転生特典もらったけど転生した世界が特典の規模超えてない?    作:のうち

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え、奏がイクサの装着員?なんで、ガングニールは

 天羽奏は生き残った。

 自分の全てを賭けて歌を絶唱を歌おうとしただけどそんな覚悟をあの人は許さなかった。私のミスで死にかけた子を命を賭けても守ろうとした。だけど逆に命を救われた。

 

 先生、平塚静は現在、あのライブにて力を使い果たしたのか。死んだわけではないが意識が戻らない。

 

 「信じられないが静君は人の体のリミッターを無理矢理外すことによって、通常では出すことのできない身体の潜在能力を引き出すことが出来る有り体にいえば火事場の馬鹿力を意図的に発揮させるってことなんだが限界以上の力を無理矢理引き出すことになるために、身体にはとてつもない過度の負担がかかってしまい、下手したら死んじまうほどリスキーなことを平然とやってるのさ。」

 

「そして静君が使った昼虎だったか。あの技も気功なんてもんじゃないあれは衝撃波が虎の形を形成して打ち出す。拳を飛び道具にしてしまえるほどに鍛えた自慢の拳、普通あんなことは出来ないんだがな。」

 

 奏はあるいは弦十郎のおっさんなら出来るんじゃくらいには思っているがここでは言わないでおく。

 

 「まあ、技の説明はいいさ。静君が何故あんな状態になるような技を使ったのかだ、奏君、お前、助けた子に"生きるのを諦めるな"って言ったんだってな。」

 

「ああ、私もあの人のあんな技見せられてそれじゃお前も生きるのを諦めるなって言われたような気がしたよ。」

 

 「ふふふ、どうやら俺が言うまでもないようだな。」

しっかりと説教は受けたようだなんて言い残して病室を出て行きやがった。

 

 それから1ヶ月ほどで奏は退院したのだがガングニールを纏う為にリンカーを使用してもガングニールを纏うことは出来なかった。

 

 奏は考えたそういえば私が助けた子はどうなったんだろう。最近、あのライブで起きたノイズ災害の生き残った被害者たちが亡くなってしまった遺族やそれに同調する者たちによって迫害される事件が多発しているらしい。

 

 私が入院していた病院に入院してたのは知ってたが退院しているらしく顔を見る為に本来はダメらしいが特別にその子の住所を教えてもらい、近くまで行って顔を見れたらくらいの気持ちで行ってみることにしたのだった。

 

 住所の家に行ってみると、近隣の住民から家に石でも投げられたのだろうかガラス窓が割れており、外壁なんかには誹謗中傷の落書きなんかがされている。

 

 「ひでぇなこりゃ」

 

近くの人から話を聞くことが出来たこの家の子は明るく活発な子だったが今回のライブの一件以降、学校や地元の人間達からも虐められ、挙句に父親も蒸発しちまったらしい。

 

 結局、その一件であの子に会うことは出来なかった。

 

だがあの子もこの苦しい中で、頑張って生きるのを諦めずに今のところは生きてる。なら私も最後まで足掻いてみるか。

 

 翌日・・・・奏はとある決断をした。

 

 「奏君、いいのか?」

 

「ああ、今の私はシンフォギアを起動出来ない。ならいつまでもシンフォギア装者を名乗るわけにはいかないだろ。」

 

 「だけどよ。おっさん、私はまだ戦うことを諦めちゃいない。」

 

「何もノイズと戦う方法はシンフォギアだけじゃない。」

 

 そして奏は次は緒川のもとを訪れていた。

 

 「なあ、緒川さん。話があんだけど」

 

「どうしたんですか?」 

 

 「実はな・・・・」

奏はことの経緯としてシンフォギアを纏うことが出来なくなったことそれにより自らシンフォギア装者を降りたこと、だがしかしノイズと戦うことを諦めたくないことを話した。

 

「話はわかりました。それで奏さんはどうしたいんですか?」

 

「今、二課のイクサのベルトって一応緒川さんが装着員ってことになってるんだよな。」

 

「ええ、翼さんや奏さん達が出れない時の予備要員という扱いではありますが」

 

 「なあ、私にイクサのベルト譲ってくれねえか?」

 

「なるほど、確かに現在、二課にノイズと戦う方法はシンフォギアだけではありません。ですが奏さんも経験していると思いますがイクサの変身は使用者に強い負荷をかけます。以前の変身実験に関しても奏さんは変身することも叶わなかった」

 

 「ああ、だけど私はあの時の私とは違う。」

 

「そうですか、ではこれを」

 と緒川は棚からアタッシュケースを取り出して開けるとそこには緒川が使用するイクサベルトがあった。

 

 「あの時と違うというなら、変身してみてください。その覚悟をみせてもらいます。」

 

 「舐めんなよ。緒川さん、私のノイズへの憎しみを翼と一緒に過ごしたこれまでの装者としての生活の中でも消えたことはない、そして今なお、私の中にはドス黒い感情が燻り続けてる。」

 

 奏はベルトをつける。ナックルを手に取る。

 

 ナックルに掌を押し当てる。

 

 『レ・デ・ィ』

 

「変身!」

そしていつのまにか腰に巻かれていたイクサベルトにナックルを装填する。

 

 奏の体には山吹色のイクサのビジョンが重なる。

以前の奏ならビジョンが重なる時点で弾かれていた。だが、奏はそれを超えて変身を完了させる。

 

 「お見事です。奏さん・・・これで二課のイクサは貴女です。」

 

こうして奏はイクサの装着者となる。

奏は装者には復帰できるのか

  • 復帰するどのタイミングかは未定
  • 復帰しない。これからはイクサの時代
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