一般近所のお兄ちゃんのカルデア生活   作:ガチャ石は貯めない

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お待たせしてしまい申し訳ない。
ブルアカの方に力を入れていることが多いのでねぇ……けど、ちまちま書いてるので、気長にお待ちくださいますようよろしくお願いします。



一般お兄ちゃんはカルデアを謳歌する。(1)

──………。

 

ユウキは困惑していた。

彼はただ寝ていた。ゴロゴロ寝ていた。

 

今日はダ・ヴィンチ氏からの提案で一日休暇を頂いた。しかし、ユウキの荷物は全てカルデア襲撃時に紛失。

娯楽等は全て無くなった。なので、殆どやることの無いユウキは一日中部屋でゴロゴロして過ごす事にしていた。

 

しかし、朝になり、目を開ければそこに居たのは───

 

「………?どうしたんだい?そんなに困惑した顔をして?目の前に、絶世の美女がいるって言うのにさー?」

 

──………誰だお前??

 

「おっと、そういえば自己紹介すらしてなかったね。私のことは、レディ・アヴァロンとでも呼んでくれたまえ。」

 

──……はぁ?

 

なんということでしょう。

起きたらめちゃくちゃ胡散臭さ満載の女がそこに居ました。凄いね、感激とかより優先されるんだ、困惑って。

 

「ユウキさーん!朝ごはんを食べに──」

 

「おや?」

──あ。

 

 

「───ひゃぁぁああああっっ!!!」

 

 

なんて言うことでしょう(2回目)

まさかの沖田さん乱入イベが入るなんて思わなかったよ。

 

「なっなななななんで居るんですか!?ちょ、マスター!!男の方のマスターさーーん!!レディ・アヴァロンさんがーー!!」

 

「待て待て待て待て待て待ちたまえ。別にやましい事は何もしていないよ??」

 

「レディ・アヴァロン!!お兄ちゃんが来ましたよ!!」

 

──リツカおはよう〜、朝からカオスだね。

 

「「「当事者が他人事過ぎる!?」」」

 

仕方ないよ、頭回ってないんだから。

 

 

 

 

 

──いや〜朝から騒がしい事になるのは、ここ特有だねぇ……。

 

「耳の痛い話だな……」

 

「朝から大変だったんでしょ〜?おまけでこの目玉焼きをあげよう!」

 

──やったぜ。

 

朝ご飯を食べに来たら、既に噂になってたようでござる。目玉焼きはちゃんと頂こう。出来たてなのかプルプルしてる。美味そう。

 

──(さてと、座る場所座る場所………あ、まずい。)

 

ワイワイガヤガヤと、賑わっている食堂には既に多くのサーヴァントや人集りが席に座っている。ほぼ全てが埋まってるし、リツカ達の近くももう座られている。

 

──(端っこは………お、空いてる!)

 

しかし、俺は運がいい!ちょうど空いている所を見つけた!!………すまん、前言撤回するわ。

 

空いてる席の周りには王様系サーヴァントってやつがうじゃうじゃいる。

 

 

──(リツカたちが言ってたんだよなぁ……王様系は避けておいた方がいいって。うん。俺は平民だしな。こういう所では食べずに部屋で食べるとしよう。)

 

そう考えて部屋に戻ろうとすると、こちらに向けて手を振る人が居た。

 

「おーい新入り〜!こっちで一緒に食べようぜ〜!」

 

──!はーい!

 

カルデアスタッフの人だ〜!助かる〜!

 

俺はお言葉に甘えてスタッフさんの隣に座らせて貰った。

 

──ありがとうございます。なかなか見つけられなくて。

 

「いいさいいさ。お前に助けられた恩は、返したいからな!」

 

──なら、これで貸し借り0ですね。

 

「いや、それは流石にダメだろ。」

「そうだよ。もうちょっと恩返しさせろ〜!」

 

──ええ....?

 

うーん、俺としてはそこまで恩を感じて貰えるものでもないと思うんだがなぁ……?

 

ま、受け取れるものは受け取る主義ではある。ここはありがたく恩を受けよう。

 

それからしばらくは、スタッフさんと楽しく過ごしながらご飯を食べた。ブーティカさんの目玉焼きうま。これから時たま頼んでみよ。

 

 

 

スタッフさん達と別れて、食器を返して部屋に戻った。

 

──………さてと、何をしようかねぇ?

 

今日一日は休み。

適当に過ごすとしても、もうゴロゴロ怠惰に過ごせそうにはない。であれば、やる事はひとつだろう。

 

──ふっ……!ふっ……!ふっ……!

 

そう、筋トレだ。

 

確認だが、もう俺の娯楽は全て消えちまったと言っても過言では無い。故に、一人でゲームでもして遊ぼうと思っても出来ない。

 

サーヴァントの中には、ゲーム機を持って遊んでる奴らも居るそうだが、俺はもう無い。(絶望)故に、暇な時にできることなんて、筋トレぐらいしかない。

 

いつものセットを終えた俺は、汗を流すために風呂に入る。……ちゃっちゃと洗って風呂から出たら、あとはのんびりと怠惰に過ごす。

 

何かをやった後と前では、怠惰に対する抵抗感はかなり違う。何せ、何かをやればそれは休憩として扱えるのだ。

 

それがいくらなんでも長すぎるってことになっても、問題は無い。

 

よって、俺は特に気にすることなくグーダラする事にした。

 

 

「よう!邪魔するぜ〜」

 

 

〖悲報〗俺のグーダラ生活は終わりを迎えた模様〖どうして〗

 

入ってきたのはクー・フーリン。青いタイツ?ぽい姿をした気のいい兄ちゃんだ。エミヤ曰く『どれ程友好関係を築いても、敵となれば殺してくる程の切り替えの速さを持っている。あまり気を負わずに、ある程度適当に相手をしておけ。』との事。

 

………さて、俺がこの場で返さなければならない言葉は1つのみ!!(ここまでに掛かった時間わずか0.25秒!!)

 

 

──邪魔すんなら帰って〜

 

「ほなさいなら───ってなるか!?大阪人かテメェ!?」

 

──いいノリツッコミだ、85点あげちゃう。それと生まれは大阪、育ちは東京だ。

 

「え。マジで?」

 

──大マジ。親も叔父叔母もその親もみーんな大阪。

 

「マジかよ!?……って、違う違う。お前さん、今暇してるんだろ?ちと付き合え。」

 

──………拒否権は?

 

「してもいいが、ここに全身タイツで赤い槍を持った俺の師匠が来るが、それでもいいか?

──謹んで行かせて頂きますッ!!

 

なっ!なんだ今の悪寒はっ!?

猛烈な『死』の予感がしたぞッ!?まるで、マルチバッドエンドがある作品で、「その選択肢を選んだら確実に死ぬ」と理解できるような、おぞましい程の威圧的な感覚ッ!!

 

正しくそれは「殺気」だ!!───なんで俺は殺気を向けられているのだろうか……???

 

「おい……おい!?大丈夫かよ!?」

 

──ハッ!!すまない、唐突に殺気みたいなのを飛ばされた感覚が……。

 

「………マジか。なら急いでいくぞ!!早くしろ!!」

 

──え、あっちょ!?

 

 

そう言われてクー・フーリンの後をついて行くと……そこはシミュレーションルームだった。

 

──シミュレーションルーム……?何がするのか??

 

「言ったろ?『ちと付き合え』ってな!」

 

そう言われて納得した俺は、クー・フーリンの後に中に入ると──

 

 

「───ふむ、遅かったな。セタンタ。」

 

「仕方ねぇだろ、急にコイツを呼んでこいと言われたから」

 

なんかすんげぇエッ!!!な全身タイツ姿のお姉さんが居ました。





実際、初めてスカサハをみたらめちゃくちゃエッッッッ!!!ってなった記憶。

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