赤い霧と5人の少女達   作:ひとゆゆ

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ぐぇー


嵐の前の静けさ

私が目を覚めた頃にはもう2日が経っていた。

 

「サオリ、皆は大丈夫か?」

 

「あぁ、全員無事だ。」

 

「すまなかった、その手の怪我も私の……」

 

「母さんのせいじゃない、あの風紀委員達が悪いんだ、母さんは守ろうとしてくれたんだ……」

 

「……そうか、けどすまなかったサオリ、」

 

私はサオリを優しく抱きしめた

 

「……母さん…」

 

「そうだ、サオリあの後どうなった。私が気絶した後」

 

「あぁ、母さんが気絶した後、風紀委員の委員長が全員を撤退させて別の日に改めて謝罪がしたいからゲヘナに来て欲しいとのことらしい」

 

「ゲヘナ…あそこか、わかった。」

 

 

「あーー、サッちゃんずるい」

 

「ひ、姫…」

 

「ぶー、ママに抱き締められてるのずるい」

「す、すまない…」

 

「全くアツコお前は……フッ…」

変わらないな…良かった……

 

「……リーダーそれは抜け駆け」

 

「ずるい……ずるいですぅぅぅ……」

 

「不公平ではないか?」

 

「お前ら……全く……」

変わらないこの感じ……私は毒されてしまったみたいだな

この感じ……この感覚を私は手離したくない

 

 

「アコ、今回の処罰だけど、」

 

「はい……」

 

「流石に一般人を巻き添えにして、風紀委員の子達に大怪我させてことを加味して、風紀委員の雑務と見回り、それとアビドスの手伝いをする事」

 

「え、ちょ……ヒナ委員長!?私過労死してしまいますよ!?」

 

「なにか?(ギロ)」

 

「いえ……なんでもありません……」

 

「……」

 

カーリー、シャーレの先生と同じ外の世界から来た人物

アビドスの顧問では無いがアビドスをサポートしている

大人、それで錠前サオリ達親代わり……

 

それに……自我がなかったとはいえあの強さ、あの反応速度……

 

「あれは人間ではないわよ…」

 

 

「母さん、動いても大丈夫なのか?」

 

「あぁ、幾分かマシになったからな、それとホシノ達を心配させてるからな」

 

「ママ、無理しないでね?」

 

「あぁ、大丈夫だ、それに……お前らがいるだろ?」

 

「「「「「……うん!」」」」」

 

カーリー達移動中

 

 

「着いたな、」

 

アビドスへ着いたカーリー一行

 

「んじゃ、行くかって、セリカか」

 

「か、カーリーさん?大丈夫なの?」

 

「ん、あぁ大丈夫だ、サオリ達が居るからな」

 

「良かった……あ、そうだホシノ先輩にも会って行くでしょ?」

 

「当たり前だ、心配かけたし、サオリと一緒に私を止めてくれたお礼を言わないといけないからな」

 

「なら、ホシノ先輩の所へ案内するわ」

 

「あぁ、任せた」

 

 

「ここにホシノ先輩が居るわ」

 

「ノノミ達はどうしたんだ?」

 

「他の皆は買い物に行ってるわ、私とホシノ先輩がお留守番よ」

 

「そうか、わかった、ありがとうなセリカ」

 

そういい私は優しくセリカの頭を撫でた

 

「んッ...///」

 

「……サオリお前達はセリカと先行ってくれ」

 

「わかった」

 

 

「よし……(コンコン)ホシノ、カーリーだ入るぞ」

 

「っと、ホシノは何時も通り寝てるか」

 

私は寝ているホシノの近くに行き、

 

「私を止めてくれてありがとうな、ホシノ」

 

そういい私はホシノを優しく撫で、頬を撫でた

 

「よく寝てるな、ふふっ……」

 

「さて、私もサオリ達の所へっ……!?」

 

「うへぇ〜カーリー……無事で良かった……」

 

「寝たフリか?」

 

「ううん、でも気配があったから目が覚めたらカーリーが入ってきたから驚かせようと」

 

「そうか、それとその口調は久しぶりだなホシノ」

 

「カーリーとユメ先輩にしかみせないよ」

 

「そうか、」

 

「カーリーの匂いやっぱり落ち着く」

 

「ん、私からは血の匂いしかしないぞ」

 

「ん〜全然しないよ、とてもいい匂い」

 

「そうか…そろそろ離して((やだ……

 

「はぁ……気が済むまでやれもう……」

 

全く……けどまぁ、心配かけたんだからこれぐらいはいいか、

 

「タバコ吸いてぇな……」

 

嘆くカーリーであった

 

 

 

「ククク…カーリーさん貴方は断れないですよ……」

 

 

今はまだ嵐の前の静けさ

 

 

その嵐が吹き荒れるまであと少し




ぐがー
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