ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー 作:星龜
だって、今の俺のディランザークは『
追いつけるわけないだろ?
しかし、戦闘中にアイリが嘘を言うわけないし、言う必要もない。
なにより
鳴り響くロックオン警報が、俺に現実を知らせた―!!
(ウソだろ…!?)
レーダーを見れば…
後から
自分が操作してねぇのに自分の愛機が動いているというのは、何だか、ヘンな気分だが…★
チッ★
逃げても逃げられねぇんだったら、戦うしかねぇ…!!
「アイリッ!!
『
ヤツを殺るッ!!」
〈了解!!
全力でサポートいたします!!〉
いつもみたいな皮肉を言わねぇあたり、アイリも
そりゃそうだ。
相手は『
俺のディランザークは振り返ると
「くらいやがれぇッ!!」
と、ビームパルチザンを投げつけた…
が…!!
(んだとぉ…ッ!?)
不意打ちのつもりだったのに、
〈投げてくるとは思わんかったケン★》
という、女の子の声で通信が入ってきた。
「お前は?」
と俺が訊くと
〈
人呼んで『三代目メグロの赤い星』☆》
と答える、アミとかいう女の子。
「何なんだ?
その『三代目メグロの赤い星』っつうのは?」
と俺が訊くと
〈何言っとるケン?
と言ってくるアミ。
「悪いがよ、俺は日本からムリヤリ召喚されたからよ、この国の地元ネタは知らねぇんだよ★」
と俺が言うと
〈ならば、今知れ★
『メグロの赤い星』の力を…!!》
と、ビームディヒューズガンを撃ってくる
「チッ★」
と、
だが、
「俺に接近戦を挑んでくるとは、愚かな…
…って…
あれ…?」
武装スロットにビームパルチザンが無い…!?
「そうだったあぁあぁ…ッ★」
さっき投げた
んだった…★
(しかも、かわされてる★)
ちくしょうッ★
こうなったら、ビームガトリングガンの外側についてるシールドで受け止めるしかねぇッ★
だが!!
(ゑっ!?)
急に
んだ…。
(どこだ…!?)
と、消えた
〈マスター!!
『
と、アイリが『
「うおぉおぉ…ッ!?」
視界が一気に加速していくのを見て、俺は思わず、叫んでしまった…。
「アイリッ!!
何しやがるッ!!」
と俺が怒鳴ると
〈申し訳ありません、マスター。
ガンダムルブリスソーンが『
のです。〉
と言うアイリ。
つまり、アイリが『
ありがとうな、アイリ…。
今、俺のディランザークは、アイリのコントロールによって、『
もちろん、
「それはそうとアイリ…
どこに逃げてんだ?」
と訊くと
〈寝言は寝ている時に言ってください。
誰が逃げているんですか?
相手に悟られないよう
マスターが投げたビームパルチザンを拾いに行っている
のです。〉
と言うアイリ。
「そ…そうか…。
ありがとう、アイリ…。」
と、俺はアイリに礼を言う。
まもなく、地面に落ちているビームパルチザンの柄が見えた。
今、『
上手く拾えるだろうか…?
〈ご心配なく。
『
その後は…〉
と言うアイリに
「ああ…ッ!!
あとはまかせてくれッ!!」
と答える俺。
そして…
アイリがコントロールする、『
〈ここからは、マスターのターンです。
では、よろしく。〉
と、何の前触れも無く、ディランザークのコントロールを俺に渡してくるアイリ。
たが、もうちょい、アイリのサポートが必要だ。
「待てよ、アイリ。
アイツに牽制射撃ブチ込む!!
俺が撃つから、姿勢制御頼む!!」
〈了解〉
とりあえず、『
まだ加速度が残る状態のディランザークを振り向かせ…
…って、これが難しい。
ここは、アイリのサポートが無きゃダメだ★
「俺のケツ見飽きただろッ!!」
と、俺はディランザークの両肩のビームガトリングガンを撃ったのだが…
「んだとおぉおぉ…ッ!?」
かわしやがった…ッ!!
何でだよッ!?
何でかわす…ッ!?
〈なぜ
と言ってくるアミ。
「ぜひ、ご教授お願いします★」
と俺が言うと
〈お前
んじゃろ?
見ればわかる
ケン☆
電子精霊が
ケン☆》
と言うアミ。
(マジかよ…★)
この時、俺は
アミは自分よりも強い
のだと悟った。
今まで、多くのガンプラファイターと戦ってきて、負けそうになっても、アイリのサポートのおかげで切り抜けてきたが…
今回、俺は初めて
勝てる気がしない
と思った。
アベルの野郎の言う通りだった。
コイツはヤヴェえ…。
(・・・・・・。)
正面モニターに映る、ビームディヒューズガンの銃口を俺のディランザークに向けている
ただ、ビームディヒューズガンをかまえているだけなのに…
道理で、勝てる気がしねぇわけだ…。
けどよ…
負ける気もしねぇ
んだわ…☆