ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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「異世界での戦い」そのご


 

違う違う★

 

俺の名前の呼び方の話じゃなかった★

 

カイ先輩のフリーダムガンダム・カリギュラのMMI-M15【クスィフィアス】レール砲の砲弾が、なぜ、プラネイトディフェンサーを撃ち抜けるのかを訊くんだった★

 

そもそも、MMI-M15【クスィフィアス】レール砲の

砲弾にフェイズシフトを施す

など、それ自体チートだが、それで

プラネイトディフェンサーを撃ち抜く

などという、まるで

チートの重ねがけ

みてぇな

アイリですらイミワカンナイと言う

ようなことを、どうやってやっているのか?

 

もちろん

訊いたところで、素直に教えてくれるという保証は無い

 

例えるなら

ラーメン屋の門外不出の秘伝のスープの作り方を訊く

ようなもんだ。

 

だが

わからないことを知りたいと思うのが人の(サガ)

でもある。

 

だから…

 

ダメ元で訊いてみた―。

 

「あの…

カイ先輩…。

レール砲の砲弾で、どうやってプラネイトディフェンサーを撃ち抜いているんですか?」

 

《さすがに、フィールドそのものは撃ち抜けないよ。

フィールドの発生機を狙っている

んだよ☆〉

 

意外と、あっさりと教えてくれた…。

 

だが…

 

あんな小さなフィールド発生機を狙って撃つなんて、誰にでもできる芸当じゃねぇ…。

 

正直、俺もできる自信は無い…。

 

 

こうやって話をしている間にも、また1機、カイ先輩はヴィルジェンを撃墜した。

 

俺も、ヴィルジェンがプラネイトディフェンサーを解除したところを狙ってビームガトリングガンを撃ち、ヴィルジェンを撃墜する。

 

わかる…。

 

カイ先輩は強ぇ

 

これだけ多くの敵に囲まれているのに、焦っている様子が無ぇ。

 

俺と話をしながらでも、常に周囲に目を配っている。

 

こういう

味方で良かったと思うヤツを敵にすると、メチャクチャ手強ぇ…。

 

けど

そういうヤツと戦い(ヤリあい)てぇ

と思うのが、ガンプラファイターの(サガ)ってやつだな☆

 

 

《それにしても、ソラのディランザ、すごいね…☆〉

と、カイ先輩が俺のディランザークを褒めてくれた…☆

 

いい

いいよ

 

もっと言ってくれ

 

もっと俺のディランザークを褒め称えてくれ…☆

 

あぁ…

 

カイ先輩に、俺のディランザークを褒めもらえて…

 

俺、超幸せ…☆

 

 

〈年上の女性からディランザークを褒められて絶賛有頂天な童貞クソマスター。

そんな泡沫(うたかた)の幸福感にひたっている場合ではありません。

穂乃果さん達の援護に向かうのではなかったのですか?〉

と、カイ先輩にディランザークを褒め称えられて幸福感にひたっていた俺を、アイリが現実に引き戻してくれた。

 

そうだった…!!

 

俺は、ヴィルジェンに苦戦しているはずの穂乃果達を助けに行くんだった…!!

 

「カイ先輩☆

助けてくれて、ありがとうございました☆

俺はこれから、仲間達の援護に向かいます!!」

と言うと

 

《私も一緒に行こうか?〉

と、カイ先輩が言ってきた。

 

えっ?

 

マジ?

 

マジか?

 

カイ先輩も一緒に戦ってくれるの…?

 

えっと

 

どうしよう?

 

いや…

 

考えるまでもねぇな

 

「カイ先輩、失礼。」

と、俺はディランザークをカイ先輩のフリーダムガンダム・カリギュラの背後に回り込ませ、胴体をしっかりとつかむ。

 

《えっ?

ソラ君、何をするの!?〉

と、カイ先輩を驚かせてしまったが…

 

「今から、俺の仲間達のところに行きます!!

ただ、かなりの高速で移動するので、しっかりつかまっていてください!!」

と、カイ先輩に注意を促す。

 

〈マスター…

まさか…?〉

と訊いてくるアイリに

 

「おぅよ☆

そのまさかよ☆

カイ先輩と一緒に

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)

で、穂乃果達のところに向かう!!」

と言う俺。

 

 

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)―。

 

それは

soar(ソア)』の連続使用による超高速移動

 

しかし、俺は、ただたんに移動するためだけにRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)を使ったりしねぇ…。

 

soar(ソア)』で急接近して斬撃―

 

soar(ソア)』で離脱―

 

そして再び『soar(ソア)』で急接近して斬撃―。

 

これが俺の得意技だ

 

もっとも、あんまRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)使ったら

スラスターや関節に負担がかかる

から、あんまドカドカ使えねぇけどな…。

 

 

〈穂乃果達の位置を確認しました。

各部スラスター異常無し。

それでは…Are you ready?〉

と、アイリが穂乃果達の位置を確認し、なおかつ、俺のディランザークの状態を確認し、Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)の発動を促してきた。

 

「おうよッ☆

行くぜッ☆

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)ッ!!

と、Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)を発動させる俺。

 

夜空にドン!という爆発音を連続で響き、モニターに映し出される周囲の景色が、とんでもねぇ速さで流れていく…。

 

ひやあぁあぁ…!?

と、通信機からカイ先輩の悲鳴が聞こえた。

 

あっちゃあ…★

 

カイ先輩に怖い思いさせてしまったな…。

 

あとで、ちゃんと謝ろう…。

 

 

結論から言おう★

 

じつは

俺が行かなくても、穂乃果達は無事

だったんだ…。

 

なぜなら

偶然とはいえ、カイ先輩の仲間が穂乃果達を助けていた

んだ―。

 

 

「ぎゃあぁあぁす★

なんで、私の攻撃が効かないのぉおぉ!?」

と、穂乃果のキャバリエール・ソルストライクガンダムがビームライフルを乱射してるが…

 

ヴィルジェンのプラネイトディフェンサーに防がれてしまい、まったくダメージをあたえられなかった…。

 

そこに…

 

《そこの、お困りのアナタ☆

リリーが助けてあげるよ☆〉

と、リリーという女の子が、穂乃果を助けに来たんだ。

 

《ヴィルジェンのプラネイトディフェンサーってね

基本的に射撃武器にしか効果がない

から

物理攻撃なら突破できる

よ☆〉

と、リリーという女の子が、穂乃果にアドバイスする。

 

しかし、穂乃果のキャバリエール・ソルストライクガンダムには、物理攻撃武器なんて無ぇ…。

 

つ〜か、リリーという女の子の機体(ガンプラ)にも、見た限りじゃ、物理攻撃武器らしいモノは無ぇ…。

 

リリーという女の子の愛機(ガンプラ)は、名前はわかんねぇが

上半身がガンダムエアリアル

下半身がガンダムルブリス

で、背中にはミラソウル社製フライトユニットを装備している。

 

製作コンセプトとしては、穂乃果のキャバリエール・ソルストライクガンダムに近いものがある。

 

 

さて、リリーという女の子の言うように、たしかに

プラネイトディフェンサーは、基本的に射撃武器にしか効果がねぇ

 

だから、物理攻撃なら突破できるかもしれねぇ。

 

けど、リリーという女の子の機体(ガンプラ)にも、穂乃果のキャバリエール・ソルストライクガンダムにも、物理攻撃武器なんて無ぇ…。

 

なのに、どうして、リリーという女の子は物理攻撃武器を使えと言うのか…?

 

さすがに穂乃果も気になったようだ…

 

…が…

 

ぶつりこうげきって何?

 

ア穂乃果には、まず、それから教えなきゃならなかった

 

…が…

 

なんと

このリリーという女の子もまた、ア穂乃果なみのアホ

だったんだ…。

 

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