ヒキニートが「監禁された!」と騒いでいる 作:薄皮パン君
近年、メールアドレスだけあればアカウントを作成できるSNSが急激に増えている。本人確認が必要ないことから、「気軽に始められる」と特に若者達の間で人気だ。
今ではlineeなどのアカウントを交換するのは本当に中の良い一部の友人だけで、それ以外とはTwittorのDMでやり取りするという人が大半なのだ。
そのような背景の中、SNSが犯罪の温床となっているのは読者の皆さんも認識していることだろう。闇バイトの募集が匿名性の高いSNSで行われているという現状はテレビニュースでも取り上げられている。
しかし、性に纏わるトラブルについてはあまり大手メディアでは報じられていない。
今回は一部で話題となっている出会い系詐欺女について解説する。
■玉タッチのマリ
手元にあるスマホでTwittorアプリを立ち上げ、「玉タッチのマリ」で検索して欲しい。そうすれば、被害にあった男性の悲痛な声を知ることが出来るであろう。
「玉タッチのマリ」とは様々な匿名SNSを利用して出会い系詐欺を行う女の通称である。マリは「お金で割り切った肉体関係」を男性に持ち掛け、歌舞伎町周辺で待ち合わせを行う。そして、レンタルルームに入店。
そこでマリは前金を要求。「やるだけやってお金をくれない人が多いから……」と言われると、ほとんどの男はその場で金を払ってしまうそうだ。相場は二万~三万円のことが多いらしい。
金を受け取ると、マリは男に服を脱ぐことを要求。「全裸で四つん這いになれよ」と強めの口調になるそうだ。マリに言われた通り服を脱いで四つん這いになる男性。男の背後に回るとマリは、股間に軽く触れるそうだ。
「いよいよ始まるのか……」と男性が期待した瞬間、マリは自分の荷物をもってレンタルルームから脱出。そのまま走り去っていくらしい。男性側は全裸なのでマリを追いかけることは出来ず、そのまま泣き寝入り。マリは男性と出会って十五分で二万~三万円を手にするのだ。
実際に被害にあった男性はこう証言する。
「SNSで『コスプレイヤーの裏垢。いつもムラムラしてる』って女性アイコンからDMがあって。最初は怪しいと思ったんですけど、暇つぶしにやり取りしてたら盛り上がって……。で、割り切りで会うことになったんですよ。歌舞伎町の辺りで。マスクしてましたけど、可愛いのは分かりました。で、「すぐにレンタルルームに行こう」って言われて。正直、やりたいだけだったので、同意しました。入室してすぐお金を要求されて、渡したら服を脱いで四つん這いになるように言われて……。向こうはローションを使ってたんですけど、ちょっとしたら「あっ、服にローション垂れちゃった。トイレで洗ってくる!」って部屋から出て行ったんです」
男性はそれから三十分ほど四つん這いで待っていたそうだ。流石におかしいと思って廊下に出たところ、店員に「困りますよ。服を着てください」と注意されたという。
■玉タッチのマリだけじゃない
こうした出会い系詐欺を働く女性は一人だけではない。界隈では「鬼電のリン」や「水詰まりのアスカ」等、様々な手口で金だけ受け取り部屋から出て行ってしまう詐欺女が確認されている。
このような詐欺女の被害に遭わないようにするにはどうすればよいか? それは非常に簡単で、匿名SNSで知り合った女性を信用しないことである。身も蓋もない言い方かもしれないが、本人確認が不要なアプリを使う目的をよく考えて欲しい。