ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー 作:星龜
穂乃果を助けに来たリリーっていう女の子が、どうアホだったのかって?
それはな…
《こ〜やるんだよぉーっ☆〉
と
スラスター全開にして、プラネイトディフェンサーを展開しているヴィルジェンに体当たりしやがった
んだ…。
あぁ…
たしかに、それは
物理攻撃
だ…。
プラネイトディフェンサーを開発した5人のジジィどもでも、敵がこんな攻撃をしてくるなんて想定できなかった
だろうな…。
それよりも…
プラネイトディフェンサーを展開している敵に体当たりなんてしたらさ…
自分もダメージをうけちまう
ワケよ…。
そりゃそうだろ…。
プラネイトディフェンサーの電磁フィールドって、ようするに雷みたいなモンだからさ、そんなところに突っ込むのって
雷に飛び込む
のと同義なワケでさ…
…で、そんなところに飛び込んだりしたらさ、そりゃ、自分の
リリーっていう女の子の
そこを狙って、リリーっていう女の子の
リリーっていう女の子の
体当たりしてからの動きの流れは、彼女の技量の高さを物語ってはいるが…
なんか…
プラマイゼロ
って感じだな…。
さて…
穂乃果を助けに来た、このリリーって女の子…
あろうことか
穂乃果に体当たりのやり方を教えちまった
んだよな…。
それが、どういうことかって…?
穂乃果は
突撃狂…。
そんな穂乃果に、体当たりのやり方なんて教えたりしたら…
「よ〜し☆
私もぉ☆」
と、キャバリエール・ソルストライクガンダムは、スラスターを全開にして…
もういい…。
好きにやってろ…。
・
ことり は、ウイングガンダム・リトルバードのバスターライフルの全力射撃の力押しでヴィルジェンを撃墜していたが、さすがに限界がきた…。
バスターライフルはエネルギー切れになってしまったので、両肩のマシンキャノンで戦っていたが、プラネイトディフェンサーに通じるはずもなく…
とうとう、弾切れになってしまい、ビームサーベルを振り回しているだけだった…。
そこに…
《援護します!!〉
と、ガンダムマークⅡの改造機が助けに来たんだ。
「ちゅん?
あなたは?」
と訊く ことり に
《私の名はエマ!!
大陸高校の1年生で、ガンプラバトル部の部員です!!〉
と答える、エマという女の子。
エマの愛機のガンダムマークⅡは、バックパックにギャプランのムーバブル・フレーム・バインダーを装備している。
火力と機動性を向上させられる、お手軽改造だ。
装備位置の都合上、難しいだろうが、シールドにもなるだろう。
エマのガンダムマークⅡは、プラネイトディフェンサーを展開しているヴィルジェンにハイパーバズーカを撃ったが、プラネイトディフェンサーは実弾すらも防ぐ。
案の定、エマのガンダムマークⅡが撃ったハイパーバズーカの砲弾は、プラネイトディフェンサーの電磁フィールドに触れて爆発した…
…が―
その直後―
プラネイトディフェンサーが爆発
し、その後、ヴィルジェン自身も爆発したんだ―!!
何だ…?
何が起きたんだ…!?
「ちゅん…!?
ナニをしたの…!?」
と訊く ことり に
《鉄粉入りの砲弾を撃って、過電流でプラネイトディフェンサーをショートさせたの!!〉
と言うエマ。
な…なるほど…。
早い話が
プラネイトディフェンサーの電磁フィールドを暴走させて、プラネイトディフェンサーそのものを破壊した
ってわけか…。
そのとばっちりで、ヴィルジェン本体も爆発したのか…。
こうして見たら
プラネイトディフェンサーも、あんがい、弱点が多い
んだな…☆
・
海未さんも苦戦していた。
プラネイトディフェンサーの前には射撃も通じないから、海未さんは愛刀『嫁斬丸』で剣衝術の一つ『剣衝・旋』を放った。
海未さん自身が使うと、愛刀『嫁斬丸』の刀身から剣気を放つんだけど、ガンプラバトルだと、海未さんの
ところが、なんと
プラネイトディフェンサーの前には『剣衝・旋』も通じなかった
んだ―!!
どうやら
GN粒子で表現された剣気を、バトルシステムはビーム兵器と認識した
らしい。
だから、海未さんは直接斬り込むことにしたんだ。
嫁斬丸の斬れ味なら、プラネイトディフェンサーを斬り裂くことも可能かもしれないが…
いくらなんでもムチャだ!!
接近する前に、四方八方から撃たれて、ハチの巣にされちまう!!
だが、そこに…
《おいおい、ムチャすんなよ★〉
と、ライジングガンダムの改造機が
背後から
海未さんのアルテミスガンダムの右肩をつかんで止めたんだ。
「な…何ですか、あなたは…!?」
と驚いて振り向く海未さん。
そりゃそうだよな…。
急に後ろから肩をつかまれたら、そりゃ、誰だって驚くわな…
…って…
ちょっと待て…。
まがりなりにも
海未さんは武術家(剣術家)
だ…。
そんな
海未さんに気づかれることなく、背後から近づいた
あのライジングガンダムの改造機のファイターは何者だ…?
《オレの名はキャンベル☆
人呼んで
鉄腕キャンベル☆〉
と名乗る、ライジングガンダムの改造機のファイター・キャンベル。
《女の子か…☆
だったら、危険な目にあわせるわけにはいかないな☆
ここは、この鉄腕キャンベルにまかせてくれ☆〉
と、調子のいいことを言いやがる、キャンベルとかいう野郎。
「何か策があるのですか?」
と訊く海未さんに
《何の策もなしに来るほど、オレもバカじゃねぇぜ☆〉
と言う、キャンベルとかいう野郎。
そして、キャンベルとかいう野郎は、武装スロットから『必殺技』を選択した。
すると、キャンベルとかいう野郎の愛機のライジングガンダムの改造機は、プラネイトディフェンサーを展開しているヴィルジェンに向かって突進する。
《そんなモンで、オレの拳は止められねぇぞォッ☆〉
と、キャンベルとかいう野郎の愛機のライジングガンダムの改造機の右手に電光が走る。
《くらえッ☆
電光ッ☆
プラズマッ☆
ナックルゥッ☆〉
と、プラネイトディフェンサーを展開しているヴィルジェンに
電光プラズマナックル
とかいう必殺技を叩き込む、キャンベルとかいう野郎の愛機のライジングガンダムの改造機。
キャンベルとかいう野郎の愛機のライジングガンダムの改造機の必殺技『電光プラズマナックル』は
プラネイトディフェンサーの電磁フィールドを簡単に突き破り、ヴィルジェンの胴体に風穴を開けやがった―!!
なるほどね…☆
腕を電磁フィールドで覆って、プラネイトディフェンサーの電磁フィールドを無効化
したのか…☆
キャンベルとかいう野郎が『鉄腕』を自称するのも、うなずける…。
こんな感じで、俺が穂乃果達がいる空域にたどり着いた時には、カイ先輩の仲間達によって、穂乃果達が救われていたんだ―。