Blue Mirror Archive ~ぶるぅみらーあぁかいぶ~ 作:10級フィクサー
展開に悩み遅くなりました。見切り発車でやったので...。
アビドス委員会編はブルアカ本編と大きく異なる道筋になります。
前話までを0章、今話を0.5章としました。
次話から1章です。
人格ストーリーというのは”人格(キャラ)の背景”についてのストーリーです。
イサンのノートは設定の説明をする場です。本編で説明するには技量が足りなさすぎるので、こういう場で書きます。
初投稿です。
烏 (人格ストーリー)/ イサンのノート
「あむ...むぐ...。ふぅむ、うまし...。これもまたうまし...。」
生徒は爆食していた。
生徒の眼前には大量のスイーツが運ばれてきていて、それを片っ端から食べていく。
所作は一つ一つが丁寧で、優雅なアフタヌーンティに見えないこともないけど...。
「...!スウィイツ食べ放題なりや?」
スイーツを食べながら、他のスイーツ店のチラシを読んでいく。次の休日の行き先が決まったようで、生徒は少し顔を綻ばせる。
生徒がここまで爆食するのは、スイーツが好物ってこともあるだろうけど...。
副委員長として事務作業していると、どうしてもストレスが溜まってしまうみたいだから、こうやって発散しているみたい。
だけど、鳴り響く着信音と共にその時間はあっけなく終わった。
「...なになりや?」
「......分かれり。」
トリニティ自治区で不良生徒が暴れているという連絡を受けた生徒は、会計を素早く済ませ、走り出したんだ。
――――――――――――――――
「...撃ち抜く。」
普段は仲間...朋に対してはある程度優しく接する生徒だけど、戦場となると、また別の顔を覗かせる。
銃火器の轟音が迸る戦場でも、生徒は眉一つ動かさない。
冷静にその銃口を向け、冷徹に引き金を引く。ボルトを操作し、リロード。
「...装填完了。」
一定間隔で鳴り響く無機質な音が途絶えた時には、不良生徒たちは全員気絶していた。
生徒にとっては、食後の運動でしかなかったってことだね。
―――――――――――――――――
(古語だと分かりにくいので現代語で書きます)
<イサンのノート>
どこから書くべきかわからない。
都市とは全く違う世界だから当然だろう。
取り敢えず、記録するべきと感じたらそのたびに書いてみようと思う。
◆連邦捜査部シャーレ
-私が担当する部活。
-おそらく私をこの世界に招き入れたであろう連邦生徒会長が、私の活動拠点として設立した組織だが...その目的については一切が不明。
-どんな生徒も所属させることができ、どの学園自治区でも活動することが可能。
・所属生徒
-シャーレ活動開始から現在まで、4名の生徒が所属。
早瀬ユウカ
守月スズミ
羽川ハスミ
火宮チナツ
-...所属生徒を増やせ、とアロナに叱られた。
もしこれから先、所属生徒だけでは対応が難しい場面に遭遇した場合...青輝石という資源を使って生徒を募集・記録することで、場所・時間軸を超えて生徒を呼び出すことも可能らしい。
-生徒の記録はシッテムの箱によって行うが、生徒の呼び出しはPDA文書によって行われる。
アロナがPDA文書の解析を進めた結果、シッテムの箱との接続を可能にしたことで行えるようになったシステムのようだ。
-アロナによると、PDA文書が持つ力は異常であるらしい。
-青輝石は人格抽出にも必要なため、慎重に行う。青輝石については後述。
◆シッテムの箱
-私の為のアイテム、らしい。
-シャーレ顧問人格を着ている時のみ使用できる。理由は不明だが、精神構造が関わっている可能性が高い。
”都市”でいう遺物。特異点にも似た力を持つ。
・アロナ
-シッテムの箱のメインOS。
-完全に自我を確立している。都市では人間と遜色ない人工知能を作ることは禁忌とされているので、このような人工知能との接触は新鮮だ。
-演算能力が非常に高い。
・PDA文書
-シッテムの箱から出現した本型の遺物。この文章もこの本に書いている。
-人格抽出など、私が開発したものと似た技術も使用されている。
-シッテムの箱から出現したにも関わらず、シッテムの箱由来のアイテムではないらしい。解析を行っているが、未だ全容は不明。
-シッテムの箱との接続が可能。アロナによると、まるでシッテムの箱との接続を前提とした設計になっているようだ、とのこと。
実際に、システムの実行に必要なリソースや計算資源をシッテムの箱に依存している。
-本の形をしているが、機械に近い。
・青輝石
-シッテムの箱からたまに抽出できる資源。
-内部に超高密度のエネルギーを保有しており、個数を集めれば”現実改変”に等しい力ですら行使することもできるはずだ。
また、人格抽出や生徒募集を行う際のエネルギー源にもなる。
-アロナの好物のようだ。機械にはエネルギーが必要だということだろう。
PDA文書に使用するとアロナが怒る。
・生徒
-ここではシッテムの箱に記録された生徒について記述する。
-記録するには、青輝石を使用することでシッテムの箱と生徒をリンクさせる”募集”を行う必要がある。
-最初の記録は最低限の生徒情報のみであり、その状態で生徒を”呼び出した”としても非常に弱い力しか発揮できない。
情報を増やしていくことで本物の生徒に近づけることができる。
が、それには生徒が行う戦闘についての情報を集め、その生徒についての”レポート”を作成する必要がある。
-生徒の持つ”神秘”(後述)についての情報は”神明文字”と呼ばれるものを作成することで記録できる。その工程は神秘解放と呼ばれる。
・神秘
-生徒が持つ力。奇跡と言ってもいい。
-個々が持つ神秘の性質は大きく異なり、特異な能力を発現させることもある。
-力の大きさには優劣がある。おそらくヘイロー(頭の上に浮かぶもの)に由来するもの。
◆人格
-ありえたかもしれない可能性を拾い上げ、自分を上書きするもの。
人に着せることで、精神、肉体、武装を変化させることができる。
生徒用の人格も抽出できた。
・連邦捜査部シャーレ人格
-この人格を着ることでシッテムの箱に接続することができる。
-PDAノートでは、人格のレベルアップ、同期化を行うことが可能だが、この人格に対してはあらゆる操作が不可能。
-同期化が現時点で不可能であるため、人格ストーリーを確認することができない。
-戦闘行動が不可能。代わりに戦場指揮によって生徒の能力を増幅させることができる。
-稀にこの人格が語りかけてくる。彼の話すすべての言葉は部屋全体に反響するような感覚がする。
-あらゆる面において特殊な人格。
時が来れば、私は汝の罪を許し、汝らが暮らす土地に降りる。
・人格強化
-人格の肉体的な強化ができる。
-現在の最大レベルは30。
・人格同期化
-”神名文字”を使用し、人格と自身を結び付け、より人格に備わる力を発揮できるようにすることができる。
-精神的な強化が行われる。
-現在の最大同期度は3だが、シャーレ顧問人格は同期度1以上の強化ができない。
◆疑似E.G.O
-PDA文書から抽出することができる。”幻想体”と呼ばれる存在の感情、自我を自らのものにし、その力を行使するもの...に似ているが、感情・自我の全てをPDA文書内で演算し、疑似的に再現することで危険性を大幅に減少させている。
-リンバスカンパニーで私を含めた囚人が使用していたものに非常に似ている。
威力は本物に比べると劣るが、E.G.Oに精神を浸蝕されて暴走する危険性が少ない。
...生徒が安全に使えるように研究を重ねた結果の物であると推測できる。
-演算には”美徳資源”と呼ばれる資源が必要。美徳資源は生徒が戦闘することで発生し、戦闘後数分で消滅する。
-幻想体は都市に存在するものを再現しているようだ。あるいはこの世界にも存在しているのかもしれない。
-誰が開発したかは不明。
-...自我の再現度が高すぎる。
アビドス対策委員会編についてですが、
話が進まなくて退屈だと思うので、1章第1話についてはすぐに投稿します。
以上。