金田少年の生徒会日誌   作:珍明

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最初は緒方夏代視点です


4休 嘆きの鬼伝説を独りで演じても-観客席

 緒方 夏代(おがた なつよ)は演劇部顧問になり幾年月。

 演劇コンクール会場へ何度も足を運んだが、今回程の完成度が高い劇は初めてと言えよう。台詞ひとつ、仕草ひとつ、一介の高校生による迫真の演技に緒方は魅入られた。

 悲劇に見舞われた甲斐はあった。

 そんな不謹慎な言葉は胸に秘め、結果発表を待つ。

 部員の中には緊張に負け、座席から去ろうとする。

 金田(かねだ) (いち)はトイレと呟いたが、肩を押されて座席に沈む。部長の布施(ふせ) 光彦(みつひこ)であろうと落ち着きなく、前のめりに祈る姿勢だ。

 

 ――結論から言えば、不動高校演劇部は『審査員特別賞』を授与された。

 

 聞こえた瞬間、速やかに情報は脳へ伝達。

 当然と自負するが、素直に喜ぼう。ふうっと吐いた息は安堵による脱力感だ。

 

やった~! やったよお~!! ……うう……!!

ほれほれ、いえ~い!!

 

 万歳三唱の仙道(せんどう) (ゆかた)が支配人役と喜びを分かち合い、目に涙。結果を本物と受け入れ、笑顔と感涙は伝播していく。月島(つきしま) 亮二(りょうじ)先生も眼鏡を外し、黙して涙を拭う。海峰(かいほう) (まなぶ)は元気よく、誰彼構わずにハイタッチしていた。

 主役級の反応を見ようと振り返れば、予想外。

 月島(つきしま) 冬子(ふゆこ)の涙は悲しげな嗚咽に聞こえ、金田は泣いてすらいない。2人が向けた視線先、最優秀賞を受賞した神奈川県の高校だ。

 その意味を今、問わずにおこう。

 

 賞状とトロフィーを手に記念撮影。

 先ずは生徒だけ、次いで顧問と副顧問を交えた集合写真と撮っていく。何処で聞き付けたか、佐木(さき)兄弟がカメラマンに混ざるのもご愛嬌だ。

 フラッシュの音を聞く度、緒方は涙を堪える。それだけの感動がある。

 

「月並みですが、今の気持ちを一言」

「嬉しいです。ご協力頂きました皆様……」

 

 宇治木(うじき) 政宗(まさむね)記者が受賞について取材しても、布施が答えるばかり。月島と金田は終始無言、偶に微笑むだけだ。顔見知りの演劇部OBがTV局員を連れて来た時、皆の気が逸れる。乗じて金田はそっと場を離れた。

 緒方も月島先生に任せ、彼を追う。そうしなければ、遠くへ行ってしまう予感がした。

 金田の歩いた先はロビー、他校の生徒と鉢合わせる。相手も1人。

 

(神奈川県の……)

「久しぶりっ」

 

 パッと表情を明るくさせ、金田は相手と和気藹々に語り出す。一切、敬語を使わずに方言丸出しの喋り方。方言に詳しくないが、少なくとも東北訛りだ。

 知らない『顔』に驚き、更に聞き耳を立てた。

 

「ばんつぁんと暮らしてる。言葉遣いにうるせえのなんの」

 

 会話の内容から同じ中学の出身、記憶が刺激される。

 高校受験シーズンの終わり頃、金田は東京へ引っ越して来た。

 不動高校の二次募集を申し込んでの入学もあってか、彼はクラスの誰とも馴染めない。成績良好、品行方正、生徒会執行部、故にクラス行事も積極的になって欲しいが如何なものか、去年の担任からそんな相談をされた。

 決して珍しくない家庭事情、緒方は干渉せずに見守るのが最善と提案した。ちなみに執行部顧問は『オチコボレ』よりマシだと断言し、同じく何もしなかった。

 

 実際、それで良かった。

 遠野 英治(とおの えいじ)七瀬 美雪(ななせ みゆき)の影響もあり、金田から歩み寄った。3学期には神矢(かみや) 修一郎(しゅういちろう)と打ち解けていた。そう言えるだろう。

 けれども、あそこまで語り合う姿は見た事ない。

 おそらく、金田は旧友と一緒の高校へ進学するはずだった。彼が演劇部に入部しながら、遠ざかった理由はかつての仲間がいない現実に耐えられなかったのだ。

 その仲間が彼と違う人々と共に目標を成し遂げる。どれ程の物悲しさを味わったか、想像してしまう。

 緒方は教師としての勘よりも、ただ1人の大人として、胸が痛んだ。

 居たたまれず、喫煙所へ向かう。禁煙は願掛けだった。

 でも、今は叶ったのかどうかすら、分からない。それでも、一服したくて仕方ない。どこの学校も似たような心境だろう。喫煙所は演劇部の顧問だらけだ。

 一服の煙に安堵と後悔、少しの誇りを混ぜて吐き出した。

 

「緒方先生、お待たせしました。皆さんと合流しましょう」

「……金田君、もう……良いのかしら?」

 

 一本を吸い切る前、金田は普段通りの態度にて喫煙所まで迎えに来る。緒方の尾行はバレていた。きっと盗み聞きも同じだ。

 

「はい、別れは済ませました」

「友達だったの?」

 

 その一言に何かを置いて来たような静けさがあった。

 

「親友でしたっ」

「即答だなんて……妬いちゃうわ」

 

 三眼目を伏せ、金田は微笑む。

 その伏し目がちな微笑、まるで舞台のクリスティーン。怪人(ファントム)を虜にし、ラウルを愛し、観客たる我々を魅了する……ヒロインの眼差しだった。

 再会した親友はどの配役だったのだろうか、緒方は精々、支配人かプリマを支持する後援者だ。

 

「最優秀賞……取りたかったです」

「……!? ええ、本当ね」

 

 歩みを止めず、金田は静かに呟く。普段の彼なら、言わない。緒方は思わず、足を止めそうになった。

 一応、周囲を見渡せば、会場スタッフの姿だけだ。

 

(金田君が……こんな事を言うなんて……)

 

 緊張や照れのない、純粋な悔しさ。

 授与されただけでは飽き足らず、狙った賞を求める飢え。その心意気は称賛すべきだが、唐突過ぎる。演劇に向け、貪欲な感情が生まれてくれたと喜ぼう。

 肌を焼かんばかりの太陽は沈んで、辺りは暗い。チラチラと街頭が周囲を照らす頃、夏のコンクールは終了。後は学校へ帰還するのみ。

 

「皆……ありがとう。色んな事があったのに……本当、頑張ってくれた。次は秋だ。来年、最優秀賞を頼んだぞ。俺も……観に来るからっ」

 

 布施の涙ながらに語る挨拶を以て、会場を後にした。

 本来ならば顧問や副顧問から今回の激励や次の意気込みを語る処だが、皆の情緒を鑑みれば、蛇足となる為に省略だ。

 

「緒方先生……本当にありがとうございました」

「……お礼を言うのはこちらです。月島先生、妹さん……冬子さんは素敵な怪人(エリック)でした」

 

 月島先生の声は舞台の余韻を壊さぬよう、そっと響いた。

 言葉だけなら、伝える機会はまだあった。しかし、お互いに心が通った心境のまま、挨拶出来る瞬間が今しかないと感じたのだろう。

 緒方も同じ考えに至り、一瞬だけ目を伏せる。ただ1人の観客として、伝えた。

 月島先生は兄として畏まり、潤んだ瞳に妹への誇りと少しの寂しさが滲ませる。

 2人の教師が言葉ではなく、“舞台を見届けた者同士”として、感情を交わす。それは拍手よりも静かな、それでいて、確かに心に残る瞬間だった。

 

 新学期が始まった9月、すっかり忘れていた問題が浮上した。

 金田の退部届。

 職員室の机に新しく置かれ、背筋が凍り付く。教師の品位に欠く程、驚いた。

 しかし、流石は金田一(きんだいち) (はじめ)。見事に金田の決意を覆した。顧問と言えど、教師が下手にでしゃばる余地もなく、緒方は爆笑が止まらぬ程に安心した。

 

「どう思います? 緒方先生っ。あたし、どうやって金田君の弱み……違う違う。説得しようか、すっごく悩んだのに! そりゃあ、はじめちゃんの気持ちも分かりますよ。でもでも、おかしくないですか!?」

「フフフ……ええ、可笑しいわ。本当……」

 

 七瀬は走り書きの入部届を指差し、プリプリとご機嫌斜め。だが、それもまた良し。

 

○●……――「私」は先ず、残間(ざんま) 青完(あおまさ)の話をしたい。

 彼は5人姉弟の末っ子3男であり、父親とは折り合いが悪かった。されど兄や姉、周囲の人間に構われ、多くを学んだ。

 他人の善意を疑わず、悪意を見付ければ、容赦のない制裁。

 「私」は彼の矛盾した様な生き方に干渉したくなり、華やかなマジシャンの世界へ導いた。

 芸術の一端に興味なさげだったが、近宮(ちかみや) 玲子(れいこ)を知った彼はマジックの修業に励んだ。残念ながら、彼女の相手は既に決めていた。現実的に諦めてもらおうとしたが、予想外にも気持ち悪い反応をされた。

 あの瞬間だけ、「私」は育て方を間違えたと思った。

 そんな折、美咲 蓮花(みさき れんか)を見付けた。薔薇をこよなく愛する人。教養溢れ、青完の相手として申し分ない。勿論、「我が血筋」を産み落とすにも最適な淑女。

 

 ――高遠の家へ遙一を預けた様に、残間の家にはジゼルを託したかった。

 

 「私」の完璧な計画は金田(かねだ) にいみの介入により、崩れ去る。当時は冗談抜きで度肝を抜かれた。しかも、外堀を埋め尽くされ、彼も断れなかった。意外と押しに弱いと、初めて知った。

 氷室(ひむろ) 一聖(いっせい)の妹でなければ、偶然の事故を装ってでも別れさせただろう。嬉しい誤算、人の縁とは何処でどう結びつくか、分からぬ。

 

 さとみは似ているだけの別人、「私」は何の感情も湧かなかった。所詮はただの血を分けた娘、ドラえもん方式で言うならば、青完の妻が誰であれ、産まれた命。それだけだ。

 だが、(いち)は違う。

 目にした瞬間から湧き起った感動、筆舌に尽くしがたい。この夫妻でなければ、産まれなかった命。「私」は心から、感謝しよう。

 赤ん坊から瞬きする度、育ちゆく。その過程をずっと見届けて来た。手を出さず、導かず、文字通りに何もせず、ただ観ていた。

 

 全てはこの日の為――!!

 

 ピアノの鍵盤をなぞる指はたどたどしく、クリスティーンの不慣れな伴奏は観客の胸へ深く沁み込む。旋律の終わりに照明が消え、緞帳は下ろされた。

 拍手、拍手、拍手喝采。感嘆の息を吐き、拍手を捧げよう。

 

 ――上出来だっ、私のクリスティーンよ

 

 振る舞いでもなく、物真似でもなく、模倣でもなく、再現でもなく、これ以上ない程に完璧な〝演技〟。

 まさに芸術役者。

 その〝演技〟は完成に至らず、〝舞台〟は完結せぬ。なればこそ、次への期待に脳細胞が心地良い。

 

「大丈夫ですか? 泣いていますよ。ハンカチ、お貸しします」

 

 青完に声をかけられ、「私」は手振りで断る。何人もの観客が涙を流す中、わざわざ遠くの席にいる観客へハンカチを差し出す。その行動は相変わらず、流石と言える。

 だが、全盛期ではなくなり、心を無くした青完は何も見抜けない。以前ならば、「私」がどんな姿であろうともすぐに判ってくれた。

 犬が主を、子供が親を、番が伴侶を、求めるように必ず探し当てた。

 それもこれも玲子の死が齎した結果。だが、彼女を責めはすまい。青完の失意はこちらも想定外だった。

 悲観に暮れては折角の感傷が勿体無い。今は舞台に満足し、「私」は席を立つ。

 

「おじ様っ、私です。美咲 ジゼルです!」

「ああ……薔薇十字館の……美咲さん、お久しぶりです」

 

 退席者に紛れ、縋るような声が青完を呼び止める。「私」は意外な存在に驚きつつ、振り返らずに離れた。聞き耳はしっかりと立てた。

 

「!! 良かった……覚えていて下さって……っ。今日は母の仕事で来たんです。是非、紹介させて下さいっ」

「美咲さんのお母様ですか、私も娘が一緒でして……。美咲さん、そんなに引っ張らなくても……」

 

 蓮花まで来ているとは好都合。

 「私」の思い描いた理想の家族を目にする絶好の機会、距離を保ったままに青完へ着いて行く。

 

「婆さん……他の学校、観ていかんの? 菊は観て行く言うとったでっ」

「多岐川さんから頂いたお花よ。すぐに水へ付けないとっ」

 

 すれ違う人々の中から、嗅ぎ慣れた薔薇の花束を発見。それは蓮花の仕事だ。

 

「お父さん、誰よ。その子っ」

「……おじ様にソックリ!? まさしく生き写し……」

「美咲さん、娘のさとみです」

「ジゼル……、そちらの方は?」

 

 さとみが警戒心剥き出しになり、青完とジゼルの間へ割り込む。そこに現れた蓮花は久方振りだが、変わらずに美しい。「私」と最後に会った頃より、生き生きと輝いている。

 

「残間 青完です。以前、そちらの薔薇十字館でお嬢さんとお会いしました。こちらは娘のさとみです」

「初めまして、さとみと申します(営業スマイル)」

「……美咲 蓮花です。その節は娘がお世話になりました。……娘から話は伺っておりましたが、本当に素敵な方ですね」

「でしょうっ。でしょう♪」

 

 素晴らしい光景、今日はとても良い日だ。

 

「お仕事で来られたとか……」

「はい、残間さんもですか?」

「弟の劇を家族で、観に来ましたっ。先程の『オペラ座の怪人』、クリスティーンを演じております」

「お母さんはアナタじゃなくて、おじ様に聞いたんですけどっ」

 

 ジゼルが声を荒げた瞬間、次の公演を知らせる放送。青完は観るつもりなく、娘達をロビーへ誘導した。

 「私」も彼らから付かず、離れず、外へ出て行く流れに乗る。

 

「おじ様も舞台経験がおありですか? 私達、そういうの詳しくなくて……」

「いえいえ、私の舞台は舞台でも……マジシャンです。そちらの道は……さとみが活躍をっ」

「まあ、素敵♪ 今度、お嬢さんのショーを観に行こうかしら」

「是非ともっ。出張依頼も承っておりますので、どこへでも馳せ参じます」

 

 遙一(よういち)の復讐劇に巻き込まれて尚、さとみはマジシャンを続けている様子で何より。正直、彼女はマジックそのものがトラウマとなり、辞するのではないかと危惧していた。逞しい精神力を持ち、一安心だ。

 青完の途中下車も功を奏した。

 あのまま『死のショー』を目撃させれば、更なる悲劇は免れまい。この場にすら、誰も立てずにいただろう。

 復讐を目前にした遙一はそこまで、気が回らない。

 だから、「私」は手を加えた。こちらに気付かれても致し方ないと思ったが、今はまだ感知すらされていない。それとも名探偵の孫しか、遙一は眼中にないのだろう。

 全く、妄執の血は争えない。

 

「おじ様、美咲だと紛らわしいので……どうか、ジゼルと……」

「美咲さんが良ければ、その様に」

「ジゼル、残間さんにくっつき過ぎよ。さとみさん、すみません……ジゼルは普段、この様な態度は取らないんですが……」

「いえ、美咲さんが謝る必要はありません。どうも父は……人から好かれるタイプらしく、……何だろう。既視感が……」

 

 しかし、ジゼルにまで気に入れられるとは流石、青完は「我が血筋」を惹き付ける。

 否、無意識に「私」の血筋を感じているのだろう。さながら、楽屋で〝音楽の天使〟を探すクリスティーンそのものだ。思わず、手を差し伸べたくなる。まだ彼への未練が残っていたと知り、自嘲気味に笑う。

 もう、この身は彼の怪人に非ず。

 

「おじ様も怪人役など演じられては? 勿論、ラウルもお似合いです」

「ハハハ……そんな大役、こなせる自信がありませんな」

 

 「私」は遠ざかる会話を聞きながら、(いち)が通し稽古で演じた怪人エリックを思い返す。アレも良かった。

 桐生 春美は本当に残念。日高 織江は友の為に納得しても、早乙女 涼子は必ず事を起こすと読んでいたが、死に至らしめるとは思わなかった。

 (いち)にとってのクリスティーンは桐生しかおらず、怪人は2度と演じられない。実に惜しかったが、予期せぬ良い糧にもなってくれた。

 舞台は用意され、役者は揃い、脚本は勝手に書かれていく。

 青完の人生には干渉し過ぎたと反省し、(いち)の人生を見届けるのみに留めて正解だ。

 次の展開を予想しつつ、愉しめる。これから降り注ぐであろう悲劇も、喜劇も、不幸も、幸福も、余すことなく、「私」は見届けよう。

 けれども、どうしようもなく行き詰ったならば、迎えに行く。

 横浜での暮らしと同様、幸せな日々を共に享受しよう。波風立たず、心穏やかにただ、ただ時間だけが過ぎる。誰にも邪魔されぬ様、全力を尽くす。

 

「残間さんのお車……ですか? こちらっ」

「はい、正確には妻の……」

 

 心地良い風に乗り、青完の落ち着いた声が耳に届く。否、「私」は知らずと聴覚が働いて、彼の声を拾う。出来る事ならば、死が2人を分かつまで生涯を共に過ごしたかった。

 いつまでも未練がましいこの想い。自らを律する為、今一度だけ誓う。

 

 ――かつては私のクリスティーンだった男よ、お前は金田 にいみにくれてやる。

 

 肝心の本人は何処へやら。

 勝手に青完を見限り、東京の実家にも戻らず、横浜の住み家を探し出すにも手間暇がかかり、半年掛けた「私」の説得に応じたかと思えば、まさか(いち)を置き去りにした。

 予測不能のイレギュラー。

 あれでも、青完にはかけがえのない妻。探しはしないが、「私」は夫婦の再会を願う。勿論、生きたままの邂逅を――そうでなければ、いくら何でも悲し過ぎる。悲劇的な展開にも程がある。

 誰にとっての悲劇かと聞かれれば、我がクリスティーンと答えよう。

 ただでさえ、(いち)は愛した伯父の真相を知り、透過した花びらの如き心に荒れ狂う〝吹雪〟を抱えているのだ。これ以上は御免被る。

 




江波「江波 勝彦です。閲覧ありがとうございます。ここで、私に次回予告させる? 緒方先生はまだしも、後半の人と同類に思われる……。え? あの子を大切に思っている点なら、似た立場……って、違いますからね? さて、次回は『嘆きの鬼伝説を独りで演じても-坂本』!! ああ、そうだ……これは彼女達の物語だった」

金田 にいみ
穴埋めオリキャラ、オリ主の母

「私」
高遠 遙一、美咲 ジゼルの実父。原作にて、正体不明。作中にて、残間 青完の友人

近宮 玲子
魔術列車殺人事件、回想キャラ

美咲 蓮花
薔薇十字館殺人事件、回想キャラ。作中にて、薔薇の配達に会場を訪れる

美咲 ジゼル
薔薇十字館殺人事件、ゲストキャラ。作中でも、歌人・月読 ジゼルとして歌集を出版している
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