Blue Mirror Archive ~ぶるぅみらーあぁかいぶ~   作:10級フィクサー

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アビドスが終わるまでやれればなと思います。...そのために本来のストーリーであまり重要じゃない部分は省略します。




日常

「ホ、ホシノ先輩が男の人を連れ込んでる!!」

「セリカちゃん、何を...って、ええ!!」

「わぁ~☆ホシノ先輩にも春がきたんですね~!」

「ん、お幸せに。」

 

「...うへ~、こりゃまいったな~...。」

 

げほん、と一つ咳ばらいをし、イサンが話し始める。

 

「私はイサンと言う。シャーレの先生なり。」

 

 

 

「え、ええっ!?本当に支援要請が受理されたんですか!?」

「アヤネちゃん、良かったですね☆」

「はい!これで支援品の援助が得られます!」

 

安心したように騒ぐ生徒たちを横目に、イサンはホシノを見つめている。

イサンは彼女らの事情を知ったけれど...彼女たちがそこまで深く介入されることを望むかはまた別の問題だ。...不用意に踏み込めば、彼女たちを傷つけることになるかもしれないし。

それでも、イサンには少し思うところがあったようだった。

 

ホシノは手に持った手鏡を眺めながら、じっと考え込んでいた。

視線に気づいたようで、ホシノは顔を上げる。

イサンはいつものように無表情で、けれど真っすぐにホシノを見据えていた。

 

ふと、鏡面に小さな鯨が浮かび上がってくるのが見えた。

 

「...お願いしても、いい?」

「...うむ。」

 

彼女は一つ息を吸うと、手鏡を握りしめ、何でもないかのように、

 

「みんな~、おじさんからちょっと提案があるんだけど~。」

「ん。どうしたの?」

「このイサン先生にさ、手伝ってもらうのはどうかな。」

「手伝ってもらうって...」

「...借金のこと。」

 

生徒達は静まり返った。

 

「...確かに先生は物資を支援してくれましたけど...。」

「出会ってすぐの先生に、そこまでしてもらってもいいんでしょうか...?」

 

「私は安穏なり。なれども...」

 

「...私たちは今まで自分たちだけで頑張ってきたじゃない。だからこれ以上、大人に助けてもらう必要なんて...」「...セリカちゃん。」

 

「...おじさんも、先生と会ったのは今日が初めてだし、先生のことを理解してるなんて到底言えないけどさ。」

「だったら...!」

「...確かにおじさん達は、大人たちに食べ物にされて、騙され続けてきたけど。」

「それでも、おじさんは...先生を信じてみたいんだ。今までの大人たちとは何かが違うんじゃないかって。」

 

彼女は震えを抑えながら、それでも確かに言葉を紡いでいく。

 

「...先生を信じる私を、信じてくれないかな...?」

 

説得と呼ぶにはあまりにか弱いその言葉は、それでも、

 

「ホシノ先輩がそこまで言うなら...私も信じます。」

「先輩がそこまで言うなんて珍しいですね☆」

「ん、私も構わない。返済の為には手伝ってもらうべき。」

 

 

 

「......私は...ちょっと...考えさせて。」

「あっ、セリカちゃん...!」

 

セリカと言うらしい生徒は、そう言いながら部屋の外へと走り去った。

 

「私、様子を見てきますね。」

 

ノノミという生徒も、それを追いかけるように出ていった。

 

「...ごめんね。いきなりこんなこと言っちゃって。」

「ん、平気。元々、私たちだけじゃいつか限界が来てたと思う。」

「...ホシノ先輩がこうして勇気を出してくれたんです。私たちもこれから頑張らなきゃですね!」

 

...イサンは、ただ眩しいものを見るように、彼女たちを眺めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ヘルメット団のところは省略しました。短いですが、以上。

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