こんにちは!強盗です!プリンをください! 作:sacabambaspis
時は数分前、先生の目の前に積まれたたくさんの書類の中からとある場所と数桁の番号が書かれた紙が出てきた
紙に書いてあったのは連邦生徒会長の私物…隠し金庫の場所であった。
先生はもしかしてこれはすごいものでは!?もしかして限定フィギュアかもしれな…いや、仕事の役に立つものかと思い行くことに決めたのだ
金庫のテンキーの横には、会長の自筆で一枚のメモが貼り付けられていた。
『七つの夜、彼女たちはそこにいた。だが、世界は彼女たちを数えなかった。』 『欠けた1つを足し、溢れた1つを引け。さすれば、空白(0)は埋まる。』
先生は、なにこれ?と思いながらなぜか離せずにいた手元の「数年前の損害報告書」と「部隊編成」を床に広げ、それを照らし合わせ、探偵のように推理を巡らせた。
まず、損害報告書。グラフがとても上がってるところが7つ。続けてこのことから
「七つの夜」:1週間(7日間)続いた。
「世界は彼女たちを数えなかった」:次に先生は「部隊編成」へと目を向けた
先生が床に広げている資料にはこう書かれている。
【資料A:D.U.地区 第3号店 警備包囲網 編成記録】
この書類には、参加した部隊の「総員」が誇らしげに書かれていた。
ヴァルキューレ警察局: 治安維持部隊 推定240名
投入した兵器:
「物量」と「鎮圧」を主目的とした装備ですが、彼女たちにとっては「ただの消耗品」でした。
自動防衛可動式バリケード「アイギス・ウォール」
本来の用途: 瞬時に展開し、道路や遮蔽を封鎖し、暴徒を遮断する。
結末: 相手に遮蔽、間に合わせの盾として使われた
高粘度拘束弾ランチャー
本来の用途: 粘着性の高い樹脂なので相手の動きを限りなく止める
結末: 奪われ、弾丸によって貫通した壁などの補修に使われた
カイザーPMC:重装甲強襲大隊 推定500名、支援部隊 推定400名。 戦術車両 12両
投入した兵器:
最新技術の粋を集めた「無人兵器」を投入しましたが、電子戦担当に全て奪われました。
自律型多脚戦闘メカ「タランチュラ」
本来の用途: 壁を登り、天井から奇襲をかける。
結末: プログラムを置き換えられ、友軍へと攻撃、武装を取り外され虫嫌いの生徒への嫌悪感を植え付ける動き。そしてペットへと成り代わった
レッドウィンター連邦学園(特別動員): 事務局直属「雪原掃討大隊」 推定500名
投入した兵器:
「数」と「破壊力」で押し通そうとした、時代錯誤なほどの重武装…
旧式重戦車「T-34(レッドウィンター仕様)」
本来の用途: 圧倒的な火力で障害物を粉砕する。
結末: 徹底的に破壊され、装甲は再利用された
超大型ボルシチ炊き出し車「カチューシャ2号」
本来の用途: 500人の兵士に食事を供給する。
結末: 変化なし。
SRT特殊学園(支援): RHINO小隊 24名、FOX小隊 4名
使用した兵器:
対人・対要塞に特化した、当時最も「殺意」の高い装備でした
指向性破砕槌(シージ・ハンマー)
本来の用途: どんな防弾扉も一撃で粉砕する。
結末: 前述の通り、相手に奪取され、RHINO部隊の盾を「ドラム缶のように叩き潰す」ための逆襲用兵器となった。
SRT専用・空中投下式「戦術照明弾」
本来の用途: 夜間、戦場を白日の下に晒す。
結末: 相手がトイレまたはガラスを間に合わせで組み立て作り出した反射板を設置し、光をそのままヴァルキューレの包囲網へ跳ね返したため、生徒たちの網膜が一時的に焼き切られた。
アリウス分校(未確認): 推定 40名
投入した兵器:不明
【人数合計】:1,000名超
【被害合計】:
負傷者: 推定1,100名以上(かすり傷など)
重傷者: 推定460名 (ここでは学園生活を数週間から一か月程度のけが)
【資料B:事件収束時の「敵対勢力」詳細報告(検収書)】
確保人数:0名
死亡確認: 0名
推定される犯人数: ――(空欄)
特記事項: 連邦生徒会の指示により、本件における敵対勢力の存在は「システムバグおよび集団ヒステリー」として処理。記録上の犯人総数は「0」と定義する。
先生はなにかが間違っていると予感し何度も何度も読み直していく
現場の写真も同時に見ると先生の脳は高速回転を始めた…
「記録上は『0』人。……だけど、現場に残された遺留品(きれいに処理されているが食べかけの弁当、奪われたRHINOの盾)を分析すれば、明らかに生活の痕跡は5人分ある。会長は『0』という嘘で、この『5』を塗りつぶしたんだ」
【資料C:物流遅延報告書およびイレギュラー記録】
物流記録: 「7日間の包囲中、市内全ての物流は停止。ただし、7日目の深夜に配送予定だった1台のトラック(商品:期間限定カスタードプリン)のみ、検問のミスでエリア境界線にて待機。結局、店には届かず」 → 【欠けた1つ = 届かなかった1台(1日)】
現場指揮官の独白(付箋メモ): 「……包囲網の綻びから、ヴァルキューレの平隊員が1名、店内に迷い込んだ(あるいは連れ込まれた)との報告あり。しかし、その後その隊員は無傷で解放。報告書からは『敵との接触なし』として削除済み」 → 【溢れた1つ = 包囲網から外れた1人】
となると、番号は「705817」となる
まず7は、コンビニでの籠城戦の日数は7日
次に0、世界は数えなかった。数えなかったは0となる
そして5、これは現場にいた人数。包囲網の人数では数が複雑でわからないため単純な数字で、犯人の人数である5がしっくりくる。
更に8、欠けた1つは日数であると考えると、籠城戦は7日続いた。その次の日に一台のトラックが来た。これが欠けた一つ
ついでに、1。これは店内に迷い込んだ…あるいは連れ込まれた隊員。
最後に、欠けた1つを足し、溢れた1つを引け。簡単な計算だ
8 - 7で 1 となる
先生は数時間かけて解読した番号を慎重にテンキーに打ち込む
すると金庫の中からはたくさんの書類が出てきた
大半は他愛のない書類だったが、その底、二重底になった隠しスペースから、一冊の黒いファイルが見つかった
表紙には、会長の筆跡でこう記されている
『キヴォトス、D.U.外郭区。未SCHALE一階、エンジェル24で行われた七日間による籠城戦の特殊事例――通称:Seven-Days-Archive』
「これは……?というかここで戦ってたの…」
先生はここSCHALEの一階にあるエンジェル24で戦っていたということにへこたれなが、ファイルを開くと、先生が床に広げていた「数年前の損害報告書」の統計が具体的に詳しく書かれていた
負傷者等は変わらないが、被害合計などが増えている
負傷者: 推定1,100名以上(かすり傷など)
重傷者: 推定460名 (ここでは学園生活を数週間から一か月程度のけが)
建物破壊規模: 2,000万クレジット(推定)
主犯: 不詳。たった5名と推定される「中等部」の生徒。
「…すごいな」
「先生、それ……見つけちゃったんですね」
不意に、タブレットの中からアロナが沈んだ声を出した。 普段の明るい彼女からは想像もつかない、どこか怯えるような、それでいて困惑したような表情だ。
「アロナ、この事件を知っているのかい?」
「はい。連邦生徒会のメインサーバーでも、そのデータは最深部の『隔離区画』に置かれています。……先生が来る数年前、あるコンビニで起きた一週間の籠城戦。当時のキヴォトス全勢力が投入されながら、一人の逮捕者も出せず、最終的に『全員が飽きて帰るまで』誰も止められなかった……。連邦生徒会にとっての、最大の敗北記録です」
「ねぇ、アロナ。このデータって復元できるの?」
「もちろん、ですが本当にいいんですか?」
「もちろん…先生として見ないと」
アロナが画面を操作すると、ノイズ混じりの古い記録映像が投影される。
「……データを復元します。これは、あの日、現場のエンジェル24にあった監視カメラや、公安局のボディーカメラの映像です。」
「一応ですが、登場する5人の名前は判明してあるので出てきたら教えますね」
【一日目】
「こんにちは!強盗です!プリンください!」
自動ドアが開き大きな声で叫んだ少女
そこにアロナが動画を一時停止して情報を言っていく
「名前は確か…チカ。彼女らからは005 'The Joker'とか…
性格は、楽天家で戦火の中でも「あ、おでんの出汁いい匂い~」と言える強メンタルの持ち主です
ここでの役割は、激戦区での物資調達…というか相手を襲って食料を奪い取る盗賊みたいな調達方法ですけど。彼女が戦場をスキップすると、なぜか敵が同士討ちを始めるという「観測不能な幸運」の持ち主でもあります」
チカを真ん中に左右に二人づつ逆三角形の形で顔を隠すバラクラバなどを装着しないで素顔のままで入ってきた…と思ったらよく見ると顔や制服の校章がノイズまみれになっている
「ねぇ、アロナなんでノイズというかモザイクまみれなんだろう。普通は見えるんじゃ?」
「先生、この映像は改ざんされたのを復元したものなんです。ヴァルキューレが手に入れたものはすでに改ざんされていたもので、素顔などがそのままある映像は隠滅済み。このノイズはどうやってもノイズ除去できなかったので…」
「それじゃあ、改ざんしたのは誰?」
「あぁ、えーっとですね… 名前は、ウミ。彼女らからは 004 'The Ghost'
性格…というかいつもしている行動は常に読書(主にコンビニの立ち読み雑誌)をしていることですね
ここでの役割は、電子戦のスペシャリスト。今も私の全生徒の名簿を書き換え、自分たちを絶対に表示させないなど取ってます。いつか破って見せますよ!
アロナがなぜか闘争心をはやしたところで気になる点はいくつもある
まずは、ほか三人の名前
なぜプリンを強盗しに来たのか
アロナはすべてを読み切ったかのように言葉をつづけ始めた
「真ん中がチカ、その左横に居るのがウミ、その真横に居るのがこの戦闘の防衛の要。ナツメです。この5人の中でもっとも残酷な人です
性格が職人気質で無口。「壊すこと」と「直すこと」を同義に捉えている。
役割がですね、エンジニアでして、籠城中、敵から奪った銃などを組み合わせた銃やコピー機を改造して間に合わせのECMジャマーを作ったり…やりたい放題の生徒です」
「その次に、チカから右側に居るのが、シノで003 'The Phantom'と呼ばれてます
性格はですね、5人の中で最も血気盛んだが、普段は一番「普通の女子高生」の擬態が上手い…らしいです
役割は「倒れても立ち上がる」の象徴。防弾ガラスを突き破って突撃し、制圧。弾が切れたら武器を奪ってそれを使う悪魔みたいな人物です。
そして最後、シノの右後ろに居るのが、主犯格、リーダーである。カナタです。001 'The Leader'と言われてます
性格は、常に冷静で、1000人を病院送りにした際も、返り血(カイザーのオイルなど)を拭いながら「この食べ物の賞味期限、あと3時間だね」と呟いていたという。
役割はご想像の通り、全体指揮。彼女が目を細めると、SRTの精鋭すら「獲物に狙われている」と直感して動けなくなる…と。」
こう聞いてみると、かなりやばい人物たちだったってことがわかる…がなぜ強盗しに来たのかわからない限り悪人と言えない
「それでアロナ、なんで強盗しにきたの?」
「あれ?先生聞いてなかったんですか?最初に言ったじゃないですか『こんにちは!強盗です!プリンください!』って」
「…」
先生は絶句した。プリンを食べたいがために7日間も籠城戦をしたよりも先に、払えばいいものの奪いに来たのが衝撃的だったのだ
「な、なんで強盗しに…あ、違うえっと…なんで払えばいいのに…」
「あ、それはですねなかったからです。」
「なかった?」
「はい、なかったからです」
なかったと言われても何がなかったのかよくわからない顔をしているとアロナが衝撃な言葉を言った
「プリンがなかったからです」
先生はまた絶句した。
「…それじゃあ、違うお店に行けば…」
「そのままプリンが来るまでここにいると言い張りました」
もう一度先生は絶句した…絶句しすぎて恐句になるかもしれない
「…あ、うん。まぁうん!」
先生は考えるのをあきらめた。
そしたら次に切になるのは装備品や武器だろう。
何の武器を手に入れたらこんな被害額になるのか…
「そ、それで、どうしてこんななんか普通そうに見える武器で被害額がやばいの?」
「それは、カイザーPMCが大体やりましたけど…そうですね、武器が致命的だったというのもあります」
「致命的?」
「皆大きなガス缶を持ってるじゃないですか、あれ『キャトルガン』です。」
キャトルガンそれは空気圧でホース先端に設置されたボルトを撃ち出すことで家畜の屠殺を行うのに使われているもの…
高圧の空気で突き出たボルトは、バネによって器具に戻るので弾痕に銃弾が残らないという状態となるため、もしかしてこれで生徒を数人…
「これ、使われた生徒は最悪な事態じゃなくて重傷者、または当たり所が良くて軽傷者が出ただけだったからよかったです」
「リーダー的存在であるカナタから説明していきます
まず手に持ってる巨大なサプレッサーが付いてる武器はRemington 11-87 'No Coin For The Toss'です。 背中にしょっているダッフルバッグからMPA971 'singularity'が…これ、見つけるのに一苦労しました。ほかの生徒が持っていないので…。そしてP320 'Focus Shot'(集中射撃)基本的にはこれを使ってました。いやー動きがすごくてですね…」
「002であるナツメですが、ネイルガン'『Deconstruction of Ego(自我の解体)'とキャトルガンを使います
彼女は恐怖そのものです…相手の生徒としてみないでうるさい鳴き声を出す動物としか思ってないみたいです…」
「003であるシノは、Winchester 'Hades' M1897 Trench Shotgunを使っているようです
なぜか、服装が変わるたび武器の名前と装飾を変えるようで
'Pax Æterna(永遠の平和)'では金と白色でストックには数発のショットシェルが巻き付いてます。もう一つの'Law Of War(戦争の法則)'では、黒に統一されストックにはショットシェルが数発ではなく14発ぐらいくっついているんです
ちなみにですが今この動画の服装を見ると…'Law Of War'ですね!」
先生は理解はできたがなぜこの場合Law Of Warになるのかよくわかっていない
「なんでわかったの?このLaw Of Warってやつ?」
「それはですね…」
「それは…」
「服装です!」
…
「服装です!」
「二度言わなくてもわかるよ!」
大事なことなようで二度言われたようだ
「服装?といってもなんかすごい格好だけど…」
「本気っぽいですね…まずかぶってるヘルメットですが…ピッケルハウベですね伸縮式バイザーを装着し、額には「FR」の文字が刻まれた鷲のエンボス加工が施されているようです。頭部の残りの部分も黒っぽい金属で覆われていて…それに有刺鉄線もまいているようです。怖いですね…」
「次に来ている鎧とかですが、黒いプレートコートとおそらく二つの肩甲を身に着け、近接戦闘からの防御力を高めているようです。それに、腕の動きを隠すための、驚くほど飾り気のない毛皮のペリシーを身に着けています。冬になるとあったかそうですね…あ、えーっと、ペリシーは紫色で、茶色の毛皮の裏地が付いていて、鎧の下には、装飾的な黒い制服を着ています。ただし、制服を着ている襟は白地にオレンジ色の斜めの3本の縞模様が描かれているんです」
どっからどうみても威圧感がすごい服装である
なんでこんな服装なのかよくわからないが多分威圧感を植え付けるためであろう
「しかもですよ、手斧を投げつけてくるし、銃剣が取り付けてあって現場からは大きなウォークライをしながら銃剣を向けながら走ってきたそうです。」
「こわっ!」
「004であるウミが使う武器がですね、これがまたわかりずらかったのですが。スーツケースにMP5Kを仕込んだものらしいです。かっこいいですよね!なんかエージェントっぽくて!」
「アロナ…」
アロナがまた子供っぽいことを言って先生は呆れてなんかいない。そう先生は興奮しているのだ
「わかるよ。かっこいいよね」
「そうですよね!先生ならわかってくれると思いました!」
そういって話が盛り上がっていると時はあっという間に過ぎていきもうすぐ日が上がりそうな時間に代わっていた
まぁ、先生には魔法のドリンクがあるしまだまだ語れるがアロナのほうが限界を迎えそうなのでここでやめておくことにした
「…話が長くなって眠くなってきちゃいました…けどあとは最後なので…」
アロナは目をこすりながら話をつづけた
「005であるチカはですね…銃と言えるのかわからないのを使うんですが…たしかえー黒竜江手銃 'God's Blind Spot'(神の死角)だったと…」
時計を見るとすでに5:40であった
…あと20分までにあの山の書類終わるかな
先生の心は折れかかっていた
「あ、説明したのであとは動画を流すだけで良さそうですね…それじゃあ先生の仕事が終わったら起こしてください!動画の続きを見せますから!」
先生の心に炎がついた
『大人』として、これは早く見なければいけないと予感が言っているからだ…ポップコーンと飲み物。ついでに3D眼鏡を用意して見なければ…
まずは書類仕事からだが。
後書き:初投稿(新しいから)です。なんかおかしいところがあったら教えてください。
というかアロナは本当は武器の名前を言わないことわかってるんです
言わないで…
というかですよ。探偵系に時間めっちゃ取られたんですけど1時間以上かかったのでキヴォトスの労基に訴えに行きます
ついでにですが、まだこれは0章です。
自分的には0章が過去(先生が来てまだ数日程度)
そこから原作通りに進むって感じですかね。
それじゃ続きは映像1日目から!
じゃんけん ポン!
私は グーを出しました。勝っても負けてもいいじゃないか