃいませ」

 

「この宝石、鑑定してほしいんですよ」

 

「今すぐ鑑定しますとも」

 

そこからしばらくおじさんが虫眼鏡とか……多分何かしら魔術に関係してそうな色と見た目をしてる道具でまじまじと見てて……出した金額は

 

「500ってところですね……」

 

何ィィィィーーーーッ!!!?

 

「ふざけんな! あんたちょっとインチキだろ! ぶん殴るぞクソがッ!」

 

「ちょっとお待ちを! ちゃんとした理由があるんです!」

 

「……ほーう、じゃあ聞かせてもらいましょうか」

 

「これは宝石じゃありません、ルーン石ですよ、魔術師達が使うね」

 

あーはいはい……アレだよね、エアプだけどファイナルファンタジーⅩにでてきたやつ……?

あれはスフィア盤だからまたちがうのか?

とにかくいろんな媒体や創作物で見かける杖の先についてるアレだな!多分

 

「良いものなら高値で買い取りますがどれも純度が低い、石に刻まれた属性も基本的な物ばかりです」

 

「あー、なんか、すごい申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 

「形も良くない、コレでは観賞用としても――」

 

「あー、はい……もう結構です……タメ口きいて申し訳ありませんでした……500でもいいので換金しちゃってください……」

 

おそらくこの宝石は魔術師になりたい人のための物だったんだろうなぁ……

でも俺魔術難しそうだからあんまり使わないんよね、ゲームとかでも。

でもデモンズソウルは魔術がクッソ強かったから使ってた、ソウルの矢と新鮮な香料のおかげで塔の騎士に勝てました!ありがとうございます!

 

そんで換金してもらって店をでたんや。

 

「はー……ここでの500ってどんなもんなんや……物価クソ高だったらワシ、地べたの上で死ぬど

なんか羅生門みたいなことになってない?」

 

そうしてよくあるクエストボードを探しに街をぶらつくことになるんや。

というかああいうクエストボードって元ネタなんなんや……?

個人的にはモンハン、候補の中からこれやろ度で言えばモンハンがダントツだけどそのモンハンもどこかからインスピレーションを受けている可能性があるからな……うーむ……

 

「俺を雇ってくれ! 必ず役にたつ! 雇ってくれ!」

 

な、なんだあっ

ま、町中にゴリゴリにタトゥーを彫った蛮人が職を求めている!!

あからさまに街の人間が奴の周りを避けている!

い、いや待てよもしかしたらこれは仲間ゲットのチャンスじゃないか?

奴が職探しに困ってるなら格安で雇える可能性が広がりングだな!

 

「雇ってほしいんか?」

 

なんかコイツ同年代っぽいから敬語でもええやろ。

 

「おおそうだ! 必ず役に立つぞ!」

 

「いくらで?」

 

「たったの200だ!」

 

「気に入ったーーーーッ!!!」

 

謎の蛮人!加入!どうなる!

 

 

 

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