私に先生は荷が重すぎます!   作:朱汰清家

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侵入

「……あれだね」

 時間をかけ広大な砂漠を歩き続け、体力的に限界が近いと思った時、見えてきた巨大な施設。

「なんでしょうか、あれ。工場のような……?」

「侵入者対策の有刺鉄線もある」

 パッと見ただけで数キロメートルまでまっすぐ伸びておりあの施設の規模が相当なものだと分かる。そのうえ、見回りをしている者やいくつかの高台もあり厳重に警戒していることが窺がえた。

「……あんなもの、昔はなかったはず」

「いくら何でも警戒しすぎじゃない? こんな砂漠のど真ん中にある施設に侵入しようとする奴なんていないでしょ」

『セリカちゃん。それ、私たちが言えることじゃないよ』

「いや、べつにあそこに侵入するって決まったわけじゃないでしょ」

「ん、それじゃあセリカはお留守番」

「ちょっと! なんでそうなるのよ!」

「まぁ、ここで見てるだけで何かわかるわけではないですし、侵入しないと何も始まりませんから」

「侵入ルートを考えるのは任せて。そういうのは得意だから」

『……なんでしょうか、この頼りになるのにありがたみを感じたくない気持ちは』

「とりあえず周辺を観察して警備網の穴を探す」

「……なんか手馴れてて怖いんですけど」

「…………なかなか手ごわい。隙が無い」

 私たちもシロコと同じようにあの施設の警備や周辺の地形を見渡してみる。けれど、なかなかいい侵入ルートが見当たらなかった。というかそんなこと今まで考えたことすらなかったからどう探したらいいのかがわからなかったといったほうが近かいけど。

「あれ? あのマークって何?」

 そんな風に頭を悩ませていると横からセリカの困惑した声が聞こえた。

「マーク? どれのこと?」

「ほら、あそこにあるヤツ」

 セリカが指さしたほうを見てみると確かに何かのマークが描かれていた。マーク自体は覚えていないけどあれはカイザーPMCを表すマークだろう。

「……ほんとですね。なんでしょうか、あれ?」

「……よく見ればいたるところにある」

『こちらで確認してみます……!』

 みんなもセリカの言っていたマークを見つけ疑問を抱いたみたいだ。

「あれはカイザーPMCのマークだよ」

 みんながマークを見つめる中、ぽつりとつぶやいたホシノに視線が集まる。

『……こちらでも確認できました。確かにホシノ先輩の言うと通りです』

「PMC……ですか。よりにもよって」

「……PMCって何のこと?」

「PMCとは民間軍事会社をさす言葉です」

「ぐ、軍事……!?」

『はい。ヘルメット団のようなチンピラとは違い、訓練された……組織化されたプロの軍隊です。文字通り今まで戦ってきた相手とはレベルが違います……!』

 アヤネの切羽詰まったような強張った声、『軍事』という言葉に驚いたセリカ、いつもと違い険しい顔をするノノミ。みんなの反応からPMCというものがすごくヤバいものだということはわかる。けれど私には実感というか、危険性というか、そういったものがわからない。おそらくそういったものとは無縁の生活を送っていたんだろう。

 後ストーリー上ではやられ役のような扱いだったし、ステージ戦闘で普通に倒したりしてきたから脅威的なものを感じられないんだろうな。

「……だからといって、ここで引くわけにはいかない」

 シロコの言葉で少し及び腰になっていた空気が引き締まる。

「ん、侵入ルートは大体目星がついた」

「それじゃあ、行こっか!」

 

 

「――って、なんでこうなるのよーーー!!??」

 こっそりと侵入しようとしたけどすぐにばれた。

「いやーセリカちゃんがドジ踏まなければねー」

「ドア横のモニター触れただけでサイレンが鳴るなんて思わないでしょ!?」

「ハッキング技術のない私たちじゃこうも厳重だと強行手段をとるしかなかっただろうし、気にしなくていいと思うよ!」

「ん、先生の言う通り。それに全員倒しちゃえば関係ない。というか元からそのつもり」

「え!? そうなの!? スパイみたいにスマートに情報を盗んだりとかするわけじゃなかったの!?」

「? そんなの私たちにできるわけがない」

「大丈夫ですよ。銀行強盗と同じです。強襲して手早く情報を盗んでスマートに逃げ去る。一度経験済みですからうまくできます☆」

「いや! もうすでにうまくいってないんですけど!?」

 そんな風に言い合いながらも前から、後ろから、横からとあらわれる兵士たちを倒し、施設内を走り回る。

「それで! どこに向かってるのシロコちゃん!」

「ん、あそこ」

 シロコが走りながら指さした場所はこの施設内の中心で最も高い建物だった。

「情報は基本ああいったところにある」

「つまりこのまま突撃ってことだね!」

「さすが先生。理解が速い」

「ちょっと待ってよ! え!? あそこ!? なんかメチャクチャ兵隊がいるんですけど!?」

「ん、つまりあそこに大事な何かがあるってこと」

「いやいや、いくら何でもむりでしょ!?」

「大丈夫、どうせ後には引けない」

「――ぁあんもう! やってやるわ!」

「このまま突げ――待って!」

 突然向かっていた建物のドアが開き、一人の大人が出てきた。

「騒ぎが起きているから来てみれば、まさか貴様らだとはな」

 その姿には覚えがある。というか忘れるわけがない。対策委員会編のラスボス、カイザー理事だった。




早い早い!
シュポガキ実装からの3D化早すぎだって!
おかしいでしょ!
いや、うれしいけどね!

本当に待遇よくない?
GW毎日来てくれるわけでしょ?
しかも今日の見るかぎり水着実装もあり得そうだし。
まあさすがに来年になるとは思うけどさ。
もし本当に今年水着実装したら私、うれしすぎて倒れちゃうかもしれない。

あとさ、3Dの動きでさ、通常立ち絵のポーズをしてくれたりくるくるメリーゴーランドしてくれたりジト目が可愛かったりさ。
可愛いよね。

イベストや絆ストーリーで二人のことを好きにさせてからのこれはもはや我々先生を仕留めに来てるでしょ。
仕留められました。

あーーーーー、二人に挟まれながら一緒におでかけしてぇぇぇぇ!
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