「棺!テレビ見てよ‼︎」
この会社の副社長で、我が姉『一次楓』はノックもせずに社長室に入ってきた。今は仕事中なのにだ。
「ノックしてよ。で?なんで急にテレビ?」
「いいから見て!」
さすがの姉さんでもこんなに取り乱す事は少ない。言うとおりにテレビを付けて見た。そしたら私の幼馴染が、唐変木が、女性しか動かせないと"されている"ISを動かしていた。
「…あいつは何がしたいんだ」
呆れを通り越してため息が出た。
取り敢えず犯人はあの人だ。確実に。
「ハロハロー‼︎貴方の大切なラブリー束さんだよ〜。ひーちゃんはいるかい?」
天災 が あらわれた
「束さん、ノックぐらいしてっていつも言ってますよね?」
本当にめんどくさい。
「いいじゃん別に。
んで、ニュース見たよね?って事でいっくんのISを君が作ってくれないかな?ここの変態達なら任せられる。」
…は?とんでもないこと言ったなこの人
「まぁいいですよ。あいつらにもイイ経験になります。但し条件があります。」
「?なにかな?」
「ISに使うコアと制作費の負担、それと私をIS学園に入れてください。」
「まぁISのコアは持ってきたけど制作費もー?お金持ってるんだからそっちで負担してよー。それから学園の入学許可はすでにとってあるよ。」
行動はや!
「じゃあ仕方が無いので制作費は此方で持ちます。2日かかりますが?」
「2日かー、私でも2日は無理だよ。やっぱひーちゃんはすごいねぇ、欲しい位だよ。じゃあ、それで決定ね。コアはここに置いとくから。じゃあお願いね」
そうして言うだけ言って帰った。
本当に迷惑な人だ。
取り敢えずあの人達を呼ぶか。
『社内放送。IS研究部門第一部門責任者及び副責任者は至急社長室に来なさい。繰り返す、第一部門責任者及び副責任者は至急社長室に来なさい。』
数分後
「社長、何の用ですか?」
責任者にして頼れる相手『秋和来』と副責任者『天堂鏡間』が荒々しくきた。って言うか走りすぎだろ⁈
「えっとねぇ、先ほど政府及び篠ノ之束がこの会社に正式に依頼してISを作る事となった。対象者は織斑一夏。この任は責任重大だ。降りてくれても構わない。どうする?やる?やめる?」
この仕事は選ばせなければ後々責任問題に発展しかねない。
「俺は勿論やります。ここで引いたら研究者としての何かをなくしてしまいそうなので。」
ほう、秋和はやるか。
「社長、私も会社のため、お客様のためなら何でもしてみせます。この任、私たちに任せてもらえないでしょうか。」
良かった。私が思ってる以上の奴らで良かった。
「分かった。ではこのISはIS研究部門第一部門が主導でやってくれ。但し設計は生半可な物にしたくないので私が今日中に書き上げて渡す。まぁ、もう半分は出来ているけど。それでいいかい?」
二人とも頷いてくれた。
「では解散」
どうだったでしょうか。
もう少しこうした方がいいと言う意見はお待ちしております。