ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー 作:星龜
控室に帰ってきたら
カイ先輩
アベルの野郎
キャンベル
がうなだれていた…。
うわ…
室内、負けオーラが充満している…★
けど、無理無ぇか…。
もっとも、俺も俺で、アイリのサポートが無いと、まともにディランザークを動かせないことにも驚いたな…★
もしかして…
俺…
アイリに依存しきっていた
のかな…?
とりあえず、この雰囲気を変えよう…。
「強かったな、アイツら…。
なんか…
恥ずかしい名前のガンプラバトルチームだな★」
と俺が言うと
「そうなの?」
と言うカイ先輩。
「何が恥ずかしいの?」
と訊いてくる
そうだった★
ここは日本じゃねぇんだった★
でも、こういう地元ネタ (?) が出てきちまうということは…
日本に帰りたいって気持ちが強い
ってことなんだろうな…。
「すまねぇ★
日本じゃ
0721*1
って数字は、卑猥な意味があるんだ★」
と言う俺★
「えぇっ!?
そうなの!?」
と、穂乃果が首を突っ込んできた。
「初耳ですね。
だったら
関西の電話番号の市外局番*2はどうなる
のですか?」
という
マニアックなネタ
を披露してくる海未さん。
つ〜か、そんなネタ、どこで仕入れてきたんだよ、海未さん!?
「それはそうと…
ナルカミ。
何で、電子精霊のサポートを切っていたんだ?」
と言うアベルの野郎。
クッソ★
そのネタ、ブチこんできたか…★
しかし…
何て言い訳しよう?
変なたとえだが
車を運転するのに、どうして免許証を持っていなかった
って訊かれてるのと同じだからな…。
「すまねぇ…。
その…
俺とアイリの意思の疎通が上手くいかなくて…。」
と、苦しい言い訳を述べる俺…。
「何だ?
相棒を怒らせたのか?
一応、謝っておけよ。
見放されたら、シャレにならんぞ?」
と言うアベルの野郎。
どうやら、俺の苦しい言い訳を信じたらしい。
・
俺達は、次の出撃時間まで寝室で待機することにした―。
「それにしても…
強かったですね。」
と言う海未さん。
海未さんの話によると、バズーカの弾を斬ろうとしたら、斬る前にバズーカの弾が爆発して、ブッ飛ばされたとのこと。
おそらく、近接信管ってやつだろう。
で、ブッ飛ばされて倒れたところに火炎放射器で…
…って、火炎放射器ってなんだよ!?
で、火炎放射器で火だるまになってパニクっちまったところに、ガトリングガンをブチこまれたとのこと…。
容赦無さすぎだろ…。
穂乃果は、チェーンソーを持った紫色のザウォートにやられたとのこと。
俺みたいに、ポチのサポートを切っていたのかと訊いたら、切っていなかったとのこと。
てことは、そのチェーンソーを持った紫色のザウォートのファイターは『
ことり は、3機のザウォートにリンチされたとのこと…。
そんなにも強い相手だったら、俺も全力で戦いたかったな…。
でも、それは言いっこ無しか…。
わざと負けようとは、俺が言い出したんだからな…。
・
あれこれ駄弁っているうちに、12時30分…
つまり、出撃時間になった―。
…って、12時30分…!?
あっちゃ〜★
昼飯食うの忘れ…
…と思ったところで、俺は
ある事
に気づいた。
それは
『
ことだ。
けど…
喉も渇いていないし、腹も減っていない…。
昨日の夜11時から飲まず食わずなのに…
どうなってんだ…?
「なぁ…
帰ってきたら、ちょっと遅いけど、昼飯食おうぜ★
昨日の夜から飲まず食わずだからよ…。」
と言う俺。
「言われてみれば、そうですね…。」
と驚く海未さん。
「でも、おかしいね?
ぜんぜん、お腹減ってないよ?」
と言う穂乃果。
「たぶんだが、ガンプラバトルのやり過ぎで、感覚がマヒしてんだと思う。」
と言う俺。
そうでも考えねぇと、腹が減っていねぇことへの説明がつかねぇ。
きっと、俺達は空腹のはずだ…。
◇
コクピットルーム内のシートに座り、GPベースをセットして、システムを起動させる。
〈システム起動を確認。
ごきげんよう、マスター。
先ほどは、見事なまでの負けっぷりでしたね。〉
と言うアイリ。
「何で知ってんだ?」
と訊く俺に
〈わかりますよ。
マスターへのサポートは切っても、マスターの戦いを傍観することはできますから。〉
と言うアイリ。
「なるほどね…★」
と答える俺…。
〈如何でしたか?
自分が作った
まったく…
ザク・リヴァイブといい、ディランザークといい、マスターはムチャクチャな
もちろん、究極にして完璧な電子精霊である私にとって、ザク・リヴァイブやディランザークの
と言うアイリ。
「あぁ…
そうだな…★」
と言う俺に
〈では、今回も
さ、早くディランザークを発進させてください。〉
と言うアイリ。
「わかったよ★
鳴神 青空ッ!!
ディランザークッ!!
行くぞ、ゴルゥラァァァ…ッ☆」
と、俺はディランザークを発進させた―。
◇
空を飛んで進撃していたら、敵の侵攻部隊と鉢合わせした。
さすがに、NPCに負けるわけにはいかねぇ…。
「アイリ!!
さすがにNPCに殺られるわけにはいかねぇ!!
『
と言う俺。
〈たしかに。
さすがの私でも、マスターがザコに殺されるところは見たくありません。
それでは…
Are you ready?〉
と言うアイリ。
「おうよッ☆
と、
『
足裏と背中のスラスターを数度最大噴射。
『
そして、ヴィルジェンの隊列の背後に出る。
「アイリ!!
何機殺った!?」
と俺が訊くと
〈確認できただけでも32機です。
後半からは、マスターに気づいて、プラネイトディフェンサーを展開した機体もありましたので…。〉
と答えるアイリ。
「それでも上々だ☆」
と、俺は戦果に満足する。
〈続いて、1時方向より接近してくる機影を確認しました。
NPCの増援ではなく有人機です。〉
と言い出すアイリ。
「何者だ?」
と俺が訊くと
〈海流中学校ガンプラバトル部
です。〉
と、アイリが答えた―。