ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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「決意も新たに」そのさん


 

ところが…

 

今から、負けるつもりは無いが、勝てる気もしない相手との戦いに臨もうとしたら…

 

〈マスター。

帰還5分前です。〉

とアイリが言ってきた。

 

「な…何…!?」

と驚く俺…。

 

〈どうやら、時間切れのようじゃケン…。

また会おうケン★》

と、ガン([アミ])ダムルブリスソーンレッドは撤退していった…。

 

 

ひさしぶりだ…

 

この

負けた時の脱力感…。

 

ホント…

 

何年ぶりだ…?

 

思い出したくもないのに…

 

忘れることもできねぇ…。

 

 

《ナルカミ。

無事なのか?〉

と、アベルの野郎からの通信が入った。

 

俺は、思わず

「あぁ…。

負けたけどな…。」

と言ってしまった…。

 

 

何言ってんだ、俺?

 

何でアベルの野郎に、こんなこと言うんだ?

 

 

あぁ…

 

なるほど…。

 

情けねぇ…。

 

アベルの野郎に、こんなこと言っちまうほど…

 

今の俺は落ち込んでるってことか…。

 

 

《アミ相手に無傷って…

お前、凄いな…☆〉

と、俺のディランザークの前に降り立つウイン([アベル])グガンダムゼロカイザー。

 

「何だよ?

そんなにスゲぇヤツだったのか?」

と、ちょっと驚く俺。

 

《『三代目メグロの赤い星』を名乗れるほどの凄腕ガンプラファイターだ。

そんなアミ相手に無傷でいられたなんて…

お前、スゲぇガンプラファイターだな☆〉

と、俺を称えるアベルの野郎。

 

 

何だよ…?

 

何で、アベルの野郎に称えられて、胸の奥が熱くなるんだよ…?

 

 

「それはそうと、俺がアミと殺りあってる間、お前は何をしていたんだ?」

と訊くと

 

《戦ってたに決まってるだろ★〉

と、アベルの野郎にツッコまれた…★

 

《とりあえず帰って、お前の武勇伝を聞かせてもらうぜ☆〉

と、俺はアベルの野郎と一緒に撤収するのだった―。

 

 

ここで、俺がアミと殺りあってる間、穂乃果達やアベルの野郎達が、どんな戦いを繰りひろげていたのか、振り返ってみよう―。

 

 

穂乃果とリリーは、あいもかわらず、プラネイトディフェンサーを展開しているヴィルジェンに体当たり攻撃をしかけていたが…

 

キャバ([穂乃果])リエール・ソルストライクガンダムのレーダーが、接近してくる機影を捉えた。

 

「リリーちゃん…

何か来るよ!?」

と、穂乃果はリリーに注意を促した。

 

《誰?〉

と、のんきに訊くリリーに、穂乃果は正面モニターに映し出された、敵機のデータを見る。

 



 

【機体名】

デュエルガンダム・ドラゴンフォーム

 

【ベースキット】

1/144 HG デュエルガンダム

 

【ガンプラタイプ】

汎用型モビルスーツ

 

【ガンプラ属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ✕

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◯

接近戦 ◎

 

【ガンプラファイター】

リュウザ

 



 

《デュエルガンダムみたいだよ。〉

と言う穂乃果。

 

やがて、リリーのコクピットルームの正面モニターに、デュエルガンダム・ドラゴンフォームの姿が映し出された。

 

リュウザってヤツの愛機(ガンプラ)・デュエルガンダム・ドラゴンフォームは

アルトロンガンダムのドラゴンハングを使って作った武器・ドラゴンロッド

を持った、ノーマルのデュエルガンダムだった。

 

「デュエルガンダムぅ?

あんなの、楽勝ぢゃん☆」

と、ガンダ([リリー])ムエアブリスはビームライフルを撃ちながら、デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームに立ち向かっていく。

 

だが、デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームはガンダ([リリー])ムエアブリスからの攻撃を

ムダの無い、わずかな動きで回避

していく。

 

ガンダ([リリー])ムエアブリスは、右手にビームサーベルを持って、デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームに斬りかかるが…

 

デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームはガンダ([リリー])ムエアブリスの斬撃をかわすと…

 

ドラゴンロッドでガンダ([リリー])ムエアブリスの胴体を突いた―!!

 

だあぁあぁ…★

と吹き飛ぶガンダ([リリー])ムエアブリス…。

 

 

デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームは、ガンダ([リリー])ムエアブリスに追撃を仕掛けようとしたが…

 

「やらせないよ!!」

と、キャバ([穂乃果])リエール・ソルストライクガンダムがビームライフルを撃ちながら、デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームに立ち向かっていく。

 

だが、デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームはキャバ([穂乃果])リエール・ソルストライクガンダムからの攻撃を回避すると、ドラゴンロッドから放たれるピンク色のビームで反撃する。

 

デュエル([リュウザ])ガンダム・ドラゴンフォームからの反撃を、キャバ([穂乃果])リエール・ソルストライクガンダムはシールドで防ぐ。

 

「ねぇ、ポチ…

あの人も『精霊使い(エレメンタラー)』なの?」

と訊く穂乃果に

 

〈違うね。〉

と答えるポチ。

 

「でも、デュエルガンダムって、あんまり強くないんでしょ?

なのに、どうしてあんなに強いの?」

と弱音を吐く穂乃果に

 

あんまり、やっちゃいけないことなんだけど、対戦相手のパーソナルデータを覗き見

してみたよ。〉

と言うポチ。

 

おぅ…

 

ポチがそういうことをするなんて意外だな…★

 

「すっご〜い☆

ポチ、そんなことできるんだ☆」

と感心する穂乃果。

 

「で、どんな人?」

と訊く穂乃果に

 

〈リュウザっていう

中学生の男の子。〉

と言うポチ。

 

「ゑっ?

中学生…!?」

と、呆然となる穂乃果。

 

そりゃそうだろうな★

 

さすがに、中坊に負けたら格好がつかない。

 

〈なんか

竜神流棒術

とかいう武術を習っているみたい。

だから、あんな槍みたいな武器を使っているみたいだね。〉

と言うポチ。

 

どうやら、リュウザっていう中坊は、棒術が得意らしい。

 

だから、デュエルガンダム・ドラゴンフォームは槍みたいな武器を使っているみてぇだ。

 

年齢も性別も流派も違うが、ようは

海未さんの男版

といったところか?

 

だとしたら、けっこう手強いぞ?

 

穂乃果とリリーのアホコンビが勝てる相手じゃなさそうだぞ…?

 

 

ことり とエマの前にも、手強いヤツが現れた―。

 

 

ネオ([エマ])ガンダムマークⅡのレーダーが、接近してくる機影を捉えた。

 

正面モニターに、敵機のデータが表示される。

 

 

【機体名】

ハインドリー・ペガサスフォーム

 

【ベースキット】

1/144 HG ハインドリー

 

【種別】

汎用型モビルスーツ

 

【属性】

 

【戦場適応】

宇宙戦 ◎

空中戦 ◯

地上戦 ◎

水中戦 △

 

【得意戦術】

射撃戦 ◎

接近戦 ◯

 

【ファイター】

エミリー

 



 

エミリーの愛機(ガンプラ)・ハインドリー・ペガサスフォームは、ハインドリーの背中にSDEXウイングガンダムゼロのバックパックをつけた機体(ガンプラ)だった。

 

《ハインドリーなら、たいしたことないです♪

ちゅん♪〉

と、ウイン([ことり])グガンダム・リトルバードはバスターライフルを撃つ。

 

だが、ハインド([エミリー])リー・ペガサスフォームはウイン([ことり])グガンダム・リトルバードのバスターライフルから放たれたごんぶとビームを回避すると、右手に持つ自作であろうボーガンのようなビームライフルで反撃する。

 

ハインド([エミリー])リー・ペガサスフォームからの反撃を、ウイン([ことり])グガンダム・リトルバードはシールドで防御。

 

そして、ハインド([エミリー])リー・ペガサスフォームの右側に回り込んでいたネオ([エマ])ガンダムマークⅡがメガ粒子砲を撃つ。

 

ウイン([ことり])グガンダム・リトルバードとの見事な連携だったが、残念ながら回避されてしまった。

 

ハインド([エミリー])リー・ペガサスフォームも派手さは無いが、手強い相手だった―。

 

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