ガンプライブ!with 新ガンダムビルド…ビビッドアーミー   作:星龜

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「異世界での戦い」そのなな


 

カイ先輩と一緒にRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)で、穂乃果達のところに辿り着くと、そこにはカイ先輩の仲間達もいた。

 

まずは

「カイ先輩、すみませんでした。

怖い思いをさせてしまって…。」

と、カイ先輩に怖い思いをさせてしまったことを謝る。

 

《気にしないで。

それよりも、ソラのディランザ、すごいね☆

パーメットスコア・レベル2でも、あんなスピード出るのね☆〉

と言うカイ先輩。

 

ゑっ?

 

パーメットスコア・レベル2…!?

 

いや…違うんだよな…。

 

Rapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)はスラスターの連続使用

であって、パーメットスコアとは関係ねぇんだよな…。

 

つ〜か、水星系のガンプラでパーメットスコアのレベルを上げるんだったら、相当作り込まないと無理なんだが…。

 

しかし、パーメットスコアのレベルを上げてRapid(ラピッド) acceleration(アクセラレーション)使ったりしたら…

 

スゲぇコトになるだろうな…★

 

 

〈童貞クソマスター。

帰還5分前です。〉

と言うアイリ。

 

「おぅ、そうか。」

と俺は答え

 

「カイ先輩、俺の仲間を助けてくれて、ありがとうございました。」

と、穂乃果達を助けてくれたことに礼を言った。

 

《私は何もしてないよ★〉

と謙遜するカイ先輩。

 

《あの…

変なこと訊くようだけど…。〉

と言ってくるカイ先輩。

 

「何ですか?」

と俺が訊くと

 

アベルって人、知らない?

と言ってくるカイ先輩。

 

へ?

 

アベルの野郎?

 

何で、カイ先輩がアベルの野郎のことを知ってんだ?

 

まさか…

 

カイ先輩も、アベルの野郎の毒牙にかかっているのか―!?

 

だったらアベルの野郎、許せんッ!!

 

「俺の…

つ〜か、俺達、アベルの野郎のチームに入ってて…。」

と俺が言うと

 

《えっ!?

アベル君のチームって、どういうこと!?〉

と訊いてくるカイ先輩。

 

その言い方から、多少の怒気が感じられた。

 

はっはぁ…

 

読めてきたぞ…☆

 

どうやら、アベルの野郎はカイ先輩のチームに入る予定だったのに、それを反故にしちまったんだな★

 

まぁ、そのおかげで、俺達は、この国のガンプラバトルについての概要を知ることができたんだが…。

 

《でも、アベル君、いないね?〉

と言うカイ先輩。

 

そりゃそうだ★

 

今頃、アベルの野郎は

ガンプラバトルそっちのけで、彼女とヤリまくっている

んだから…★

 

「今、アベルの野郎は

諸般の事情

で出撃していません。」

と俺が言うと

 

《あぁ…★

諸般の事情

ね…★〉

と、カイ先輩のあきれた声が聞こえた。

 

なるほどね★

 

どうやら、カイ先輩は

アベルの野郎が、どんなヤツなのか知っている

みたいだ…。

 

《だったら、アベル君に伝えてくれないかな?

私のチームに合流するように。〉

と言ってくるカイ先輩。

 

「わかりました。

あの…

俺達も、カイ先輩のチームに加わってもいいですか?」

と訊くと

 

《もちろんだよ☆〉

と、カイ先輩は快諾してくれた。

 

やったぜ☆

 

あんな

アベルのスケコマシ野郎

なんかとチーム組むよりも、カイ先輩のチームに加わる方がマシだ☆

 

ただ、アベルのスケコマシ野郎も一緒に付いてくるのは残念だが…。

 

《じゃ、またね☆〉

と去っていくカイ先輩のチーム。

 

カイ先輩のチームを見送ったあと、俺達も帰還した―。

 

 

寝室に戻ってくるなり、急激な睡気がおそってきた。

 

「何だ…?

メチャクチャ眠いぞ…?」

と俺が言うと

 

「おそらく…

時差ボケ

みたいなものでしょうね…。」

と言う海未さん。

 

穂乃果と ことり の方を見れば、すでに同じベッドで、2人一緒に寝ていた。

 

さすがに、女の子が3人もいる部屋で、男である俺が寝るわけにもいかない。

 

だから、俺はリビングにあるソファーで寝ることにした。

 

「青空…

どこに行くのですか?」

と、寝室から出ようとする俺を呼び止める海未さん。

 

「さすがに、女の子が3人もいる部屋で、男である俺が寝るわけにもいかねぇだろ…。

リビングのソファーで寝るよ。」

と言うと

 

「大丈夫ですよ…。

私は青空のことを信じていますから…。」

と言う海未さん。

 

俺のことを信じてくれるのは嬉しいが…。

 

「それでも…

よくねぇよ…。」

と、俺は寝室から出ていった…。

 

 

リビングに出てきたが…

 

照明を消したいが、どうすれば照明を消せるのか、わからない…。

 

仕方がない…。

 

このまま寝るか…。

 

俺はソファーに寝転び…

 

アベルのスケコマシ野郎がいる部屋の方を見る。

 

今頃、アベルのスケコマシ野郎は彼女とヤリまくっているんだろうな…

 

…とか考えているうちに…

 

俺は眠りに落ちていった…。

 

 

翌朝の5時40分―。

 

 

「…い…

…きろよ…」

という声を聞いて、俺は目を覚ました。

 

「おっ?

起きたか?」

という声を聞き、目を開けたら…

 

(・・・・・・★)

 

視界に飛び込んできたのは

アベルのスケコマシ野郎の顔

だった…。

 

マジかよ…★

 

朝起きて、一番最初に見たものが、アベルのスケコマシ野郎の顔とはな…。

 

「こんなところで何やってんだ?」

と言う、アベルのスケコマシ野郎。

 

「決まってんだろ…。

寝てたんだよ…。」

と、至極当然のことを言う俺。

 

「ここは寝るところじゃないぞ?」

と言いやがる、アベルのスケコマシ野郎。

 

「あのよ…

俺はお前と違って、女の子と一緒には寝ないんだよ…★」

と言う俺。

 

「そうか…。

そうだな…。」

と答える、アベルのスケコマシ野郎。

 

「そういうお前こそ

今の今までヤってたのか?

と、俺は嫌味っぽく訊いたのだが

 

あぁ☆

と、アベルのスケコマシ野郎は

あっさりと肯定

しやがった…。

 

しかも

一度始めると、やめるタイミングがつかめなくてな☆

と言い出す始末だ…。

 

 

これでわかった。

 

俺は、コイツとは

絶対相容れない関係

なのだと…。

 

 

「それはそうと、カイ先輩が怒ってたぜ?」

と、大事な事を切り出す俺。

 

「何で、ナルカミがカイ先輩を知っているんだ?」

と訊くアベルのスケコマシ野郎に

 

「助けてもらったんだよ。

それよりも…

お前、カイ先輩とチームを組むんじゃなかったのか?」

と言う俺。

 

「しまった!!

忘れてた!!」

と慌てる、アベルのスケコマシ野郎★

 

 

バ〜カ★

 

彼女とヤルことしか頭にねぇから、そ〜ゆ〜マヌケな目にあうんだよ★

 

 

「とりあえず、俺もカイ先輩に誘われたんだ。

で、カイ先輩のチームに加わるには、どうすりゃいいんだ?」

と訊く俺。

 

「途中からのチーム編成の変更には、主催者であるマキナに申請する必要があるんだ。」

と言う、アベルのスケコマシ野郎。

 

「何だ、そりゃ?

けっこう、めんどくさそうだな…。」

と言う俺。

 

「まあな…。

ちょっくら、行ってくるわ★」

と、部屋から出ていくアベルのスケコマシ野郎。

 

アベルのスケコマシ野郎が出ていったあと、アベルのスケコマシ野郎の寝室から、アベルのスケコマシ野郎の彼女が出てきた。

 

「アベルは?」

と訊いてくる、アベルのスケコマシ野郎の彼女。

 

そういや、この娘の名前、何だったっけ?

 

「カイ先輩のチームに加入するための申請に行きましたよ。」

と言う俺。

 

「どういうこと?」

と訊いてくる、アベルのスケコマシ野郎の彼女。

 

「カイ先輩から聞いたんですが、どうやらアベルのヤツ、カイ先輩のチームに加入する約束をしていたみたいですよ。」

と言う俺。

 

「そうなんだ…。

ところで…

あなたの名前、何だっけ?」

と訊いてくる、アベルのスケコマシ野郎の彼女。

 

「俺の名は、言いにくいかもしれませんが『ナルカミ』です。」

と名乗る俺。

 

 

何か…

 

この娘にも『ソラ』と呼ばれたくなかった…。

 

が…

 

 

「あなたと一緒にいた女の子達は、あなたのことを『ソラ』と呼んでたけど?」

と言う、アベルのスケコマシ野郎の彼女。

 

「すみません…。

できれば『ナルカミ』と呼んでください。」

と言う俺。

 

「わかったわ…。」

と、俺から離れた場所のソファーに座る、アベルのスケコマシ野郎の彼女…。

 

 

何か…

 

すっげ〜…

 

居心地悪い…。

 

 

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