ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

5 / 26
「異世界での戦い」そのさん


 

ジョニーとかいうヤツが使っている機体(ガンプラ)・ヴィルジェンがかまえているビームキャノンの銃口が、真っ直ぐ、俺のディランザークを捉えている…。

 

それも、俺の上から…。

 

わかる…

 

わかるぜ…★

 

ヤツは強い―。

 

俺のガンプラファイターのカンってヤツが

最大限の警告

を発していやがる…★

 

この

ガンプラファイターのカンが発する警告を、素直に聞き入れられるヤツが、本当に強いガンプラファイター

なんだ―。

 

 

〈何だ、テメェのその

ブサイク

機体(ガンプラ)…?

ディランザ?

何だ?

下界で新しく始まったガンダムか?

妙な事

を言ってくるジョニーとかいう野郎。

 

「何だ、お前?

【水星の魔女】知らねぇのかよ?」

と俺が訊くと

 

「知るわけねぇだろ★

オレは

4年前に、この世界に来た

んだ。

だから、下界の事なんて知らねぇよ。」

と答えるジョニーとかいう野郎。

 

だが、ヤツの言っていることが、イマイチ理解できなかった。

 

下界とか…

 

4年前に、この世界に来たとか…。

 

〈よ〜するに、新しいガンダムに出てくるザクってわけだ…。

なら

たいしたことねぇな☆》

とぬかしやがるジョニーとかいう野郎。

 

言ってくれるじゃねぇか…★

 

《我が親愛なるクソマスターに向かって、あんなこと言ってくる相手は初めてですね。

聞くまでもありませんが…

いかがなさいますか?》

と訊いてくるアイリに

 

倒すッ☆」

と言う俺。

 

《ですよね…。

正直、私も、このディランザークは、それなりに気にいっていますので…。》

と言うアイリ。

 

アイリが自分の気持ちを素直に言う時は

本気(マジ)になった証拠

だ。

 

アイリを本気(マジ)にしちまうとは…。

 

あばよ、ジョニー…☆

 

「いくぜ…☆」

と、ビームパルチザンをかまえる俺のディランザーク。

 

《Are you ready?》

と言うアイリ。

 

おうよッ

Accel(アクセル)ッ!!

と、俺は『soar(ソア)』を発動させた―。

 

 

soar(ソア)』―。

 

それは

機体(ガンプラ)の全スラスターを全て同じタイミングで最大噴射

する高速戦術機動―。

 

ただし、『soar(ソア)』使うためには

電子精霊のサポートが必須

だけどな…。

 

 

俺は姿勢制御スラスターを駆使した

超短距離soar(ソア)

を発動させた。

 

俺とジョニーの距離が近すぎるからな。

 

この超短距離soar(ソア)は、近接戦闘中に相手の目の前でぶちかましてやると

まるで眼前から消えたような楽しいコトになる

んだよ☆

 

パン!という、手を叩いたような爆発音が鳴り響くと同時に、視界が一気に加速した。

 

soar(ソア)の超加速が始まったってこった☆

 

このまま、ディ([俺])ランザークのビームパルチザンで、ジョニーとかいう野郎のヴィルジェンとかいう機体(ガンプラ)のドテッ腹に風穴を開けてやろう…

 

…と思ったら…

 

マスター!!

と、今まで聞いたこともないような、アイリの叫び声が聞こえた…!!

 

いや…

 

叫びてぇのは俺も同じだった…。

 

なぜなら…

 

ジョニーとかいう野郎のヴィルジェンが左手でディ([俺])ランザークのビームパルチザンの柄をつかんでいやがったんだ…ッ!!

 

 

ちょっと待てよ、おい…。

 

こっちは、soar(ソア)の超加速による突進で、ジョニーとかいう野郎のヴィルジェンとかいう機体(ガンプラ)のドテッ腹に風穴を開けてやろうしたんだぞ…。

 

それなのに…

 

野郎…

 

どうやって俺を止めた…ッ!?

 

 

〈へ〜…。

お前…

スゲぇ技持ってるじゃねぇか…☆

今のは『soar(ソア)』だろ?

つ〜ことは、お前

精霊使い(エレメンタラー)

だな?》

と言う、ジョニーとかいう野郎。

 

「お前もを『精霊使い(エレメンタラー)』なのか…!?」

 

ここには精霊使い(エレメンタラー)しかいねぇよ!!

 

 

なん…だって…!?

 

 

〈それはそうと、お前

JOJO'S BIZARRE ADVENTURE(ジョジョの奇妙な冒険)

っていうマンガを知ってるか?》

と、イミワカンナイコト訊いてくるジョニーとかいう野郎。

 

「知ってるよ…。

それがどうした…ッ!?」

と俺が言うと

 

〈そのマンガの第二部の主人公はジョセフ・ジョースターってんだけどよ…。

そのジョセフのセリフを借りたら…

お前の次のセリフは

お前、何しやがった!?

だ☆》

と言うジョニーとかいう野郎。

 

あのよ…

 

【ジョジョの奇妙な冒険】ってさ

日本のマンガ

だからよ、日本人である俺は知ってるし…

 

つ〜か

全巻持ってる

しよ…☆

 

 

だが…

 

たしかに、ヤツの言う通りだ…。

 

俺のsoar(ソア)を止めるなんて…。

 

何しやがった…!?

 

 

仕方がない…。

 

ヤツのリクエストに応えてやるか…★

 

お前

何しやがった!?

と訊いてみたら…

 

オレの電子精霊(あいぼう)の『ヘレン』と融合した

のさ☆》

と言いやがるジョニーとかいう野郎。

 

 

マジか…!?

 

電子精霊との融合…

 

やったら、機体(ガンプラ)との親和性向上が向上し、タイムラグ無しでの完全思考制御ができたりと、いろいろ便利な能力だが、諸々のデータを脳ミソが処理しきれなくなって、しまいには脳細胞がイカれてアホになっちまう…。

 

それがこぇえから、俺はやらねぇけどよ…。

 

けど…

 

やったらやったで、soar(ソア)を止めるとはな…。

 

つまり…

 

俺がsoar(ソア)を使っても、ヤツ(ジョニー)には俺の動きが見えている

ってことだよな…。

 

な〜んて、あれこれ考えている場合じゃなさそうだ…!!

 

なぜなら…

 

ジョニーとかいう野郎のヴィルジェンとかいう機体(ガンプラ)が右手に持つビームキャノンの銃口が、俺のディランザークの、まさに、目の前に突きつけられている

んだ…★

 

ヤヴェ…★

 

コイツはヤヴェ…★

 

さすがの俺も、こんな至近距離から撃たれたら、回避できねぇ…。

 

この状況(ピンチ)を打開するためには、soar(ソア)を使うしかねぇ…!!

 

たとえ、ヤツ(ジョニー)に見られてもな…。

 

だが、どの方向に向かえばいい!?

 

上か?

 

右か?

 

左か?

 

下か?

 

後ろか?

 

いや…

 

向かう方向は…☆

 

《どうしますか、マスター?》

と訊いてくるアイリの声は冷静だが、モニターに表示されているアバターの表情は暗い…。

 

なら、明るくしてやるか…☆

 

soar(ソア)を使う☆」

 

《なるほど…。

賢明な判断だとは思いますが…

しかし、どちらに逃げますか?》

 

誰が逃げるって言った?

 

《えっ?》

と、驚くアイリ。

 

そう…

 

俺は、逃げるためにsoar(ソア)を使うんじゃねぇんだわ…☆

 

「おい、ジョニー!!

お前の次のセリフは

そんなバカな!?

だ☆」

 

〈あ?

何言ってんだ、テメェ?》

 

いくぜ、アイリッ☆

Accel(アクセル)ッ☆

と、俺はsoar(ソア)を発動させた☆

 

足裏のスラスターを数度最大噴射させ、背中のバーニアも最大噴射。

 

ドン!という爆発音にも似たような音が辺りに鳴り響くと同時に、視界が一気に加速する―!!

 

どこに向かって?

 

そう…

 

普通、逃げるんだったら、後ろか、上下左右のどこかだが…

 

さっきも言ったように

俺は逃げるためにsoar(ソア)を使ったんじゃねぇ…。

 

じゃ、何のためかって?

 

戦うため

に決まってるじゃねぇか…ッ☆

 

そう…

 

俺は…

 

前に進んだんだ―ッ☆

 

soar(ソア)でジョニーとかいう野郎のヴィルジェンとかいう機体(ガンプラ)に超高速の体当たりをブチかましてやったぜッ☆

 

そんなバカなぁあぁ…ッ!?

という、ジョニーとかいう野郎の悲鳴が聞こえた。

 

言ったろ?

 

お前の次のセリフは

『そんなバカな』

だってな☆

 

さらにッ☆

 

「お前の次のセリフは

なんてことしやがる

だ☆」

と、俺はディランザークの胸部バルカン砲を撃った☆

 

普段使うことの無ぇ武器だが、こ〜ゆ〜時は便利だ☆

 

なんつったって、ほぼ密着状態だから、こ〜ゆ〜時に撃てば絶対当たる☆

 

もっとも、俺が攻撃をハズすなんてことは、滅多に無ぇけどな☆

 

〈テメェッ!!

なんてことしやがるゥッ!!

と、ジョニーとかいう野郎の絶叫が聞こえた。

 

「ナニしてるって…

攻撃してるに決まってっだろうがァッ☆」

と、ジョニーとかいう野郎のヴィルジェンとかいう機体(ガンプラ)を蹴飛ばす。

 

〈テメェッ!!

ズにのってんじゃねぇぞォッ!!》

と、俺に蹴飛ばされたヴィルジ([ジョニー])ェンとかいう機体(ガンプラ)がビームキャノンを撃ってきたが、ヒラリと回避☆

 

「バ〜カ☆

戦いってぇ(こ〜ゆ〜)のは

ズにノッてる方が勝つ

んだよッ☆」

と、俺はディランザークの両肩のビームガトリングガンを撃った―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。