ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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「新しいチーム」そのさん


 

〈誰かと思ったら、昨夜の野郎か…。

昨夜は、とんだジャマが入ったが…

今度こそ、決着つけようや…★》

と言ってくる、ジョニーの野郎。

 

「そいつは悪くねぇな…★」

と返す俺。

 

とはいえ…

 

どうする…?

 

ジョニーはああ見えて『精霊使い(エレメンタラー)』だ。

 

しかも

電子精霊を自身に融合させる

タイプだ。

 

その能力(ちから)

肉眼でsoar(ソア)の機動を見切れる

ほどだ。

 

しかし

昨夜、カイ先輩に撃墜された

ってことは、あんがい

つけいる隙がある

ってことなんじゃ…?

 

〈なんだ、お前…?

難しい名前だな…。

ナル

でいいや☆》

と言うジョニー。

 

その名前で呼ぶの禁止ッ!!

 

「すまねぇが…

俺のことは

ソラ

と呼んでくれ…。」

と俺が頼むと

 

〈ソラ?

そうか…。

お前がそう言うのなら…。》

と、ジョニーは聞き入れてくれた。

 

〈おたがいに名乗りあったところで…

いかがなさいますか、クソマスター。

あの機体(ガンプラ)

見るからにヤヴァそうですよ?〉

と言うアイリ。

 

電子精霊を融合させることができる精霊使い(エレメンタラー)に、オールレンジ攻撃兵器を搭載した機体(ガンプラ)…。

 

俺も正直、オールレンジ攻撃は苦手だ…。

 

そういや、これまで、オールレンジ攻撃兵器を持った機体(ガンプラ)を使う精霊使い(エレメンタラー)と戦ったことなんて、無かったな…。

 

もしかしたら、Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)をもってしても、オールレンジ攻撃をかわせないんじゃないのか…?

 

「アイリ…

覚悟しとけよ…。

今回ばかりは、無傷で勝てる気がしねぇ…。」

と言う俺に

 

〈べつに傷がつこうが無傷だろうが、実際に傷つくのは私ではなく、マスターの愛機(ガンプラ)とマスターの心でして…★

もっとも、私も負ける気など毛頭ありませんから、全力でサポートいたしますが…。〉

と言うアイリ。

 

相変わらず、口は悪いものの…

 

アイリは負けん気は強い。

 

やる(戦う)からには、全力で俺をサポートしてくれるし、勝つための策も考えてくれる。

 

これまで、俺が勝ち続けてこれたのは、俺の実力と、アイリのサポートがあったからだ。

 

そうとも。

 

俺とアイリのコンビは無敵なんだ。

 

どんな相手でも負けやしねぇ―。

 

 

「いくぜッ!!

ゴ」

と、ジョニーの野郎に立ち向かおうとしたら―

 

突然!!

 

《ナルカミ!!

無茶をするな!!〉

と、アベルの野郎のウイングガンダムゼロカイザーが、俺のディランザークを抱えて、ジョニーの野郎から引き離したんだ…。

 

「アベルッ!!

何のマネだッ!?」

と俺が怒鳴ると

 

《お前の前にいたのは

雷光のジョニー

という精霊使い(エレメンタラー)なんだ。〉

と言うアベルの野郎。

 

「そんなこたぁ、わかってらぁッ!!

俺だって精霊使い(エレメンタラー)なんだよッ!!」

と俺が怒鳴ると

 

《な…なんだって…?〉

と驚くアベルの野郎。

 

《そ…そうだったのか…。

すまなかった。

けど、ジョニーは

光輝の地の住人に選ばれるほどの腕

をもつガンプラファイターだ。

手強いぞ!!〉

と言うアベルの野郎に

 

「望むところだ☆」

と言う俺。

 

《なら

精霊融合

いくぞ☆〉

と言うアベルの野郎。

 

ゑっ?

と絶句する俺…。

 

 

せ…

電子精霊と融合って…。

 

つ〜か、アベルの野郎も精霊使い(エレメンタラー)なのかよ?

 

いやいや★

 

電子精霊と融合なんて簡単に言ってるけどよ…

 

電子精霊と融合したら、機体(ガンプラ)との親和性が向上して、タイムラグ無しでの完全思考制御ができたりと、いろいろ便利な能力だけど、諸々のデータを脳ミソが処理しきれなくなって、しまいには脳細胞がイカれてアホになっちまうんだぞ?

 

俺は、それがこぇえから、やらねぇんだよ…。

 

アイリだって、俺との融合をやりたがらない。

 

電子精霊と人間との融合って、電子精霊側からすりゃ

人間の体を乗っ取っている

わけだからな。

 

アイリが俺と融合したがらないのは、それが理由だ。

 

だが、この国の人間達は、平気で電子精霊と融合するらしい…。

 

 

「アイリ…

どうする?

俺と融合するか?」

と、俺はアイリに訊くが…

 

案の定

〈お断りします。〉

と答えるアイリ。

 

「すまねぇ、アベル…。

俺、精霊と融合したこと無ぇんだ…。

だから…

ジョニーの相手はアベルにまかせる。」

と俺が言うと

 

《えっ!?

お前、精霊使い(エレメンタラー)なんだろ?

精霊と融合したこと無いのかよ?〉

と、アベルの野郎に驚かれた。

 

「すまねぇな…。」

と俺が言うと

 

《なら、ジョニーの相手は俺にまかせて、ナルカミはカイ先輩達を助けてやってくれ。

敵が増援を呼んだから、苦戦している。〉

と言うアベルの野郎。

 

そいつは大変だ!!

 

アベルの野郎がどうなろうが、俺には関係無ぇ

カイ先輩は助けないと!!

 

「頼んだぜ、アベルッ!!」

と、ジョニーの野郎の相手をアベルの野郎にまかせて、俺はカイ先輩の援護に向かった―。

 

 

俺がカイ先輩の援護に向かったあと、アベルの野郎がどうなったのかって?

 

ちょいと覗いてみようか?

 

 

〈お前、アベルとかいったな?

ウワサじゃ

『蒼空の隼』の孫

だそうだが…?》

と言うジョニーの野郎。

 

 

ん?

 

『蒼空の隼』

って何だ?

 

それに

アベルの野郎は『蒼空の隼』の孫

だって?

 

たぶん『蒼空の隼』ってぇのは

有名なガンプラファイターの二つ名

だな。

 

で、アベルの野郎は、その『蒼空の隼』とやらの孫らしい。

 

アベルの野郎が『蒼空の隼』とやらの孫ってことは、その『蒼空の隼』とやらはジジィってことか?

 

 

「知らねぇよ、そんなこと。

何か?

もしかして、『蒼空の隼』の孫である俺が恐いのか?」

と、ジョニーの野郎を挑発するアベルの野郎。

 

寝言は寝てる時に言えッ!!

と、アベルの野郎に挑発されてキレたジョニーの野郎のレジェンドジンがドラグーンを射出した!!

 

〈『蒼空の隼』の孫の実力の見せどころだね☆〉

と言う、アベルの野郎の電子精霊。

 

「だから、知らねぇって言ってるだろ。

んなことよりも…

いくぞ、カナ!!」

と言うアベルの野郎。

 

へぇ…

 

アベルの野郎の電子精霊の名前は

カナ

というのか…。

 

〈うん、アベル☆〉

と答えるカナ。

 

そして―

 

(ユー)

(ナイト)

と、アベルの野郎とカナが同時に掛け声を発して…

 

アベルの野郎にカナが融合した…!!

 

 

俺も、人間と電子精霊の融合なんて、話に聞く程度で、実際にやるヤツとか、やったヤツなんて、見たこと無ぇ…。

 

だから、人間と電子精霊が融合したらどうなるのか、俺にはわからない…。

 

けど…

 

アベルの野郎に挑発されてキレたジョニーの野郎のレジェンドジンが四方八方に射出したドラグーンから発射されるライムグリーンのビームの嵐を

カナと融合したアベルの野郎のウイングガンダムゼロカイザーは、なんなく回避している…!!

 

その光景は、アニメ【機動戦士ガンダムSEED】の終盤の、キラ・ヤマトが乗るフリーダムガンダムが、ラウ・ル・クルーゼが乗るプロヴィデンスガンダムが四方八方に射出したドラグーンから発射されるライムグリーンのビームの嵐を回避する場面…

…と言えば、わかりやすいか…?

 

 

もし、俺が同じ状況におちいったら…

 

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)で一気にドラグーンを振り切って…

 

そして、Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)で一気に本体に突っ込んでブチのめす―。

 

 

ジョニーの野郎のレジェンドジンが射出したドラグーンからのオールレンジ攻撃を回避したアベルの野郎のウイングガンダムゼロカイザーは、ジョニーの野郎のレジェンドジンに向けてツインバスターライフルを撃つ。

 

だが、ジョニーの野郎のレジェンドジンは…!?

 

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