多くの者が息絶えている、針の騎士レダ、落葉のダン、角人、ムーア、フレイア、偽りとはいえ同じ
「褪せ人よ王となるのだ、己の為の王ではなく民のための王…に……」
(彼なら託せる、我が君主の願いを…。モーグ様……すみません、やはり私は出来損ないでした。あなたの
そこで私の意識は暗い闇に沈んで行った、二度目の人生に悔いはないと言えば嘘になる、もう一度我が君主に会いたい、我が君主の尊厳を守る為に再びかの神人に刃を突き立てたかった、だがどの願いも叶うことはない私の命は尽きるのだから
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「やぁ、今回の人生はどうだったかい?バート君」
この声で私の意識は目覚めた
真っ黒な世界、見渡しても黒が永遠に広がっている、私はこの世界を知っている
そして目の間には真っ白な子供がいた、年齢は5〜6歳ほどに見えるがコイツは確か…私を転生させた神だったか、しばらく会っていなかったからもはや忘れかけていたな、にしてもずいぶんと耳障りな声だな
「あぁ悪くはなかった「そうか!それはよかっt」だが、後悔はある」
我が君主の尊厳を守れなかった、おそらく私はこの記憶を持ち続ける限り未来永劫後悔し続けるだろう
「それより何故お前が私の前に再び現れたのだ、貴様は以前言っていたであろう『お前の人生があまりにも滑稽で面白かったからもう一度チャンスをやる』とな、少なくとも此度の人生は滑稽だったとは言わせぬぞ?」
私は前世の記憶がある、だが前の名前などは覚えていない
「あぁそれはね、実はあの転生君が初めてなんだよ、しかも結果は失敗!だから、改めて君を転生させてあげる」
「は?」
コイツは今なんと言った?初めての転生が私?失敗だった?ふざけるな、それはあの世界での私の人生を否定する言葉だ、やはり私は
だがコイツはもう一度チャンスやるとも言っている、コイツの話に乗るのは癪だがまぁいいだろう、次こそはもう一度とは言わせぬ人生を送ってやる
「わかった、貴様の話に乗ろう」
「さっすがバート君!話が分かるねぇ!!」
「だが条件がある、此度の人生で得た力をそのまま持たせて転生させろ、それが条件だ」
「え?そんな条件でいいの?全然いいよ〜」
「では手早く転生させろ。…いや待て、全ての記憶を覚えた状態で赤子に転生させるのか?」
「いや?最初は記憶に鍵をかけた状態で転生させて徐々に思い出す感じだね」
「完全に思い出すのはどのくらいの年齢だ?」
「大体16歳くらいだね、あぁ安心してくれ思い出すまでの記憶は消えたりしないからね」
「そうか、じゃあさっさと転生させてくれ」
「はーい、じゃあ行くよーパチン!」
神がそう言いながら手を叩くと私の意識は再び暗い闇に沈んで行った
「……行ったかな?ごめんねバート君、実は嘘をつかせてもらったよあの転生は失敗なんかじゃなく成功だったんだ、こうでもしないと君は転生してくれないからね、でも安心してくれ君が行くのは
誤字、脱字等があればこっそりと教えていただきますと出来るだけすぐに修正いたします
キャラ解説
純血騎士バート
名前の由来はドイツの街から、信仰と神秘に特化したビルドその代わり体力がかなり貧弱(具体的には30くらい)、持ち武器は槍だが弓も使っている