転生特典もらったけど転生した世界が特典の規模超えてない? 作:のうち
平塚静は現在二課の研究室の実験場にて大型アップデートされたイクサシステムの起動実験を行おうとしていた。
『さ、静ちゃん、こっちの準備はOKよ。いつでもはじめちゃって』
「了解。」
ナックルに掌を押し当てる。
『レ・デ・ィ』
「変身!」
そしていつのまにか腰に巻かれていたイクサベルトにナックルを装填する。
『フィスト・オン!』
と黄金色のイクサのビジョン"と私の体が重なる。
セーブモードを解除しバーストモードを発動させる。これが実現すれば常にバーストモードで戦うことになるだろう。セーブモードで抑えられていたパワーを開放した、顔のクロスシールドが展開し、厚さ5mの鉄板の向こうを見通し、ビデオカメラ機能や暗視機能を搭載した赤い「ハンティンググラス」が露出。視界は180度に広がった。
「これがバーストモード」
『そう、そして今のところの目標はこれを通常形態として運用することよ。さあ続きをしましょう。静ちゃんはしばらくその状態で待機、その状態が現状何もしなければどれくらい持つのかを検証します。』
「りょうか・・・まじかよ。」
と返事を返す前にバーストモードどころか変身が解けてしまった。
『あらら・・・現状バーストモードは戦闘には使えないわね。今の段階で使いかたを考えたとしても』
「相手の攻撃と同時にカウンターをぶち込むくらいにしか使えん。物量で押してくるノイズにそんな状況はあり得ん。」
『そうね、どれくらい負荷が掛かってるのか確認したいからとりあえず今日の実験はここまで、静ちゃんがメディカルチェックを終える頃にはメンテナンスをおわしてお返しするわね。』
「わかった。」
私はベルトを外してナックルも指定の机に置く。
それからメディカルチェックをした後、了子から今回のアップデートに関する説明を受けることになった。
「さて、とりあえずは今回のアップデートではようやく私達の目指す通常運用形態のバーストモードが追加されたわ。そしてそれに伴ってこれまでの細かなアップデートの繰り返して少しずつ増えていたセーブモードでの変身時間も今回のバージョン2.0にてだいぶ改善がなされたわ。現状30分は戦闘で変身を維持して入られるわ。何もしなければ変身を1時間は負荷も問題なく扱えると思うわ。」
おっ、ということは私も戦線復帰か近頃二課主導の大きな実験が控えており、リンカーという激薬で適合率を伸ばしてギア纏う奏もリンカーの量を調節し、投与の量を減らしていると聞く。
それに二課では私のイクサベルトのコピーを制作したのだが現状私にしか扱えないもののコピーだった為、私のベルトのアップデートをするための機能のテストベットとして使われている。だからか私はここ最近、コピー品のイクサでの変身実験を試していて今日はそれを私のベルトへと還元しての機動テストだったという訳だ。ちなみにバーストモード自体はコピーでの変身でも可能だが完全に同一のものを創れた訳ではなく、強度の問題でコピーのベルトはボッコボコに破損し、修復不可能となった為、破棄となったらしい。
それから一課を含めた特異災害対策機動部首脳陣はイクサのベルトのコピー品の再生産をするかどうかの動議が行われているらしいがとりあえずは私にはとりあえず完全にではないが無関係だし、お互い利用できるうちは精々、利用し合うとしよう。
破棄されたベルトの今後
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フィーネに回収される
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本当に破棄