ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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「あばよビビッ島 ただいま日本」そのご


 

ちょっと待ってくれ…★

 

マヂかよ?

 

soar(ソア)』もRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)を通じねぇだと!?

 

しかも、文字通り、腕一本取られちまったよ…★

 

相手は、俺より年下の中坊なんだぜ?

 

 

やべぇ…

 

こいつはやべぇ…★

 

冗談抜きにやべぇ…。

 

まさかの、年下相手に勝てる気がしねぇ…。

 

 

つ〜か、納得できねぇ。

 

何で『soar(ソア)』もRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)も通じねぇんだ?

 

同じ負けるなら『soar(ソア)』もRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)も通じねぇ理由を知ってから負けてぇ。

 

でねぇと、負けても負けきれねぇ…。

 

ちゃんと、負けた理由を知ってから負けたい…。

 

 

「アミだっけ?

教えてほしいことがある…。」

と訊く俺。

 

〈何じゃケン?》

と訊き返してくるアミに

 

「どうして、俺のRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)

さっきのビームパルチザンの連続突きを見切れた?」

と訊く俺。

 

「はぁ?

何言っとるケン?

精霊使い(エレメンタラー)』なら、あんなの見える

じゃろうて?」

と答えるアミ。

 

いや…

 

それって、普通におかしいからさ…★

 

 

あぁ…

 

なるほど…。

 

そういや、この国の『精霊使い(エレメンタラー)』は

電子精霊(あいぼう)を憑依させる

んだったな…。

 

そういや、『soar(ソア)』のコントロールは、基本的に電子精霊(アイリ)の担当だ。

 

電子精霊がコントロールしているから、相手の電子精霊に見えているってわけか…。

 

 

ん?

 

電子精霊がコントロールしているから、相手の電子精霊に見えている…!?

 

 

「おい、アイリ…。

たとえばのはなしだが…

アイリが俺に憑依している間、俺はどうなっているんだ?

と訊く俺に

 

〈やったことないので、わかりません。

というよりも、やりたくないですし。〉

と答えるアイリ。

 

「たとえばのはなしって言ってるじゃねぇか!!

理論上の話でもいい!!」

と訊く俺に

 

〈あくまで理論上の話ですが…

私がマスターに憑依すると、マスターの意思を乗っ取るため、マスターは昏睡状態になります。〉

と答えるアイリ。

 

「つまり、電子精霊が憑依している間、俺は眠ってるってわけか…。

おい、アイリ。

それって

アミに勝てるヒントになる

んじゃねぇのか?」

と言う俺。

 

〈はい。

私が『soar(ソア)』のコントロールをしている間に、マスターはちょっかいを出すことができます。〉

と言うアイリ。

 

「やっぱりな☆

つまり、俺は

アミと戦っているんじゃなくて、電子精霊と戦っている

ってことか?」

と言う俺に

 

〈実質、そういうことになりますね。〉

と言うアイリ。

 

「へッ☆

な〜にが俺とアイリの実力を見切っただ☆

むしろ

俺の方がお前らの実力を見切った

ぜ☆

よし、いくぞアイリッ☆

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)だッ☆」

と叫ぶ俺。

 

〈了解。

Are you ready?〉

と言うアイリ。

 

「おうよッ!!

Accel(アクセル)ッ!!」

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)を発動させる俺。

 

〈バカなヤツじゃケンッ!!

左腕だけで(ソレガシ)に勝てると思うケンッ!?》

と、両手首からビームサーベルを出して、俺のディランザークを迎え撃とうとするガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュ。

 

この通信も

アミ自身が喋っているんじゃなくて、アミの体を介したラナの発言

なんだろうな。

 

「思うぜッ☆

テメェを撃墜する(たおす)のに、左腕一本ありゃ十分だッ☆」

と言ってやる俺。

 

そして―!!

 

くたばりやがれッ!!

ゴォルラァアァアァ…ッ!!

と、Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)による、左腕一本でのビームパルチザンの連続突きを繰り出す。

 

もちろん、コントロールはアイリが行っている。

 

ガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュは、両手首から出ているビームサーベルで、俺のディランザークの連続突きを捌いて…

 

…いる隙をついて…!!

 

オゥラァッ!!

と、ディランザークの右足でガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュの左脇腹を蹴飛ばす!!

 

〈な…何を…!?》

と困惑しているガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュに胸部のビームバルカンを撃つ。

 

如何に電子精霊が憑依しているとはいえ、至近距離からの攻撃は、さすがに回避しきれないみたいだ。

 

正面モニターに

CRITICAL HIT

と表示されたが、ビームバルカンじゃ、クリティカルヒットでも、あたえたダメージは、たかがしれているだろう。

 

それでも、アミ…

 

いや、ラナにプレッシャーはあたえられたはずだ。

 

〈どうなっとるケン!?

さっきと動きがぜんぜん違うケン!?》

と、通信機から聞こえる、アミ(ラナ)の困惑した声。

 

「なぜかって?

オメェらが俺の実力を見切ったように、俺もまた、オメェらの実力を見切ったんだよ☆」

と言ってやる俺。

 

〈な…何を…?》

と、まだ現実を受け入れられてなさそうなアミ(ラナ)

 

「ファイターが電子精霊を憑依させるってぇのは、たしかに凄ぇと思うぜ。

実際、日本じゃ、そんなことしてるヤツなんていねぇしよ…。

けどよ…

オメェらは、それを

マスターと一心同体

と言いたいんだろうけど

実質は、マスターを乗っ取ってるだけ

なんだよッ!!

つまり

マスターそっちのけで、オメェが一人で勝手に戦っているだけ

だッ!!

そんなんで、俺とアイリに勝てるわけねぇだろうッ!!」

と、ビームパルチザンでガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュを突き飛ばす!!

 

「アイリに俺のディランザークのコントロールをまかせて、オメェがアイリに気を取られている隙に、俺がちょっかい出したのさ☆」

と言ってやる俺。

 

〈ど…どういうことじゃケン…!?

ソラ…

電子精霊を憑依させとらんのケン…!?》

と驚くアミ(ラナ)

 

「何が憑依だッ!!

テメェ、自分のマスターを何だと思っていやがるッ!?」

と、俺はディランザークの両肩のビームガトリングガンを撃つ。

 

発射をアイリにまかせつつ、俺が照準を微調整する。

 

すると、どうだ☆

 

ついに、俺のディランザークの攻撃が、完全にガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュを捉えた!!

 

「よしッ☆

アイリッ!!

とどめだッ!!

いくぜッ!!

Accel(アクセル)ッ!!」

と、俺はRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)を発動させようとしたら…

 

〈マスター!!

緊急回避します!!〉

と、アイリが『soar(ソア)』でディランザークを上昇させた。

 

「おい!?

どうした、アイリ!?」

と、驚く俺に

 

敵NPCに包囲されていて、あやうく集中砲火を浴びせられるところ

でしたんです。〉

と言うアイリ。

 

(いつの間に…!?)

と驚く俺。

 

まさか、敵に包囲されていたなんて、思いもしなかった。

 

もし、アイリがいなかったら、俺はきっと、敵NPCの集中砲火を浴びていたに違いない。

 

(!?)

 

正面モニターを見れば…

 

(あれは…!?)

 

6機のヴィルジェンをしたがえたガン([アミ])ダム・ルブリス・ソーン・ダッシュ

の姿が表示されていた…。

 

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