廃墟からこいつらを連れて離れる事にした、またあの敵のような連中に出会うかも知れねぇからな
「さて…これから家を買いにいくぞ」
私がこの世界で目を覚ました時、ちらっと見つけて
この世界で私のカードが使えるかどうかを確かめる為によった、驚きだがこの世界でも私のカードは使えるらしい
「……家?なんで?」
「このまま野宿は嫌だろ、それにお前らを風呂に入れないとダメだ。何日も入ってないだろ、多方雨とかで洗った感じだろ」
「……うん」
「い、家!?もう寒いところに居なくていいんですね!」
「……」
「全く……」
ヒヨリってやつは図々しい所があるな……でもそれがこいつの個性か……
アツコは……サオリが寝ているから私が抱き上げている、抱き上げてない方の手を握りしめている
こいつの事は…まだあんまりよく分からないな……
ミサキは……まだあんまり私のことをよく思ってないな……時間をかけていくか…
アズサも……そんな感じか……
はぁ……頑張るか……
その後、いい感じの一軒家を購入した
帰りにおにぎりと飲み物を購入し、新しい家へ向かった
・
・
・
・
「ここがお前らの新しい家だ。今日はおにぎり食って風呂入って寝るぞ、明日は家具を買いに行くからな」
こいつらは久しぶりのまともな飯だったららしくガッツリ食べてる。
……なんだか見てていいな…あいつらを守れていたら……
「おら風呂入るぞ、面倒だから全員で入るぞ」
…………
………………
「暖かい……気持ちがいい…」
「ポカポカする…」
「暖かいですぅぅぅ…」
「気持ちいい……」
「……ふぅ…風呂はいいな……」
6人で入ると狭いな…でもこれはこれでいいな……
……私は人の暖かさを知らなかったからな
「髪拭くからこっちにこい」
5人の髪を拭き。リビングに雑魚寝する事にした
「明日も早いんだから寝るぞ、」
「カーリー…ありがとう…」
「「「「Zzz……」」」」
「……ん?あぁ、サオリ今は寝ろ明日は重労働だからな」
「……うん」(カーリーがサオリの頭を撫でた)
「ん……私も寝るか……」
・
・
・
・
カーリー?お前最近むちゃしてないか?
ちゃんと休めよ!
カーリーさん!コーヒー入れましたよ!
一緒に飲みましょ!
カーリーまた吸ってるの?
私にも少しいいかしら?
……
………
おや?まだ生き残りがいましたか、幻想体に任せるとしますか。
……
………
私が……殺さ……れるなん……て
・
・
・
「……クソッタレ…」
目覚めが悪いな……たくっ……なんであん時の……
クソッタレが……
「……カーリー?」
「ん…私以外起きてるのか……すまんな、さて…色々買いに行くぞ」
あの夢が何故今見せられたのかは知らない。
だが神というものが存在するなら……これは私への戒めか…守れなかった私への……
………
…………
………………
「うーん…家に部屋はこいつら分の部屋がある。私はそこら辺で雑魚寝でいいとして……枕と毛布を買わないとか……それに服と家具も……大荷物になるな」
「カーリー…これ……」
「?アズサなんだ、って…ぬいぐるみか?」
「うん、可愛いかったから…」
「分かった、買ってやる」
「ありがとう、カーリー…」
なんだ、笑えるじゃねぇか
そこから色々買っていった、ソファとか家具を色々とそれに鍋などの調理器具なども……
「ふぅ……食材も帰りに買ったから……今日は作るか、」
「お前ら外から帰ったんなら手を洗え」
「……ん」チョンチョン
「なんだミサキ」
「……手伝う…」
「分かった、ならミサキ、野菜達を洗ってくれないか?」
「分かった…」
昨日今日だから、まだ胃袋は弱ってるから胃に優しいものか…スープや炒め物か…それでいいか
「できたな、ほらよ」
「お、美味しい……」
「いい匂いですぅぅぅ……!」
「いい匂い……」
「……ゴクリ」
「ほら食うぞ、いただきます」
「「「「「いただきます」」」」」
「……ふぅ…」
「美味しい…!」
「美味しい…!美味しいですぅぅぅ!!」
「美味しい、ありがとうカーリーママ」
「美味しい…」
「……もぐもぐ」
「ん?アツコ?今なんて言った」
「カーリーママ」
「ま?ママ?」
「うん、私達の保護者なんでしょ?ならママ」
「はぁ……呼び方は自由にしてくれもう……」
「ま、ママ……」
「ま、ママさん…」
「ママ」
「ママ……」
「……ママ」
「……もう勝手にしてくれ」
ママと呼ばれるとはな……全く……けど…悪い気はしないな……
「私が洗っておくからお前ら風呂入ってこい」
「分かった、」
サオリがヒヨリとアズサとアツコを連れていった
「ミサキは行かないのか?」
「……洗い物手伝う」
「……そうか、なら洗ったもの渡すから拭いてそこに置いてくれ」
「終わったな、さて私も風呂入ってくるか」
「……私も入る」
……
………
…………
「ふぃ……やっぱり風呂はいいな…」
「……」
「どうしたミサキ」
「……ありがとう」
「どうした突然」
「……最初は信じてなかった、どうせ捨てられるんだと思ってた。けど…ちゃんと私達を育てようとしてるのが伝わってきたから……」
「そうか、」(ミサキの頭を撫でる)
「んっ...///ありがとうママ……///」
「んっ……」
……
………
「んっ、髪拭くからこっちにこい」
「うん……」
全く……私がこうしてるのが不思議だな、でも……私はこいつらを守る、何があってもだ
もう二度とあいつらのように失わせはしない……
「んで、お前ら部屋あんのになんで私の所に来るんだ?」
「…さ、寂しいから……」
「1人は怖いですぅぅぅ……」
「ママと寝たい。」
「……私も」
「ぬいぐるみだけだと寂しいから……」
「はぁ……たくっ…それじゃ寝るぞ」
「おやすみ」
「「「「「おやすみ(です)」」」」」
「寝たか…こいつらはこいつらで色々あったんだな。」
私がママか……私に務まるか知らないが頑張るか……
そこには……昔赤い霧と恐れられていたものの姿はなく慈愛に満ちた目で5人を見守っていた母親の姿があった
「……私も寝るか」
………………それから3年程月日が経った
・
・
・
・
・
「……アツコ」
「何ママ?」
「毎日毎日、私に抱きつくのはやめろ」
「やだ」
「はぁ……」
「すまないな…ママ」
「サオリが謝る事はない」
「……ママ今日一緒に寝て」
「……はぁ分かったミサキ」
「…ミサキずるい」
「姫だって昨日寝たじゃん」
「ずるいですぅぅぅ……」
「ママ、このスカルマンのぬいぐるみはどうだ?」
何故こうなった。
もう一度言おう、何故こうなった。
最強と呼ばれていた赤い霧が困惑していた
うーん、カーリーはママ。
ロボトミーをもっと布教したい。
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