前回をさっくり4行で!
平和なカルデアが謎の敵に襲撃された!
ユウキは果敢に反抗して、敵をメッタメッタとなぎ倒したが、幹部クラスとの戦いをする羽目に!けど仲間はみんな避難させたし、問題ないよね!
ユウキ「いつ間にか花畑に居るんだが?」←イマココ
それでは、どうぞ!
──というか、ここ何処だよ。
どうも、明楽ユウキです。なんか敵の必殺技みたいなの来たと思ったら、辺り一面が花畑の場所にいました。
目の前には、アルトリアさんと同じ顔の人がいます。雰囲気ぜんっぜん似てないけど。
「それはまぁ……後でいいじゃん。それより!どんなふうに戦ったの!?あの2人めちゃくちゃ強いよね!?」
──え〜?うーんと……神父の方は、俺の攻撃をわざと受けてた感じがするな。女の方は戦闘は慣れてない感じがした。とりあえずは、神父をまた殴り飛ばして後ろにいた兵達を全員処した。
「サラッと言ってるけど普通に負けイベだと思うんだけど……!?」
──その後にやってきた銀髪の女と何とか帰ってきた神父の2人と戦って〜……
女が神父を盾に必殺技みたいなのを使おうとしたから、神父を蹴り飛ばして巻き込もうとしたんだけど、これが失敗してな〜?
そのまま必殺技が放たれて、もう無理だ〜!って思ったら、いつの間にかここにに居たんだ。
「情報量!!色々とおかしいよ!?なんでそうなるのさ!?」
──いや〜、普通にいろいろ起きすぎだよねー!
「いやいやいやいやいやいや!?色々起きすぎとか言う次元超えてるよ!?………凄いなぁ、さすがリツカ達のお兄さんだ。」
──あ?アイツらの事知ってるのか?
「───うん!もっちろん!……それじゃ、行こっか!」
──何処にだ?
「……勿論。リツカ達のところに、だよ!」
──…………はい?
そう言うやいなや、俺はその子に手を引かれてゲートっぽい奴をくぐり抜けた。………もしかして俺って死んだんだろうか…?
ゲートを抜けた先は、見知らぬ建物の中でした。なんじゃこりゃあ!?
──アイエェェ!?!?ワープ!?ワープナンデ!?
「わっ!?急に叫ばないでよ!?」
──無理だよ!?普通に花畑にいたと思ったら知らん建物内にワープしたとか意味わからんよ!?
「それはそう!!けど落ち着こうね!?今夜だから!?」
え、そうなの!?……あ、確かにくらい。ここの床がほんのり光ってるぐらいで殆ど暗い。なんでやろ?……あ、なんか起きてるやつ居るくね?
──………え、ふつーに起きてるヤツおるのに?
「………あの人は徹夜してるだけだよ。」
──やはりカルデアはブラック………ってこと!?
悲しいなぁ、あの職場から離れられても業務は変わらんから今まで通り働かされるのは。これぞ諸行無常。
そんな風に少女とわちゃわちゃしていると、とうとう俺たちに気がついたカルデアスタッフが、ワナワナと震えながら近づいてきた。
「───ゆ、ユウキ……だよな……?ユウキ……なんだよな……!?」
──え、ああ。確かに俺は明楽ユウキだけど……あ、お前は…男の娘好きのムニエル。生きてたんかワレェ!
「……そうだよ…っ!!お前が……っ!!命を張ってっ……っ!!時間を稼いでくれた、から!!」
そう言いながら、俺の両肩をがっしり掴んだムニエル。ブルブル手は震えているし、声も震えていた。
──おーおー!そりゃ良かったぞー!………んで、ここどこ?あとおめぇは誰だよ。
「あ、そういえば自己紹介忘れてた!」
「……彼女はカルデアのサーヴァントの1人だ……ズビッ!……クラスはキャスターで……」
ムニエル、お前は涙を拭け。
「アルトリア・キャスターと申します!基本的にはこの姿のことが多いので、そう覚えてもらえれば!」
へぇ?アルトリア・キャスターねぇ……?ん?"いつもはこの姿"……?あー、たまーに服装替えてる人居たし、そう言う感じのヤツかな?とりあえず挨拶はしておこう。
──おう!よろしくなー!………にしても、今は夜なのか。悪い時に来ちまったな〜。
「……ああ。みんな寝てる。俺はまだ仕事が残ってたから残業中だ。………とりあえず、一回寝ようと思うから、お前も適当に毛布にくるまって寝てくれ。」
「だね〜。私と一緒に寝る?」
──丁重にお断りする。そんな冗談言ってねぇでほら、部屋に帰んな。俺は一人でグーダラするから。
そう言い、俺はそこら辺にあった毛布にくるまって寝た。とりあえず、色々あったけど疲れた……けど、"傷"も癒えてるし、快適に寝れそうだ……。
ユウキが寝た後。ムニエルとアルキャスは小声で話していた。
「………アイツ、今までどこにいたんだ?アルトリア・キャスターはなにか知っているか……?」
「………多分、彼の中にある聖杯が、死ぬ前に彼をアヴァロンに飛ばしたんだと思う。けど宝具自体は、直撃しちゃったみたいで……。」
「────なっ!?なら、なんで生きて!?それより、アイツ聖杯なんてもん持ってたのか!?」
「………アヴァロンに到着した時には氷漬けになってたと思うけど……その氷を作った本人はしばらくしてマスター達に倒されたから、宝具の効果がなくなって、そのまま解凍されて、アヴァロンで疲れ果てた肉体を回復する為にずっと寝てた……って感じだと思う。うん。後、聖杯は彼の中にあったものだと思うよ。ほら、ダ・ヴィンチ氏が言ってたでしょ?」
「……ああ、そういやアイツ。元は特異点の核にされそうになってたのを、一人で解決して脱出したんだっけか………なら、聖杯はその残骸って事か……………うん。色々あり過ぎるし…とりあえず、明日報告だな。」
「うん。私は連れてきた責任者と証言者として、同伴するね。」
「ああ。よろしくお願いするわ。」
そして、翌日。
「申し上げます!お二人のお兄さんが管制室で寝ていました!」
「「ダニィ!?お兄ちゃんが!!?」」
「はい!朝、ネモさんとダ・ヴィンチさんが見つけてくれたんです!」
「「早速お兄ちゃんをお説教しに向かう!後に続けマシュ!!」」
「はい!お兄さんと再開しに……へ?お説教ですか……!?マスター?マスター!?」
マスター達は足早に中央管制室に向かう。目指すは明楽ユウキの元。目的はただ一つ。
「「無茶をしまくったお兄ちゃんをぶちのめす!!」」
ただひたすらに怒りを増幅させながら、彼らは足早に向かった。
そして………
「「お兄ちゃん!!!」」
──ふぉお!?……って、リツカにリッカ!元気そうでなにより「「こんのバカアホお兄ちゃん!!!」」───ぐはぁ!?
中央管制室に勢いよく入室した2人は、マスター達の声に反応したユウキに向けて全力のタックルをお見舞した。
ユウキは踏ん張ることが出来ずに押し倒された。
──いってぇ……どうしたんだよ2人とも〜。しばらく会ってない間に甘えん坊にでもなったのかー?……ア、イタイ。チョッ…イタイ!イタイッテ!オマ!イタイカラヤメテ!
のしかかられたユウキは、冗談交じりに軽口を言い、2人を甘やかそうとしたが、逆に脇腹や腕をチクチクつねられた。
なんなら数回はグーで殴っても来た。
「うるさい…!うるさい!うるさい!!」
リツカが怒りながらユウキにのしかかる。そんで頭をユウキの胸に打ち付ける。
「ばか……!!!ばかばかばかぁ!!!私達が……どれだけ心配したと思ってるのさ!!!いつも無茶して……ズビッ…い"つ"も"い"つ"も"…!!」
そう泣きながらユウキを思いっきり首を抱きしめるリッカ。もう離さないと言わんばかりの強さに、ユウキは苦しめられる。
───っ!!っ……ま!!し……ぬ……!!!息が…!!!
ユウキはかなり息が出来ずに死にかけた。が、ダ・ヴィンチちゃんが見兼ねてユウキを2人から助け出した。
「ほらほらー、2人とも。ユウキくんが息できなくて苦しんでるから離れようね〜」
「「や"だぁぁぁー!!」」
そう言われながら、服を掴まれて引きづられていく2人。ユウキはやっとこさ新鮮な空気を吸うことが出来た。
──はぁ……はぁ………死ぬかと思ったぜぇ……。
「お久しぶりです!ユウキさん!あの時は、助けて頂きありがとうございます!お陰様で、こうして五体満足で、生き延びることが出来ました!」
──あ、マシュさん。そりゃ良かったよ。にしても………雰囲気変わったな。
「そうですか……?私はそうは感じないのですが……?」
──………まぁ、なんにせよ。……とりあえず、初見の人に自己紹介した方がいいよね?
「…それは、そうですね。ここ、ノウム・カルデアにて新加入した人達は、ユウキさんの事は知らないと思いますから。」
ユウキの確認に、マシュは肯定の意思を示した。ユウキは、周りにいる見たことない人たちのほうを見た。その中に、知っているやつの顔が居た。
──……あ、デブのおっさん。生き延びれたんだな〜!
「誰がデブのオッサンだ!?肥満気味と言いたまえ!……おほん、明楽ユウキ。良く、無事に帰ってきた。それと、私の名はゴルドルフ・ムジークだ。ちゃんと覚えるように!」
──おう!ゴルドルフのおっちゃんだな!……後、俺自身なんで生きてんのかは分かんねぇ。すまねぇな。
「………まぁ、それはおいおいだ。今は、君のことを皆に教えるべく職員たちを集める。少しゆっくりしてなさい。」
──了解。
………さてと、とりあえずマシュさんに聞くか。
──なぁマシュさん。あのちっせぇダ・ヴィンチ氏は誰だ?そっくりさん?
「いえ、彼女は……」
「ふふん!やっと反応してくれたね〜!」
──……声もダ・ヴィンチ氏とよく似てるな?
「それは当たり前さ。私は彼女……レオナルド・ダ・ヴィンチというサーヴァントが不測の事態を想定して設計された存在だからね〜…彼女がモチーフなのは仕方ないのさ♪」
──………つまり、間接的にいえばダ・ヴィンチ氏の子供…………って事!?
「そっちに行きますか!?」
「そっちに行くのかい!?」
「そう言う解釈もあるのか!?」
「そんな解釈あるわけないでしょうが!!」
──的確なツッコミが入った。
「いや〜?いい解釈だとは思うけどね〜?」
「うーん……確かにいい解釈だね。彼女は私が作ったんだし。私の子供と言える存在であることは間違いないね。」
「間違いないではないですか……!?」
「まぁ、別個体ではあるからね〜。……にしても、君は何者だい?"明楽ユウキ"という人間のデータは確かにある……けれど、前とは色々違うような……?」
「なーに、そこはほら?色々と検査すれば分かるさ!……それより、そろそろ他の人達も集まって来たみたいだよ?」
ダ・ヴィンチ氏が指を指す方向を見ると、それはもうめちゃくちゃ人が居た。
くっそデカいやつから、子供まで……なんなら浮いてる奴もいるし、獣耳や尻尾。サンタ服?にハロウィン?みたいな服。本当に色々いる。
──………ええ....(困惑)
「お兄ちゃん、頑張って!」
「そうだよお兄ちゃん。自己紹介しないと始まらないよ?」
──………まぁ、そうだな。
しかし……ふーむ。どう自己紹介したものか。ゴルドルフのおっちゃんの様子から見るに、自己紹介しても良さげな感じだけど……いや、普通に集まりすぎって顔してるな。え、どうする?
「………あ〜、明楽ユウキ!もうこのままでも良いから自己紹介したまえ!その方が早い!!」
──あ、はい。………さてと。後ろの方まで聞こえてるかー!?
あ、聞こえてそう。よし、ならいいな。
俺は、一歩前に出る。
なぁに、こういう時の自己紹介なんだ。ちょっとはカッコつけた方がいいだろ。うん。
──俺の名前は明楽ユウキ!人類最後のマスター2人の、近所の兄ちゃんだ!色々あってまたここに参加させてもらう!よろしく頼むぜ!
──あと、こいつらとはガキの頃からの付き合いだからよ。知りたかったら聞きに来てくれー。
「「お兄ちゃん!?」」
「お、いい爆弾落としましたね〜」
「………はぁ、暫くは騒がしくなりそうだ。」
「………ですね。」
「あはは!ならその証明をしてもらおうかな!!」
「リツカは耳の後ろと左の脇にホクロがある。リッカは左の太ももとお腹にある。」
「ホント?………ホントだァ……!?」
「ちょ、お兄ちゃん!?///」
「なんで知ってるのさ!?///」
──情報提供は幼い頃のお前ら。
「「一緒に入ってた時かーーー!!!」」
「他には!?他には!!?」
「ちょ、ダ・ヴィンチちゃん!?」
──リツカは焦ると握り拳を作りがち、リッカは寝相が酷い。けど朝になったら元通りになってる。
「え、ホント!?」
「うそ、そうなの!?」
「ちょっと待ってね〜映像確認するから………あ、ほんとだ〜!リツカくん思った以上に握り拳作ってるよ〜!」
「そうなの!?」
「ふむ、リッカちゃんのは……あ、ほんとに寝相が悪い。でも朝になったらちゃんと寝てるように見える……。え、凄。めちゃくちゃだった布団が寝てる間に綺麗に元通りになっていく……なにこれ普通に面白い。」
「嘘でしょ私ここまで酷いの!?」
「他には!?」
「他には何が!?」
──あとはな〜…
「「も、もうやめてーー!!!///」」
顔を真っ赤にしながら止めてくる2人を他所に、ユウキは聞いてくるダ・ヴィンチ達にマスター達の秘密を色々言っていくのであった。
「「なんでさ〜!!」」
チャンチャン☆
という訳で、ユウキくんが居たのはアヴァロンの入口付近です。聖杯がそこまで持ってけるのかって?アレだろ、敵倒してたらNPが最大値まで溜まったんだろ。(適当)
なお、氷漬けにはされた模様。
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