そして戯我死のアジトの前を張っているとある男が来た。
「あれは……吾妻さん」
「吾妻さんが?」
それは素行が悪いとされる40手前の構成員、吾妻だった。
部屋を覗くと吾妻は戯我死の連中と楽しそうに話している。
「間違いないっすね、アイツはクロだ」
「残念だよ……吾妻」
吾妻はクロだと判明した事で俺達は玄関から入って行く。
「テメェ等、ウチの金使って楽しかったか?」
「久我! なんの用じゃあ!」
「本物のクズっているんだね」
コイツは周りの窃盗団事死んでもらう……一択だ。
俺はそう思いながらナイフを抜く、すると奴らは懐から一つのメモリを取り出してスイッチを押す。
マスカレイド!
俺はその言葉を聞いて思わず首を傾げてしまう。
「マスカレイドぉ? ふざけてんのか?」
俺は奴らの行動に思わず呆れてしまう。
マスカレイドって確か仮面舞踏会だろ? あの世に行くためのダンスでも踊るのかねぇ……。
そう思っていると奴らはメモリを自身に刺し込み、異形の変わっていく。
「な、何ィ!?」
「まさか、これは噂の怪物か!」
一条の兄貴は苦笑いをしながら言う。
そして奴らは顔が骨と百足を合わせたような怪物になった。
だが体は人のような形になっている。
「ギャハハハ! これでテメェ等を──」
「そうはさせねぇよ!」
「グべ!?」
「早!?」
俺は調子に乗っている怪人たちの頸動脈を断ち切る。
すると奴らは赤く光り始めた!
一条の兄貴は素早く奴らを外に遠く蹴り飛ばす!
そして辺りが吹き飛ばすほどの爆発が起きる。
「ウワァァァ!?」
「くぅぅぅ! まさかの自爆付きかよ!」
一条の兄貴はそう言いながらおれの頭を掴んでともに伏せ、吾妻は爆発に驚かずにメモリを取り出してスイッチを押す。
マグマァ!
そしてメモリ左肘手前の内側に刺し込み、身体から炎が噴き出していく。
俺はその状況に口を大きく開けるしか出来なった。
「ウ、ウォォ……」
「オイオイ、京極組の歴史一ヤバそうなことになりそうじゃねぇか」
一条の兄貴はそう言うと炎が形となって現れる。
その姿は太陽もしくはライオンを思い起こさせる頭部、流れる溶岩と燃え上がる炎の体を持つ怪物になった。
俺は直感で不味いと感じ、腰からチャカを取り出してマグマの怪人に向けて引き金を数発引く。
しかしチャカから放たれた弾丸はマグマの怪人に触れる前に溶解した!
「嘘……だろ?」
俺はあまりの現実離れに思わず固まってしまう。
一条の兄貴は俺を抱えて逃走する。
「逃げるぞ、久我! あんな怪物は一筋縄じゃ行かねぇ!」
「ウォォォォォォ!?」
「逃がす気はねぇぞぉぉ!」
マグマの怪人は俺達を逃がさない様に追いかけてくる。
俺は何度も引き金を引いて動きを止めるが、弾丸は触れる前に溶解してしまう。
クソ、ココで終わりか!?
こんな奴にやられる屈辱を感じているとクワガタのような機械がマグマの怪人に襲い掛かる。
マグマの怪人は突然クワガタもどきの機械に襲われた事に驚く。
「ぬぉ!? いきなりなんだ!」
「ふぅ、ギリギリ間に合ったな。フィリップ」
「そうだね、翔太朗」
そして言葉と共に奥から二人のカタギが出てきた。
京極組のうち、どの兄貴がカッコいいと思う?
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五十嵐幸光
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六車謙信
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近藤新平太
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二階堂将平
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高砂明夫
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一条康明
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仙石薫
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守若冬史郎
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ルーク黒羽