コードギアス LostColors -LastR2-   作:久遠寺バター

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ナナリーとライの再会ですね!!
いやーこれでナナリーの√も解禁です!

後々書き上げます。
ナナリーみたいな妹がいたらいいのになぁ〜



TURN4 新総督救援作戦

歓迎会の次の日、枢木スザクはナイトオブスリーとシックスを連れて中華連邦の大使館前に来ていた。

門の前で星刻が三人を迎え、こちらの黒の騎士団との関係の白黒とそのブリタニアとの同盟の証に新総督の護衛に中華連邦の蒼き剣…ライアー・ヴァルフェイトを向かせたと報告した。

そう…今の僕達は中立の方が動きやすいのだ。

 

「まさか…ナナリーを!!」

 

「やられたな。スザク。」

 

「仕返し…する?」

 

ラウンズ達はすぐさま基地に帰還しナイトメアをチェックする。

その頃ゼロ達は新総督の空母に取り付いていた。

既に周りの護衛艦を三隻沈めていた。

間に合ったようだ。

腰についているビームランチャーで牽制をする。

 

「!?今の何処から!!」

 

「援軍にしては早すぎる!」

 

「敵襲だ。各機散開しろ!!」

 

「「了解!」」

 

「強襲部隊は四聖剣の5人とカレンか…」

 

ライのナイトメアが視覚圏内に入るとカレンと卜部が声をあげた。

 

「あれは。ライヤー殿か!?」

 

「嘘でしょ!?何でフロートユニットを!?(ブリタニアの技術を使っているって事は、ライもギアスで記憶を書き換えられているの?)」

 

「よく聞け、黒の騎士団の四聖剣、親衛隊隊長。私は中華連邦の蒼き剣、ライアー・ヴァルフェイト。ブリタニアの新総督…ナナリー・ヴィ・ブリタニア総督を救出させてもらう。」

 

あえてオープンチャンネルで黒の騎士団に宣戦布告をし、母艦に向かう。

卜部とカレンは疑問をぶつける。

 

「何故だ!ライアー殿!!」

 

「あなたは私達の仲間じゃないの!?」

 

「それは、私の道と君達の道が合わさればの話だ!!」

 

ライは千葉の月下を左手のマシンガンで牽制する。

 

「たかがサザーランド一機で!!」

 

朝比奈が横から応戦する。

朝比奈の方への牽制対象を移し

閃光弾を卜部に投げた。

 

「舐めるな!!」

 

「卜部さんダメ!!」

 

カッ!!!

 

閃光弾はあまり兵器として浸透していない為か卜部は予測できず閃光弾を回避できなかった。

閃光弾をもろにくらった卜部は明らかに照準がブレている。

その隙にライはMVSトンファーで卜部機の胴を切り落とした。

 

ピーピピーー!

 

ライの方のセンサーにブリタニア機が映った。戦闘機?アレがナイトオブスリーの愛機…可変型ナイトメア・トリスタン。

後ろにいるのはナイトオブシックスの愛機だろう。

あっという間に朝比奈機を撃破したトリスタン。流石に情報に無い可変型に動揺したようだ。

そんなこと考えている右の方から母艦の方へ被弾した護衛艦が母艦めがけて落ちてくる。

落ちてきた護衛艦を視覚で認識できるギリギリのところから赤い機体がハドロン砲で護衛艦を撃破した。

おいおい、ハドロン砲はマズいだろ!?

敵機の注意を向こうに向けてライは下の格納庫から中に入り急ぎスザクのチャンネルへ通信をした。

 

「こちらは中華連邦のライアー・ヴァルフェイトだ。」

 

「…何故僕のプライベートチャンネルを知っている?」

 

「質問は後だ、枢木卿。ナイトオブシックスを下がらせろ。こちらの作戦に支障がでる。」

 

「悪いがそれはできない。だけどハドロン砲はもう使わせないようにしよう。」

 

「助かる。こちらは内部に入った。恐らくゼロだけ入ったのだろう。黒の騎士団の戦力は空母に取り付いている5機のみだ。」

 

「わかった。僕も今から出撃する。」

 

「でわな。」

 

通信を切り一直線にナナリーのいるであろうブロックに向かう。いく先々で人死んでいれば考える必要は無い。

 

「世界はもっと優しく変えていけると思うのです。だから私はユフィ姉様の意思を継ぎ行政特区日本をーー」

 

「復活させるというのか!」

 

「ゼロ。あなたもそこに参加してもらえませんか?」

 

聞こえてきたナナリーとゼロの会話。だけど時間が無い。

ゼロには悪いがナナリーと脱出させてもらおう。

 

「ナナリー!助けにきたよ!」

 

「その声は!ライさんですか!?」

 

「どうしてここへ?」

 

ナナリーへの道をゼロが立ち塞がる。

 

「簡単なことさ。ナナリーを助けるためにここに来た。あなた方の奇襲は知っていたからね。」

 

「馬鹿な、あの戦力を一人で抜いてきただと!?」

 

「ああ、今はカレンと四聖剣をラウンズが相手にしてくれているけどね。」

 

ゼロは黙ってこちらを見ている。

恐らくギアスを使うか考えているのだろう。

 

「その力を使うのはよした方がいい。」

 

「!?」

 

「もう時間が無いんだ抜かせてもらうよ!!」

 

ライはゼロの横を避けナナリーの元へ…

 

「やぁ、大丈夫か?ナナリー。」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「ライさん!本当にライさんなのですか?」

 

「ああ、もうすぐスザクも来るから。」

 

ナナリーを抱きかかえスザクに繋いだ。

 

「こちらライアー。枢木卿こっちに来れるか?」

 

「くぅ!!すまない。今は!」

 

戦闘状態だったようだ。

あの戦力でスザクを苦戦させる事は難しいはずだが…

まさかラクシャータの新作を投入したのか?

 

「了解した。こちらで脱出する。」

 

さーてどうするか、

正直ゼロがこのまま見送ってくれるわけもないが、こちらにはキレるカードが幾つかある。

 

「ゼロ。取引をしよう。」

 

「いってみろ。」

 

「このままではあと数分でこの船は沈む。私はナナリーを助けたい、君はナナリーを連れ去りたい。目的は違うがナナリーの生存が第一だ。」

 

「それで?」

 

「格納庫まで駆け足でいってギリギリ生還できるかってところだ、だから行かせてもらうよ。」

 

「行かせるとおもうのか?」

 

「その代わり!君の正体、力、目的。この3つの秘密を黙秘しよう。」

 

「…」

 

「答えはいらないよ。行動で示してもらう。」

 

ライはナナリーを抱えて走り出した。ゼロの横をすり抜けて…

やはりゼロは撃ってこなかった。

ナナリーにその3つを知られる事は彼にとっての禁忌に触れることだろう。

 

「ライさん。ライさんはゼロの正体を知っているのですか?」

 

「いいや、ハッタリだよ。それよりナナリー、会いたかったよ。」

 

「はい、私もライさんに会えて…本当に…グズ」

 

涙をを流しながら胸に顔を埋めるナナリー。

その姿にナナリーがどれほど自分を思っていてくれたのかわかって自分も胸が熱くなった。

 

ドゴーーン!!

 

一瞬、大きな衝撃が起こった。

さっき居たブロックからだ。

黒の騎士団の生存機がゼロを助けに来たのだろうか?

爆発により母艦の傾きが増した。

格納庫に着くとさっきの爆発により少し機体が傾いて居た。

何とかコックピットに乗り込み母艦を脱出した。

 

「ナナリー、脱出したよ。よく頑張ったね。」

 

「いいえ、ライさんのおかげです。皆さんは脱出できたのでしょうか?」

 

ナナリーが言う皆さんは

あの母艦に乗っていた軍の人達を指しているのだろう。

 

「全員かはわからないけど脱出したよ。」

 

「そうですか…」

 

ナナリーは少し黙ってしまう。

僕は再びスザクのプライベートチャンネルに繋いだ。

 

「こちらライアー。ナナリー総督を救出した。枢木卿、そちらはどうだ?」

 

「ああ、新型の輻射波動機構にやられてしばらく動けないみたいだ。合流をたのめないかな?」

 

「了解。」

 

チャンネルを切るとナナリーが話しかけてきた。

 

「ライさん。ライアーってライさんの名前ですか?」

 

「ナナリーには嘘はつけないな…実は僕は命を狙われているんだ。だから名前を変えてこの仮面を被っているんだ。」

 

「そうだったのですか…ライさんはそんな中でも私を助けに来てくれたんですね。」

 

「当たり前だよ、それにナナリーがユフィの行政特区日本を復活させるって言った時は嬉しかったよ。」

 

「いえ…私はユフィ姉様が大好きでしたから…」

 

「そうだね、その為にも必ず成功させよう、その為に僕はナナリーを支えるよ。」

 

「はい、ありがとうございます。ライさん。」

 

「あと、ライって知っているのはナナリーだけだから他言無用でね。」

 

「スザクさんにもですか?」

 

「ああ、スザクにも。」

 

「わかりました。ライアーさん。」

 

「ありがとう、ナナリー総督。」

 

スザク達の母艦に誘導されて帰還した。

 

「ナナリー!無事でよかった!」

 

「スザクさん、助けに来ていただいてありがとうございます。」

 

ナナリーと挨拶が終わるとスザクは僕方へ話しかけてきた。

 

「ライアー。御礼を言うよ…ナナリー総督を救出してくれてありがとう」

 

「いや、こちらこそ。救出作戦で要なのは敵戦力の注意を散らし障害を減らす事だ。今回あの紅蓮を止めてくれていただけでもありがたかった。」

 

そう言って二人で握手をする。

ナナリーは嬉しそうに予備の車椅子に乗り艦長達の元へ向かった。

 

「んん〜面白いナイトメアだね〜!」

 

いきなり懐かしい白い服の眼鏡男が話しかけてきた。

 

「そうか?至って普通だと思うが。」

 

「ちょっとロイドさん!?」

 

この眼鏡男の名前はロイド

行政特区日本の成立した後に騎士としての推薦書と推薦人を引き受けてくれた物好きだ。

 

「サザーランドにしてはいろいろ弄っているみたいだし、どっからフロートユニットやMVSのパーツを手に入れたのかな?」

 

「さて、なんのことかな」

 

「それに見た目はサザーランドでも中身は違うみたいだね〜んふふ、ちょっと調べさせて欲しいな〜」

 

「ダメだ。」

 

「いい加減にしてください!ロイドさん!」

 

後ろからいきなり割って入ってきたのは女性は特派所属のセシルさんだ。

いきなりロイドの首を掴みセシルは引きずりながから消えていってしまった。

 

「ふぅ、やっと二人で話せるね。ライアー。」

 

「そうだな。枢木卿」

 

スザクと二人格納庫に残り

スザクは二人でしか話せない事を話し始めた。

 

「ライアー。単刀直入に聞こう…君はライじゃないのか?」

 

「ライか…間違っていないが正しくもない。」

 

「なら、君は誰だ?ライと同じ髪と声、背格好まで同じ人間がいるのか?」

 

僕は最初から考えていたクローンであると彼を信じさせる事にした。

 

「私はライの記憶を移植された人造人間だ。クローンと言った方がいいかな?」

 

「じゃあ彼は、死んだのか?」

 

「ライの乗ったナイトメアを拾った人間がライのクローンである私を作ったのだ…当然生きてはいない。」

 

「存在的にはライで在るがオリジナルのライでは無く.彼の記憶を持っているクローンってだけだがな。」

 

「まさか。そんな事ができるのか!?」

 

「何を驚いているのだ?アッシュフォード学園で生徒会メンバーと会う前にライが居た場所もそういう研究所だったんだぞ」

 

スザクは何やら考えてをまとめようと必死だが、中々まとまらないようで、時間ばかり過ぎていく。

時間の無駄なので、僕は話を切ることにした。

 

「信じられないのもわかる。しかし、私は本当に君の知るライそのものなのか?それを見極めるといい。

次はもっと有意義な時間にしよう」

 

「ただ一つだけ言っておこう。私がこうなったのは、ユフィの死が大きな要因だ。私はユフィを死に追いやった奴を見つけ出して大衆の前で無惨に殺してやるつもりだ。だからもう、この話はするな。君がユフィの騎士だったのならな。」

 

「……ユフィとライの無念を晴らしたい気持ちは僕も一緒だ。これからは協力という形をとりたいと思っている。時間を取らせてすまない。また、学園で会おう。」

 

ユフィの事をもっと聞きたかったろうに今回は混乱し過ぎていて正確に判断できなくなっているようだ。

まぁ、当然だろ。あんな話を信じるほど彼も馬鹿じゃない。

いつか明かすその日まで疑心暗鬼にかられてくれていればいいさ。

 

さて、ルルーシュはどう動くか…

ルルーシュの行動の目的、理由、原点、のナナリーが敵にまわってゼロを続けられるのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうか、
今回からできるだけ挿絵も載せていきたいと考えています。
時間がない中ですので鉛筆仕上げですが
カラーにして欲しいとか要望も感想も待ってまーす。
これからもギアスとロスカラをよろしくお願いします。
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