では失踪します
繋がり眉毛に胴長短足の男、両津勘吉は暇そうに新聞を眺めてた。
勿論普通の新聞ではない、けが付くあの新聞だ。
彼はちょっとミス(葛飾署爆破)してしまいたまたま来てた本庁の人物にコレで死なないなんて素晴らしい『個性』だと喜ばれ此処に派遣されたのだ。
時は20XX年、過去に中国で光る子供が産まれそこから世界中に『個性』と呼ばれる超能力を宿した子供が産まれる様になった。
たまにその超能力を宿してない『無個性』と呼ばれる者も産まれる。
更に付け加えるならこの両津勘吉も無個性の一人だ。
ただ、無個性だが個性持ちよりも強く実は個性犯罪を結構解決したりしてる素行の悪さで忘れがちなエリートなのだ。
「やぁやぁ両津君、少し大丈夫かな?」
「ん?おぉ根津か」
「実は君に相談したい事があってね」
「それより今回のレースだなんせ東京大賞典、外せないからな」
「おっと、どうやら『たまたま』『今回』だけ『予想した』紙を落としてしまったよ」
根津校長、彼は現在両津勘吉が務める『国立雄英高校特別派出所』の長にして『国立雄英高校』の校長を務める人物‥‥‥人物なのか?
ネズミともハムスターともイタチともオコジョとも見えるが‥‥‥まぁ人物としておこう。
がわざとらしく紙を落とすとそんな彼の目にすら止まらない程の速度で紙を奪い、ゲヒヒと下品な笑みを浮かべて「まぁ〜まぁ〜ちょっと座れよ」なんて言って小さな椅子に座らせた。
「すまないね両津君、実は‥‥‥無個性の子が入学を決めてね!
君がサポートしてほしいんだ!」
「ん?おお、別に良いぞ
下町の男は袖なんとかもなんちゃらだ、困ったら来いっていっとけ」
「袖触れ合うも他生の縁だね、助かるよ!
名前は八木俊典君、頼むのさ♪」
それから数年後。
たま〜に問題を起こしては此処に派遣される両津勘吉はプラモ作りに勤しんでいた。
その交番のドアを大きく開けるアメコミガチムチな金髪の男。
世界が最も欲しがるナンバーワンヒーロー、そう彼こそが‥‥‥
「両さん!!!」
「五月蝿いぞ八木」
「この姿ではオールマイトって呼んで!?!?!?」
オールマイト、誰もが憧れ誰もが尊敬する最高のヒーローだ。
あの時、オコジョともイタチともハムスターとも区別がつかない校長に託された少年は、今世界で最も憧れを持たれるヒーローに成長したのだ。
「で、何の用だ?儂はプラモ作りで忙しいんだ」
「実は弟子を見つけたんだけどその子無個性で‥‥‥鍛えたいんだけどどうすれば良いかなって思って」
「あ?んなもん好きにすりゃいいだろ」
「そうしたいのは山々なんだけどさ、ヒーローを目指してたんだけどね‥‥‥」
「あ〜そう言う事か」
大体子供が4歳になると個性診断を受け、どの個性か解るのだ。
皆、その時までヒーローに憧れるが現実を知り諦める子、自身がヒーローになれると知り有頂天になる子と非常に‥‥‥まぁ‥‥‥アレな行事だ。
「強すぎ!?両さんの子供?」
「儂は独身だ!!!」
「でもすっっっっっごいそっくりでさ!胴長短足なのに力は強いし足は速いし!?
緑谷少年が実は両さんの子供とか無いよね?」
「そんな訳あるか!!!」
無個性2番目に最強の男両津勘吉、そして無個性なのに諦めず鍛えたらいつの間にか両津勘吉並みに強くなった無個性緑谷出久。
そしてその子に個性必要無くない?と弟子にしたは良いが個性譲渡しない方が良いかもと思い始めてるオールマイトこと八木俊典。
ま、まぁ、コレより儂とヒーローアカデミア開校って事でここはお開きにしましょう。
両津勘吉
無個性だが個性持ちよりも圧倒的な化け物
特に轟家の事を知りエンデヴァーをシバいた時には(無個性‥‥‥嘘だろ?)とビビられた。
そのお陰で轟家からは両さんやおじさんと懐かれてる。