金田少年の生徒会日誌 作:珍明
ここから、タグに「曇らせあり」を追加します
亡き小説家による服役囚への莫大な遺産相続は、多くの人々に深い感銘を与えた。新聞雑誌、各情報番組でも一斉に報じられた。
事前に父・
「……氷室への恩を、仇で返しよって! 何が人格者じゃあ……」
「あなた……」
「お祖父ちゃん……」
普段は柔軟な金田祖父でさえ、新聞を握り潰す。
学校、バイト先も同じ話題で盛り上がり、気分が悪い。
修学旅行のグループ分けに
彼は木曜日に欠席し、金曜日に姿を見せたものの、深刻な様子を隠してもいない。
「山之内の遺稿、掲載決まったんだと……お前は読むな」
何とも、ご親切なアドバイス。
心優しき名探偵の孫、まだ事件を引き摺っているのかもしれない。母・にいみへ彼と話す様に頼んだ為、言い争いになった可能性もある。彼女からは「ローゼスと3人で話しただけで終わった」としか、知らされていない。
「どう思いますか? 竜太君」
「
「1月の発表会へ向けた演目なのです」
「お昼休み、終わっちゃいますって」
「竜太君は……聞かないのですね、あのビデオメッセージのコトも……」
「……今は、知らなくていいと思います。金田先輩が元気溌剌に「聞いて聞いて、竜太君」って言ってくれる日まで、待ちます」
「……竜太君のイマジナリーな自分、阿呆過ぎません?」
「通常運転です」
自分と後輩との認識のズレ、地味にショック。けれども、違う視点は新しい発見と同じ。
愛する
放課後、部活を終えた自分に待ち人あり。
「犬飼君……ハジメちゃんなら、もう帰りました」
「いや、キミに用があって……」
こちらがバイク通学だった為、『Donny,s』へ立ち寄る。七瀬も無理やり、引っ張ってきた。
「いいの? あたしも一緒に来て……」
「神矢君は巻き込めませんから、それに犬飼君も知っている顔が多い程……安心では?」
「……喧嘩を売りに来たんじゃないよ」
3人は微妙な距離感を保ち、席へ着く。時間帯的にも、喋り声が内緒話を掻き消してくれるだろう。
「キミが田代さんを疑わなかった理由……それを知りたい。あの館に一番詳しいのは、あの人だ。部屋のからくりや、マスターキーの仕組みも、知らなかったなんて……どうして言える?」
「……桐江さんのお仕事が、雑だったからです」
「!?」
犬飼の質問に正直に答えれば、偶々お冷を運んだウェイトレスが、ビクッと痙攣した。
「……と言うと?」
「メイドとして至らない点は多々ありますが、決定的だったひとつだけをお教えします」
(……多々……)
同世代からの小姑を見る目付き。イラッとする。
「……神明先生がブランデーを頭から被った時、桐江さん……タオルも差し出しませんでした。お客様がずぶ濡れになったら、それくらいします。しなかった時点で、彼女にとって自分達は……金目当てのハイエナに過ぎなかったのです」
犬飼の瞳が、感心と恐怖に歪む。
「キミは……感情的に物を言う。彼女が、気に食わなかったのか?」
「いいえ、物事は単純明快。桐江さんだけ、アリバイがなかったのです。何の……なんて、ありきたりな質問は
「……っ」
トリックノートが、隠し金庫から消えた。
それを確認した時点で、桐江を疑った。後は辻褄を合わせの言い掛かり、推理には程遠い。
隠し金庫、『第2の遺言状』、時計の隠し戸に残された指紋。応接間にあったはずのライトスタンドが、桐江の部屋の物と交換されていた。
竜太のビデオ映像も立派な証拠、自首していなくても逮捕へ繋げただろう。
「アリバイ、そんな物がなくても……最初から、桐江さんを疑ってたんじゃないか?」
「……ご挨拶した時から、彼女の接客態度に違和感を覚えたのです」
犬飼の剣呑さに、
「犬飼君、あたし……ずっと思ってたけど……金田君と会った事ある?」
「……実は、宝田さんから聞いた話が……」
「犬飼君、自分も知りたくありませんが……言いたい事があるなら、聞きますよ」
七瀬の素朴な疑問に、犬飼は速攻で話を変える。問い詰めれば、彼は諦めたように両手を上げ、観念した。
「……キミが中学の時、付き合ってたカノジョ……いただろ?」
「……っ」
「……え!? 金田君、カノジョいたの?」
犬飼は躊躇いがちに、物凄く言葉を選ぶ。
「お客様、大丈夫ですか!?」
「はい……平気デス」
ウェイトレスの手を借り、よろよろと椅子へ戻る。改めて、犬飼を凝視した。
「あの人と……同じ学校?」
「……うん。入学した頃、少しだけ……付き合ってた」
失礼を承知で犬飼を指差し、震えた声で問う。彼の目が窓の向こうにある夕陽を眺めた後、死んだ。
「あ! 振られた理由が、金田君ね」
「……っ」
「七瀬さん……レジ横のお菓子コーナーで、デリカシーを買って来てください。すぐにっ」
七瀬にトドメを刺され、犬飼はテーブルへ突っ伏す。
敵愾心の理由は、高校生男子にありがちな巡り合わせ。
これだけ分かれば、十分だ。
「……話を戻しますが、宝田さんから何を聞いたのですか?」
「……今度、山之内先生の遺稿が……掲載される」
「ハジメちゃんからも、聞きました」
「……キミは、それを事前に読んでいたんじゃないか?」
下がりまくったテンションを必死に戻しながら、犬飼は縋るような視線を向けてくる。
「いいえっ。言い忘れましたが、自分は山之内と面識はありません。ご自宅なんて行きませんし、別荘も今回が初めてです」
「……うん、そうだと思った。キミを責める理由が欲しかったんだ……すまない」
犬飼は落胆を滲ませ、素直に頭を下げた。
「……あの、犬飼君……どういう意味?」
「……大まかな、あらすじだけ聞いたんだけど……、今回の事件と同じ内容なんだ。第1の被害者がコントラバス……犯人がメイドって部分も……」
「……桐江さんが、以前からその原稿を読んでいた……?」
最初に受けた印象は、模倣犯。
だが、桐江はあくまでも『第2の遺言状』を読み、衝動的に犯行を決意した。ハジメはそう、語ってくれたはずだ。
「七瀬さん、犬飼君。例の遺言状、内容を覚えていますか? 何をどうしたら、桐江さんにも相続チャンスが巡って来るという部分です」
「ええとね、……犬飼君達5人が暗号解読の期限になった時点で、誰も館に居なかった場合だったはずよ」
「……ああ、桐江さんの名前はなくて、暗号解読者本人に譲る……そういう内容だった」
2人は躊躇いつつもハッキリと告げ、
誰も殺す必要はなかった。相続人候補をどうにか言い包めて、館から追い出せば良かった。それだけの話だったのに、桐江は殺す選択をしてしまった。
怒りに浸食され、逆に脳髄が冴えてきた。
「……犬飼君は、桐江さんは原稿を読んでいたから……殺人に至っただけで、読んでいなければ……少なくとも、別の方法を取った。そう、言うのですか?」
「桐江さんを信じていいのか……僕には、分からない。山之内先生はあの館で一心不乱に原稿を書いていたって、田代さんも言ってた。それがどんな作品か、彼女が気にしなかったなんて……在り得るのかな?」
犬飼は情報が錯綜し、迷っている。途端、姉・さとみと重なった。
トリックノート、事情を知らずに笑い合った日々。微々たる類似点だ。
どうせ殺すなら、山之内本人であって欲しかった。
どうして、犬飼が遺産相続ゲームに勝つと信じて、待ってくれなかったのだろう。目の前にいる彼へ当たり散らしたとしても、失われた命は戻らない。
〝犬飼君や
「犬飼君は、桐江さんを信じてください。自分に言えるのは、それだけです」
「……キミは……強いな、金田君。その、ありがとう……」
犬飼は納得し切れないが、希望を見出す笑い方だ。はにかんだ感謝に、もう迷いは見えない。
返事をせず、
しかし、テーブルの下では自分の腕へ制服越しに爪を立てた。皮膚はとっくに麻痺し、痛みを感じなかった。
コーヒー1杯分をご馳走になり、犬飼とはお別れ。
愛車を押しながら、
「金田君……あの、ハジメちゃん呼ぶ? 昨日……色々と調べてたみたいで……」
七瀬は落ち着いた様子ながら、控え目に公衆電話を指差す。今、彼と話したい衝動に駆られていると見抜かれ、流石だと拍手を送りたかった。
「七瀬さん、少し……お時間よろしいですか? ハジメちゃんの代わりに、聞いて頂きたいのです。……友達として……」
「……っ、うん……いくらでも」
話を聞かせる相手に選ばれた。
七瀬はその重要性を深く理解し、友達として寄り添ってくれる。その凛々しき眼差しは、確かに美しかった。
公衆電話から
〈ごめん、軽井沢から帰った後……ちょっと調べたんだ。ただ、嫌な話になるよ……〉
宇治木から粗方、聞き終えた後――判断材料は全て揃った。
礼を述べた後、受話器を下ろす。
露西亜館の件を機に、お互いの携帯電話番号を交換しておいて本当に良かった。
七瀬に案内された河辺は、吹奏楽部の溜まり場。クラリネットやトランペットの演奏練習を尻目に、離れた場所のベンチへ腰かけた。
前置きとして、金田家の事情を語った。
「山之内は……氷室の祖父を愛していました」
「……愛?」
「はい。
「うん……続けて」
山之内は氷室祖父の忘れ形見である兄妹に対し、屈折した感情を抱くようになった。
「桐江さんにも、同じ事が言えます。彼女のお父様へ恩を感じていたのだと思います。だから、亡くなられた後、アイデアを使ったのです。追悼の意味を込めて……」
最初は小説家への足掛かりにするだけ、だったのかもしれない。
それが思いの外、好評。富と名声により、本懐を忘れ去った。栄光の果てに心臓病を患い、全てが憎悪に変わった。
「その方……純一郎さんへの
「……っ、暗号ゲーム自体が……その為の罠?」
「……去年から、露西亜館に療養してたって聞いたわ」
「病名を宣告されたのは……もっと前、桐江さんと会った頃でしょう。布石を打てるだけ打ってから、露西亜館へ籠ったのです」
「……スナックで会ったのは、偶然じゃない?」
「ご友人の忘れ形見です。元々、探していたのでしょうね。途中から、利用する目的に変わったのです」
【露西亜人形殺人事件】の本を見せられ、桐江はまんまと盗作を疑い、身分を偽ってメイドとして潜り込んだ。
トリックノートを発見しても、それだけでは訴えられない。正攻法で取り戻せない現状を徹底的に分からせ、屈辱を与え続けた。
「正直、候補者の皆さんを……金銭的に追い詰めるように仕掛けたと言われても、驚きません」
誰も彼も、莫大な遺産へ執着するように導かれた。
「そんなの……上手く行きっこないわ。死んでからも、人を操るなんて……」
「はい、だから……桐江さんはご自分が復讐の対象になっているなど、露にも思わず……罠に掛かったのです。更に『第3の遺言状』が、候補者の目を誤魔化しました。予め5人の取り分を決めていた人が、桐江さんに自分達を殺させるはずがない……とね」
遺稿が公開されれば、桐江は計画的に犯行を企てたと疑われる。他の候補者は知らないが、犬飼は疑心暗鬼に陥り、思い悩んでいた。
絶対に読んでいないと立証できない限り、覆すのは
「……分からないわ。それと金田君……にいみさんと氷室画伯が、どう関わってるの? アナタは所謂、愛した人の孫なのに。どうして、復讐されなきゃならないのよ。面識もないんでしょ?」
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、ご自分を選ばなかった女の息子です。憎いに決まっています。……さとみさんはおそらく、高遠さんの事件に巻き込まれたから……見逃されたのです」
死骨ヶ原湿原ホテル殺人事件。山之内がどこまで真相を突き止めたか、最早、知る術はない。
「……っ」
ふと、七瀬が何かを言いかける。グッと拳を握り、堪えてくれた。
「綾辻 真理奈さんは、桐江さんへの当てつけ?」
「こちらも感謝と恨みが籠っています。綾辻が事件を起こすまで、伯父の資産は……あの4人に凌辱されたのです。山之内は、絶対に許せなかったと思います」
莫大な遺産を得た服役囚、どう考えても厄介事が起こる。塀の中だろうと、安全とは限らない。その対策については、彼女の支援団体が行なうだろう。
「……宇治木さんから聞きましたが、あの3人の遺族の方々、連続して亡くなったそうです。場所や時間、方法もバラバラ……これらは綾辻が逮捕されてから……起こりました」
「!? 金田君、まさか……それも山之内先生の仕業って言うの?」
「……露西亜館の前座とでも、申しましょうか。加納 りえの父親、あの萬屋病院の入院患者で……例の不審死の犠牲者だったそうです」
「……っ」
段々と気持ち悪くなり、
緻密に計算尽くされた計画、それを彩る人間関係、これが只の物語であったならば、伏線を張り巡らせた長編大作だったかもしれない。
(……いや、設定てんこ盛り過ぎんだろ。胃がもたれるわっ)
不快さの隙間に不満が入り込み、首の後ろの痙攣が少しだけ治まった。
もう陽は完全に落ち、吹奏楽部の練習も終わりを見せる。木の葉の擦れる音は、七瀬の心情そのものだ。
ちょっと後悔した。
話して、聞かせる。これだけで、事情へ巻き込むと知っている。七瀬の覚悟に、甘えてしまった。
「すみません、こんな話……」
「ううん、ハジメちゃんも……多分、分かっちゃったんだと思う。でも……きっと話してくれないわ。あたしに心配かけたくないって、黙っちゃうの……」
底知れぬ憎悪と悪意を浴びせられても、七瀬は気丈にも目を逸らさない。ハジメが惚れた理由を初めて、実感した。
途端、七瀬は自らを抱き締める。可憐な指は悔しそうに震えていた。
「ただね、でもね、やっぱり……金田君には、何の関係もないわ。酷すぎる……本当に、勝手よ」
友達を思いやり、悪を憎む。決して、憎しみに同調せず、哀しみへ同情するだけだ。やはり、七瀬も名探偵の孫と似た者同士で、人が良い。類は友を呼び、竜太も集まった。
今の
吹雪は治まらないけど、積もった雪で作った
「……神明先生の事は、本当に残念でした。……ですが、幽月さんは無事です。それだけは、喜びましょう」
「……にいみさんの知り合いなの?」
「母が独身時代、子供だった幽月さんに会っているのです。母に教えたら、驚いていましたよ」
「……そう、そんな偶然、あるのね」
そうっと顔を上げ、七瀬はクスクスッと普段のように笑った。
「
緊迫した声に呼ばれ、2人でビックリ仰天。
振り返れば、頬に凍傷痕がある
「……黒沼先生、どうして……。当番のお仕事は、大丈夫ですか?」
「俺の仕事を心配している場合じゃないぜ。宇治木さんから、連絡もらったんだよ。よく分からないけど、キミが深刻そうだったって……こんばんは」
「こんばんは、七瀬です(カッコイイ……)」
先程までの震えは治まり、七瀬は頬を赤らめる。切り替えの早さは流石だ。
彼女の性格に毒気を抜かれ、
「七瀬さん、こちらは弁護士の黒沼先生です。いつもお世話になっております。黒沼先生、こちらは同級生の七瀬さんです」
「ああ、成程。何かあると金田君……黒沼先生を呼ぶって言ってます。頼りになる人だって、すぐに分かりました」
「それは光栄です」
和気藹々と駐輪スペースへ行けば、黒沼先生のバイクもある。宇治木の電話を受け、探し回ってくれたと理解した。過保護が増している気がする。
「七瀬さんは自転車? 歩き? 家の近くまで送りますよ」
「あ、あたし……電車なんで、駅までお願いします……」
黒沼先生の気遣いに、七瀬は最低限の見送りを頼んでくる。午後7時を過ぎ、吹奏楽部員もいない時間だ。本来なら、家まで送るのが紳士。だが、お隣さんが煩い。
(どっちのバイクに乗せても、ハジメちゃんが嫉妬全開……)
結局、最寄り駅まで見送った。七瀬と同じ方向の同級生と鉢合わせ、ひと安心だ。
「……ありがとう、黒沼先生。七瀬さんと……重い話をしていたので、助かりました」
「! ……
黒沼先生は
山之内の仕掛けた
「黒沼先生、自分は……あの時、思いました。母がいなくて良かったと……それが、祖父母だったとしても同じです」
にいみを立会人にした理由、神明先生と
或いは、桐江に殺させるリストへ入れられていた可能も十分にある。
ハジメやローゼスという予定外の助っ人に恵まれ、被害を最小限に食い止められた。
これが救いでなくて、何なのだ。
「ですから、黒沼先生……顔を上げてください。今日、家へ寄りませんか? 有頭さんの愚痴……話、聞いてください」
「
ふうっと笑い合った時、風が頬を撫でる。北海道の冷気に比べれば、東京の夜は涼しい風だ。
バイクに跨りながら、ヘルメットを被る。黒沼先生もヘルメット越しに、お互いの準備万端を確認し合った。
(
ズキンッとした胸の痛みは、自分だけの贖罪。
2台のエンジン音が
山之内「にいみお嬢様、如何でしたかな? ……どうやら、アナタ様の心に深く刻まされたようで、何より……。はて、叔父上様の件とは……何の事やら。私のような物書きを、刑事が相手にすると本気でお思いですか? 流石、多岐川先生のミステリーに入れ込んでらっしゃる……お嬢様らしい憶測ですな。さて、次回は『雪影村へようこそ』!! ……?」
犬飼 貴志
探偵気取りの高校生、部屋の仕掛けはクローゼット
自尊心高く、人を侮る癖がある。ミステリーファンだけあって、眠気の正体が睡眠薬だとすぐに気付いた。彼が最後の犠牲者予定だったのは、絶対に桐江を疑わないからだろう
よく吠える犬5匹と、親戚同然のお付き合いと称して、頻繁に山之内の執筆を邪魔していたと思われる(これ庇えないわ)
原作にて、桐江の出所を待ち、トリックノートが渡る様に尽力すると宣言した
作中にて、オリ主の元カノの元カレ。事件発生からの犯人逮捕がたった一晩で起こり、RTA状態で情緒が追いつかず、オリ主へ悩みを打ち明けた。
彼自身は改めて桐江を待つと決めたが、オリ主に暗い影を落としたと気付かなかった
桐江 想子
事件が始まる前から「詰んでいた」犯人
原作だと「桐江」が偽名、ドラマ版では「想子」が偽名?
父親が「見て、新しい暗号を閃いた」と最初に教える程、聡明だった
施設を逃げ出し、名前を変え、住む場所を転々としていた為、アイデアが盗まれた事実を知るのが遅れてしまう
トリックノートしか発見できなかった為、書きかけの原稿が本当になかったか、不明。ノートだけでは、盗作として山之内を訴えられないと知っていたと思われる
真相を探ろうと自分から雇われたが、金田一あるあるの盗み聞きによる言質取りをせず、しかも山之内は短命。第2の遺言状の「5人がいなければ」を「殺せば」と解釈、遺稿まで残された
期限付きのゲームだった為、神明と犬飼なら、盗用の事実を知れば、味方になってくれたかもしれないと考える余裕もなかった
原作にて、3人を殺し、高遠によって自害を妨害されて、自分を見つめ直すキッカケを得られた事だろう
作中にて、1人の殺害に留まり、出所後はいつきの紹介で橘の下で働く
山之内 恒聖
全国の「山之内」さんに謝って欲しいレベルの○○←あらん限りの罵倒、好きな言葉を入れてね
桐江曰く、陰湿な男。神明曰く、画策野郎
幽月でも見抜けない程、相当に性根を隠すのが上手い
梅園から受けた仕打ちを恨んでいた事から、自分自身の行いを「盗用」と認識していなかった
桐江とスナックで再会、幽月が火事にあったのも2年前。その時期から、心臓病を患い、虎視眈々と準備していたと思われる
原作にて、桐江が犯行を成し遂げると信じていた(どんな信頼?)
作中にて、氷室祖父の弟分
4年前、にいみに頼られた事で有頂天になっていたが、それまでは歯牙にもかけなかった恨みを、オリ主の希望する高校進学を妨害した事で晴らす
比留田達の遺族を露西亜館にいた状態のまま、密かに抹殺
相続レースもどんな結果になろうが、オリ主と桐江が何かしらの形で苦しむように段取りした