進め!立体機動   作:puuti146

5 / 5
慌てて書いた為、少し変な所がありますが、ご了承ください。


第四話

 昨日の特訓は地獄だった……。

 頭の中でそう思いながら授業を受け、放課後の時間を迎えた僕であった……。

 いつも通りに、プレハブの引き戸を開ける。

 中を見ると、見知らぬ少女が部室内に居た。

 

「あっ颯太君! ねぇこの娘知らない? 同じ学年で同じクラスだと思うけど……」

 

 向日葵先輩が笑顔で、見知らぬ少女の肩を叩く。

 確かに見覚えがある、確か……。

 

「明日香さんでしたっけ?」

 

 少女はゆっくりと頷いた。

 入学して間もない頃に、こんな情報が僕の元に回ってきた。

 超絶美少女がこの学校に入学したという噂を……。

 

「さっき立体機動のテストしたけど、颯太くん並にすごかったよ!」

 

 僕がテストした時と同じ笑顔で、莉那先輩がそう言った。

 

「さて、長話は無用だ。颯太君と明日香さんに、夏休み中に行われる『立体機動講習会』について説明をしなくてはならないのでね」

 

 その単語には聞き覚えがある。確か昨日の特訓している時に、蓮太郎先輩が言った事にそんな単語が入っていたはず。

 

「さて、今回は僕と向日葵で説明しよう。夏休み中に泊まり込みで、立体機動について学習する講習会があるんだ」

「講習会ではね、立体機動と立体機動装置の操作方法に戦闘方法、作戦の立て方、そして最後に卒業テストがあるよ!」

 

 そう二人が説明すると、向日葵先輩の視線は蓮太郎先輩へ移る。

 

「今年の審査員は仁と蓮太郎君だよ! 一応私達もそうだけど、副審査員みたいな感じかな」

 

 蓮太郎先輩が審査員と考えると、卒業するのが難しく思えてしまうのは気のせいだろうか?

 そう考えていると、莉那先輩が補足的な感じで喋りかけてきた。

 

「前にも言ったけど、昨日莉那達が教えた事は全部講習会で習う事だよ。講習会は受けなくてもいいけど、受けた方がメリットが大きいから復習みたいな感じで受けてね」

「……、そろそろあの時間じゃないのか? 仁」

 

 仁先輩は「そうだな」という顔をし、僕の方へ視線を向けた。

 

「颯太君と明日香さん、今日は隣町の立体機動部との交流があるんだ。新たに二人新入部員が入ったそうだ」

「というかもう時間だよね。早く行かないと!」

 

 僕達は先輩方に連れられていった。

 連れられた先は、昨日と同じスタジアムの入口前。

 そこには、僕らと同じ立体機動部と思わしき集団がいた。

 

「久しぶりだな、仁」

 

 仁先輩に話しかけた人は、おそらく交流相手校の部長だろう。

 見た感じとしては、仁先輩と同じような感じ。一言で言うなら双子といった所。

 

「颯太君、明日香さん。あそこに二人が新入部員だ」

 

 仁先輩が指した方向にいる男女を見た。

 男の方は髪短め、言うならばジャン・キルシュタインの様な人、女の方は髪長め、言うならばアニ・レオンハートの様な人だ。

 中々実力のある者と感じ取れる……。

 

「男の方は拓馬、女の方は綾乃だ。二人共、向こうの人達に挨拶するんだ」

「お前が颯太か。よろしくな」

 

 拓馬は僕に近づきそう言った。

 今度は綾乃が明日香に近づく。

 

「私は綾乃。よろしく明日香」

「さて、自己紹介も終わったことだ。講習会の打ち合わせをして終わりにするぞ」

 

 仁先輩の言葉と共に先輩方が動き、打ち合わせを始めた。

 僕らは、その打ち合わせを聞いた。

 その打ち合わせ内容は、全て講習会の審査方法だった。

 打ち合わせ終了後、僕らは解散となった。




2015/05/15
話数を間違えていたのを修正
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:50文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。